子連れで楽しむ神戸どうぶつ王国徹底ガイド
神戸どうぶつ王国は、子連れファミリーに大人気の観光スポットです。雨の日でも安心な全天候型の屋内施設と開放的な屋外エリアを併せ持ち、季節を問わず楽しめます。動物との距離がとても近く、エサやりやふれあい体験が充実しているため、小さな子どもから小学生まで大興奮間違いなし!本記事では、神戸どうぶつ王国の魅力や見どころをはじめ、子ども連れで訪れる際に知っておきたい施設の特徴、動物の展示、イベント情報、ランチ・レストラン、休憩スペース、アクセス方法などを詳しく紹介します。神戸どうぶつ王国に子連れで行く予定の方はもちろん、小さなお子さんとのおでかけ先を探している方にも役立つ情報満載です。赤ちゃん連れでも安心して楽しめるポイントやおすすめの回り方、所要時間の目安も解説しますので、ぜひ旅の参考にしてください。

神戸どうぶつ王国とは?花と動物に囲まれた全天候型観光スポット
まず初めに、「神戸どうぶつ王国」がどんな施設なのか基本情報を押さえておきましょう。神戸どうぶつ王国は兵庫県神戸市のポートアイランドに位置する動物園で、「花と動物と人とのふれあい共生パーク」をコンセプトとしています。広大な温室ドームを中心とした屋内エリア(インサイドパーク)と、緑豊かな屋外エリア(アウトサイドパーク)の2つのゾーンから成り、全体の約2/3が屋内施設になっています。そのため雨天や猛暑寒波の日でも快適に過ごせ、天候を気にせず計画できる全天候型の観光スポットとして人気があります。
開園は2014年で、2024年に10周年を迎えました(前身は「神戸花鳥園」)。以来累計来園者数は600万人を超え、神戸市内でも屈指の集客を誇る観光施設です。園内では四季折々の草花が彩りを添え、まるでジャングルや南国の湿地に迷い込んだかのような雰囲気の中で動物たちと触れ合えます。特に小さな子どもにとっては、絵本や図鑑で見た動物たちを間近に感じられる貴重な体験となるでしょう。
展示動物の数は130種類以上にのぼります。定番の哺乳類や鳥類はもちろん、「ハシビロコウ」や「スナネコ」など珍しい動物にも出会えます。一般的な動物園だとおりやガラス越しに見ることが多い動物たちも、神戸どうぶつ王国ではできるだけ柵や仕切りを減らした開放的な展示が特徴です。たとえば屋内エリアでは放し飼いの鳥や小動物が足元や頭上を自由に行き交い、子どもでも五感をフルに使って観察できます。実際に訪れた際も、目の前をワオキツネザル(リングテイルレムール)がちょこんと横切ったり、木の枝からレッサーパンダがひょっこり顔を出したりする場面に出くわし、親子で大興奮しました。
アクセスの良さも魅力の一つです。神戸市街地から近い人工島ポートアイランド内にあり、三宮駅からポートライナー(新交通)で約14分、最寄り駅から徒歩すぐという立地です(詳細は記事後半の「アクセス」欄で解説)。市街地に近い場所にあるため、県内はもちろん県外から訪れる観光客にも利用しやすいスポットです。神戸観光の行程に組み込みやすい立地と言えるでしょう。
それでは次に、子連れで神戸どうぶつ王国を訪れる際に特に注目したいポイントを見ていきます。
子連れに嬉しいポイント5選!ファミリーに優しい充実設備
小さな子どもを連れてのお出かけ先として、神戸どうぶつ王国が人気を集めるのには理由があります。ここでは子連れファミリーに嬉しいポイントを5つ紹介します。
- 全天候型で季節問わず快適:前述の通り、大部分が屋内施設なので天気や気温を気にせず遊べます。冷暖房が効いた温室空間は真夏の猛暑日や冬の寒い日でも快適!雨の日の貴重な屋内観光先としても重宝します。ベビーカーや子どもが濡れる心配なく動物観察ができ、天候不順で行き場に困る長期休み期間にも頼りになる存在です。
- 段差のないバリアフリー構造&ベビーカーOK:園内は通路が広くフラットに整備されており、ベビーカーでスイスイ移動できます。実際に歩いてみても、高低差がほとんどなく舗装も滑らかなので、乳児や幼児を乗せたベビーカーでもストレスなく巡れました。各エリアの出入り口には動物の飛び出し防止用の扉が設置されていますが、扉も十分な幅があるためベビーカーを押したまま通過可能です。また、園内サービスとして**ベビーカーの貸し出し(有料)**も行っています。1台500円(返却時に100円返金)で利用でき、予約は不要です。荷物が多いときや遠方からの旅行で持参が難しい場合に便利ですね。ベビーカー置き場もふれあいコーナー付近など要所に用意されているので、赤ちゃんを抱っこして動物と触れ合いたいときは一時的に預けることもできます。ただし混雑時、特にショーの開催前後は人で通路が埋まりベビーカーが思うように進めなくなることもあるので、時間帯によって注意しましょう。
