イタリアで人気!贈って喜ばれるお薦めのお土産20選
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF-%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%84%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF-1879572/
穏やかな地中海気候に恵まれ、紀元前から高度な文明が栄えてきたイタリアは、知と技が集結し華やかな伝統文化が時代を彩ってきました。王侯貴族から庶民まで満遍なく侵透してきた、洗練されたイタリア産物を、是非日本で堪能してはいかがでしょう。地元民にも人気のイタリア土産を厳選し、お薦めのブランド名を添えてご紹介してまいります。
【菓子・スイーツ】
1.「ペルジーナ」のバッチチョコレート
出所:https://www.baciperugina.com/au/products/baci-original-dark
イタリア土産の代表格とも言える、青いパッケージに銀の包み紙がシンボルの「バッチチョコレート」は、1907年にベルージャで4人の菓子職人によって開業しました。1922年ルイーザ・スパニョーリが開発したヘーゼルナッツをまるごとチョコでくるんだ姿は、その突き出た形からゲンコツと呼ばれていましたが、創業者の息子ジョヴァンニが彼女に恋をしたことから、「Bacio→Baci/キス」という名に変わりイタリアでバレンタインなど愛を込めて贈るプレゼントとして人気商品となりました。
現在も年間3億粒以上売られている人気商品で、スーパーでも簡単に手に入り、安価ながらとても美味しいので、「愛の伝説」のあるお菓子を是非、日本で分け合って楽しんで下さい。
・名称: Perugina Baci chocolate
・取扱店: ローマ/Conad Supermarket店
・住所: 14A, Via Buonarroti, 8B, 00185 Roma RM
・電話番号: 06-482-8281
・営業時間: 月~土/8:00-21:00、日/8:00-20:00
・定休日: 無休
・料金: バッチチョコレートクラシック200g/6.45€
2.「カファレル」のジャンドゥーヤチョコレート
出所:https://wowma.jp/item/341614643?spe_id=rank_item_6
「カファレル」はトリノで1826年にピエール・ポール・カファレルが開業したチョコレート会社で、1852年に職人が開発した、焙煎したヘーゼルナッツやアーモンドをペーストにしてチョコレートに混ぜた「ジャンドゥーヤ」が画期的と評判になり、世界の王室御用達のチョコレートとして長く愛されてきました。
カカオ豆はアフリカ諸国から、ヘーゼルナッツはピエモンテ州ランゲ地方から厳選した最高水準のものだけを使用し、味わい深く上品な味がベストセラーの秘密です。金のアルミの包み紙も高級感があって、丁寧に造られた逸品だと感じさせてくれます。
・名称: Caffarel Gianduia/カファレル・ジャンドゥーヤ
・取扱店: ローマ/Della Manna Co.Ri.店、Caffè Trombetta、フィレンツェ/Alessi 店、ParideNero 65店
・住所: Via Salaria 79 001978 Roma RM(Della Manna Co.Ri.店)
・電話番号: 06-841-6689(同上)
・料金: ジャンドゥーヤ詰合せ箱入り290g/29.9€、同袋入り250g/12.9€、
3.「アメディ」のチョコレート
出所:http://prontomarcella.com/2016/10/31/our-chocolate-tasting-experience-at-amedei/
世界でも貴重なカカオ豆を発見したセシリア・テッシエリ女史が、1990年にトスカーナで「アメディ」を創業し、創意工夫を凝らしたチョコレートを世に送り出してきました。トスカノブラック70%とバランスよい配分のチョコをベースに、タバコ、ローストモルト、杉の木といった、香り高い独特のフレーバーが特徴的な大人のチョコレートです。
クリオロやトリニタリオといった最高級のカカオ豆、サトウキビ、ミルク、フルーツなどすべて厳選された高品質の材料を用い、添加剤や油は一切使わず、少量生産で品質を維持し、「トスカーナの魔法」と称されるアメディのチョコは、最高のチョコレートに贈られる「ゴールデン・ビーン賞」の常連でもあります。
・名称: AMEDEI/アメディ
