布引の滝

布引の滝
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4つの滝の総称で日本の滝百選にも選ばれている有名な滝。特に、雄滝は高さ43mの滝で迫力抜群です!

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布引の滝の基本情報


【スポット】布引の滝
【ふりがな】ぬのびきのたき
【 住所 】兵庫県神戸市中央区葺合町
【アクセス】JR三ノ宮駅から徒歩約30分、または新神戸駅から徒歩約10分
【最寄り駅】新神戸駅
【営業時間】年中無休
【 料金 】無料
【クーポン】なし


観光サイト 公式ページ

賑やかな神戸の繁華街があると思えない隣接した布引の滝の癒し

神戸と聞けば、三ノ宮やハーバーランドの様な賑やかでお洒落な街をイメージするのではないでしょうか。

今回の「布引の滝」は、繁華街のある浜側とは逆の山側になります。

新神戸という場所です。神戸市営地下鉄新神戸駅より繋がる、新幹線乗り場のある新神戸駅になります。

新幹線で新神戸駅はたくさんの方々が利用されています。しかし、そんな新幹線乗り場のすぐ裏に、滝があるとはあまり知られていません。

交通機関などで利用するだけの場所ではありません。神戸の穴場スポットですね。

私が初めて、布引の滝へ連れて行って貰った時は感動した記憶があります。

布引の滝は、麓から順番に、雌滝(めんたき)、鼓滝(つづみがだき)、夫婦滝(めおとだき)、雄滝(おんたき)の順に見ることができます。

4つの滝を合わせて「布引の滝」と言います。

華厳の滝、那智の滝と合わせて日本三大神滝のひとつとも言われています。

4つの滝について

雌滝は、落差19m。白い布をたらしたように見える上品な滝です。鼓滝は、高さ8m。滝の音が鼓のように聞こえることで名付けられました。

夫婦滝は、雄滝の滝壺のすぐ下に繋がっています。高さは9m。二本から一本になって流れ落ちる水を夫婦愛に例えて名付けられました。

雄滝は、高さ43m深さ6.6mで最大の滝です。岩頭から5段に折れながら滝つぼに落下しています。

格段に水がえぐった甌穴があります。滝一つ一つに由来や意味、滝の表情があるのですね。

滝の先にはハイキングコースもありますが、今回は布引の滝についてです。

布引の滝の楽しみ方

滝までは、先程少しふれましたが新幹線の新神戸駅裏に位置します。

新幹線の駅の建物の1階を左手に出ますと、山側に抜けるトンネルの様な道があります。

新幹線の駅を出ますと目の前に分かりやすく大きな字で「布引の滝0.4km」と表示されています。

少し暗めで車道の様な広い道のある高架を抜けますと、コンクリートで整備された広い登山道の入り口が出てきます。

そこにはきちんと大きな案内板も設置されています。

登山道を登る前に、一度ゆっくり場所やどんなスポットがあるのか確認してみると良いですよ。

登山道から数分ほど歩くと、赤レンガで出来た砂子橋(いさごばし)がでてきます。

水が多く流れている時期であれば川を流れる水が見えますが、流れている水が少なく見れない時期もあります。

砂子橋は、布引水源地が重要文化財に指定された施設の一つだそうです。

砂子橋を渡って左に進んでいきますが、右手にはトイレもありました。

砂子橋を渡って左に曲がった場所にある分岐点は、右の階段を登れば「雄滝」の方へ行きます。

又、左へ進めば「雌滝」の方へ行きます。

雌滝を見てから布引ダムの方へ行きたい方は、左の真っ直ぐの道へ進んでください。

雌滝は見ずに雄滝や布引ダムへ行きたい方は、右の階段を登って進んで下さい。

左側の雌滝へは新神戸駅から、5分弱程で到着します。

道は平坦ですから、歩きやすいと思います。

滝の前の広場には休憩場所もありまして、そこに座って滝を眺めることができました。

実際その場所に座って滝を眺めていましたが、賑やかな神戸の繁華街がすぐ近くにある様には全く感じませんでした。

とても空気が綺麗で、いい滝の音に癒されました。雌滝は、別名上品な滝とも呼ばれるそうです。

そこから、雄滝への向かい方は、手前にある分岐点まで戻らなくても、雌滝から雄滝へ合流する道があります。