- 子ども目線で見やすい展示:柵やガラス越しの展示が少ない開放型のスタイルに加え、小さな子どもの視線の高さに合わせて工夫された展示も多く見受けられます。たとえば水槽やガラス張りの展示では、ベビーカーに乗ったままでも動物を観察できる高さに設定されていました。抱っこしなくても自分の目で動物を探せるので、子どもも大喜びです。実際に1~2歳児を連れて訪れた際も、いちいち抱き上げなくても子ども自身が興味津々で動物を見つけて指差していたのが印象的でした。また、園内には動物の生態パネルやクイズなど学びの要素も各所にあり、親子で会話しながら楽しめます。
- 多彩なふれあい体験(エサやり&動物タッチ):神戸どうぶつ王国最大の魅力は何と言っても動物との距離の近さ。エサやり体験や直接触れ合えるコーナーが非常に充実しています。ウサギやモルモットに触れる「ピョンタッチ」、ワンちゃんネコちゃんと遊べる「ワンタッチ・ニャンタッチ」といった屋内ふれあい広場から、カピバラ・アルパカ・ヒツジなどへのエサやり(各100円程度で餌カップを購入)まで、子どもが喜ぶ体験が盛りだくさん!そのふれあい体験の種類は全国トップクラスで、ここまで多彩な動物と触れ合える施設は珍しいでしょう。我が家の子ども達も、普段触れ合う機会のない動物に積極的に餌をあげたり撫でたりする中で、「この子は穏やかだね」「この子は元気いっぱい!」などそれぞれの動物の個性に気づいていく様子が見られました。こうした体験は命の大切さや生き物への思いやりを育むきっかけにもなり得ます。
- 赤ちゃん連れでも安心の設備:授乳室やおむつ替えスペースなど乳幼児連れに欠かせない設備が園内にしっかり整っています。授乳室は2ヶ所(中央エリア「フラワーシャワー」内のギフトショップ横と、北エリア「コンタクトアニマルズ」内の麺類レストラン横)にあり、カーテンで仕切られたプライベート空間で授乳できます(※授乳室は女性専用)。おむつ替え台も同じ2ヶ所に加え、北チケット売り場横の計3ヶ所に設置。特に南側のギフトショップ横のスペースは広めでパパでも使いやすく、トイレとは独立しているため周囲を気にせずおむつ替えできると好評です。さらにおむつの販売機まであるので、万一の枚数不足や忘れた場合も安心!飲食施設では粉ミルク用のお湯をお願いすればもらえるサービスもあり(各レストランにて対応)、離乳食期の赤ちゃん連れにも配慮が行き届いています。このように、各種設備面が充実しているおかげで小さなお子さん連れでも長時間過ごしやすいのが嬉しいポイントです。
以上のように、神戸どうぶつ王国は子連れファミリーに優しい工夫が随所に施されています。小学生以下のお子様だけでの入園はできませんが(必ず保護者同伴)、3歳以下は入園無料という料金設定も家族にはありがたいですね。それでは、具体的に園内ではどのような体験が待っているのか、次のセクションで見どころを詳しく紹介しましょう。
神戸どうぶつ王国の見どころと動物たち
神戸どうぶつ王国では、屋内外に様々なテーマエリアが設けられ、それぞれに特色ある動物展示が行われています。ここでは主なエリアごとに見どころとなる動物や体験を紹介します。
屋内エリア(インサイドパーク)の見どころ
屋内エリアは巨大なガラスハウスで覆われた空間で、一年中花々が咲き乱れ南国ムードが漂います。入口を入るとまず、美しい花のアーチやハンギングフラワーに迎えられる**「フラワーシャワー」**というエリアがあり、ここから各展示ゾーンへと繋がっています。
- 熱帯の森:熱帯雨林を再現したエリアで、高温多湿な空気の中、カピバラやリクガメ、マーラ(パタゴニアのウサギに似た動物)などがのんびり過ごしています。緑の茂みの合間にはナマケモノがぶら下がっていたり、水辺には色鮮やかな熱帯魚が泳いでいたりと、探せば探すほど発見のある場所です。ここではマーラ&リクガメへのエサやり体験も可能で、エサ(野菜など)を購入して自由にあげることができます。カピバラたちも人に慣れており、飼育員さんの許可のもと触れることもできます。冬季には温泉に浸かるカピバラの姿が見られることもあり、ほっこり癒されるスポットです。
