航空科学博物館
航空科学博物館の基本情報
【スポット】航空科学博物館
【ふりがな】こうくうかがくはくぶつかん
【 住所 】千葉県山武郡芝山町岩山111−3
【アクセス】JR成田線 成田駅 タクシー約20分
【最寄り駅】成田駅
【営業時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)、月曜日休館(祝日の場合は翌日休館)
【 料金 】大人500円、高校生300円、中学生以下200円、未就学児無料
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンあり
飛行機ファンじゃなくても楽しめる!「航空科学博物館」は撮影スポット目白押し!
日本の空の玄関口といえば成田空港。海外に出かけるときには利用したことのある人も多いはず。
でも空港といえばただ通り過ぎるだけというイメージですが、ちょっと待って!成田空港のすぐ近くには、ぜひ足を延ばしてでも楽しみたい観光スポットがあるんです!
それが「航空科学博物館」。ここは素通りするにはもったいない、飛行機好きはもちろんそうじゃない人もしっかり楽しめるアミューズメント施設なのです!
航空科学博物館とは?
航空科学博物館は成田空港の南側にある日本初の国立の航空博物館です。
地元の住民から成田空港に関連した博物館設立の要望の高まりを受けて1989年に誕生しました。
これまでに300万人以上が来館、飛行機ファンのみならず、ちょっと変わったデートコースとして現在人気を高めています。
航空科学博物館の基本情報
航空科学博物館の開館時間は10:00から17:00まで。入館は16:30までとなります。
ただし8月のハイシーズンには、開館がいつもよりも一時間早い9:00からとなっています。
休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合にはその翌平日)、12月29日から31日の年末年始となっています。
入館料は大人500円、中高生300円、4歳以上の子どもが200円です。
航空科学博物館へのアクセスは?
航空科学博物館へ車で東京方面からアクセスする場合には、首都高速道路湾岸道路から、東関東自動車道路成田インターチェンジ経由、空港通過道路から県道62号線、国道296号線となります。
木更津や袖ケ浦など内房方面からは館山自動車道、千葉東金道路から松尾横芝インターチェンジから県道62号線経由となります。
博物館には無料の駐車場があるので、そちらを利用するとよいでしょう。
公共交通機関を利用する場合には、JR東日本総武線および成田線「成田空港駅」または「空港第2ビル駅」下車、京成電鉄および成田スカイアクセス線を利用する場合には「成田空港駅」または「空港第2ビル駅」下車となります。
航空科学博物館は成田空港の南側に隣接しています。
そのほか、成田空港交通の路線バスや、東京駅をはじめとする各ターミナル駅から空港直通のバスも運行されているので、博物館を訪問するにはそちらを利用するのも便利です。
航空博物館の見どころは?
航空博物館は5階建ての施設で、屋外エリアも含めて各階にはそれぞれの見どころが揃っています。
ここでは代表的なものをピックアップして紹介していきましょう。
屋外展示場
まず航空科学博物館を訪問して最初に見えてくるのが屋外展示場。
ここに並んでいるのは、これまで活躍した飛行機の数々。
特に国産飛行機YSー11の試作第一号機。
航空ファンには見逃せない機体で、内部を見学することもできるため、いつも多くの観光客でにぎわっています。
それだけでなく、1950年代にアメリカで制作されて、国内では朝日新聞社の取材・連絡用として活躍した「セスナ195」や、海上保安庁の捜索・救難用のヘリコプター「シコルスキーS62」、東京消防庁の消防ヘリとして活躍した「アエロスペシャルピューマ」、アメリカのビジネスジェット機「リアジェット」などの珍しい機体を間近で眺めることができます。
ほかにも「エアロコマンダー680」「セスナ175」など、有料で登場できるものもあり、こちらも大きな人気を集めています。
また2004年に引退したボーイング747機の先端部分も展示されています。
普段は遠くにしか見ることのできない飛行機を近くで見られる非常に貴重な体験です。
なお、こちらも有料で機内を見学することができるので、パイロットやCA気分を味わいたい人にはオススメです!
