花見小路通(祇園)

花見小路通(祇園)
photo by @pic7s
昔ながらのお茶屋さんや料亭が立ち並び、古都・京都を感じさせてくれるスポット。こちらでは夕方ごろになると出勤中の本物の舞妓さんにも遭遇することが出来るのも見逃せないポイントです!

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花見小路通(祇園)の基本情報


【 住所 】京都府京都市東山区 周辺
【アクセス】京都市バス「京都駅前」より乗車「祇園」下車徒歩5分
【営業時間】24時間
【 料金 】無料

花見小路通(祇園)
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花見小路通の終点、建仁寺の魅力について

皆さんは京都へ旅行へ行ったとき、どこに行かれますか?

名所が多く、グルメも魅力的な京都ですが、その中で両方とも満足できる場所の一つが「花見小路通」です。

歌舞伎発祥の地でもあり、古い町並みが楽しめる通りとして有名ですが、その通りの終点にあるのが、「建仁寺」です。

花見小路通を歩いていると突如出てくる大きなお寺、「建仁寺」ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

建仁寺は日本最古の禅寺として有名で、開山は栄西禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁2年(1202)に建てられ、寺名は当時の年号から付けられています。

建仁寺のもう一つ有名なところは、重要文化財、国宝級の画や屏風があることで有名です。

俵谷宗達が描いた「風神雷神図」(現在は京都国立博物館に保管)や、桃山時代の画壇の巨匠・海北友松(かいほうゆうしょう)の描いた襖絵「竹林七賢図」・「雲龍図」・「花鳥図」等が文化財として建仁寺に数多く残されています。

基本情報

拝観時間
3月1日~10月31日 午前10時~午後16時30分(閉門17時)
11月1日~2月28日 午前10時~午後16時(閉門16時30分)
冬場は閉門時間が早いため、注意が必要です。

拝観料金
一般 :500円
中高生:300円

アクセス

電車で行く場合
京阪電車「祇園四条駅」より徒歩7分
阪急電車「河原町駅」より徒歩10分

バスで行く場合
JR京都駅より 市バス206系統
100系統・市バス「東山安井」
徒歩5分

市バス「南座前」
徒歩7分

市バス「祇園」
徒歩10分

車で行く場合
タクシー:JR京都駅より約10分(道が混んでいなければ1,000円以内で行けます。)
※自家用車で行く場合、駐車料金が30分200円です(拝観される方は、1時間無料)。

アクセス方法は色々とありますが、京都はタクシーやバスが多く、道路も比較的狭いため、電車で行くことをお勧めします。

花見小路通近くは、河原町や八坂神社、祇園と名所も多いため、歩いてもいろいろな発見ができるため、タクシーで行くより、電車の方が断然良いです。

注意点

①服装

基本的に軽装(普通の私服)で問題ないと思いますが、冬の京都は大変寒く、寺社仏閣を拝観する際、外での拝観が多いため、防寒対策はしっかりと行ってください。

また、靴には特に注意が必要です。京都にある寺社仏閣は、砂利道が多く、ごつごつした石の上を歩くため、ハイヒール等は履いて行かない方が良いです。

また砂利道を歩くとホコリが多く発生するため、靴が結構な頻度で汚れます。そのため、お気に入りの靴ではなく、汚れても良い靴を履いて行った方が良いです。

②拝観中止期間

12月28日~12月31日
年始は初詣等で境内に入ることは可能ですが、上記期間は入ることができないため、年末に拝観しようとされる方は注意してください。

建仁寺のおすすめポイント厳選5選

①双竜図(天井画)

まず確実に見てもらいたいのが、「双竜図」です。

建仁寺創建800年を記念して書かれたこの絵は大変迫力があり、見る人の心に深く焼き付けるとても印象的な画となっています。

建仁寺についてすぐ法堂に向かうのも良いですが、本坊にチケットを買いに行くと、横の部屋でビデオが放映されています。

そのビデオでは、双竜図を描かれた際の画家の方が画を書き始めるところから完成までをドキュメンタリ調で放送されており、見てから行くことでさらに印象が良くなるため大変おススメです。

