カナダで人気！贈って喜ばれるお薦めのお土産20選

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世界で2番目に広大な国土を有するカナダは、ロッキー山脈やナイアガラの滝など、雄大な自然に抱かれた「森と湖の国」として人気の観光地です。歴史的にフランスやイギリスとのつながりも多く、多文化主義のカナダでは新しいものを受け入れる柔軟な国民性があります。一方で、観光では定番土産を買っていく人が後を絶ちません。その理由は何なのか、カナダで選ばれる人気土産の秘密を紐解きながら、厳選してご紹介してまいります。

【菓子・スイーツ】

1.メープルクッキー

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カナダの代表的なお土産メープルシロップを用いたクッキーで、生地にメープルシロップを混ぜた「メープルリーフクッキー」と、シロップ入りクリームを挟んだ「メープルクリーム入りクッキー」の2種類が販売されています。近年では、クッキーにチョコや苺のフレーバーや着色料を混ぜたタイプも登場していますが、プレーンがやはり人気筋です。

サクサクとした歯触りに鼻に抜けるメープルシロップの香が心地よく、スーパーなどでも安価で購入できるので、大人数で分け合うお土産にはぴったりです。

2.「トーマスハース」のチョコレート

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バンクーバーで大人気のチョコレートショップ「トーマスハース」は、最高品質の素材を使った最高級のチョコレートを提供しています。

ドイツ人のオーナーシェフのトーマス・ハースは、4代続く菓子職人の家に生まれ、マイスターを取得後ミシュランレストランのシェフ、1995年にバンクーバーのフォーシーズンズホテル、2002年にはニューヨークの有名店でパティシエとして活躍しました。

アメリカで「ショコラティエTop10」に選ばれた同氏は、2005年にノースバンクーバーに第1号店、2009年に第2号店を開店しています。地元で「チョコレートの魔術師の芸術品」と称される彼のチョコを是非ご賞味下さい。

3.「ソーマチョコレートメーカー」のチョコレート

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「ソーマチョコレートメーカー」は、2003年にトロントのウィスキー蒸留所を改装して創業し、トロントで一番美味しいと評判のチョコレート専門店です。世界中から厳選したカカオ豆を使い、ビーントゥバーと言われる製法で作られるチョコレートは濃厚で味わい深く、カカオの含有量や味から自分好みのチョコを選べます。

バラエッセンスやザクロを使ったトリュフも唯一無二で、季節毎に限定商品も出るので、時期にあったチョコレートをお土産に選んでもいいでしょう。イラストレーターでもあるオーナーがデザインしたオシャレなパッケージもセレクトショップ感が漂います。

4.アイスワインチョコレート

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カナダ産アイスワインは定番土産として有名ですが、アルコールが苦手な人にはアイスワインを使ったアイスワインチョコレートはいかがでしょう。アルコールはさほど強くなく、チョコにほんのり香がある程度なのでお子様でも楽しめます。

カナダ産のアイスワインにこだわる1978年創業のハート・インダストリーズ社のものや、スイスの伝統的なチョコレート製法にこだわり、コンテストで多くの受賞歴があるルネ・レイ社のものなどが、高品質なアイスワインチョコレートとして地元の人気商品です。

5.「ギブ＆ゴー」のトゥーバイト・ブラウニー

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2口で食べられるという意味の「トゥーバイトブラウニー」は、1989年創立の「ギブ＆ゴー」社が開発し、1998年に発表して瞬く間に大人気となった商品です。

表面はサクッと、中はやや塩気のあるしっとり柔らかい食感が特徴で、プレーンからアイシングされたもの、ペカンナッツ＆キャラメル入り、クリームチーズ味など種類も豊富です。サイズも大小あり常温保存可能で持ち運びも便利、ばらまき土産としても重宝することでしょう。

【食品】

6.メープルティー

出所：https://picsoci.com/tags/mapletea

イギリスの紅茶文化を受け継ぎ、紅茶が日常の飲み物として国民消費量上昇中のカナダで、メープルシロップの香付けをしたメープルティーをカナダ土産に買っていく人が多いようです。

アッサム茶葉をベースにしたものが多く、お湯を注ぐとメープルシロップの甘い香りが引き立ち、上出のメープルクッキーと一緒にいただくと、カナダらしさを十分満喫できるでしょう。カナダ発祥の紅茶専門店「David’s Tea」でも上質なメープルティーを購入できますが、スーパー、土産店、空港などでも簡単に手に入ります。

7.メープルシロップ

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先住民が飢えを凌ぐためカエデの樹液をすすって厳しい自然を生き延びた、という慣習に由来するメープルシロップは、世界の市場7割を占めるカナダを代表する主要産業であり、昔から変わらぬ定番の観光土産です。

