郵政博物館
photo by @t_maiya_postbox
郵政博物館の基本情報
【スポット】郵政博物館
【ふりがな】ゆうせいはくぶつかん
【 住所 】東京都墨田区押上1−1−2 東京スカイツリータウン・ソラマチ9F
【アクセス】東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅 徒歩約1分
【最寄り駅】とうきょうスカイツリー駅
【営業時間】10:00〜17:30(最終入館17:00)
【 料金 】大人300円、小・中・高校生150円、未就学児無料
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンあり
郵政博物館
が含まれる観光マップ
最新技術で郵便の世界を覗き見!「郵政博物館」ってどんなところ?
郵政博物館の概要
郵政博物館は、国内外の郵便・通信、郵便貯金、簡易保険などに関する収蔵品を展示し、郵便に関するイベントなどを行う、2014年3月1日にオープンしたばかりの新しい博物館です。
切手の展示数は約33万種類にも及び、これは日本最大です。国内外の郵便に関する資料も約400点が展示されています。
郵政博物館の切手がすごすぎて気を失いそう pic.twitter.com/8AXYCPLT86
— 虎走かける@黎明期コミカライズ (@kobashirikakeru) November 25, 2017
郵政博物館へのアクセス
東京スカイツリー駅・押上駅に隣接するソラマチ・イーストタウン9階
※8階から別のエレベーターに乗り換える必要があります。
東京スカイツリー駅までのアクセス
①東京スカイツリーライン「北千住駅」から13分
②東京メトロ銀座線「上野駅」から「浅草駅」まで5分
③東京スカイツリーライン「浅草駅」から3分
押上駅までのアクセス
①JR総武線快速「東京駅」から「錦糸町駅」まで8分、東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」から3分
②京急・都営浅草線「品川駅」から25分
③京急・都営浅草線「羽田空港駅」から39分
④京成成田スカイアクセス線「成田空港駅」から49分
郵政博物館の営業時間
開館時間:10:00~17:30
休館日:不定休
郵政博物館の料金
大人:300円
小・中・高校生:150円(団体10名以上はそれぞれ50円引き)
入場券は反復利用することができますので、いったん同日であれば、入場して、昼食を外でとって、再入場するということもできます。
郵政博物館の特徴
常設展示ゾーン、企画展示ゾーン、手紙ラウンジ、ミュージアムショップ、ミュージアムゆうびんきょくで構成されています。
常設展示ゾーン【「始」ノ世界】
「郵便の博物館なんて、そんなにすごいものじゃないだろう」と思っている方は、かなり驚くと思います。
常設展の1つ目のゾーン、「始」ノ世界では、最新技術であるプロジェクションマッピングを用い、郵便・電信・切手の歴史について投影しています。
郵政博物館@東京スカイツリータウン。歴史的物品のほか、プロジェクションマッピングを使った展示や、3面スクリーンの映像など、最新設備も。ショップでは収集用切手の販売も。特別展示込みで300円。 #Bura_Bi_Now pic.twitter.com/teRVjzy3W1
— mineko/マキ姐 (@twquizas) April 6, 2014
【「郵便」ノ世界】
郵便の資料が約400点も展示されており、圧巻です。特におススメは、郵便ポストの変遷です。
右は昭和4年当時の航空郵便専用ポスト。(郵政博物館にて)以上いずれも写真許可済みです。 pic.twitter.com/Ihx2u8nhCz
— のぎざか (@nogizaka55) October 23, 2015
日本で郵便制度が始まったのは、今から約140年以上も前になります。最初は、四角い箱に脚が付いただけの木製のポストで、「書状集め箱」と呼ばれていました。
面白いのは、この当時は、まだ郵便というものが何か知られていなかったので、郵便の出し方や、郵便料金・郵便が届くまでの時間が書かれた紙が貼り付けられていたそうです。
もちろん、この書状集め箱も展示されています。最初は東海道を中心とした都市部に十数点設置されていただけでしたが、郵便制度が始まってわずか数年ほどで全国にまで拡大し、この頃は高さ1メートルくらいの、黒色で細長い箱状の「黒塗柱箱」が至るところに設置されるようになりました。
郵便制度が始まった当初から、「郵便ポストは赤」と思っていましたが、これには衝撃を受けます。
これが郵便ポストなんて、誰も気づかないのでは?と、ついつい思ってしまいたくなるほど。
その後、30年ほど経って、ようやく赤色の丸型ポストになりました。人に気づいてもらうようにするために赤にしたのかどうか定かではありませんが、30年もこのことに気がつかなかったというのは、また面白みを感じます。
厚木の独演会を終えて、
郵政博物館で独演会。
初代丸型ポストと二代目志ん五のツーショットです。
身長が同じでした。 pic.twitter.com/fkXIkJ8IBO— 二代目 古今亭志ん五 (@onigiriokure) August 26, 2017
郵便に関する展示をしてる
「郵政博物館」行って来ました😀✨円柱型のポストに興奮するタイプの変態的に控えめに言って最高でした🤘🤘🤘 pic.twitter.com/ooafYBACEm
— クレタ (@mpzYMV5TDJIqyBF) December 12, 2019
そして、戦時中は次第に鉄が貴重になり、鉄製の郵便ポストから、コンクリートや陶器などの代用ポストが作られたそうです。
戦後は、現在と同様の鉄製赤色ポストが作られたようです。
また、このゾーンには、体験・体感型コンテンツである、郵便配達シミュレーター『Go!Go!ポストマン』があります。
前後左右に体を動かしながら、ミッションをこなしていきます。意外と難しいので、ぜひチャレンジしてみてください。
ダヤン!!最高だった(;_;)(;_;)♡どっぷりつかれる感じが素敵だった(;_;)♡
大好き!ダヤン!!
