印刷博物館
印刷博物館の基本情報
【スポット】印刷博物館
【ふりがな】いんさつはくぶつかん
【 住所 】東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
【アクセス】東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 徒歩約8分
【最寄り駅】江戸川橋駅
【営業時間】10:00~18:00(入館は17:30まで)
【 料金 】一般400円、大学生200円、高校生以下無料
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンあり
印刷博物館
が含まれる観光マップ
印刷博物館で歴史や文化にふれてみる!体験コースもあるらしい
印刷博物館に行ってみよう
凸版印刷が運営する印刷の歴史を学べる博物館です。
奈良時代の古い印刷物や、貴重なコレクションも多く展示してあり見ごたえ十分。
歴史が好きな人も楽しめるかもしれません。
一番のメインは総合展示。5つのブロックに分けて印刷の歴史が紹介されています。
印刷がどのようにして人々にかかわり、文明を発達させてきたのかを学べる展示。広い館内でじっくりと印刷物を見る事ができます。
期間限定で開催される企画展示もここで見る事ができます。そして、P&Pギャラリースペースでは、期間限定でテーマをもった作品展示をしています。
テーマに沿った講演会や体験もでき、より詳しく内容を理解できます。
印刷物をただ見るだけでなく、体験もできる内容になっているので貴重な経験をすることができます。
大迫力のVRシアター
館内には直径8m、水平方向の視野角が120度、高さ4mのカーブ型スクリーンのVRシアターがあります。
この機械を使って、臨場感あふれる仮想空間体験ができます。
期間限定で上映プログラムが決まっており、企画展と連動した内容や印刷に関係するコンテンツが上映されます。
バーチャルリアリティの空間は、映画やテレビとは違った自由なシナリオで制作できるので、自由度の高い作品が上映できます。
今までは一点からしか見られなかった映像が、その場にいるような自由な視野でグルリ見渡せるのも特徴です。
まるで、その場にいるような錯覚すら感じられる、臨場感あふれる体験なので、内容も理解しやすく楽しめるでしょう。
映画館のように席に着席して鑑賞し、目の前には臨場感あふれる映像が飛び込んでくるVRシアターは必見です。
上映日は毎週土日と土日に続く祝日
約30分の体験で、1日8回上映があります。プログラムの入れ替え時は、長期の休演となる場合もあります。
印刷の家
展示室の出口付近にある印刷の家。
ここでは活版印刷を使った創作活動が無料できます。
これを目当てにしていく方もいる位、ここでしかできない貴重な体験をする事ができます。
コースは曜日ごとに「知るコース」と「つくるコース」にわかれています。
どのコースもおよそ20分~30分位で体験できるので、展示を見てから体験するのにちょうどいい時間です。
体験を目当てに行く場合は、先着順で少人数制なので注意が必要。これ目当てに行くなら、平日の方が空いているのでおすすめです。
「知るコース」では、工場内の活字・印刷機を見学しながら、印刷の歴史をガイドの人が紹介してくれます。
印刷の歴史にふれる事ができ、普段お目にかかれない印刷機を目の前で見る事ができる貴重な体験です。
一通り説明を聞き終わると、カードの印刷体験ができます。難しい工程では無いので、説明を聞きながら進めていくと簡単に体験ができますよ!