・住所: リナシェンテ・ローマ店/VIA DEL TRITONE 61, VIA DEI DUE MACELLI 23, 00187, Roma
・電話番号: 02-9138-7388
・営業時間: 月~日/10.00 – 22.00
・定休日: 無休
・取扱店: リナシェンテ百貨店各店舗・ローマ/Caffetteria Beltramelli店、ミラノ/Rinascente Milano店、
ヴェネチア/T Fondaco dei Tedeschi by DFS店他
・料金: プラリネチョコレート6種詰合せ箱/21€、同16個入り/26€、同25個入り/37€
4.「ジョヴァンニ・ガッリ」のマロングラッセ
出所:http://giovannigalli.jp/free/about
ヨーロッパの特権階級の嗜好品であったマロングラッセを、昔ながらの製法で手作りする「ジョヴァンニ・ガッリ」は、ジョヴァンニが1911年に創業した100年以上続く老舗の菓子店です。
イタリア・カンパーニャ州の山で採れた、いがの中に実が一つだけ入っている、大粒でずっしりと重みのあるマローネのみを使ってじっくり時間をかけ漬け込むその製法は、門外不出の秘密の製法と言われています。添加物は一切使用せず、栗・砂糖・水・バニラのみを使い、甘さ控えめでコクのあるマロングラッセが出来上がるのです。
1945年にはイタリア・サヴォイア王室御用達の称号を授与され、2006年にはミラノ市から「歴史遺産店舗登録」に選定されました。イタリアにしかない伝統のマロングラッセは、スイーツ好きにはこの上ない上等のお土産になるでしょう。
・名称: Giovanni Galli/ジョヴァンニ・ガッリ
・住所: ミラノVICTOR HUGO店/Via Victor Hugo, 2 - 20123 Milano
・電話番号: 02-8646-4833
・営業時間: 月~土/8:30~20:00、日/9.00-13.30
・定休日: 無休
・取扱店: ミラノ/PORTA ROMANA店
・料金: マロングラッセ1kg/78€
【食品】
5.「コロンナ」のオリーブオイル
出所:http://www.piaceridellavita.com/pdv-club/aziende/2733-marina-colonna,-una-vita-dedicata-all-olio.html
イタリア料理に欠かせないオリーブオイルは健康や美容にも効果があり、日本でも多く愛用されています。特に純度が高く酸性度の低いエキストラバージンオリーブオイルは高価ですが、イタリアでは手頃な値段でスーパーなどで購入できるので、イタリアらしいお土産として理想的です。
いろいろなブランドのオリーブオイルがありますが、やや高級路線のマリナ・コロンナ社は、極上のエキストラヴァージンオイルを生産し、イタリア国内外にファンを持っています。先祖が中世の十字軍兵士に遡る由緒ある家系で、1996年からマリナ女史がオーナーを務めています。
アドリア海に面した320ヘクタールある広大な土地に24種類のオリーブの木が栽培され、手作業で良質なオリーブを生産しています。2005年にはエクストラバージンスローフード賞を受賞しています。
・名称: Marina Colonna/マリナ・コロンナ
・住所: Masseria Bosco Pontoni, 86046 S.Martino in Pensilis
・電話番号: 08-7560-3006
・取扱店: Conadローマ/Viale Di Valle Aurelia店
・営業時間: 月~土/8:30-20:00
・定休日: 日曜日
・料金: エキストラバージンオイルクラシック750ml/17.5€、DOPMolise250~750ml/11~22€
6.「マツェッティ」のバルサミコ酢
出所:https://www.horecanews.it/laceto-balsamico-di-modena-mazzetti-scopre-il-mercato-italiano/
近年日本の食卓でも使われるようになったバルサミコ酢ですが、イタリアの中でも本場はエミリア・ロマーニャ州のモデナになります。モデナ県で栽培される葡萄の果汁からの抽出できる調味料で、複雑な風味、甘さと酸味の程よいバランスが特徴です。
「マツェッティ」は戦後フェリーチェ・マゼッティが創業し3代続くバルサミコ酢の有名店で、70年代以降海外市場を拡げ、現在は40か国以上で販売されています。同じ発酵食品である醤油と、どこか似たようなコクと風味があります。本場モデナものを是非手に入れたいものですが、購入の際はモデナ産を承認するPDO認証を確認することを忘れないように!