郵政博物館の中にあったからポストマンにもなってきた! pic.twitter.com/ckz2Q2fkOd— かざはな (@wish_bone250) August 16, 2019
【「手紙」ノ世界】
歴史的な手紙から有名人の手紙まで、興味深いものがたくさん展示されています。
1944年に、中国の戦地から送られた「戦地からの暑中見舞い」は、時代背景などを感じることができます。ぜひご覧ください。
「ねこのダヤンとエルタシル郵便局」展を見に郵政博物館へ。撮影コーナーでパチリ。常設展では中原中也の暑中見舞いに興奮。ていぱーくのほうが子どもは楽しめたなー。お弁当持って行ったことが懐かしい。 pic.twitter.com/2N29oACxMe
— 白足袋三毛 (@t6113) July 31, 2015
【「切手」ノ世界】
このゾーンには、世界中の切手が約33万種を展示されています。
日本最大の収蔵数ですので、切手好きにはたまらない、まさに「切手コレクターの聖地」です。ブラックペニーもあります。
無造作に並べられているわけではなく、蝶々シリーズや昆虫シリーズ、大自然シリーズなどは面白いです。
また、郵政博物館が所蔵している切手データベースから、好きなキーワードをタッチパネルで入力して、検索・閲覧することができる、デジタル切手帳『StampPond(スタンプポンド)』があります。
これだけでも1日ずっと眺めていられます。
スカイツリーの郵政博物館で買ったナンバーくんのかわいい切手。郵便番号が7桁になってからは別のキャラに世代交代したらしいけど、ナンバーくんの切手また発売してほしいな〠 pic.twitter.com/d9Xf14AMeP
— eric (@em_smallthings) September 28, 2017
【「郵便貯金」ノ世界】
郵便局がお金の預かり(貯金)を始めたのは、郵便制度ができて間もない1875年のことだそうです。
その当時の写真や、当時使用されていた通帳なども展示されており、とても興味深いです。
郵政博物館は常設展示も好みだった。日用品や仕事道具に無駄とも思える装飾ついてたり瓢箪の形にするとか大好き。郵貯の貯金箱よかった。ぞうさんの貯金箱かわゆい。売店にあった民芸品貯金箱シリーズもいい。スチームパンク的にも明治大正時代好きにも嬉しい展示だった。 pic.twitter.com/kdtpG3VBZT
— mayumi (@mayumi0401ab) March 18, 2019
【「簡易保険」ノ世界】
1914年には簡易保険業務の取り扱いを始めたそうで、そのときのポスターが展示されていました。
「簡易保険」と言っても、最初は保険商品のような意味合いではなく、簡易健康保険相談所という施設を設置して、被保険者の健康相談や巡回看護を行っていたとのことです。
そして、この簡易健康保険相談所で作成されたのが、あの有名な「ラジオ体操」でした。
ここには、幻の「ラジオ体操第3」が収録されたレコードも展示されています。
また、体験・体感型コンテンツである「ゆうちょ・かんぽアドベンチャー」というものがあります。
ゲームをしながら郵便貯金・簡保について学べます。各ステージの障害や敵を、郵便貯金や保険を使って、クリアしていくというシュールさは、おもしろすぎます。
郵便局なので簡易保険とか郵便貯金、ラジオ体操の展示なんかもある。
「簡易保険に入っておけば 後々の心配がなく
毎 日 愉 快 に 働 け ま す」郵政博物館https://t.co/Hm03ggdu3e pic.twitter.com/KoZsEhj8Ia
— wordcage (@wordcage) August 18, 2018
企画展示ゾーン
過去には、世界各地で発行されたダイアナ元皇太子妃をモチーフとした切手を展示する「【寄贈切手展示】ダイアナ元妃を描いた切手が世界中から大集合!」が開催されています。
1月あたりに行った郵政博物館。企画展名は忘れちゃった。ここの常設でいろいろな国の切手見るのが好き。だいたいどこの国にもダイアナさんの切手がある(お亡くなりになった際の追悼切手だったかな? pic.twitter.com/6nrobEWgmD