「つくるコース」は季節にあわせたテーマで、その時にしかできない体験が楽しめます。
体験内容は、活字をひろって版を組み印刷するところまでできます。
実用性のある作品造りなので、出来上がった作品はおみやげとしてもち帰り使用することができます。
とっても楽しい体験なので、足を運んだ際にはチャレンジしてみましょう。
貴重なコレクション
館内には多くの展示物がありますが、その中でも最も貴重とされる「百万塔陀羅尼」は必見です。
1000年以上前に印刷され、とてもいい状態で保管されているので、文字の一つ一つがハッキリと確認することができます。
現存する印刷物で最も最古といわれる作品は見る価値があります。
この作品は奈良時代の終わりごろ天平宝宇8年、孝謙天皇が国家安泰を願って経文を印刷させた作品です。
100万枚印刷をして、同時に木箱を作らせて、木製の三重小塔100万基の中に収め、東大寺や法隆寺など十大寺に分置しました。
百万塔蛇羅尼は4種類あり、印刷方法は版木に経文を彫って印刷した木版説と、銅板に文字を鋳造して印刷した同凸版説があり、今だに不明です。
ここで見られる作品は相輪蛇羅尼です。
利用料金などについて
住所:東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
開館時間:10時~18時(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌日)
入場料:一般300円、学生200円、中高生 100円、小学生 無料
20名以上の団体料金
一般 250円、学生 150円、中高生 50円、小学生 無料。5月5日と11月3日は入場料が無料となります。
障害者手帳等お持ちの人、付き添いの人、65才以上は無料です。
注意点
企画展が開催される時は、入場料が変更になるので注意してください。
印刷博物館へのアクセス(行き方)
電車でのアクセス
地下鉄有楽町線「江戸川橋」4番出口より8分
JR総武線「飯田橋駅東口」、地下鉄有楽町線・地下鉄南北線・地下鉄東西線・地下鉄大江戸線「飯田橋」より13分
地下鉄丸ノ内線・地下鉄南北線「後楽園」駅1番出口より10分
バスでのアクセス
都営バス(上69)上野公園~春日駅前~小滝橋車庫「大曲」「東五軒町」下車後徒歩約3分
都営バス(飯64)九段下~飯田橋駅前~小滝橋車庫「大曲」「東五軒町」下車後徒歩約3分
車でのアクセス
首都高速5号線、飯田橋出口(竹橋方面)、早稲田出口(池袋方面)
地下駐車場あり、30分まで無料で利用できます
30分おきに200円かかります
小石川テラス
印刷博物館近くにあるレストラン。
個室やテラスがあり、開放的で緑豊かな景色を眺めながら食事ができます。
ここでは、日本の食文化を発信するウェブサイト「SHUN GATE」と連携して、地域で取れた旬の食材を使用した料理が食べられます。
日本各地から届く伝統野菜を中心にしたメニューは、生産者の愛情がたっぷり詰まっています。
器にもこだわりがあり、日本各地の若手陶芸家の人がつくった作品を使用。
野菜をおいしく食べられる、チョッと嬉しいレストランです。
手軽なボウルランチは、博物館帰りにちょうどいいですよ。
ハートフルカフェ
とっても落ち着いた雰囲気のカフェ。
健康を考えたオリジナルドリンクは、体に優しいハーブティーや青汁も!
通常のカフェででは、見かけないドリンクが魅力的です。
日替わりランチやパスタなど、お腹が空いたらここで休憩ができます。
小石川植物園
博物館の近くには国指定の名勝でもある小石川植物園があります。
お天気のいい日に寄り道をすると森林浴が楽しめるスポットです。
園内は40000坪以上もある広大な敷地!!
様々地形を利用して多くの植物が植えられています。
代表的なサクラ・梅・ツバキなどの花や、秋には紅葉も楽しめ季節を感じる事ができます。
あまり見かけない植物もあるので、植物好きにはたまらない場所かもしれません。
印刷ってすごい!歴史の積み重ねがわかった博物館
印刷博物館を一回りすると、昔の印刷物はものすごく時間と労力を使って刷られていたことを感じます。
今では、機械化され、簡単に多くの枚数を刷る事ができます。
人力で行っていた時は、やっぱり時間もかかるし枚数も多く刷れません。
汗水流して刷っていた頃の印刷物は、重みが違う気がしました。
実際に体験コースで印刷をしてみると、その大変さがわかる気がします。
印刷の歴史を学べる場でもありますが、一枚の紙に印刷されて完成するまでのストーリーを想像してしまう博物館でもありました。
身近な存在である印刷物を深く知って、文化や歴史に触れてみませんか。
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