・名称: Mazzetti/マツェッティ
・取扱店: Conadモデナ/Conad City店
・住所: Strada Formigina 260, 41100 Modena (MO)
・電話番号: 059-357-332
・営業時間: 月~土/8:00-20:00
・定休日: 日曜日
・料金: モデナオリジナルバルサミコ酢16.9FL onz/18.99€
7.「タルトゥッフランゲ」の白トリュフ塩
出所:https://www.tartuflanghe.com/prodotti/sale-guerande-tartufo-bianco-30g/
高級食材の世界3大珍味トリュフは9種類あるとされていますが、中でも白トリュフ、特にピエモンテ州アルバの白トリュフは最高級品としてその名をとどろかせています。そのアルバで1968年にドメニカ・ベルトルッソとベッペ・モンタナーロが開業した「タルトゥフランゲ」は、地元で最も有名なトリュフ業者で、1990年に初めてトリュフ入りパスタを開発して世界の注目を浴びたことでも知られています。ピエモンテ州より「特別伝統工芸」の称号も授与されています。
同社のアルバ産の白トリュフとゲランド産の海塩を使った最高級の白トリュフ塩は、世界中の有名レストランでも使われており、日本の家庭料理でもその威力を難なく発揮できるでしょう。なお、白トリュフ塩は、調理に使うより調理後に振りかけるのがお薦めです。
・名称: Tartuflanghe/タルトゥフランゲ
・住所: Loc. Catena Rossa 7 – 12040 Piobesi d’Alba (CN)
・電話番号: 01-73.36-1414
・取扱店: リナシェンテ百貨店各店舗/ローマPiazza Fume店他
・営業時間: 月~金/9:30-21:00、土/9:30-21:30、日/10:00-21:00(同店)
・定休日: 無休
・料金: 白トリュフ入りゲランドの塩30g/9.6€、同100g/19€、トリュフ入りゲランドの塩30g/7.5€
8.「ウルバーニ」の黒トリュフソース
出所:https://twitter.com/urbanitartufi
白トリュフより生産量も多く、イタリアでは日常使いに使われる黒トリュフは、塩だけでなくベースト状のソースとして、パスタや肉・魚・野菜料理のワンランク上の味付けとして使われます。
1852年から続く家族経営の「ウルバーニ」は、トリュフの栽培、トリュフハンターによる収穫、輸出に始まり、現在では様々な商品を開発する一大企業に発展しました。新鮮なトリュフの香をいっぱい詰め込んだトリュフソースは日本の数倍安価で購入できるので、イタリアの高級土産としてお薦めです。
・名称: Urbani/ウルバーニ
・住所: S.Anatolia di Narco, 06040 Perugia (PG) Umbria Italy
・電話番号: 0743 613171
・取扱店: リナシェンテ百貨店各店舗/ミラノ・PIAZZA DUOMO店他
・営業時間: 月~土/9:30-22:00、日/10:00-22:00(同店)
・定休日: 無休
・料金: 黒トリュフソース80g/7.8~39.9€、サマー黒トリュフソース80g/22.9€
9.「バリラ」のパスタ
出所:https://www.futurebrand.com/our-work/barilla
イタリア料理を代表するパスタは地方ごとに特色があり、国内でも650種類あると言われています。イタリアのパスタ業界を代表する大手の「バリラ」は、エミリア・ロマーニャ州パルマで1910年にピエトロ・バリラが創業した食品会社で、世界中で販売されている一大メーカーです。
1910年に作られた最初の工場で登場した、革新的な「連続焼きオーブン」のお陰で、労力を抑えた大量生産が可能になり、以来様々なパスタ製品を製造してきました。良質なデュラム小麦を使い最高のアルデンテを約束するパスタは、スパゲッティやマカロニタイプから可愛いリボン型、ハート形などのショートパスタもバラエティに富んでいます。スーパーでも気軽に購入でき、保存が効くのでお土産にも最適です。
・名称: Barilla/バリラ
・住所: Via Mantova 166, 43122 Parma Italy
・電話番号: 02-7602-1504
・取扱店: Conad Cityミラノ/Via Carlo Giuseppe店他