- 熱帯の湿地:こちらは水辺の動物が集まるエリアで、大きな池に水鳥が放し飼いされています。池のほとりには**「動かない鳥」で有名なハシビロコウがじっとこちらを見つめており、その独特な風貌に子どもも思わず釘付け!ハシビロコウはほとんど動かないことで知られますが、このエリアでは広めの湿地空間で飼育されているため、運が良ければ歩いたり羽ばたいたりする姿に出会えるかもしれません。また、一日に数回ペリカンのフライト(飛行ショー)**が開催され、スタッフの合図でモモイロペリカンたちが池の上を一斉に飛び交う様子は迫力満点です。タイミングによってはショー終了後にペリカンとの写真撮影会が行われることもあります。
- ウォーターリリーズ:熱帯性スイレン(水蓮)の花が浮かぶ水辺エリアです。夏場には直径2mにもなる巨大スイレン「オオオニバス」が育ち、葉の上に子どもが乗れるイベントが行われる年もあります(体重制限25kg以下、開催時期限定)。このエリアでは**ドクターフィッシュ体験(ふれあいフィッシュ)**も人気です。足を水槽に入れると小さな魚が古い角質をついばんでくれる不思議な感触に、子どもも大人も思わず笑顔に。15分程度の有料体験ですが、歩き疲れた足を癒やしつつ楽しめるユニークなコーナーです。
- アジアの森:アジア地域の動物たちを集めたエリア。シマフクロウやインドクジャクなどの鳥類のほか、木々の上ではレッサーパンダが暮らしています。運が良ければ頭上の木の枝を渡るレッサーパンダに遭遇することも!人気者のレッサーパンダは日替わりで屋内外の放飼場を行き来しており、屋内展示では檻がない吹き抜け空間で至近距離から観察できます。また、小型の野生ネコスナネコもここで展示されており、その愛らしい姿に会いに遠方から訪れるファンも多いです。スナネコは夜行性なので日中は寝ていることも多いですが、タイミングが合えば活発に動き回る姿を見ることができます。
- モモンガの夜~夜の動物たちの世界~:2023年に新設された夜行性動物の展示エリアです。照明を落とし昼夜逆転の環境を作ることで、夜に活動する生き物たちの姿を観察できます。日本モモンガやフクロモモンガが木々の間を飛び跳ねる様子や、フクロシマリス(リスの仲間)、ホソオクモネズミなど珍しい夜行性生物の動きを間近に見ることができます。昼間によく寝ている動物たちが生き生きと活動する様子は子どもにも新鮮に映るでしょう。暗い洞窟のような雰囲気に最初は驚くかもしれませんが、探検気分でゆっくり歩けば新たな発見があるはずです。
- リスの森(Squirrel Forest):こちらも子どもに大人気のエリア。木漏れ日の差し込む森の中に小さなタイリクモモンガ(リス)が放し飼いにされており、自由に行き交っています。枝から枝へ飛び移ったり、葉陰に隠れたりするリスたちを、自分の目と耳で探してみましょう。耳を澄ますと「カサカサ…」「カリカリ…」と木をかじる音や走る足音が聞こえてきて、その音を頼りに姿を見つけることもできます。2匹のリスがじゃれ合ったりエサを奪い合ったりする様子は、まるでアニメのワンシーンのようで大人も夢中になってしまいます。
- オッターサンクチュアリ~コツメカワウソ生態園~:小さく愛らしいコツメカワウソの大家族に出会えるエリアです。水辺と陸地が再現された広々とした展示場で、元気いっぱいに泳いだり木に登ったりするカワウソたちを上下左右あらゆる角度から観察できます。ガラス越しではありますが、カワウソがこちらに近づいてくると子どもは大喜び!1日に1回程度、飼育員さんによる**「オッタートーク」**(ガイド&餌やりパフォーマンス)が開催され、カワウソの生態や習性について楽しく学ぶことができます。鳴き声を真似してみたり、餌を食べる可愛い仕草に癒やされたりと、微笑ましい時間になるでしょう。
これら屋内エリアだけでも盛りだくさんですが、さらに屋外にも魅力的なエリアが控えています。
屋外エリア(アウトサイドパーク)の見どころ
屋外エリアは開放感あふれる空間で、草原や湿地を模した広場に大型動物たちがゆったり過ごしています。天気の良い日はピクニック気分で散策でき、子どもも思いきり走り回れるでしょう。