西棟1階、2階エリア
西棟1階、2階エリアには、先ほど屋外展示場で先端部分が展示されていたボーイング747の専門店字が行われています。
エンジンやタイヤ、客室、コクピットなどがあり、こちらも絶好の撮影スポットとなっています。
さらにボーイング747を切断し、内部がどうなっているのかわかる展示も行われるなど、普段は目にしない場所がしっかりと眺めることができると来館者に好評を博しています。
特に客室も展示されているので、普段はなかなか縁のないビジネスクラスやファーストクラスの座り心地を体験することもできますよ!
東棟1階エリア
ここでは何と言ってもパイロットようの訓練シュミレーターが人気!
東京湾岸、成田空港周辺のふたつの飛行ルートでパイロットの視界を楽しむことが可能です。
こちらのシュミレーターは非常に人気になっていて、受付で整理券を配布しているシステムなので、どうしても体験してみたいという人は、まずこちらの整理券を入手するといいでしょう。
東棟2階エリア
東棟2階エリアには成田空港を紹介する800分の1のジオラマが設置されています。
ここは航空科学博物館の中でもオススメのエリア。ここは2015年にリニューアルが行われ、それ以来話題となっている展示です。
ここで展示されるジオラマには最新のAR技術を導入、目の前で見ている映像にリアルタイムでCGオブジェクトを重ね合わせて、現実を一層引き立てています。
リアルな飛行機の離発着が手元のスマホや、ジオラマに常設されているタブレットなどを通して、ジオラマ上のCG飛行機やトーイングカーをはじめとする作業車両などの情報を表示。
しかも飛行機の離発着は実際のフライトスケジュールとリンクしているため、ジオラマの上で本物の成田空港のリアルタイムの状況を知ることができます。
まるで自分が管制官になったような気分で空港を眺めれば、きっと新鮮な発見があるはず。
また、「音の体験ルーム」も同じくリニューアルが行われ、人気になったエリアです。
ここでは「音」がテーマになっている施設。ドーム型のスクリーンに映し出されたパノラマ映像や大迫力のサウンドを楽しむことができます。
このほかにも、成田空港について学べる情報コーナーもそろっています。
3階エリア
3階は展望コーナーになっていて、屋外展示場はもちろんのこと、迫力ある離発着の景色を楽しむことができます。
こちらも人気の撮影スポット。特にここでは空港とはまたちがった景色が撮影できるため、夕暮れ時などにはカメラを構えたファンが大勢集まります。
4階エリア
4階は展望レストランになっていて、こちらも人気のスポット。
こちらは一面がすべてガラス張りになっていて、どの席からも外の景色を眺めることができます。
またすぐそばには成田空港のA滑走路があり、常に離発着するジャンボジェットをすぐ間近に眺めることができます。
過密した運航スケジュールの成田空港なので、飛行機はひっきりなし。
いつカメラを向けても、素敵な飛行機の写真を撮影できるはず。
またこちらでオススメなのは機内食風のセットメニュー。
コンパクトにまとめられたランチを味わいながら飛行機を眺めているとちょっとした旅行気分に浸れるはず。
5階エリア
5階エリアも展望台になっていますが、こちらはなんとガイド付き。
しかも管制官が使用する管制用のテーブルなども設置されているため、本当に管制官の気分になれる場所です。
ここでは発着する飛行機だけでなく、離陸待ちの飛行機の列も一望。成田空港のすべてを見渡せる貴重な場所です。
飛行機のすべてがつまっている「航空科学博物館」。
周辺には撮影スポットも数多く、飛行機写真を撮りたいという人にもオススメです。
成田空港を訪ねる機会がある人は、ぜひこちらにも足を延ばしてみると楽しい経験ができるでしょう。
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