・営業時間: 月~土/8:00-20:30、日/9:00-13:00 (同店)
・定休日: 無休
・料金: スパゲッティ500g/1.69€、マカロニなど500g/0.85€
10.「イナウディ」の乾燥ポルチーニ
出所:https://blog.giallozafferano.it/simona68/inaudi-piaceri-del-gusto/
イタリアの松茸と称されるフンギボルチーニは、カリウム、リン、鉄、ベータカロチン、葉酸などミネラルを多く含み、ダイエット食品としても注目されている茸の王様です。それをイタリアの太陽で天日干しし、旨みをぎゅっと閉じこめた乾燥ポルチーニがグルメなお土産として人気です。
イナウディは1929年にクネオ州ブスカでイナウディ・ミケーレによって創業した茸の取引専門の会社で、ポルチーニに目を付けたイナウディ家は、60年代に生製品だけでなく加工品や瓶詰商品を開発しその名を留めました。軽くてお土産にも最適な乾燥ポルチーニは、日本で本格的なイタリア料理を約束してくれるでしょう。
・名称: Inaudi/イナウディ
・住所: Corso Mazzini No.148 – 12011 Borgo San Dalmazzo
・電話番号: 01-7126-6189
・取扱店: Borgo San Dalmazzo店、Cuneo店、Alba店他
・営業時間: 月~金/8:00~12:00、14:00~18:00(本店)
・定休日: 土・日曜日
・料金: 乾燥ポルチーニ20g~970g/6.6~165€
11.「コスタドロ」のイタリアコーヒー
出所:https://www.vinsetgastronomie.com/caffe-costadoro/
イタリアのコーヒーと言えば、カプチーノ、カフェラッテ、エスプレッソといった日本人にも馴染みのメニューが思いつくほどコーヒーの種類や銘柄も豊富です。日本でもよく耳にするイリーやラヴァッザもお土産として定番ですが、日本ではあまり知られていない「コスタドロ」のコーヒーはいかがでしょう。
「コスタドロ」はトリノで1890年にオレスト・ベクッティが創業したコーヒー焙煎小売業でス。100%アラビカ産珈琲豆を使い、ゆっくり時間をかけて焙煎されたコーヒーが、味にうるさいイタリア人の間でも評判となり、現在では40か国で愛飲されています。
・名称: Costadoro/コスタドロ
・住所: Lungo Dora Colletta, 113/6 – 10153 TORINO
・電話番号: 0112483804
・取扱店: Costadoro Coffee Lab, Dove Siamo (トリノ店)
・営業時間: 月~金/7:30~20:30、土/8:30~21:00、日・祝/8:30~20:00
・定休日: 無休
・料金: エスプレッソ1kg/20.5€、マスタークラブエスプレッソ250g/5.9€
【酒】
12.「カプリ島」のリモンチェッロ
出所:https://distribuzionemoderna.info/notizia-del-giorno/molinari-si-beve-limoncello-di-capri
イタリアのお酒で有名なものの一つ「リモンチェッロ」は、レモンからできる食後酒でサイズもさまざま、イタリアの地図を象ったブーツ型などもあるのでお土産にもお薦めです。
レモンの生産が盛んな南イタリアものが有名ですが、中でもカプリ島のリモンチェッロは歴史と伝統が長く一番人気の銘柄です。伝説的なホテル「マリアントニア」で、オーナーのヴィンチェンツァ・カナーレが提供したリモンチェロが発祥で、1988年に彼女の子孫が「リモンチェッロ・ディ・カプリ」の銘柄を設立しました。「リモンチェッロ」という語を使って特許を取得した最初の企業です。
材料は100%天然レモンのみ使用し、防腐剤、安定剤、人工着色料、香料など一切使用せずに製造されています。アルコール度数は30度と強めなので、ストレートが苦手な方はソーダで割ったり、デザートや料理の風味に使うこともできます。
・名称: Limoncello/リモンチェッロ
・取扱店: Esserunga/エッセルンガ・ローマ店
・住所: Viale Palmiro Togliatti n. 1021, ROMA
・電話番号: 06-259-0775
・営業時間: 月~土/7:30-22:00、日/9:00-20:30
・定休日: 無休
・料金: カプリ島オリジナル1l入り/14.9€、同3本セット/47.8€