- アルパカスペース:ふわふわの毛が可愛いアルパカたちが暮らすコーナーです。数頭のアルパカが放し飼いにされており、間近で見たり写真を撮ったりできます。エサやり体験(有料)も行っており、柵の間から手渡しでアルパカに草をあげることができます。ただし気まぐれなアルパカさん、気分が乗らないときは知らんぷり…なんてことも。子どもたちは「こっち向いて~」と一生懸命アピールしていましたが、そのマイペースさもまた愛嬌があります。なお、アルパカは機嫌が悪いと唾を吐くことがあるので、驚かせたり後ろに立ったりしないよう注意しましょう。
- カンガルーファーム:オーストラリアの平原をイメージしたエリアで、ワラビーやカンガルーがのんびりと草を食んでいます。こちらも柵越しではなく同じ空間に入って観察できるため、至近距離でカンガルーに触れるチャンスがあります。私が訪れた際も、2歳の娘が興味津々でカンガルーに近づき、尻尾にちょんと触れてみたりしていました。おっとりした性格の子が多いのか、多少触っても嫌がらず穏やかでしたが、動物のストレスにならないよう優しく接する必要があります。ここでは飼育スタッフがミルクで育てたという赤ちゃんカンガルーを公開していることもあり、運が良ければ可愛い赤ちゃんと対面できます。
- 羊ヶ丘(ひつじがおか):ヒツジやヤギと触れ合える牧場エリアです。草原に十数頭のヒツジ・ヤギたちが放牧されており、自由に行き来できます。エサやり用のペレット(1カップ100円)を購入すれば、手のひらから直接ヒツジたちにご飯をあげられます。人懐っこい子はどんどん寄ってくるので、小さなお子さんは圧倒されるかもしれませんが、慣れてくると「モグモグしてる!」「かわいい~」と笑顔に。ヒツジの顔を撫でたり、フワフワの毛に触ったりと、貴重な体験ができます。ふれあいの際はヒツジたちのペースに合わせ、追いかけすぎないように見守ってあげてくださいね。
- キャメルコーナー:その名の通りラクダのいるエリアです。砂地の放飼場で悠々と構えるフタコブラクダに出会えます。体格の大きさに子どもはびっくりしますが、こちらも柵越しでなく間近で見られるため大迫力です。希望者は**ラクダライド(乗ラクダ体験)**に挑戦することもできます。専用の鞍に乗り、スタッフに引かれてゆっくり一周する乗馬ならぬ乗ラクダ体験は、小学生くらいのお子さんなら良い思い出になるでしょう(実施時間に整理券配布・有料)。ラクダの高さから眺める景色は格別で、親御さんも横について写真を撮れます。風の強い日や夏季の暑い時間帯はお休みする場合もありますので、体験したい場合は早めの時間帯に狙うのがおすすめです。
- ホースライド(ポニー乗馬):屋外エリアにはもう一つの乗り物体験として、ポニーやお馬さんに乗れるコーナーもあります。小柄なポニーは幼児でも安心感があり、小さな騎手たちがニコニコと乗馬体験していました。こちらも整理券制で、開始30分前から定員分の整理券を配布しています。動物の背中に乗る経験はなかなかできないので、ぜひチャレンジしてみてください。
- アクアバレー:水辺の生き物たちを集めたゾーンです。ここではフンボルトペンギンが飼育されており、水中をスイスイ泳ぐ様子や陸でよちよち歩く愛嬌たっぷりの姿を見ることができます。1日2回開催される**「ペンギンおやつタイム」(整理券制・有料)では、小魚をペンギンたちに手渡しで与えることができ、子どもたちは大興奮!私も列に並んで挑戦しましたが、バケツの魚を見せると普段おっとりしているペンギンが水しぶきを上げて集まってきて驚きました。小さなお子さんは餌をあげるのが難しい場合、すぐそばで見学するだけでも十分迫力があります。このほか、アクアバレーではオットセイ(アシカ)の餌やり体験**も行われており、魚を投げ入れると豪快にキャッチする様子が楽しめます(こちらは現在休止の場合あり)。
- ロッキーバレー~北アメリカの動物たち~:北米の森林をイメージしたエリアで、アメリカビーバーやプレーリードッグなどが暮らしています。2025年にはビーバーの赤ちゃんが生まれ、巣作りの様子や元気に泳ぐ姿に来園者が癒やされています。木の洞にはミミズクやフクロウが佇んでいたりと、隠れんぼしている動物を探すのも面白いコーナーです。
- スマトラトラ生態園:迫力満点のスマトラトラ(トラ)の展示エリアです。こちらは安全のためガラス越しの観察になりますが、運が良ければガラスのすぐそばまでトラが歩いてきてくれることがあります。大きな肉球や鋭い牙を目の当たりにし、子どもたちは「大きいねぇ!」と大興奮。飼育員さんによるガイドタイムには、トラの習性や絶滅危惧種としての現状など教えてもらえ、親子で学びを深める機会にもなっています。
