感覚ミュージアム

感覚ミュージアム
日本で初めての視覚・聴覚・嗅覚・触覚など「感覚」をテーマにするミュージアム。感覚体験を通して感性を磨き、想像力を高めることを狙った博物館です。館内はダイアローグゾーン(身体感覚空間)とモノローグゾーン(瞑想空間)の2つのゾーンからなり、見る、聞く、嗅ぐ、触れるといった体験により、感覚を意識することができます。

周辺の類似スポットを地図で見る

感覚ミュージアムの基本情報


【スポット】感覚ミュージアム
【ふりがな】かんかくみゅーじあむ
【 住所 】宮城県大崎市岩出山字下川原町100

感覚ミュージアム
が含まれる観光マップ



公式サイト

日本初の不思議な展示が楽しめる「感覚ミュージアム」

宮城県大崎市の「感覚ミュージアム」は人間の五感をテーマにした全国でも珍しいミュージアム。館内には、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感にちなんだアート作品が所せましと展示されています。

こちらのミュージアムの特徴は、作品を見るだけではなく、実際に触れたり体験したりすることで、五感をフル活用、全く新しい体験ができるミュージアムとして話題になっています。

感覚ミュージアムの概要

「感覚ミュージアム」は2000年にオープンした宮城県大崎市の美術館。日本で初めての「五感」をテーマにしたミュージアムということで大きな話題を集めました。特にテレビ番組などで紹介されて人気が爆発、東京をはじめとする首都圏からも多くの人が訪れています。

館内には五感に訴えかけてくる作品が多数配置され、これまでにない新しい感覚を体験することが可能。このミュージアムでは、館内での感覚体験を通じて感性を磨き、想像力を高めることで心の豊かさや、忙しい日常で忘れがちなゆとりを取り戻すことを目的にしています。

理屈ではなく、感覚そのものをテーマとしているため、美術やアートに対する知識や興味がない人や小さな子ども、高齢者まで楽しめるミュージアムとして大きな人気を集めています。

感覚ミュージアム館内の2つのゾーン

「感覚ミュージアム」の館内は、大きく分けて2つのゾーンに分かれています。まず一つ目は「ダイアローグゾーン」。ダイアローグゾーンでは、空間装置がメインとなったゾーンで、館内に入る人は実際に様々な展示に触れて、新しい感覚を体験することができます。

もうひとつが「モノローグゾーン」。こちらは多彩な空間演出により、館内を歩くうち瞑想に似た状態を楽しむことができます。

どちらの展示でも、五感がフル活用されるのを感じることができるはず。

また管内の展示は触っていいものばかりなので、積極的に手触って音を出したり、歩き回ったり、香りを確かめたりするのが楽しむコツとのことです。

感覚ミュージアムの人気展示

「感覚ミュージアム」では様々な現代作家のアート作品の展示が行われています。

中でも人気なのが、ダイアローグゾーンの「創作楽器」。この展示では、木や竹、パイプといった日常にある素材で作られた楽器が展示されています。もちろん、どの楽器も手やばちで触ったり、演奏したりしてみることが可能。最初は遠慮がちだったとしても、次第に楽しくなって大人も子どもも楽しめるはず。

また、ダイアローグゾーンとモノローグゾーンをつなぐ「闇の森」も人気です。こちらは真っ暗な森の中を歩くため、視覚以外の感覚を使わなければいけません。そのため、これまで感じることのなかった不思議な感覚を味わえるはず。

さらにモノローグゾーンで人気の「香りの森」では、様々な木々の香りが感じられる場所。できるだけゆったりとリラックスした気持ちで楽しむのがおすすめです。

感覚ミュージアムの設計

この個性的な「感覚ミュージアム」を設計したのは建築家である六角鬼丈氏。これまで富山県の博物館である「六角鬼丈」や、東京藝術大学大学美術館、東京武道館などそうそうたる建物を建築した人物として知られていて、現在は東京藝術大学名誉教授を務めています。

六角鬼丈氏の建築はとにかく個性的。その個性は「感覚ミュージアム」でも存分に発揮されています。

「感覚ミュージアム」は円形の広場を囲む回廊と建物が一体化した構造となっていて、左右でダイアローグゾーンとモノローグゾーンに分かれていますが、個性的な展示でフル活用した五感を癒す役割もある広場があることで、心に開放的な気分が生まれ、さらにリフレッシュする感覚を味わうことができます。