13.「バローロ」のイタリアワイン
出所:https://www.winescholarguild.org/blog/top-ten-italian-red-wines-beginner-guide.html
イタリア人の国民酒とも言えるイタリアワインは紀元前2000年に遡る4000年の歴史があり、2012年以降イタリアのワイン生産量は世界一を誇っています。近年スーパータスカンブームを引き起こしたトスカーナワインも個性的ですが、迷わず誰にでも喜ばれるワインを選びたいなら、イタリアワインの王様と言われるピエモンテ州の「バローロ」ワインなら間違いないでしょう。
イタリアでDOC以上の格付けワインが最多のピエモンテ州で、最上級と称えられる赤ワイン「バローロ」は、かつてピエモンテを統治していた貴族の御用達ワインで、イタリアが統一後の初代国王にちなみ、「王のワイン」と呼ばれるようになりました。
「ネッビオーロ」というブドウだけを使い、しっかりした渋みと酸味があり口当たりなめらか、コーヒーのような香りがあり、肉料理に合うワインです。
・名称: Vino Italiano/イタリアワイン
・取扱店: Enoteca Gusto Divino/エノテカ・ローマ店他
・住所: Via Alessandria, 18, 00198 Roma RM
・電話番号: 06-6446-5086
・営業時間: 月~土/11:00-21:00
・定休日: 日曜日
・料金: Barolo Terre Del 2015/28.5€、Virna Barolo 2012/26.73€、Elio Altare Barolo 2015/79.93€
14.「イルバ」のアマレッット・ディ・サローノ(食後酒)
出所:https://www.liquor.com/recipes/disaronno-sour/
ルネッサンス時代に歴史が遡るアマレッット・ディ・サローノは、昔からイタリアの家庭で作られてきた自家製リキュールを、サローノのレイナ家の子孫が店を構えて市販化されるようになりました。1947年には子孫によりI.L.L.V.A/イルバ社が設立され、サローノに本社工場を構えて本格的なビジネス展開が始まりました。
ブランドを象徴する四角いボトルは1940年代から変わらないデザインで、ムラノガラスの特注です。ヴェルサーチやトルサルディなど、有名デザイナーとコラボしたボトルも毎年発売されています。
アルコール度数25度、杏仁豆腐のアーモンドのような甘い香りがする食後酒で、氷を入れてロックでいただいたり、スイーツや料理などのレシピにも風味づけとして利用されています。国内のお酒専門店やデパート、免税店などで売られています。
・名称: ILLVA/イルバ(本社)
・取扱店: WHISKY & CO他
・住所: Via Margutta, 29, 00187 Roma RM,
・電話番号: 06-3265-0514
・営業時間: 月/15:30-19:30、火~土/10:30-19:30
・定休日: 日曜日
・料金: アマレッットディサローノ750ml/24.3€
【コスメ・美容品】
15.「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の石鹸
出所:https://beautyscenario.com/beauty-routine/beauty-routine-bartolomeo-mereu/
古都フィレンツェで1612年に創業した「オッフィチーナ・プロフーモ・ファルマチェウティカ・ディ・サンタマリアノヴェッラ」は、400年以上の歴史を持つ老舗化粧品専門店です。かつてペスト流行の時代に消毒液として使用され、1381年に修道士達が製造販売していたと記録されているローズウォーターを、現在でも伝統的な調合で生産販売していることでも有名です。
化粧品と並んでお薦めなのが、4種類のモデルタイプと7種類の香が選べるリッチな石鹸シリーズです。アンティークな包装紙がイタリアの気品を感じさせ、良質な植物性オイルや全乳を使った石鹸は、肌にしっとり潤いを与えてくれます。男性用の石鹸モデルもあるので彼氏やお父様のお土産にいかがでしょう。
