ハルニレテラス

ハルニレテラス
photo by @eritamumu
100本を超えるハルニレの木立を活かし作られた小さな街。「軽井沢の日常をコンセプト」にした15のおしゃれで個性的なショップやレストランが並んでいます。軽井沢で人気のカフェ丸山珈琲やそばの名店川上庵、ベーカリー&レストラン沢村など名店ぞろいです。北欧雑貨などライフスタイルショップもオススメです。星野温泉トンボの湯から湯川の散策道を5分ほど歩いたところにあります。

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ハルニレテラスの基本情報


【スポット】ハルニレテラス
【ふりがな】はるにれてらす
【 住所 】長野県北佐久郡軽井沢町星野 星野エリア
【アクセス】長野新幹線軽井沢駅より星野エリアまで無料シャトルバスで15分、上信越道碓氷軽井沢ICより車で20分
【営業時間】8:00~22:00(季節、店舗により変動あり) 定休日なし(店舗により臨時休業あり)

ハルニレテラス
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公式ページ

ハルニレテラス 〜共存と共生の21世紀型温泉郷〜

ハルニレテラスとは

ハルニレテラスは、避暑地として有名な軽井沢の中でも、軽井沢銀座と呼ばれる繁華街からは少し離れた「星野」と呼ばれるエリアに位置する施設です。1900年代初頭から同地は温泉郷として知られ、軽井沢を愛する文人たちから大きな支持を集めた閑静なエリアでした。

同地域の中心駅「軽井沢」から離れ、古くからの自然がそのまま残されていたエリアは生態系豊かな森としても知られ、小動物を筆頭に野生生物の姿も見かけ、特に野鳥の豊富さは専門家も目を見張る程で、それは現在に於いても変わることがありません。

この地域を流れる「湯川」は軽井沢のシンボルである浅間山の雪解け水を湛え、清らか且つ栄養に満ちたその流れは、地域の生態系維持に大きく寄与しています。

ハルニレテラスの歴史

ハルニレテラスの開業は2009年7月で、まだ若い施設と言えるでしょう。同地の自然形状を最大限に生かした施設建設が成されたことが特徴です。

特に、建設地に自生していた春楡(ハルニレ)の木立を可能な限りそこに残し、自然の高低差をそのまま生かすアプローチは見事で、解放感に満ち、自然との共生を感じられる心地よいスペースになりました。

開業当時こそウッドデッキや店舗の壁などの新しさが目立っていましたが、今は良い意味で自然に洗われ、益々一体感が増している印象を受けます。お天気が良い日に、ただただ吹き抜ける風と木漏れ日を浴びて、ベンチに腰掛けて、川のせせらぎや野鳥の囀りをBGMに好きな本を読む。何もせずに目を瞑ってリフレッシュする。そんな過ごし方をしたくなる空間構成です。

ハルニレテラスの店舗情報

ハルニレテラスは複数の店舗によって構成されており、飲食やショッピングを楽しむ事も可能です。2017年12月現在の店舗数は15。信州の名産であるお蕎麦に始まり、信州の高原野菜を交えて供されるイタリアンまでレストランが一通り揃い、軽井沢では知らぬ者がいないレベルのベーカリーカフェも構えます。また、ワインとデリのお店ではイートインが可能。和菓子屋にジェラートショップ、コーヒーカフェと、店舗数は少ないながら圧倒的充実度を誇ります。

飲食部門以外ではインテリア系のショップやセレクトショップの入居があり、軽井沢に相応しい、優しく素朴で温かみある商品のラインナップが目立ちます。

この他、厳密にはハルニレテラスの店舗ではありませんが、隣接する形で複数の施設が展開。先に触れました「星野温泉」も健在でトンボの湯として営業を行っています。また、生態系豊かな森を歩くネイチャーガイドや、信州の食材を交えた料理が提供される食堂なども備わっています。この他にも、著名な宿泊施設が営業しており、星野エリアでの一泊もお楽しみいただけます。

ハルニレテラス訪問のオススメは、何よりもまず紅葉の秋だと思いますが、生態系の豊かさは季節を問いません。初夏には新緑に彩られ、冬の雪景色も素晴らしくお勧めです。また、土地柄ですが霧の発生も多く、これが非常に幻想的でお勧めできます。厳冬期である1月~3月にかけては冬季休業している店舗も幾つかあるので、冬の訪問に関しては事前に営業の有無をご確認いただくようお願い致します。

