ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション
ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションは、ボートに乗って神秘的なジャングルを冒険する、アドベンチャーランドにあるアトラクションです。このアトラクションでは、ジャングルで暮らしているたくさんの動物に出会うことができたり、見たこともないような神秘的な神殿の中を探索できたりと、未だかつて味わったことのないような不思議な体験をすることができるんです。小さな子供から大人まで幅広い年齢層のゲストからの人気を誇るアドベンチャーランドの目玉と言ってもいいほどのアトラクションなんです。今回はそんなジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションについて、深く迫っていきましょう♪
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ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションのバックグラウンドストーリー
ジャングルクルーズは「ジャングルクルーズ・カンパニー」という会社が企画した探検ツアーなんです。ジャングルクルーズ・カンパニーはジャンルグの様々なことを調査したり、動物や自然の保護活動を行っている会社です。ちなみにもともとはこの会社は貿易会社だったそうです。ジャングルクルーズというツアーを通して、たくさんのゲストがジャングルの素晴らしさに気付いてくれることを願ってこのツアーの開催を決めました。
もともと貿易会社だったジャングルクルーズは現在探検会社となっています。また、ジャングルクルーズとウエスタンリバー鉄道は同じ建物で運営されていますが、これはジャングルクルーズとウエスタンリバー鉄道を所有している会社が同じだからなのです。ちなみにその会社の名前は「サファリ・トレーディング・カンパニー」です。
このアトラクションでは世界中にあるジャングルを探検することができます。探索することができるのはアマゾン川、ナイル川、ガンジス川、イワラジ川です。それぞれの地域に実際生息している動物がちゃんと見られるんです。ジャングルクルーズの1番の魅力は、本物のジャングルに来たかのような気分になれるところですよね!それほどリアルに造られている動物達を見ることができるのは本当に見物です。
実はこのアトラクションのもとになっているのは、実際にウォルト・ディズニーがコロンビアの川に訪れた時の体験なんです。本物の動物達をアトラクション内に登場させたかったウォルト・ディズニーですが、安全面からその願いは叶わなかったのです。また、ジャングルクルーズでは動物達のリアルな動きや性質を表現するために、最新のオーディオアニマトロニクスという技術を使っています。
ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションの魅力
そんなジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションの魅力をご紹介します。普段何気なく乗っているアトラクションにも、まだあなたの知らない数々の魅力が存在しているかもしれませんね☆
東京ディズニーランドのオープン当時からあったジャングルクルーズは、2014年にリニューアルされ、「ナイトクルーズ」という夜のジャングルを冒険することができるというプログラムが追加されました。昼間と夜ではまた違う冒険が待っているに違いありません。そういった点も絶大な人気を誇る秘密になっているかもしれませんね!また、ナイトクルーズが行われている夜に乗車すると、ところどころライトアップされている箇所があったり、ホタルが飛んでいて輝いていたりと昼間では味わうことができない演出も盛りだくさんです。
そしてリニューアル後には、ジャングルクルーズの船長達が普段使用している休憩室や仕事をするためのオフィスを見ることができるようになりました。オフィスには船長達が書いた連絡ノートがあったり、壁にはジャングルクルーズのファンのゲスト達からの手紙がたくさん飾ってあります。これらはアトラクションに乗る前のプレショーエリアで見ることができます。
ジャングルクルーズのボート
ジャングルクルーズのボートは全部で13隻あります。全てのボートにそれぞれ名前がついていて、それぞれ所有者が存在しているというストーリーがあるのです。またボートにはそのボートの所有者にまつわるような装飾がされているのです。同じだと思っていたボートには、それぞれ個性的な特徴が存在しているので、自分の乗車したボートにはどんな装飾がされているのか注目してみてくださいね♪
そのボートの名前は川の名前や女性の名前が混ざりあってできたものになっています。ボートの所有者の職業は、探検家が多いのですが、他にも写真家や生物学者の場合もあります。気になる方は、自分は乗車するボートの名前をキャストさんに確認してみてはいかがでしょうか?