以上、主なエリアと見どころをご紹介しましたが、園内には他にも見逃せない動物たちがたくさんいます。コツメカワウソやレッサーパンダ、ペンギンなど可愛い動物はもちろん、ちょっと変わった爬虫類や大型猛禽類までバラエティ豊かです。130種類をすべて回ろうと思うと1日では足りないほどですが、小さなお子さん連れの場合は無理のない範囲で好きな動物からゆっくり見て回ると良いでしょう。
次は、神戸どうぶつ王国で開催されているショーやイベントについて見てみましょう。
神戸どうぶつ王国のイベント・ショー情報
動物たちの展示だけでなく、神戸どうぶつ王国では毎日さまざまなパフォーマンスショーやガイドイベントが行われています。タイミングを合わせれば、より一層楽しい体験ができるので要チェックです。代表的なイベントをいくつか紹介します。
- Wings(ウィングス)~フリーフライトバードパフォーマンス~:神戸どうぶつ王国名物のバードショーです。大型のワシやタカ、フクロウ、オウムといった鳥たちが音楽に合わせて次々と登場し、観客の頭上ギリギリを高速で飛び抜けていく様は大迫力!屋外の「風のスタジアム」で11:30と14:30頃の2回開催されることが多く、開始時間が近づくと多くの人が集まります。席は自由ですがベビーカーエリアも設けられているので、小さな子連れの場合は早めに場所を確保すると安心です。私も子どもと一緒に観ましたが、タカがすぐ頭の上を通過した瞬間は思わず身を屈めてしまうほどで、スリル満点に楽しめました。ただし屋根のない会場なので、夏は日差し対策(帽子や飲み物)をお忘れなく。
- ペリカンフライト:こちらも人気のミニショー。アフリカの湿地エリアで、決まった時間になるとスタッフの合図でモモイロペリカンが一斉に飛び立ちます。大きな翼を広げて水面すれすれに飛ぶ姿は美しく、子ども達からは「すごーい!」と歓声が上がります。ショーの後にはペリカンが翼を広げてポーズをとる撮影タイムが設けられることもあり、運が良ければペリカンとの記念写真も撮れちゃいます。
- レッサートーク:レッサーパンダの生態説明&餌やりイベント。飼育員さんがレッサーパンダに笹の葉など好物を差し出しながら、レッサーパンダの暮らしや特徴を解説してくれます。13:00頃にアジアの森エリアで開催されることが多く、のんびりマイペースなレッサーパンダの動きにほっこり癒されます。
- ワオワオトーク:ワオキツネザル(環尾狐猿)の餌やりガイドイベントです。「ワオキツネザル」はシマシマの長い尻尾を持つお猿さんで、放し飼いされているため普段から近くで見られますが、トークタイムには飼育員さんがエサを持って登場すると、一斉にワオキツネザルたちが集まってきます。間近で見る群れでの餌争い(といっても可愛らしいですが)は子どもにとってインパクト十分。「なんで尻尾にシマシマがあるの?」「お芋が好きなんだね」といった発見もあり、親子の会話が弾みます。
- オッタートーク:前述のコツメカワウソのガイドイベント。15:45頃にカワウソの生態園で行われ、飼育員さんがバケツいっぱいのエサ(小魚など)を手にすると、カワウソたちが「ちょうだいちょうだい!」とばかりに立ち上がってアピールします。その愛くるしい仕草に会場は笑いに包まれ、子ども達も声を上げて喜びます。カワウソたちの食事風景を見ながら、絶滅危惧種であることや暮らしについて学べる有意義なひとときです。
- ふれあい体験イベント:前述の**ピョンタッチ(ウサギ・モルモット触れ合い)やワンタッチ・ニャンタッチ(犬猫との触れ合い)**は一日を通して数回開催されます。ただし人気のため各回定員制となっており、開始20分前から現地で整理券が配布されます。確実に体験したい場合は、朝一番やお昼時など比較的人が少ない時間帯を狙って整理券を取りに行くと良いでしょう。私も午前中の回は定員オーバーで諦めましたが、12時過ぎ頃に再度行ってみたところ、ちょうどお昼休憩に入ったお客さんが多かったためか無事午後の回の整理券をゲットできました。触れ合い広場ではワンちゃんが元気に寄ってきてくれたり、猫ちゃんが甘えてすり寄ってくれたりと癒し効果抜群。動物に触れる機会が少ない都会の子ども達にも大人気です(各回の体験時間はおよそ10分程度)。