なお、「800年の歴史を持つ」と日本では紹介されることもありますが、「1381年に修道士達が既にローズウォーターを販売していたことを記録する文書が残されている」という事実と混同して800年と勘違いしているケースがあります。実際は本社の公式サイトに記載があるように「1612年創業、2012年に400周年」が正しく、この史実に基づいて「400年の歴史」としています。
・名称: Santa Maria Novella/サンタ・マリア・ノヴェッラ
・住所: Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella, Via della Scala, 16 – 50123, Firenze
・電話番号: 05-521-6276
・営業時間: 月~日/9:00-20:00
・定休日: 無休
・取扱店: レジナルド・ジュリアーニ店、フォルテ・デイ・マルミ店、ミラノ店
・料金: アイリス牛乳石鹸3.5oz/18€、ミニ石鹸2個入り/30€、男性用石鹸130g4個入り/72€
【ファッション・雑貨】
16.「ベネチアングラス」のグラス&アクセサリー
出所:https://www.seguso.it/it/vetro-artistico-murano/set-bicchieri-da-tavola/
世界の高級グラスの一つ「ベネチアングラス」は、紀元前2000年からシリアで生産され、4000年の歴史を持つ伝統工芸品です。中世にビザンチン帝国とベネチアとの交易が始まりガラス産業が発展すると、工房での火事を避けるため13世紀にムラーノ島に工房が移転させられ、職人たちがムラーノ島に集まり技術を発展させました。
ベネチアングラスの職人は約35年の経験が必要と言われ、1つのグラスを作るのに、そうした熟練の職人の手を何人も経るため、当然高価となるイタリアの至宝なのです。
ベネチアングラスを専門に製作販売している「ラグーナムラーノグラス」は、赤や青などの色付きのグラスに金採を施した古典的なものからモダンなデザインまで、食卓用ワインを豊富に取り揃えています。また繊細な技術を駆使したベネチアングラスのアクセサリーや腕時計なども、お土産として人気です。
なお、ムラーノ島にベネチアンガラス職人が強制移動となった背景は「高度な技術を外に漏らさないため」という所説も多く、日本のサイトでもその理由を上げている記事もありますが、実際は「ガラス製造に使用する原料が火を誘引しやすいため、火事を避けるため」というのが、事実のようです。
・名称: Vetro di Murano/ムラノガラス(ベネチアングラス)
・取扱店: LAGUNA MURANO GLASS s.r.l/ラグーナグラスショップ
・住所: Calle Giazzo, Sestiere Castello,4328,30122 Venezia
・電話番号: 041-271-8621
・営業時間: 月~日/8:30-18:00
・定休日: 無休
・取扱店: ミラノ/Griffe店他
・料金: Tavola赤25cm2個セット/41€~、Tipetto Bevante Del Doge/50 €~
ベネチアングラス腕時計/50~80€、ベネチアングラスイヤリング/50~70 €
17.「キウラート」のお皿&コースター
出所:https://theinsta-stalker.com/share/v8H8cfyyHX
ローマのスペイン広場近くにある土産雑貨店で、本物のフルーツや植物をアクリル樹脂で閉じこめたお皿や器が人気です。コースターからお皿までラインナップがあり、閉じこめてある植物は本物の花やフルーツだけでなく、麦、葉っぱ、木の実、コーヒー豆、ビスケット、貝殻、ヒトデなど、バラエティに富んでいます。
1つ1つ丁寧に手作りされているので値段設定はやや高めですが、軽く割れにくいので持ち運びにも便利、お土産には最適です。日本人の店員がいるので安心して購入できます。
・名称: Chiurato/キウラート
・住所: Via dei Due Macelli, 61, 00187 Roma RM
・電話番号: 06-678-0914
・営業時間: 火~土/10:30-19:30、日・月/11:00-19:30
・定休日: 無休
・料金: コースター/15€、皿/70€
18.「エミリア・ブラーノ」のベネチアンレース
出所:https://www.chicadvisor.com/chic-point/emilia-burano-venezia/emilia-burano/
