稲積水中鍾乳洞
稲積水中鍾乳洞の基本情報
【スポット】稲積水中鍾乳洞
【ふりがな】いなづみすいちゅうしょうにゅうどう
【 住所 】大分県豊後大野市三重町中津留300番地
【アクセス】JR豊肥本線 三重町駅 タクシー約20分
【最寄り駅】三重町駅
【営業時間】9:00~17:00(最終入洞16:30)
【 料金 】大人1,200円、中高生800円、小学生600円、幼児無料
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンあり
稲積水中鍾乳洞
が含まれる観光マップ
神秘の青い景色!稲積水中鍾乳洞の楽しみ方
稲積水中鍾乳洞について
稲積水中鍾乳洞(いなづみすいちゅうしょうにゅうどう)とは、大分県の豊後大野市にある、日本最大の水中鍾乳洞です。
どうして水中鍾乳洞が出来たのか、それは約3億年も前の古生代に鍾乳石が出来た事から始まりました。
形成された鍾乳石は30万年前の阿蘇火山大噴火により、一度水没したのです。
それからまた侵食は起こり、そして洞窟の上半分辺りまでが排水し、再び水面上へと露出しました。
ここから観光用施設として開発が進み、排水路を掘削してから地下の水位を下げたのです。
そして、元の地下水面直下に設置した通路沿いに観覧出来るようになりました。
この稲積水中鍾乳洞内では水中鍾乳石にベルホール等、とても不思議な風景が見れるとして、日本だけではなく世界でも人気です。
水深40mをこえるといわれている深渕や、洞奥から湧き出ている清流等、まるで海底探検をしているかのような、青い世界が楽しめます。
営業時間:年中無休9:00~17:00
料金:大人1,200円、大学生1,000円、中高校生800円、4歳~小学生600円
アクセス方法
車
①大分方面からの場合国道10号線から犬飼町へ、国道326号線~三重町へ進みます。
②延岡方面からの場合国道326号線~三重町まで、そして市場一区交差点を左方向へと曲がって、502号線へ進みます。ナビを利用した場合、「宇目の道の駅」を少し過ぎると「左方向へ」のが出ます。しかしそのナビに従って進むと、なかなかに厳しい山道ルートが出てしまいますので、326号を三重町まで進んでください。
※約300台分の無料駐車場があります。
電車+タクシー
豊肥本線「三重町駅」で降りた後に、三重町駅前からタクシーに乗って約20分程です。
稲積水中鍾乳洞の見どころ
水中洞と新生洞
稲積水中鍾乳洞への入口には「虹の滝」がありますが、そこには小さい滝があり、運が良いと虹がかかっている所を見れます。
そして中へ進んでいくと、水中洞と新生洞という2つの道があり、それぞれ別の景観を楽しめます。
例えば水中洞を道なりに進んでいけば、そこには「仙人の淵」や「底なしの淵」と名づけられた観賞スポットがあります。
「底なしの淵」はちょっと恐ろしいような名前ですが、しかし深い青色が神秘的な水景色を見れる場所です。
他にも「エメラルドの泉」という名の水景色や、最終地点には「示現の淵」と呼ばれる水景色があります。
どのスポットもとても不思議で、鍾乳石と水が合わさるとこのような神秘的な景色に変わるのか、と感じられるでしょう。
一方、新生洞の方は、例えば「ベルホール」と呼ばれるとても変わった鍾乳石があります。
また、「名残りの池」という名前の、青色の水辺と鍾乳石が美しいスポットもあります。
水中洞と新生洞、どちらも約200m程ですが、じっくり見て歩いていると、いつの間にか1時間2時間経っていた、と思う程、見応えがあります。
特に水中洞は本当に美しく、日本でも本当に珍しい景色を眺められるでしょう。
鍾乳洞だけじゃない!ホタル観賞もできます
稲積水中鍾乳洞は大きな敷地内にある鍾乳洞で、「いなづみ白山川キャンプ村」と呼ばれるキャンプ地もあります。
営業時間は毎年4月~10月、バンガローが約18棟あり、チェックインは15:00、チェックアウトは11:00です。
予約制で有料ですが、山の方にあるという事で自然がいっぱいなので、綺麗な水辺の季節になると白山川ではホタルが舞っている日もあるのです。
せっかくだから鍾乳洞見物がてらキャンプを楽しみたい!という場合には、是非こちらで泊まってみましょう。
昼は鍾乳洞で遊んで夜は星を見て、とっても楽しい想い出が作れますよ。
お店もあります!