- 乗馬・乗ラクダ体験:こちらも人気イベントのため整理券制です。ラクダライド、ホース&ポニーライドはいずれも開始30分前に所定の場所で整理券が配布され、定員に達し次第締め切りとなります。土日祝は早めに終了してしまうこともあるので、希望する方は開園直後に当日のスケジュールを確認し、余裕を持って受付に向かいましょう。料金はラクダ・馬ともに有料(数百円程度)ですが、なかなかできない体験だけに思い出作りにおすすめです。
この他にも不定期で季節イベントが開催されます。夏休みにはスタンプラリーやナイトズー(夜間特別開園)が行われた年もあり、園内がライトアップされ昼とは違う雰囲気を楽しめました。また、動物写真コンテストや子ども向けワークショップなど、公式サイトで随時告知される企画も要チェックです。訪問前にはイベントスケジュールを確認し、ぜひ興味のあるプログラムに参加してみてください。
ランチ・食事休憩はこう楽しむ!神戸どうぶつ王国のレストラン情報
たくさん遊んでお腹が空いたら、園内のレストランやカフェでランチタイムを楽しみましょう。神戸どうぶつ王国のランチ事情について、ファミリー向けの視点で紹介します。
園内には主に3つの飲食スポットがあります(2024年現在)。それぞれメニューや雰囲気が異なるので、好みに応じて選んでみてください。
- 王国レストラン「花のキッチン」(フラワーシャワー内):園のメインダイニングにあたる大型レストランです。約800席もの広々としたフードコート形式で、ベビーチェアも多数用意されています。ガラス張りの天井から明るい光が降り注ぎ、周囲を緑や花々に囲まれた開放的な空間で食事ができます。提供メニューは豊富で、ワンプレートランチ(ハンバーグやエビフライ等のおかずとライスが一皿になったもの)や丼もの、カレーライス、ラーメン、うどんなど、大人から子どもまで楽しめるラインナップ。キッズ向けにはミニうどんやお子様カレーなどがあり、取り皿やスプーン・フォークもセルフサービスで揃っています。昼の11時頃から14時まではランチメニュー中心、14時以降は軽食やデザートが中心のアフタヌーンメニューに切り替わります。例えば午後にはフランクフルトやたこ焼き、ソフトクリームといったスナック類も販売され、散策の合間の小休憩にもぴったりです。なお、このレストランでは地域の環境保全に配慮した取り組みも行っており、メニューに絶滅危惧種ツシマヤマネコの保護支援につながる「ツシマヤマネコ米(減農薬栽培米)」が使われているのも特徴です。
- めん処「ふくろう庵」(北エリア・コンタクトアニマルズ内):屋内北側に位置する和風の軽食処です。主にうどんメニューが充実しており、きつねうどん、カレーうどん、季節限定の創作うどんなど子どもから大人まで人気のラインナップ。うどん以外にも炊き込みご飯やおにぎり、唐揚げやポテト、アイスクリームなどサイドメニューも揃っています。特に、ここで提供されるおにぎりには先述のツシマヤマネコ保全米が使われており、食を通じて学びにもつながります。営業時間は10:00~17:00(ラストオーダーは閉園30分前)で、昼食だけでなくおやつ利用にも便利です。ファストフード感覚でさっと食べられるので、小さい子を連れて長時間並ぶのは難しい…という場合にも重宝します。
- アルパカフェ(フラワーシャワー内):2024年にリニューアルオープンしたカフェスタンドです。気軽に食べ歩きできるハンバーガーやサンドイッチ、ドリンク、スイーツ類を提供しています。ジューシーなエビカツバーガーやチキンバーガーはボリューム満点で、サイドのポテトと一緒に頬張れば子どもも大満足でしょう。注目はここでしか買えないオリジナルのアニマルフードたち!たとえば**「ハシビロまん」はハシビロコウの顔を模した中華まんで、食べるのがもったいないほどリアルで可愛らしいとSNSでも話題です。ほかにもアルパカの形をしたシュークリーム「アルパカシュー」や、ハシビロコウのプリントされたスリーブ付きの「ハシビロコーヒー」などユニークなメニューが盛りだくさん。2024年には新たに「カピバラまん」**(カピバラのお顔を模した中華まん)も仲間入りし、ついつい全種類制覇したくなってしまいます。可愛い動物グルメは写真映えも抜群なので、ぜひ休憩がてら立ち寄ってみてください。営業時間は10:00~17:00(フード類は開園30分後から販売開始、ラストオーダーは閉園30分前)です。
以上が主な飲食施設ですが、この他に園内各所で飲み物の自販機やアイスクリームのワゴン販売なども行われています。夏場はこまめに水分補給しながら無理なく回りましょう。
