神戸ファッション美術館
神戸ファッション美術館の基本情報
【スポット】神戸ファッション美術館
【ふりがな】こうべふぁっしょんびじゅつかん
【 住所 】兵庫県神戸市東灘区向洋町中2−9−1
【アクセス】六甲ライナー アイランドセンター駅 徒歩約6分
【最寄り駅】アイランドセンター駅
【営業時間】10:00〜18:00(入館は17:30まで)
【 料金 】一般500円、大学生250円、高校生以下無料
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンあり
神戸ファッション美術館
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ファッション都市・神戸の魅力に触れられる神戸ファッション美術館
港町として古くから海外との交流が盛んだった神戸は、外国の文化を受容しながら、おしゃれなファッション都市として成長を遂げてきました。
そんな神戸の魅力に触れられるおすすめのスポットが、神戸ファション美術館です。
神戸ファッション美術館とは
ファッションをコンセプトに打ち出した美術館としては日本初の存在で、ファッション都市・神戸を代表する施設として、国内のみならず、海外からも注目を集めています。
1階には展示スペース、3階にファッション関係の資料を所蔵するライブラリー、4階にリソースセンター、5階にはファッションショーなどが開かれるオルビスホールがあります。
展覧会の入館料は大人(一般)が500円、小・中・高・65歳以上が250円です。3階のライブラリーについては、入館無料となっています。
神戸ファッション美術館へのアクセス方法
電車でアクセスする方法
神戸ファッション美術館は、神戸市東灘区の人工島である六甲アイランドにあります。JRの住吉駅、または阪神の魚崎駅から、無人運転電車の六甲ライナー(マリンパーク行き)に乗り換えて、アイランドセンター駅で下車して下さい。
駅の東出口を出て階段を降りるとすぐ南東方向に見える、近未来を感じさせるスタイリッシュなデザインの建物が、神戸ファッション美術館です。
六甲ライナーの所要時間は、住吉駅から約8分、魚崎駅から約6分です。
バスでアクセスする方法
神戸市内の主要なターミナル駅である三宮駅や、新幹線の停車駅の新神戸駅からは、バスを利用すると、電車を乗り換える必要がなく、快適にアクセスできます。バスは、みなと観光と日交バスの共同運行です。
所要時間は、三ノ宮駅からが約18分、新神戸駅からが約26分です。近隣の芦屋市や西宮市から六甲アイランド方面へとアクセスできるバスもあります。
車でアクセスする方法
三宮方面からは、ハーバーハイウェイ経由で約15分で着きます。駐車場は、美術館に隣接するタイムズ神戸ファッションプラザ駐車場(有料)が便利です。
神戸ファッション美術館の展示の楽しさ
神戸ファッション美術館では、入館料を払えば、所蔵品を紹介するベーシック展示、様々な切り口からファッションに関する知識を得られる特別展示のどちらも鑑賞できます。
ベーシック展示では、実際に服を着たマネキンが展示されていて、西洋の洋服の装飾の変遷について、目で見て理解を深められます。
絵画の展示をしている美術館とは異なる楽しさを感じられる展示で、興味深く展示に見入っている訪問者の姿が見受けられます。
特別展示では、ファッションに限らず、雑貨デザイナーのシンジカトウの展覧会など、インテリアや雑貨のデザインに目を向けた展覧会も開催されます。
ミュージアムショップでは、展覧会限定グッズも販売され、鑑賞の記念になる素敵な品物を買って帰ることができます。
クリエーターが手掛ける手工芸作品、アクセサリーなども扱っています。
アートをさらにお得に楽しむために
神戸ファッション美術館が入っている建物内には、神戸ゆかりの美術館も入っています。
神戸ゆかりの美術館の半券提示によって、団体料金で入館できる割引サービスが受けられるので、活用してお得にアートを楽しみましょう。
また、六甲アイランド内にある小磯記念美術館の半券を提示することでも、同じく入館料割引のサービスを受けられます。
ほかにも、六甲ライナーの一日企画乗車券、STACIAカードなど割引対象になるカードや会員証が多数ありますので、自分が持っているカード類を確認してから入館するようにするといいですよ。
訪問の際の持ち物・服装
絶対にないと困るという持ち物はありませんが、持っておくと便利なのが、展示を観て気づいたことをメモできるメモ用紙と鉛筆です。
また、神戸ファッション美術館の建物自体も素敵ですし、周囲の街並みもおしゃれなので、カメラを持っておくと、記念に写真を撮って帰ることができますよ。
小さな展示品をゆっくり細部まで鑑賞したいという人は、ギャラリースコープ、拡大鏡を持参すると良いでしょう。
服装に関しては、ファッション関連の美術館ですので、展示内容に合わせた服装を意識して着用すると、訪問がより楽しいものになります。
イベントに合わせて訪問するのもおすすめ
展示の魅力をより深く感じたい時には、特別展示に関連して行われるイベントに参加してみるといいですよ。
その時期の展示のみどころやポイントを紹介する学芸員の解説が聞けるギャラリートークのほか、アーティスト本人やファッション・美術の専門家の話を聞けるトークショーも開かれます。
また、ファッション雑貨などを作るワークショップなども開催されていて、訪問の楽しい思い出を増やすことができます。
エントランスロビーの展示も、神戸ファション美術館のみどころのひとつとなっています。
ベーシック展示、特別展示とはまた異なる企画の展示を見ることができますよ。
展示ごとの個性が感じられるところが魅力
私は各地の美術館に足を運ぶのが趣味で、色んな美術館を訪れましたが、なかでも神戸ファション美術館は深く印象に残っている美術館のひとつです。
屋根の部分がUFOのようになっている建物のインパクトが大きく、入口をくぐると、一気にアートの世界へと引き込まれていきます。
美術館は、決して広い展示スペースではありませんが、内容が充実しているので、鑑賞後の満足度がとても高いです。
2016年には、「写楽と豊国」、「シンジカトウ・ワールド」の2つの特別展示を鑑賞しました。
「写楽と豊国」では、浮世絵を通して江戸のファッションについての理解が深められる展示になっていました。浮世絵の展覧会は好きで何度も見たことがありますが、ファッションという観点から作品を集めているところが、神戸ファッション美術館ならではだな、と思いました。
「シンジカトウ・ワールド」では、イラストの原画の展示のみならず、実際に商品化された物も飾られていて、子供の頃に持っていたお弁当箱など、懐かしい物に出会うこともできました。
展示室内に、シンジカトウを代表する人気キャラクター、赤ずきんちゃんの森をイメージした写真撮影スポットが作られていて、記念写真を取って帰れたのも良かったです。
また、ミュージアムショップで購入したTシャツは、デザイン性のみならず品質にもこだわりが感じられ、着心地が良く、愛用しています。
鑑賞中も鑑賞後も充実して過ごせるのが、神戸ファッション美術館の大きな魅力だと思います。
さらにファッションへの知識を増やしたい時におすすめの服飾講座
膨大なファッション資料を所蔵する神戸ファション美術館では、ファッションの知識を身につけられる個人向けの服飾文化セミナーを開催しています。
ただ展示を観ているだけでは飽き足りない、もっとファションに詳しくなりたい、という人は、服飾講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。
ファッション関係の研究家や専門家のほか、アシックスやユニチカなど、神戸にゆかりのあるファッション関係の企業の関係者が講師を務めることもあり、様々な形でファッションに携わる人の話を聞けると好評です。
服飾文化セミナーは、基本的には4階のセミナー室で行われていますが、実際にファッションが作られている現場に足を運ぶセミナーもあります。
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