汐留イタリア街

汐留イタリア街
photo by @yamagyasan
イタリアの街並みをイメージして可愛いビルや神殿風の建物、広場などがあります。オープンカフェもあるので、街を見回しながら優雅なイタリア旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか?

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汐留イタリア街の基本情報


【 住所 】東京都港区東新橋2-9-5

汐留イタリア街
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汐留イタリア街 アクセス 情報

インスタ映えすると話題の「汐留イタリア街」で撮影散歩♪おすすめのフォトスポットとお店を紹介します!

汐留イタリア街は、東京都港区東新橋にある街区の総称です。

汐留イタリア街への交通アクセス

多種多様な路線を利用してアクセス可能な事が特徴です。そして、どの駅からであろうとも徒歩10分前後ですので、ご利用になられる路線で判断するのをお勧めします。

物理的に最短距離と言えるのは「東京都営地下鉄大江戸線/ゆりかもめ:汐留駅」となります。こちらからですと5分もあれば到着可能です。

多くの方にとってご利用しやすいのは「新橋駅」です。山手線、京浜東北線、東海道本線を筆頭にJR各線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線と多くの路線が乗り入れています。イタリア街までおよそ10分を見込んでください。

一方、羽田空港から東京モノレールをご利用の場合、天候や気候的に問題なければ、モノレール終点の「浜松町」からも十分に徒歩アクセス可能です。北に向かっておよそ10分ですので、お荷物の量がよほどでなければ検討する価値は大いにあるでしょう。

同様の事が、都営大江戸線・都営浅草線の乗り入れる「大門駅」にも言えます。そして、経験上、都営三田線の「御成門駅」からも十分に徒歩圏と言えます。地上に出ると東京タワーがそびえている印象的な駅です。御成門交差点付近からタワーを眺めると、背後に大きな建造物が入らない写真が撮影できるので、観光の際などにはこのルートも推薦します。

汐留イタリア街の見どころ

そこは都会の中の異空間と言えます。そのエリアに入るや、明らかにそれまでのオフィス街の雰囲気とは異なり、石造りのファサードやアーチ状の装飾に彩られたオフィス群に変わります。

街区の中心には緑豊かで、ベンチなども設置された陽の当たる大きな広場があり、それを取り囲む様に建物が建っていて、確かにここが日本ではないどこかを感じさせる状況が生み出されています。

そして、石畳・煉瓦の歩道や車道が確かにイタリアのソレを感じさせます。周辺を歩いてみますと、進出している施設は多岐に渡ることが分かります。消防署の様な公的性質の強い施設から、街区内で唯一の宿泊施設、そして場外馬券売り場。飲食店から小さな商店、医療機関まで、本当にそこに小さな1つの町がある事を感じさせます。

言うなれば、小さなテーマパークの様な空間構成で「一周してみよう」という気持ちが自ずと生まれます。そして、そのあちらこちらに点在する小さな商店や飲食店に立ち寄って、普段とはちょっと違う景色で一服…などというのがこの街区の醍醐味でしょう。

街区の最大の魅力である広場はイベント会場としても活用されていて、近年では、イタリアや日本中から一流のナポリピザ職人が集う「ナポリピッツァサミット」が開催されたり、夏の「Beer&Wineガーデン」営業や、秋のハロウィンイベントなど、その内容も充実し、集客も年々増えてきています。


また、イタリアを感じさせる催しの1つとして「コッパ・ディ・東京」があります。東京で開催されるクラシックカー(及びラリー)の祭典のメインイベント会場になり、当日は広場を埋め尽くすほどのクラシックカーが並ぶ圧巻の光景が見られます。

汐留イタリア街の有名撮影地

その特異な景観から、イタリア街はCMやポスター、テレビドラマからファッション誌まで、多くのメディアの「撮影地」として活用される有名な場所でもあります。

最近ではレコード大賞にも輝いた乃木坂46の「シンクロニシティ」のジャケット写真が撮影された場所でもあります。

特に街区中央広場での自動車やバイクの撮影は大変有名で、時間を問わず頻繁に出くわします。

また、個人レベルでも撮影地として認知度が上がっている様で、その異空間的な都市構成に魅力を感じ、足を運ぶ人の姿も見受けられます。

建築や都市づくりを学んでいる方が多い印象ですが、許可を得た上で、自主映画やファッション撮影などをしている方がも見かけます。

汐留イタリア街の歴史

日本鉄道史に於ける重要な存在として発展し、その後は物流拠点として発展した汐留エリアが再開発対象地区となったのは1990年代初頭でした。

2000年代に入ってから壮大な規模で生まれ変わった非常に新しい街が、このイタリア街を含む汐留というエリアです。

この再開発で生まれた町を総じて「汐留シオサイト」と呼び、イタリア街区は「5区」に該当します。

新橋駅東側の再開発は、テレビ局や大企業の社屋を中心に高層建築で埋め尽くされ、都心きってのオフィス街として整備された一方で、駅からやや距離があり、変則的で限定的な土地区画だった事も相まって、この街区だけは全く異なる再開発事業が展開されます。