持ち込み飲食についても触れておきます。神戸どうぶつ王国では、お弁当や離乳食などの持ち込みが公式に許可されています。ただし、飲食可能なスペースが一応決められており、屋内ではフラワーシャワー2階の休憩スペース、屋外では芝生のピクニックエリアに限られます。実際にはレストランのテーブルで持参したお弁当を広げている方も見かけましたが、混雑時は席を譲り合う必要がありますので、状況を見てご利用ください。小さい子向けの食事で園内飲食店では対応できない場合(アレルギー対応や離乳食など)は、これら指定エリアで持ち込み食品を利用すると良いでしょう。もちろんゴミは各自持ち帰るか指定のゴミ箱へ処分し、動物に与えないようご注意ください。また、電子レンジや調乳用のお湯などは先述のようにレストラン側で協力してもらえますので、必要な場合はスタッフに声をかけてみてください。
ランチタイムの混雑対策としては、やはり正午前の少し早めの時間に食事を済ませてしまうのがベターです。休日は12時~13時頃にかけてレストランが大混雑し、席取りに手間取ったり料理を買う列が伸びたりすることがあります。我が家でも11時40分頃に昼食をとったおかげでゆったり座れ、12時過ぎには続々とお客さんが押し寄せて満席になっていきました。早めのランチ or 遅めのランチでピークをずらすと、席取りのストレスなく休憩できます。もし時間帯的に混んでしまったら、思い切って屋外の芝生でシートを敷いてピクニック気分で食べるのも一案です(天気が良ければ子どもはむしろその方が喜ぶかもしれません)。
親子で楽しく美味しくエネルギーチャージして、午後も元気に園内を回りましょう!
所要時間・回り方のコツ ~子どもと満喫するモデルコース~
神戸どうぶつ王国でどのくらい時間を過ごせるかは、見たい動物や参加したいイベントによって変わってきますが、平均的な滞在時間は2~3時間と案内されています。ただしショーを観たりエサやりに参加したりするとあっという間に時間が過ぎますし、小さなお子さん連れの場合は途中でお昼寝や授乳休憩を挟むこともあるでしょう。余裕をもって半日~丸一日かけるつもりで計画するのがおすすめです。
ここでは子連れ向けに、午前中からお昼過ぎまで滞在するモデルコース例を紹介します。お子さんの年齢や興味に合わせて柔軟に調整してください。
<モデルコース(午前10時~午後2時想定)>
- 10:00 入園直後:開園と同時に入場。まずはインフォメーションで当日のイベントスケジュールをチェックします(エントランス付近や公式アプリで確認可能)。参加したいふれあい体験やショーの時間に合わせ、ざっくりと回る順路をイメージしておきます。例えば「午前中にピョンタッチ、11:30のバードショーを観て、午後はペンギンおやつ体験に参加」など目標を決めておきましょう。
- 10:10 ピョンタッチ整理券ゲット:まずはウサギやモルモットと触れ合える「ピョンタッチ」の整理券を確保しに北エリアへ。10:30開始の回であれば10:10頃から配布なので、間に合うように行きます。無事整理券を入手したら、そのまま近くのふれあい広場で時間まで待機。
- 10:30 ピョンタッチ体験(~10:40頃):スタッフさんの案内でピョンタッチ広場へ入場。子どもと一緒にウサギを優しく撫でたり、スプーンで餌をあげたりします。10分程度ですが、動物に直接触れると子どものテンションも一気に上がります。記念写真も忘れずに。
- 10:45 屋内エリア散策:ピョンタッチを終えたら屋内を順路に沿って見学。熱帯の森でカピバラに挨拶したり、スナネコが起きていないか様子を見たり、リスの森でかくれんぼするリスたちを探したりします。途中、11:00頃に水鳥の池でペリカンやカモに餌をあげるシーンに遭遇できるかもしれません(運が良ければ飼育員さんが餌やりをしている時間帯)。
- 11:10 ペンギンおやつ整理券&ペンギン観覧:アクアバレーに移動し、11:30前後に開催される「ペンギンおやつ」の整理券をもらいます。配布開始30分前には並んでおきたいところ。整理券を押さえたら、そのままペンギン水槽で泳ぐ姿を鑑賞。子どもはガラス越しに追いかけるように歩き回って大喜びです。
- 11:30 バードショー鑑賞(Wings):風のスタジアムに移動し、人気のフリーフライトバードショー「Wings」を観ます。途中からでも立ち見で十分楽しめますが、子どもが小さい場合は後方で抱っこしながら安全に観覧しましょう。鷹や梟が目の前を飛ぶスリルにドキドキ!時間が15分ほど経ったところで、小さいお子さんが飽きてしまった場合は無理せず途中退席してもOKです。