鍾乳洞の近くには、「昭和タイムトリップ ロマン座」と呼ばれる観賞スポットや、お食事処、売店もあります。
鍾乳洞を鑑賞した後にちょっとだけ休憩したい、何か軽食を食べたいという時に立ち寄ってみましょう。
特に「昭和タイムトリップ ロマン座」はその名の通り、昭和感溢れるとても雰囲気の良い場所です。
小さい子には珍しく、大人にはちょっと懐かしい場所で、昔に想いを馳せるのもいいですね。
白蛇堂や弘法の滝、池について
稲積水中鍾乳洞の近くには、「白蛇堂」という、白い蛇の観賞できるスポットもあるのです。
真っ白な身体はとっても神秘的、売店では脱皮した白蛇の皮が入った御守りも販売されているので、1つ買ってみるのもいいですね。
そして「弘法の滝」という、ちょっとした滝もあります。見応えがあり、その辺りもちょっと散策するのにおすすめです。
また、鯉や合鴨の泳いでいる池もあったりと、自然がいっぱいな場所です。
稲積水中鍾乳洞での注意点
ナビに注意
車で向かっていると、ナビで「宇目の道の駅」を過ぎた辺りで「左方向へ」の指示が出るでしょう。しかしそのままナビに従って進んでしまうと、結構厳しい山道へと入ってしまいます。ナビの通りには行かずに、326号を三重町まで進むルートを取ってください。そちらの方がスムーズに稲積水中鍾乳洞まで進めるでしょう。
スニーカーがおすすめ、上着も必要
鍾乳洞といっても、自然のままの洞窟という訳ではなく、水があるルートも道が整備されているので、濡れる心配はありません。しかし足元は結露等で滑りやすくなっている場合がありますから、歩きやすく滑りにくいスニーカーをおすすめします。それから鍾乳洞は年中温度が15℃前後に保たれている事から、夏場に半袖で入ると寒さを感じやすいのです。出来れば薄手の上着を持っていって、鍾乳洞内に入る時だけでも上着を着ておきましょう。
稲積水中鍾乳洞周辺観光スポット
道の駅きよかわ
稲積水中鍾乳洞へ行く前、または帰る前には、「道の駅きよかわ」でちょっと休憩を取りましょう。地元の新鮮な野菜やお土産が売っていたりと見どころたっぷりなので、こちらはおすすめです。特に自家用車で県外から来ている場合は、ここで一息ついてから帰ってもいいですね。
原尻の滝
稲積水中鍾乳洞から約10kmと結構離れていますが、そこには「原尻の滝」と呼ばれるナイアガラの滝のような、大迫力な観光スポットがあります。幅120m、高さは20mもあり、遠くから眺めているだけでも激しい水音が聞こえてくるようです。原尻の滝の周囲には緑が広がり、山々も遠くに見える事からも、とても眺めのいい場所です。大分観光をするならば、是非抑えておきたいスポットでしょう。
用作公園
稲積水中鍾乳洞から約15km程の所には、「用作公園」という、水辺とそこに移る紅葉が美しい事で有名な観光スポットがあります。元々は岡藩主の別荘地だったらしく、とても雰囲気の良い場所です。
妙覚寺
稲積水中鍾乳洞から約20km弱の所には、「妙覚寺」という名の少し不思議な雰囲気のお寺があります。あまり派手なお寺ではないものの、緑の生い茂る石段等、美しい景観が望めます。社寺仏閣見学がお好きならば、鍾乳洞からはかなり距離がありますが、一度立ち寄ってみてください。
リバーパーク犬飼
稲積水中鍾乳洞から約20km程の所に、芝生や遊具、バーベキューが出来る場所やテニスコートがある広場があります。天気のいい日にはお弁当を持って遊びに行ったり、休憩にはおすすめの場所です。コンビネーション遊具もあって、小さい子も遊び応えばっちりです。
神秘的な青の世界が楽しめる稲積水中鍾乳洞で遊ぼう
日本でもとても珍しい水中洞窟のような景色が楽しめる稲積水中鍾乳洞では、神秘的な青の世界を堪能できるでしょう。
それだけではなく、稲積水中鍾乳洞と同じ敷地内には、キャンプ場や休憩所と、色んな観賞スポットがあります!
近くには美しい川も流れていますから、6月の雨が止んだ後には、澄んだ空気の中を沢山のホタルが舞い踊る景色も見れるでしょう。
稲積水中鍾乳洞の付近には、ナイアガラのような壮大な滝に、休憩所としておすすめな道の駅等もあります。
子供ならば鍾乳洞にワクワクして、大人ならば綺麗な景色にうっとり癒される、稲積水中鍾乳洞へ出掛けましょう。
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