太陽公園
太陽公園の基本情報
【スポット】太陽公園
【ふりがな】たいようこうえん
【 住所 】兵庫県姫路市打越1342−3
【アクセス】JR姫路駅から神姫バス「太陽公園」行きで約30分
【最寄り駅】姫路駅
【営業時間】9:00~17:00(最終入園16:30)
【 料金 】大人(高校生以上)1,300円、中学生以下700円、3歳以下無料
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供中
太陽公園
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姫路城だけじゃない?撮影スポット満載の穴場、姫路の「太陽公園」
姫路といえば、世界遺産に認定されている姫路城。
近年、リニューアル工事が行われ、白鷺城と呼ばれるのにぴったりの美しい姿がよみがえりました。
しかし姫路には、姫路城以外にも人気のテーマパークがあります。
それが「太陽公園」。こちらはまだまだマイナーなテーマパークですが、ちょっとした世界旅行や3Dアートなど、意外に楽しめるテーマパークです。
太陽公園へのアクセス等
「太陽公園」へのアクセスはマイカーの場合は山陽自動車道姫路西インターチェンジ、公共交通機関の場合はJR姫路駅から神姫バスの「白鳥台行き」「緑台行き」に乗換え、「白鳥台行き」の場合は白鳥第三丁目、「緑台行き」の場合は打越西または打越新田下車となります。
ただし、白鳥第三丁目から太陽公園までは徒歩15分となりますので、歩くのが苦手な場合は、真夏の場合などは徒歩1分の打越西下車がオススメです。
ただし、打越西に停車するバスは一日3本、その他のバスも30分に1本という運行なので、可能な方は車を利用するのが便利かもしれません。
太陽公園の営業時間は9:00から17:00。入園受付は16:30です。
入園料は高校生以上の大人が1300円、小中学生が600円、小学生未満は無料です。
太陽公園の城のエリア
それでは太陽公園の内部を見ていきましょう。
太陽公園には大きく分けて「城のエリア」と「石のエリア」のふたつに分かれています。
まずは城のエリアから見ていきましょう。
城のエリアに入ると、見えてくるのが「ウェルカムハウス・スワン」です。
こちらはヨーロッパ調の大きな建物。
太陽公園は非常に敷地が広く、また日差しや風を遮る場所が少ないため、このウェルカムハウスは非常にありがたい存在。
また単なる休憩施設ではなく、内部には様々なお店が入っています。
特に目を引くのは「民族衣装ディアンドル」。
こちらはドイツをはじめチェコやフィンランド、ペルーなどの8種類の民族衣装を貸し出してくれる、非常に珍しい施設。
貸し出しは女性限定ですが、料金はチケットに含まれているため無料です。
着替えができるコーナーもあり、ちょっとしたコスプレ感覚で見学を楽しめるでしょう。
また太陽公園はヨーロッパの古城のように広々とした空間が広がっているため、写真撮影などに非常に人気があるようです。
民族衣装ディアンドルの営業時間は9:30から15:00、返却時間は16:30までと太陽公園とは異なっているので注意してください。
またウェルカムハウスの中にはおみやげ屋も充実。
姫路周辺のおみやげや、姫路城のものまでほとんどのおみやげが揃います。
また内部は非常に広いため、ゆっくりとおみやげを選ぶことができると評判です。
ここでしっかりランチを食べておきたいという方は二階のレストラン「スワン」を利用しましょう。
こちらはテーマパークのレストランには珍しいリーズナブルな価格と味が魅力。
瀬戸内海の魅力があふれる播州名物「あなご天丼」が1200円、土日限定の「タイのあら煮セット」が1200円、姫路の特産「姫路グルメポーク桃色吐息」使用した「桃色吐息ポーク焼きしゃぶコース」が1800円など、しっかりとした料理を手ごろな価格で楽しむことができます。
城のエリアの見どころ
それではいよいよ城のエリアを散策してみましょう。
城のエリアの見どころは、なんといっても巨大な石積みの西洋城郭建築「白鳥城」。
なんと姫路城の天守閣よりも大きな建築で、実際に見てみるとあまりの大きさに驚くはず。