②風神雷神図屏風

本坊に入り、チケット購入後すぐに見えてくるのが、「風神雷神図屏風」です。

展示されているのはレプリカですが、とても迫力があり本物か錯覚してしまうぐらいの精度です(現在は、京都国立博物館に寄託という形で保管されています。)

余談ですが、本レプリカはキャノンが複製したものですが、クオリティが大変高く、本物と見間違えしてしまうくらいの出来栄えです。

③写経体験

墨を解いて、経典を複写する行為が「写経」ですが、その体験が建仁寺でできます。

現代ではあまりしない行為ですが、経典に書かれている文字(漢字)を筆と墨を使って書いていく行為は、自分自身と向き合う良い機会にもなり、また日本人本来の魅力を知るとても良い機会です。

所要時間:45分
納経料 :1,000円
受付時間:10時~15時30分

時間もさほど掛かりませんし、体験金額もリーズナブルです!是非体験してみてください。

④境内の雰囲気

花見小路通は飲み屋さんや茶菓子屋が林立していて、あまり寺社仏閣があるようには思えない通りの中、突如存在するお寺です。

中に入ると境内は大変広く、木々も多いため大変気持ちが良いです。

また禅寺ということもあり、境内を歩いていると、不思議と落ち着く感じを受けます。

京都で心を落ち着かせ、開放感に味わいたいという方におすすめです。

⑤御朱印帳

現在高齢者の方を中心に密かにブームになっているのが、「御朱印帳」です。

建仁寺においても、専用の御朱印帳が販売されています。

販売されているのは3種類あり、1つは、「双竜図」が表紙に描かれている御朱印帳、もう1つが、「風神雷神図屏風」が表紙に描かれている御朱印帳、最後はお坊さんをモチーフにした御朱印帳です。

ともに表紙に厚みがあり、重厚感も感じられる大変良いものです。

値段:1,400円(建仁寺の御朱印付き)

他にも数えきれないくらいのおすすめ箇所があります。ぜひ一度訪れていただき、その魅力を味わってみてください。

建仁寺周辺のおすすめグルメスポット3選

1.おかる

建仁寺から祇園方面に5分ほど歩くとある、カレーうどんが大変有名なお店です。

日によっては、昼前から並ぶほど人気がありますが、実際食べてみると、カレーのスパイス感とダシの香りがミックスされ、とても良い味を楽しめます。

舞妓さんにも人気のおススメスポットです。

2.八代目儀兵衛

建仁寺からだと、歩いて5分ほどで到着することができます。

八坂神社の目の前にある、お米が最高に美味しい和食のお店「八代目儀兵衛」。

単純に産地や銘柄でお米を選ぶのではなく、五つ星お米マイスターが老舗の米屋の才覚を活かし厳選した最高のお米でおもてなしを受けます。

お変わり自由で、二杯目には嬉しいおこげつきなので、また違った味を楽しめるのも魅力の一つです。

3.壹銭洋食の店祇園本店

建仁寺から河原町方面へ歩いて10分ほどで到着する、マネキンがお出迎えしてくれるユニークなお店です。

「壹銭洋食」とは駄菓子屋発祥の出汁入りの小麦粉生地に具材をはさんで焼いたもので、お好み焼きの元祖ともいえる味わいです。

辛口のソースと刻み海苔の風味がたまらないB級グルメ。寺社仏閣を巡った後、小腹が空いた際に食べたい一品です。

いかがでしたでしょうか?

花見小路通について、建仁寺を中心のご紹介しましたが、他に見どころや有名なスポットはたくさんあります。

花見小路通から河原町、祇園は歩いて行ける距離なので、ぜひ建仁寺を中心にいろいろと散策し、自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてはどうでしょうか。

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