天然の柔らかい甘みが特徴で、種類やグレードも異なり、色が薄いものは収穫時期が早く高級品で、色が濃くなるほど安価となり、カエデの木の香が強くなります。カロリーは低く、カリウムやカルシウムなどのミネラルやビタミンの含有量が多いので、栄養価の高い甘味料としてヘルシー志向にもマッチし、和食にも合います。

8.メープルバター

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「メープルバター」は乳製品ではないためバターのイメージとは異なり、カナダではスプレッドと呼ばれるペーストのようなもので、100度以上で煮詰めたメープルシロップを冷やして作る、メープルシロップ100%の加工製品です。

甘くクリーミーでパンやクラッカーにつけてオードブルとしても利用できますが、魚や肉料理でも応用できます。ミネラル分が豊富で脂肪分は含まれず、カロリーも低いので健康を気にする人でも安心して使えます。

9.「グリーブズ」のジャム

出所：http://www.greavesjams.com/

主要観光スポット「ナイアガラの滝」の近くの町にある「Greaves／グリーブズ」は、1927年に創業した、自然で優しい甘さのジャムが評判の有名店です。

「ナイアガラフルーツベルト」と呼ばれる肥沃な土地から採れる、最高品質の果物、野菜、砂糖、スパイスのみを使用し、昔ながらの伝統製法で35種類のジャム、ゼリー、マーマレード、調味料などを製造しています。ペクチンや防腐剤は添加しておらず、果物の芳醇な香が爽やかな朝のトーストオンにピッタリです。

10.カナダ産スモークサーモン

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カナダを代表する魚と言えばサーモンですが、お土産には常温保存もできるスモークサーモンはいかがでしょう。天然の紅鮭を使った半生タイプの「ソフトスモークサーモン」や、メープルシロップでほんのり甘みをつけた「メープル・サーモン・キャンディー」などがお薦めです。

紅鮭を使った加工品は他にも、鮭を半身におろして皮付きのまま縦に細く切った「サーモンジャーキー」や、風味豊かに焼き上げた「バーベキューサーモン」などもあり、お酒のおつまみに合いますよ。

11.「クローバーリーフ」のサーモン缶

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カナダのサーモン土産として、日持ちがよく軽くて持ち運び易くお手頃価格と三拍子そろって人気なのがサーモン缶です。特に「Clover Leaf」ブランドは種類も多く、歴史も長いので間違いありません。

同社は1871年にアレクサンダー・イーウェンがブリティッシュコロンビア州のフレーザー川で最初の缶詰工場を開業して以来、現在ではカナダの缶詰魚介類市場で46.7％のシェアを持つカナダ最大のメーカーです。天然の紅鮭を使ったサーモン缶は、塩気が少ないのに鮭の臭みもなく、鮭本来の味が濃く天然の美味しさと評判です。

12.「ティム・ホートンズ」のコーヒー

出所：https://www.thestar.com/business/2015/04/01/tim-hortons-testing-new-colombian-coffee-in-canada.html

フランス語圏の影響でカフェ文化が根付くカナダで、スタバ以上の人気と顧客を持つのが、カフェ「ティム・ホートン」です。ナショナルホッケーリーグのスター、ティム・ホートンが1964年にハミルトンでドーナツ店としてオープンしたお店で、現在では国内に3000店以上、アメリカに600店ほどの店舗を構えています。

持ち帰り用のインスタントのレギュラーコーヒー、カフェインレスコーヒー、フレンチバニラ味のカプチーノなど種類も豊富で、本格的なカナディアンコーヒーのパックをスーパーなどでも購入できるので、旅行客にも人気となっています。

【酒】

13.アイスワイン

出所：https://wineonmytime.com/what-is-ice-wine/

カナダを代表するお酒と言えば「アイスワイン」です。カナダ・ドイツ・オーストリアなど限られた地域で生産されたワインだけに与えられる国際登録商標商品で、甘口ワインの王様と言われています。

秋に自然に完熟した葡萄の実が冬に凍り、その果実から採れる果汁はわずかで生産量が少なく、稀少なため高級品とされています。甘みが凝縮され香も芳醇で、飲む場合にはあまり冷やさないのがよいとされています。フルーツやスイーツデザートにも幅広くアレンジできます。

14.「モルソンカナディアン」のビール

出所：http://allhabs.net/molson-canadian-announces-five-year-deal-as-official-beer-sponsor-of-the-montreal-canadiens/

「モルソン」は1786年にモントリオールで創業した老舗のビール醸造会社で、1959年に登場した「モルソンカナディアン」は、ナショナルホッケーリーグのオフィシャルビールでもありカナダの国民的ビールとして長く愛飲されています。

フレデリック・J・ミラーがドイツから持ち込んだビール酵母を元に、カナダ産モルト、カナダの新鮮な水を使い、防腐剤を一切加えないビールは、キレがよく喉越しすっきりのビールとして多くのファンがいます。その実力から、カナディアンブリューイングアワードの金賞、ワールドビールカップ銀メダルなど、数々の賞も受賞しています。