階段がありますが、後250mという表示もあります。分岐点より右側の道を進んだ場合、新神戸駅から15分~20分ぐらいで雄滝に到着することができます。

階段を登ると渓流に沿って続く山道になります。自然溢れる山々の音と滝の音で、自分が癒されていることがわかります。

山道になり長い階段も続きますので、少々しんどくなりますが、自然を歩いていることで充実感もあります。

急がずゆっくり登ると良いです。途中綺麗な水の流れる川や綺麗な画を見ることができます。

また暫くすると、鼓のような音がするという「鼓滝」と「2本の滝が並ぶ夫婦滝」を見ることができます。

夫婦滝は2つに分かれていますが、滝つぼで一緒になっています。なんだか素敵ですよね。

そうこうしているうちに雄滝に到着します。雄滝というだけあり、滝の音も大きいですしとても迫力があります。

こちらも雌滝同様に、滝を眺めることのできる休憩場所があります。

山並みと渓流が素敵で、頑張って登ってきて良かったと思えるくらいです。

是非1番奥の雄滝まで足を運んで頂きたいなと思います。

ついでを言いますと、みはらし展望台まで120mという表示があります。一つめの階段を登れば「おんたき茶屋」という茶屋がありました。

茶屋から急な坂を又登ると、みはらし展望台に着きます。神戸から大阪を見渡すことができます。こちらも是非お勧めです。

駅から雄滝までは概ね20分位でしょうか。お茶屋さんから展望台までは概ね5分程度です。

新神戸駅入り口からは、舗装された道ですし、神戸の繁華街からも近く簡単に入れますから、布引の滝までは普段着でも大丈夫だと思います。

しかし、やはり坂や階段もありますから、普段から履きなれた靴や動きやすい服装で行くのが良いかと思います。

特に秋冬など、階段や山道に落ち葉が積もっていたり、地面などが濡れていますと滑ってしまい、怪我をしてしまう可能性もあります。

たまに、ミュールなどで登られる女性がいますが、避けた方が良いと思います。

山ですし、水もありますので、薄着の時期でも何か羽織るものがあれば安心です。

私が登ったのは夏でしたが、見かける方は山登りの格好をされてる方を多く見かけました。山頂の方までか長距離を登られるのだろうと思っていました。

特に暑い夏は日除けや汗拭きタオル、その他の時期でもタオルや飲み物はかならず携帯して下さい。

後は、布引の滝や綺麗な川、たくさんの自然がありますから、カメラもあった方が良いとおもいます。

私は持参するのを忘れてしまい携帯で撮影しましたが、素敵な写真が撮れました。

私が布引の滝へ登るオススメの季節は、新緑の時期です。何ともいえない綺麗な緑と、水の綺麗な滝の画に感動します。

秋には、紅葉を楽しむことができるかもしれません。

布引の滝(雄滝)と布引ダムは、3月20日から11月末日までの期間、日没から21時まで山道も含めてライトアップされている様です。

営業時間は特に無く、自由に出入りが可能な山道です。ライトアップ期間以外は、なるべく暗くなる前に下山する様にしましょう。

布引の滝への入場料金は無料となっています。

布引の滝へのアクセス

アクセスは、電車の場合、JR三ノ宮駅、阪急三宮駅より神戸市営地下鉄に乗り換え、新神戸駅行又は谷上駅行きに乗り、新神戸駅で下車します。

神戸市営地下鉄三宮駅より一駅です。新神戸駅で下車しましたら、新幹線乗り場への案内が通路に表示されています。

長いエスカレーターに乗り、新幹線乗り場へ移動して下さい。

又、車で行かれる場合は、新神戸駅前に駐車場があります。新神戸駅近辺には駐車場は無いと思います。

JR三ノ宮駅、阪急三宮駅、神戸市営地下鉄の三宮駅から新神戸駅まで徒歩で行くことも可能です。

近くの方や行き慣れた方は、徒歩で行かれる方もいらっしゃいます。私も徒歩移動致します。

もし、お時間に余裕がある方は、神戸の山手の街並みを見ながら新神戸駅へ行かれるのも良いかと思います。

素敵な街並みですのでオススメです。布引の滝へ、一度足を運んでみて下さいね。

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