画期的だったのは、地権者の連帯意識の強さで、行政主導となりがちな再開発において、地権者の「街づくりへの情熱」がイタリア街の実現を支えました。

「何かコンセプトのある街区を形成することで魅力を発信する」というアプローチの中で、各々の街が歴史と伝統を誇り、強烈な個性を発信するイタリアの街の姿が想起され、街区全体を「イタリア文化を活かした空間」として整備する方針が固められました。

街区の中心部には、イタリアの多くの街がそうである様に、人々が集う広場を配し、それを囲う様にゾーン展開をすることも決まります。

この過程で面白いのは、この汐留地区の地権者たちが、まちづくりの参考にしたのは「タイムズスクエア」だったという事実です。

町の創造だけでは無く、維持と発展手法の参考として彼らは視察にも出かけており、その中で「行政から認定を受けた組織としてまちづくりの主導権を握る」という、当時の日本では前代未聞の手法を知り、このイタリア街区に持ち込みます。

結果的にこれが功を奏し、進出企業の選定基準を筆頭に、地元の意向とまちづくりのコンセプト(=イタリア的な町構成)が常に強く反映されていきました。

空間演出や照明、植栽まで総合的にイタリアをイメージコンセプトに据え、イタリアの建築家を交えながら実現に至ったのが今のイタリア街区です。

汐留イタリア街訪問の前後に訪れたいスポット

浜離宮恩賜庭園・旧芝離宮恩賜庭園
東京屈指の歴史ある庭園です。どちらも池泉回遊式で、大規模ながらも優美な構成をしており、桜の時期はもちろんですが、四季折々の風景が楽しめます。

その一方で、東京の高層ビルや近代建築を背後に構える風景的コントラストが非常に「現代的」であり不思議な空間構成で、それらを一枚の写真に収めている外国人の方の姿なども頻繁に見受けられます。

また、浜離宮に関しては園内に「東京水辺ライン」という、水上バスの離発着場があり、こちらを利用するとお台場や両国、浅草などに直接アプローチする事も可能です。

この発着場は特定運航日のみの運用ですので、ご利用の際は事前にご確認をお願いします。

築地市場
意外かもしれませんが、15~20分も歩けば「築地場外市場」です。場外市場は小売に対応しており一般の方でも気軽にお買い物が出来ますし、お食事どころも満載。観光客向けに食べ歩きできる物を店頭展開する店舗も増えていますので、お散歩しているうちにお腹いっぱいという事も。

東京散策で、朝ごはんやお昼ご飯の為にここを訪れる方もいらっしゃいますし、「築地魚河岸」もお勧めです。

東京を見下ろす
近隣には東京を俯瞰できる場所として有名なスポットが2箇所あります。1つは東京のシンボル「東京タワー」で、もう1つが「世界貿易センタービル:展望台シーサイドトップ」です。

東京タワー訪問の際は、そのお隣にある増上寺さんなどをお参りになると「増上寺&東京タワー」というTOKYO!!的な写真を撮影する事もできますのオススメです。

後者、シーサイドトップですが、一般的な認知度は低く、利用者の数も少ない「穴場中の穴場」で夜景ファンにも愛される展望台です。東京タワーに登ってしまうと東京タワーを俯瞰した写真が撮影できないという困った事態になりますが、ここからならOK。東京タワーも、スカイツリーも、富士山も、お台場も全部見えます。

その他にも、モノレールと新幹線の立体交差を真上から鑑賞できるポイントとしても有名です。

汐留イタリア街区レポ

当該地域を勤務地としていた経験を持つ執筆者がお勧めできることは、いつでも「空いていて」「穏やか」で「すごし易い」地域環境です。

既述の通り、撮影関連は本当に頻繁に目にしますし、芸能人の方やモデルの方と広場周辺ですれ違うことも1度や2度ではありませんでした。

周辺飲食店でお隣のテーブルが有名人御一行だった事もあります。

イタリア街区は、ここだけで2時間も3時間も潰せる様な場所ではありませんが、コンセプトを貫いた街づくりが実現すると、その空間はどの様なものになるのか?を肌で知れる場所です。

上手に撮影すれば、本当にイタリアか、どこか外国に来た様なワンシーンが撮影可能なので、SNSでも映えます。

大変アクセスが良く、近隣にも観光スポットが多いので、この周辺を通過する際に立ち寄って頂くというのがオススメです。

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