ここも人気のある撮影スポットとなっていますが、太陽公園の素晴らしいところは、路上に「撮影ポイント」という表示があること。
この位置にカメラを構えれば、誰でも簡単に雰囲気満点の写真を撮影することができます。
また城の内部は3Dのトリックアートが展示されています。
これは角度を変えるとものが大きく見えたり、静止しているはずのものが動いて見えたりという錯視を利用したアート展で、中には実際にその中に入って写真を撮影できるものもあります。
ここにも「撮影ポイント」の表示があり、立ったり座ったりするだけでトリック写真を簡単に撮影することができます。
民族衣装で見学している人は、とても面白い写真が撮れるはず。
ここに展示されているトリックアートは近畿で最大級となっています。
トリックアートと巨大な城を堪能したらウェルカムハウスに戻りましょう。
もちろん歩いても戻れますが、結構な坂道となっているので、ウェルカムハウス横から城までを往復しているモノレールを利用すると非常に便利です。
こちらの料金も入場チケットに含まれています。
太陽公園の石のエリア
再びウェルカムハウスまで戻ったら次は石のエリアを見学しましょう。
こちらは世界の石文化の遺跡を集めた施設。
あちこちに有名な有名な建築物の再現が行われています。
まず入口にあるのは凱旋門。サイズこそミニサイズですが、レリーフなどは細部にわたって細かく再現されているそうです。
その後イースターに見送られながら移動すると手作りのパン工房「ざ・ぱんや」が見えてきます。
こちらは焼き立てのパンの店で、季節に合わせた商品がならぶほか「あんぱん」が100円からなど、テーマパークの施設内のショップとしては非常にリーズナブルな価格。
パンの種類も非常に豊富で、ちょっと小腹を満たすにはぴったりです。
その後、順路に従って進むと、このエリアの見どころの一つ「秦始皇帝兵馬俑博物館」が見えてきます。
これは秦始皇帝の墓所に収められた兵士と馬の形をした石の像。
こちらの施設では実寸大で1000体もの兵馬俑が展示されています。
また発掘現場や、見つかった時の状態をそのまま再現しているため、実際に中国に行ったような気分を味わうことができます。
中国旅行気分はまだまだ続き、秦始皇帝兵馬俑館のあとには「万里長城登場門」が現れます。
こちらも細部に至るまで非常に細かく再現されています。
その後ミクロネシアの「石貨神殿」が見えてきます。
ここでは「世界一大きな五円玉」が展示されているので、ついついスマホのカメラを向けてしまうます。
そして石の建造物といえばすぐに思いつく「ピラミッド」と「スフィンクス」。
こちらのピラミッドは中に入ることができ、中には「ツタンカーメンの黄金のマスク」のレプリカが展示されています。
しばらく歩くと、エジプトから再び中国に戻ります。
現れるのは「天安門広場」。こちらは中国にある本物の広場には及びませんが、それでもかなりの広さにわたって再現された空間です。
広さだけではなく、建物は中国で施工・組み立てを行ったものを解体して日本まで運んだもの。
着色も中国の職人が行っているので、まさに本場の質感がそのまま味わえます。
そして進むと今度は「万里の長城」が出現。やはり長さは本場よりも短いとはいえ、全長は何と2キロ。
道幅と高さは本物と同じサイズとのこと。途中には展望台があり、ここからは先ほど見てきた白鳥城の姿を遠くに眺めることができます。
また、道の途中には韓国に建てられていた「鶏脚寺」「韓国鐘楼」、岸壁に掘られた巨大な仏像「摩崖仏」などの姿を見ることもできます。
ただし、万里の長城の道は石畳で、またかなりアップダウンの激しい道が続いているため、足元に不安がある人や、そろそろくたびれてきた人は下から仰ぎ見るだけにしておいたほうがよさそうです。
以上、駆け足で見てきた太陽公園ですが、実際に回ってみると3時間以上はかかる見どころの多い公園です。
姫路に行ったときには姫路城だけでなく白鳥城も見学してみてはいかが?
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