15.コカニーのビール

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カナダらしい地ビールとして愛されている「コカニー」は、ブリティッシュコロンビア州で1959年にコロンビア醸造所が生産したビールで、アルコール度数5％のピルナールスタイルのラガービールです。

クトネーズ地方のコカニー氷河にちなんで名づけられただけあり、雪解けの水を使って作られたビールという宣伝文句で、軽くてマイルドな味で飲み易いビールと謳われています。日本では入手しにくい珍しいビールなので、お酒好きの方へのカナダ土産にいかがでしょう。

16.「クラウンロイヤル」のウィスキー

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世界でもトップレベルのウィスキーを産出するカナディアンウィスキーの中でも、「クラウンロイヤル」がカナダ土産として人気です。1939年にジョージ6世とエリザベス女王が初めてカナダを公式訪問した際、ラ・サール蒸留所のサム・ブロンフマンが、600種以上のブレンドを試行錯誤して誕生させ、夫妻に献上されたのが「クラウンロイヤル」ウィスキーです。

ほのかな渋みがある個性的な味わいで、コクと香りが絶妙なバランスを多の持ち、華やかな風味が口に広がる高貴なお酒です。王冠をイメージしたボトルを格調高い紫のオペラバッグに入れた贈物は、最高級のお土産として感激されることでしょう。

17.カナダ産のワイン

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カナダのワイン造りは16世紀に遡り、イエスズ会などの教会が始めて以来、ヨーロッパ移民の増加により次第にワイナリーも増えていきました。気候や土壌条件など、ワイン造りに適した条件が揃うカナダには、今なお世界中から醸造家の移住が絶えず、優れたワイナリーが増えています。

有名な産地は幾つかありますが、中でもオンタリオ州のナイアガラオンザレイクには30以上のワイナリーが点在し、作られるワインは繊細で優雅な味と定評があります。またブリティッシュコロンビアに広がるオカナガン渓谷やシミルカミーン渓谷で栽培される葡萄からできるワインは、エレガントで力強さのあるワインと評判です。

小規模で少量限定生産のワイナリーは品質重視で、世界トップレベルのワインが生み出されています。本物のワインを探すなら、カナダワインは穴場中の穴場と言えます。

【コスメ・美容品】

18.「ロッキーマウンテン・ソープカンパニー」の石鹸

出所：https://thenotice.net/2018/03/rocky-mountain-soap-co-natural-bar-soap-review/

「ロッキーマウンテン」カナディアンロッキーの麓バンフで1995年に設立された天然石鹸メーカーで、カナディアンロッキーの氷河水を使用し、添加成分を最小限に抑え無色無臭の石鹸も製造するなど、100％天然の手作り石鹸を提供しています。

勿論、ビーチ、ラズベリーなどのフルーツ系、ローズなどのハーブ系など、心地よい香りのする石鹸もあり、カナダならではの、メープルエキスを混ぜた石鹸もお土産に選ぶ人が多いようです。

19.「MAC」の化粧品

出所：https://www.teenvogue.com/story/mac-cosmetics-secret-sale-goodbye-section

「メイクアップ・アート・コスメティックス」通称「M·A·C」ブランドとして知られる化粧品メーカーは、1984年、メイクアップアーティスト兼写真家のフランク・トスカンと、サロンオーナーのフランク・アンジェロがトロントで創業しました。

マドンナの愛用で人気が出たカラーバリエーション豊富な口紅など、発色の美しいコスメが世界中のセレブたちに愛用されています。世界のファッションショーでも活躍する同社の化粧品は、プロのメイクアップアーティスト用に作られているため、発色や持ちが良く化粧崩れもしにくく質が高いと評判です。

20.「フルーツ＆パッション」のコスメ用品

出所：https://mxotechnologies.com/portfolio-items/boutique-magento-fruits-passion/

「フルーツ＆パッション」はモントリールで1992年に誕生したナチュラルコスメブランドで、カナダの豊かな自然のフルーツや植物を素材に取り入れ、健康や環境に配慮した製品として高い評価を得ています。

ハンドクリームからボディケア用品の他、キッチンアイテムなど生活用品も含め300種類以上の豊富なラインナップで、パッケージもキュートなのでお土産選びにも楽しいブランドです。カナダ全土に店舗があり、各店のベストセラー商品も土産選びの参考になるかもしれませんね。

カナダ土産には、国旗に選ばれるほどシンボル的な楓の木／メープル関係の製品を至る所で目にします。それだけメープルの威力と魅力が大きく、長年愛される上質な味を維持しているからなのでしょう。食品、酒にしても、アメリカ製品ともヨーロッパ製品とも違う、カナダ産を前面に押し出した独自の製品を、小規模ながら地道に世に送り出す姿勢が評価された名品が多いように感じます。カナダの誇りと心意気が詰まったお土産で、カナダの魅力を思いっきりアピールしてみませんか？

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