そのボートの中でも祈ることができたらラッキーだと言われているボートがあります。そのラッキーだと言われているボートは二つあり、 これに乗ることができれば幸せになると言われているそうです。それではその二つのボートをご紹介していきます。
まず一つ目は、画家が所有している「オリノコ・アイダ」という名前のボートです。 このボートは謎に包まれていることが多くあり、乗ることができたらかなりレアだと言われています。そして二つ目は、探検家が所有しているボート、「ボルタ・ヴァル」です。こちらのボートは13隻あるうちのボートの中で唯一赤のストライプ柄の屋根を持っているボートなのです。さらにこちらのボートは30年以上 もの間、使用されている一番古いボードなのです。どのボートに乗車するかは運次第なのでどちらかのボートに乗ることができればラッキーですね☆またその他のボートにでもそれぞれ特徴があるので、アトラクションに登場するたくさんの動物達だけではなく、そういったものにも注目してみてはいかがでしょうか?
ジャングルクルーズに登場するキャラクターの前職について
ジャングルクルーズには動物たちだけではなく、人間のキャラクターも登場しています。それがジャングルの原住民であるサムです。サムはジャングルでお守りを販売している商人です。このサムが登場するのは、アトラクションのラストですが、それぞれのボートにはこのサムが売ってくれたというお守りが装飾されています。このお守りはアトラクション中に、ボートに乗っているゲストたちを実際に守るという役割を果たしてくれていました。
このサムの横には、まだ子供のゾウとたくさんのお守りたちが置いてあります。そして、「ON SALE!」の看板も一緒に並んでいます。アトラクションのオチのような存在として使われているサムですが、このサムには歴史があります。現在はお守りを売る仕事をしていますが、ジャングルクルーズがリニューアルされる前は果物を売っていました。さらにその前は、干し首を持ってアトラクションのラストにいたのです。この時のサムの名前は首狩り族でした。アトラクションが リニューアルをされると同時にサムの顔つきも優しくなっていったと言われています。
伝説の神殿
そして、なんと言ってもジャングルクルーズの見どころといえば、アトラクションの終盤に訪れる「伝説の神殿」です。この神殿は入り口にある地図には載っていません。地図には登場する動物達が順番に書かれているのですが、この神殿だけは書いてないのです。それはなぜかというと、私たちゲストはジャングルを探索している3週間の旅の途中で、偶然この伝説の神殿を発見したというストーリーになっているからなんだそうです。神殿の中ではプロジェクトマッピングが使われた演出を見ることができます。これがとても綺麗で神秘的なんです。しかし、夜に行われているナイトクルーズでこれを見ると、少し怖いと感じる方もいるみたいです。
この神殿には、いくつもの石でできている像があります。この像は全てどこかしら壊れてしまっていますが、その中で一つだけ壊れていない無傷な像があります。なぜひとつだけ壊れていないのかと言うと、この像は神殿の内側に存在しているため、ジャングルでの嵐や災害に見舞われずに済んだからなのだと言われています。神殿の中は真っ暗で、 像を確認するのも大変ですが、ディズニーのそういった細かいこだわりにも、ぜひ注目してみてください♪
ジャングルクルーズの船長
ジャングルクルーズの人気の1つは、キャストさんのお話ですよね!1つのボートにつき必ずキャストさんが乗っていて、ジャングルをガイドしてくれます。このジャングルクルーズでは、キャストさんのことを「船長」と呼びます。そしてこの船長のことを「スキッパー」というんです。船長のユーモア溢れる楽しいトークは、ジャングルクルーズの大目玉と言ってもいいでしょう。船長はその時のゲストや状況に合わせてたくさんのアドリブを交えてガイドしてくれるんですよ♪そのため、毎回違ったジャングルの旅を味わうことができます。ただ、ガイドの内容はアドリブではないようなのですが、なぜか毎回違うように聞こえるから不思議ですよね!何度か乗車しているうちに、お気に入りの船長を見付けることができちゃうかもしれないですね♪
さらにジャングルクルーズは、一緒のボートに乗車している他のゲストとの一体感を味わえるところも魅力の1つです。みんなで船長に言われたとおりに動物の鳴き声声の真似をしたり、リアクションしたりと、他のゲストと一緒にみんなで楽しいジャングルの旅を満喫することができます。盛り上げ上手な船長がゲストみんなで楽しめるようにアシスタントしてくれますよ♪ぜひ、ジャングルクルーズでしか味わうことのできない貴重なジャングルの旅へ出かけてみてはいかがでしょうか?