もし建築に興味のある方は、展示だけでなく建物そのものに目を向けてみるのもおすすめです。

感覚ミュージアムのカフェ

「感覚ミュージアム」には「ミュージアムカフェるぽ」が併設されています。こちらで楽しめるのは軽食を中心としたメニューですが、ナンとキーマカレーセット、パスタセットといったランチ系のメニューも楽しめます。特にナンとキーマカレーの「ピクニックセット」を注文すると、広場で食事をすることもできるので、天気のいい日や気候のいい季節などにはおすすめです。

また、こちらのおすすめは近くの鳴子温泉の特産品であるブルーベリーを使ったブルーベリーシェイク。ブルーベリーは無農薬のものを使用しているため、皮ごとシェイクに使っても安心。鮮やかな色と香り、味が楽しめます。そのほかにも、コーヒーや紅茶、アイスクリームやケーキなども揃っているため、ちょっとした休憩には使い勝手がよさそうです。

感覚ミュージアムのお土産

ユニークが展示ばかりが並ぶ「感覚ミュージアム」。こちらではミュージアムショップに並ぶお土産も非常に個性的です。たとえば「はが木」は、ミュージアムのロゴをデザインした木製のはがき。実際にはがきとして使用することもできるため、旅先からのお便りとして使っても楽しそうです。

また、「感覚ミュージアム」で人気といえば香りの演出ですが、その香りの演出を担当する吉武利文氏プロデュースによる「オリジナルアロマ」も人気です。こちらはネム、スギ、タチバナ、ヤマユリといった山の木々の香りが全9種類揃ったアロマで、「感覚ミュージアム」での非日常体験を呼び覚ましてくれそうなグッズ。

その他、造形作家の松村泰三氏が考案した、様々な光の模様を楽しめる工作キット「光の箱」や、UA、一十三十一、やくしまるえつこなど人気のアーティストが参加しているオリジナルサウンドトラックなど、ここでしか手に入らない商品は思わず目移りしてしまうはず。

「感覚ミュージアム」の魅力を紹介できるグッズとしても評判となっています。

感覚ミュージアムでの撮影

様々な展示が揃っている「感覚ミュージアム」ですが、撮影が可能なエリアと撮影禁止のエリアにわかれています。撮影禁止のエリアには表示がありますが、つい夢中になって禁止エリアで撮影すると、他の来館者の迷惑になることもあるので十分に注意しましょう。

また、撮影可能エリアでも私的な使用目的以外での撮影は禁止となっています。WEBページ、ブログ、SNSなどは私的使用とはみなされないので注意してください。

感覚ミュージアムの滞在時間

「感覚ミュージアム」は体験型のミュージアムなので、滞在時間については個人差があります。素通りするだけなら30分程度ですが、ゆっくりすべての展示を体感して進んだ場合には、2~3時間があっという間に経過してしまうはず。

「感覚ミュージアム」では、五感を使って楽しむのが目的なので、できるだけゆっくり楽しめるように時間を作って訪問することがおすすめです。

感覚ミュージアムへのアクセス

「感覚ミュージアム」へは電車か車でアクセスが可能です。

電車の場合には仙台駅から東北新幹線を利用し古川駅で陸羽東線に乗り換え。岩出山駅または有備館駅でげしゃとなります。岩出山駅からの場合は徒歩約7分、有備館駅からは徒歩約10分となります。

車の場合には東北自動車道古川インターチェンジを降りて約15分、ミュージアムには50台まで利用できる駐車場も完備しています。

休館は毎週月曜日、その他年末年始も休館となっています。また、開館時間は9:30~17:00、最終入館は16:30までとなっています。

[wdi_feed id=”2565″]

宮城のスポットを
ジャンルから探す

おすすめ記事




写真から探すその他の観光スポット




もっと写真を見る


SNS映えマップに戻る

Let's Apply!スポット情報拡充申請

スポット情報拡充の申請を行う機能を公開しました。システムによって問題ない情報と判断された情報は登録され、公開されます。

スポット情報拡充申請
日本最大級のSNS映え観光情報サービス。SNSの様々なデータを分析し、インスタ映え、ツイッター映え、定番スポットを地図上に表示。大手旅行会社である日本旅行やH.I.S.とも協業し、フォトジェニックスポットマップも提供。観光ガイドでは紹介されない、知る人ぞ知るニッチなスポットもカンタンに探せ、各スポットの特徴が3秒で分かる。