— トリ (@ttttori6161) April 5, 2019
また他には、夏休み企画として、世界各地からテディベアの書かれた切手を集めて展示した「かわいいテディベア展」や、「ねこのダヤン」の物語にでてくるエルタシル郵便局などをモチーフにした「ねこのダヤンとエルタシル郵便局」展などが開催されています。
夏休みに行くのもいいですね。
手紙ラウンジ
ひととおり常設展・企画展をみてると、「久しぶりに手紙でも書いてみようか」と思う人も多いはず。
手紙ラウンジでは、手紙を書いたり、くつろいだりすることもできます。
また、「メッセージシアター」や「絵葉書クリエーター」などの体験・体感コンテンツで遊ぶこともできます。
郵政博物館。
予想以上に面白かったスポット。
世界各国、あらゆる年代の切手が閲覧できるというのが驚き。
後は色んな時代の配達員の制服とか乗り物とか。
2枚目は手紙ラウンジでやってみたカスタム絵葉書。 pic.twitter.com/DS4aw8axve— 中村ひと (@ei_chito) June 28, 2015
メッセージシアターは、巨大な3面スクリーンに、郵便・通信の大迫力映像が映し出されます。
絵葉書クリエーターでは、タッチパネルで、世界で一つだけのオリジナル絵葉書を作成することができます。
まさに、プリクラの絵葉書版です。スタンプや文字でデコレーションをすることができ、顔写真も入れることができます。
すごいのは、好みのBGMをQRコードに変換して、絵葉書に添付することができるという最先端なところです。
後述しますが、ここで作った絵葉書を「ミュージアムゆうびんきょく」にあるポストに投函して、お友達に送ることもできます。
郵政博物館のミュージアムショップ
ミュージアムショップでは、郵政博物館のオリジナルグッズや、企画展グッズだけでなく、切手コレクターにはたまらない記念切手も販売されています。
過去写真。郵政博物館で買った切手。藤島武二の蝶はこの頃はまだ所在がはっきりしてたんだろうか。20世紀デザイン切手は他のシートもあったけど、自制心でひとつだけ。ここにも武二💘 橋口五葉も。 pic.twitter.com/ilADlxHujB
— Ira@ミュシャ中毒 (@muchaholic) March 30, 2019
郵政博物館で買った、夫へのお土産。五百文切手のUSBメモリー。Suicaやクレカと同じサイズなのでお財布に入れておけます。容量は8GB。 pic.twitter.com/vT1LG9J9rQ
— 蜜井寿里@旅をしたい (@julimitsui) March 1, 2019
また、ファーストデイカバー(切手と封筒と初日消印が一体になった郵趣用記念グッズ)もありますので、その場で手紙を書いて送ることもできます。
郵政博物館のミュージアムゆうびんきょく
ミュージアムゆうびんきょくには、向島郵便局臨時出張所があり、東京スカイツリーの形をしたポストがあります。
このポストに投函すれば、東京スカイツリーの印影が入った向島郵便局の風景入日付印が押印されて、宛名人の方にお届けされます。
このスカイツリーポストは、写真スポットになっています。
郵政博物館へ行ったのはだいぶ久しぶりでした。スカイツリーポストの上に門松が…! pic.twitter.com/1i6Qt412q0
— エハガキ華 (@ehagaki_hana) January 2, 2019
東京スカイツリーにある郵政博物館📮
先日、スカイツリーポストから投函したハガキが届きました😊#風景印 pic.twitter.com/XI99Fp0nW9— ハル (@haru3_274) May 28, 2019
郵政博物館のまとめく
「どうせ郵便なんて」と思っている方こそ、行くべきです。
最新技術、日本最大の郵便資料の収蔵品、140年の郵便史。これらが融合した郵政博物館は、子供も大人も楽しむことができるスポットです。
スカイツリーに登りたくて来ましたけど、待ち時間が長すぎて登れない。
飛行機までの微妙な時間をどうしよう。そんな方も、思いつきで足を運んでみるといいでしょう。
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