ベネチアンレースはベネチアから10km離れたブラーノ島び特産品で、「メルレッティ」と呼ばれる一本の糸でレースを立体的に編み上げる職人技で有名な美しいレースです。漁業が盛んだったブラーノ島で、漁に使う網を修理する技術からレース編みが発展したと言われています。
高度な技術と時間を要する本物のベネチアンレースを扱う店として有名なのが「エミリア・ブラーノ」店で、4代に渡って伝統の技術を受け継いでいます。機械では絶対に出せない本物の手編みレースは、繊細な芸術作品で、かさばらず軽いのでお土産にも最適ですね。
・名称: EMILIA BURANO/エミリア・ブラーノ
・住所: Piazza Galuppi 205, Burano Ve 30I42
・電話番号: 041-735-245
・営業時間: 月~日/9:30-18:00
・定休日: 無休
・取扱店: ベネチア店
・料金: イニシャル入りレースハンカチ/30€~、レース壁飾り/70€~、テーブルセンター/250€~
19.「イル・ブセット」の皮製品
出所:http://supra-quintessence.blogspot.com/2011/06/il-bussetto.html
世界のファッションをリードするイタリアは上質な革製品の生産でも有名です。特にフィレンツェは伝統と歴史が長く、上質でセンスあるデザインの革製品がお手頃価格で購入できるので、お土産にはお薦めです。
革製品のお土産を探すには、露店やセレクトショップなどより、職人がその場で作る革工房が本格的でお薦めです。有名デザイナーにも支持されるフィレンツェの有名な革工房「イル・ブセット」は、1979年にジュゼッペ ファナーラが開いた工房です。
細部までこだわった彼の一流の職人技がおりなす作品は、全て丸みを帯びた柔らかい形で角がなく、縫い目がないという独特な製法を誇ります。人気のコインケースは飽きの来ないデザインで、上質ながらアクセスし易い値段設定になっています。
・名称: Il Bussetto/イル・ブッセット
・住所: Via Palazzuolo 136r, 50123 Florence
・電話番号: 055-290-697
・営業時間: 月~金/9:00-13:00、15:30-19:30、土/9:00-13:00
・定休日: 日曜日
・料金: コインケース「Il Taccoシリーズ」/45€、カードケース/48€、財布/98€
20.「カ・デル・ソル」の仮面&仮面グッズ
出所:https://dissolve.com/stock-photo/Traditional-Venetian-masks-display-San-Marco-Venice-Veneto-royalty-free-image/101-D246-71-10304
「ベニスの商人」で知られ、商業都市から観光都市へと発展したベネチアでは、町全体を舞台にしたカーニバルが有名です。そこは非日常の場であり、仮面をつけ仮装をして、いつもの自分から脱却する現実逃避のひと時を楽しむ習慣でもあります。
中世から続くカーニバルの本場ベネチアには、仮面専門店も幾つかありますが、1986年に創業した「カ・デル・ソル」は、カルタペスタ、革、セラミック、鉄などを材料に使い、伝統的な技法を駆使して中世のロマンを再現するプロの芸術家集団のアトリエショップです。
日本でも流行りのコスプレやハロウィンの仮装などでも使えますし、アート作品としてインテリアとして飾っても粋なオブジェになります。仮面が苦手な方は、仮面をあしらったアクセサリーはいかがでしょう。
・名称: Ca’del Sol/カ・デル・ソル
・住所: S. Zaccaria, Fondamenta de l’Osmarin, 4964, 30122 Venezia VE
・電話番号: 041-528-5549
・営業時間: 月~日/10:00-22:30
・定休日: 無休
・料金: アイマスク/24~76€、ファイスマスク/54€、仮面イヤリング銀製/45、同金製/149€
まとめ
地中海を挟んで、東西の粋が集結したようなイタリアは、優秀な職人の宝庫とも言われ、ファッション、グルメなどの分野においても、一流と名の付く製品が名を連ねます。無名なものでもその品質には定評があるものばかりなので、イタリアに行ったら「お手頃価格なのに一流品」を探すのが、旅の楽しみになるでしょう。それはお土産選びのコツにもきっとなるはずです。
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