ジャングルクルーズの隠れミッキー
実は隠れミッキーもいるんですよ♪実際にアトラクションに乗車して見付けられたらとても嬉しくなります。ジャングルクルーズの隠れミッキーは、アトラクションの後半に登場します。ボートの左左手に見える水牛の親子の上には、大きなニシキヘビがいます。この大きなニシキヘビに注目してみると、さりげなく隠れミッキーが存在しています。この隠れミッキーはニシキヘビの模様のようになっており、 横顔のミッキーが見ることができます。パークの中にたくさん存在している隠れミッキーですが、横顔の隠れミッキーが見られるのはとてもレアなので、発見できたら嬉しくなりますよね♪また、ニシキヘビがいるのは左側なので、座っている位置によっては見にくいことがありますので注意しましょう。
ジャングルクルーズの概要
アトラクションの所要時間は約10分ほどで、1つのボートにつき32人まで乗車することができます。また、小さなお子さまや赤ちゃんを抱いたままでも乗車可能になっています。ただ、完全屋外アトラクションになっているので悪天候時や寒さがひどい時期などは注意しておきましょう。ボートに屋根はついていますがアトラクション中は屋外なので、やっぱり冬は寒いです。少し、演出上水がかかってしまうこともありますのでそれも頭に入れておくとよいでしょう!
ジャングルクルーズの場所は少し分かりにくい場所になっています。アトラクションのある場所自体は難しくはないのですが、実はジャングルクルーズは2階建ての建物になっていて、2つのアトラクションの入り口があります。1階はジャングルクルーズの入り口ですが、2階はウエスタンリバー鉄道の入り口になっているんです。乗車する直前に気付いてしまう方も多いので注意しておきましょう!
ジャングルクルーズの待ち時間
ジャングルクルーズはかなり空いていることが多い、と言えるアトラクションではありません。待ち時間は平日でも20分から30分ほどはかかります。週末や混雑時40分以上は待たなければいけないことが多いです。60分を越えることはあまりありませんが、ほどぼどに待ち時間があります。
また、ファストパス対象のアトラクションではないので、スタンバイで乗車することしかできません。パークが開園してからすぐは空いていることが多いです。その他には昼間も夜も含めて、パレードが行われている時は比較的待ち時間が少ないです。これはパークのほとんどのアトラクションに言えることですので、今日はパレードは見なくていいやという方には持って来いの時間ですね!
身長制限やその他の制限が少ないアトラクションのため、小さなお子様連れの方でも気軽に乗車できるという点が幅広い世代から人気となっている最大の理由かと思われます。ですから、逆に小さいお子様や家族連れが少ないナイトクルーズの時間帯は昼間よりも空いていることが多いのでおすすめです!ナイトクルーズに出掛ける際は、温かい服装をしていくようにしましょう!ディズニーの夜は冬以外の季節でも冷えることがあります。
最後に
ご紹介した他にも、ジャングルクルーズにはたくさんの見どころがあります。ジャングルクルーズには動物の王様と言われているライオンも登場しますが、このライオンの登場シーンでは、ディズニー映画「ライオン・キング」で登場する名曲「サーフクル・オブ・ライフ」が流れているんです。これもぜひ注目してほしいポイントになっています。
また、ジャングルクルーズには、ある深いメッセージが込められています。それは、「ジャングルの動物や植物たち、そしてその文化を調査し、また保護して人々に素晴らしさを伝える活動をしています。」ということです。ジャングルクルーズのツアーにやって来たゲストたちに、自然の素晴らしさというものを伝えようとしてくれているアトラクションなのですね!
ぜひ、ジャングルクルーズでスリルたっぷりの世界中のジャングルの旅を満喫し、そして、これからも自然を大切にしていきましょう!!
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