ハルニレテラスへのアクセス

自家用車
上信越道の「碓氷・軽井沢IC」もしくは「小諸IC」が最寄りの高速で入り口となります。どちらからアクセスしても20~25分程度を見込みます。気をつけて頂きたい点は、大型連休や長期休暇時恒例の「軽井沢大渋滞」です。軽井沢周辺は有効な迂回路も限られていて、ピーク時には車移動が極めて困難になってしまいます。余裕を持って計画的に移動することをお勧めします。尚、それ以外の時期に関しては大きな渋滞等はありません。

鉄道
JR軽井沢駅が起点となります。一番早いのはタクシーに乗ってしまって15分という方法です。この場合、上述の「渋滞」に関して運転手さんにご確認いただくのが確実です。

JR軽井沢駅から「しなの鉄道」に乗り換えて1駅。中軽井沢駅を起点にする方法もあります。ここからであれば、徒歩およそ20分程度でハルニレテラスに到着します。終盤が若干の登りとなりますが、息が上がるような坂ではありません。

中軽井沢駅からは無料シャトルバスが運行されており、こちらに乗車してしまえば僅か5~6分です。ご注意頂きたいのは、しなの鉄道、シャトルバスともに、毎時1~2本程度しか運行が無い点。事前に時刻表で乗り継ぎを含めてご検討ください。

レンタサイクル/徒歩
軽井沢の観光はレンタサイクルの利用も推奨されています。一番の繁華街・旧軽井沢銀座付近からこのハルニレテラスまでは、およそ6kmの距離で、その行程の大半は整備された歩道があります。ですので、歩くことに抵抗が無ければ、往復のどちらかを歩いてしまうという方法もあると思います。この6kmはハルニレテラス付近こそやや登りになりますが、ほとんど高低差はなく、自転車での移動も十分に現実的だと思います。特に、軽井沢に一泊していて散策ルートや時間の策定に余裕がある方であれば、自由度の高いレンタサイクルの活用は前向きに検討できると思います。

ハルニレテラス滞在記

当方、軽井沢とは昔から縁があり、こちらの施設は開業以降何度か利用しています。大体、午前中の早い時間帯の利用が多く、一番のお気に入りは軽井沢で名高いベーカリーが展開するカフェ。季節の素材を生かした美味しいパンは絶品で、特に、旬を迎えた信州のリンゴを用いたパンは秀逸の一言。カフェ部門も大変充実しており、ここで朝食を食べたいが為にわざわざ立ち寄っているレベルかもしれません。

このカフェは軽井沢在住のクリエイターや作家さんなどが打ち合わせで利用したりもしています。星野エリアが古くから文人たちに愛されてきたという系譜を、未来に継ぐ場所になっていくのかもしれません。また、ジェラートショップもお勧めです。いつも何味を食べるか迷っています。何度も利用している人間ですら、ついついゆったりと時間を過ごしてしまう不思議な場所。是非とも少し人が少なそうな時期、時間を選んで訪問してみてください。リスや野鳥にも出会えるかもしれません。

ハルニレテラスも含めた星野エリアは、施設ができた今でも、旧軽井沢の様な喧騒とは無縁です。少しだけ時期をずらせば、紅葉だって人混みと無縁で満喫する事が出来ます。軽井沢といえば「アウトレット」に「旧軽井沢銀座」となってしまいがちなのですが、お買い物は都会でもできますし、もっと違うアプローチをお勧めしたいです。例えば、軽井沢2回目の旅などの際には、ハルニレテラスにゆっくり滞在する事などもご検討いただければ、本当の軽井沢の空気感を味わえると思います。

車で移動している方は、ハルニレテラスから浅間山方向へ登ってしまい「鬼押出し」や「浅間牧場」まで余裕でアクセス可能ですし「北軽井沢」「浅間大滝」の他、「二度上峠」くらいまでは日帰りで検討できるエリアです。日本ロマンチック街道の一角を成す「鬼押ハイウェー」は快適なドライブコースで、途中にある「浅間六里ヶ原休憩所」から望む浅間山の姿には圧倒されます。

タイミングが合えば噴煙を上げる姿が肉眼で見えますし、カメラの望遠レンズや双眼鏡をお持ちであれば、山頂付近を是非ご覧ください。浅間が活火山である事を感じられる光景が待ち受けています。山は暗くなるのが早いのであまり無理の無い範囲で動くのが鉄則ですが、せっかくハルニレテラスまで来たのであれば、そのまま山の方へ上がっていく事を強くお勧めいたします。言うなれば、ハルニレテラスは本当の軽井沢への入り口の様な場所です。

季節ごとに個性的なイベントが企画されていたりもしますし、旅先で少し優雅な時間を過ごすには本当にお勧めです。

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