- 11:45 ランチ休憩:ショーが終わったら混雑し始める前にフラワーシャワーの王国レストランへ直行。11:45頃なら比較的席も確保しやすいです。家族でテーブルを囲み、一息つきながら昼食タイム。子どもにはキッズうどん、大人はボリューム満点のロコモコ丼を注文、なんていうのも良いですね。ゆっくり食べて12:15頃までにランチを済ませます。
- 12:15 ワンタッチ・ニャンタッチ整理券:昼食後、人が少なくなっている犬猫ふれあいコーナーへ向かい、13:00過ぎ開始の「ワンタッチ・ニャンタッチ」の整理券をもらいます。午前中は混んで入れなくても、お昼時は穴場で取れる場合があるので狙い目です。
- 12:30 屋外エリア散策:午後はアウトサイドパークへ。日差しが強ければ帽子や日傘で日焼け対策を。まずはアルパカに挨拶し、ヒツジやヤギに餌をあげて触れ合います(昼下がりで動物たちが休んでいるときは無理せず見るだけにとどめます)。カンガルーファームでカンガルーを探したり、花畑で季節の花(春なら菜の花やチューリップ、夏ならひまわり等)を眺めて写真撮影したり、子どものペースでのんびりと。
- 13:00 ペンギンおやつ体験:整理券の時間になったらアクアバレーへ戻り、親子でペンギンの餌やりに挑戦!子どもが小さい場合は保護者が餌を与え、その様子をお子さんに見てもらう形でも大丈夫です。たくさんのペンギンが集まってきて魚を食べる光景に、子どもも大興奮間違いなし。
- 13:20 ワンタッチ・ニャンタッチ体験:続いて犬猫ふれあいへ移動し、整理券の時間になったら入場します。約10分間、犬を撫でたり猫じゃらしで遊んだりと動物との触れ合いを満喫。人に慣れた優しいワンちゃんが子どもに寄り添ってくれることもあり、動物大好きな子にはたまらない時間です。猫は高い場所でお昼寝していることもありますが、それもまた猫らしい姿として眺めてみてください。
- 13:30 お土産タイム:締めくくりに、フラワーシャワー内のギフトショップ「Capy&Barbara」に立ち寄ります。可愛い動物ぬいぐるみや文房具、お菓子など品揃え豊富で迷ってしまいますが、旅の記念に何か一つ選びましょう。子どもに「好きなもの選んでいいよ」と言うと真剣に悩んでいましたが、最終的にお気に入りのレッサーパンダのぬいぐるみを見つけて大喜びでした。
- 14:00~14:30頃 退園:名残惜しいですが、この辺りで退出します。帰り際、入り口付近のスタッフさんに「楽しかったです!」と子どもが元気に挨拶し、一同ニコニコで園を後にしました。駐車場に戻ると、午前中より車が増えていて人気ぶりを実感…。
以上が一例ですが、もちろん午前中ゆっくり来て午後いっぱい遊ぶこともできますし、逆に夕方前に切り上げて周辺施設へ移動するプランでもOKです。ポイントはショーや体験の時間を基点に計画を立てることと、子どもの体力・興味に合わせて柔軟に動くことです。あれもこれもと欲張りすぎず、「今日は動物メインで、次回はイベントメインで」など複数回に分けて楽しむのも良いでしょう。年パス(キングダムパス)を購入すれば何度でも来園できるので、地元の方は季節ごとに訪れてお気に入りの動物の成長を見守る楽しみもあります。
小さなお子さん連れの場合、午後になるとお昼寝タイムでぐずり始めるケースも多いです。我が家でも下の子が眠くなってきたサインが出たら早めに切り上げました。幸い車に乗った途端ぐっすり…なんてことも。せっかくの楽しい思い出、疲れすぎて機嫌が崩れてしまわないよう、早め早めの行動と適度な休憩を心がけてくださいね。
神戸どうぶつ王国へのアクセス・行き方
最後に、神戸どうぶつ王国へのアクセス方法をまとめます。公共交通機関でも自家用車でも行きやすい場所にあるので、ご都合に合わせて選んでください。
電車(ポートライナー)でのアクセス
最寄駅は**神戸新交通ポートライナー線「計算科学センター駅(神戸どうぶつ王国・『富岳』前)」**です。三宮駅(JR・阪急・阪神の各三宮)からポートライナーに乗り、終点一つ手前の駅で下車します。所要時間は約14分、運賃は大人片道250円前後です。列車は5~10分おきに頻発しています。
計算科学センター駅を降りたら、改札を出て案内表示に従い地上へ。徒歩1~3分ほどで神戸どうぶつ王国のエントランスに到着します。駅と王国入口は連絡デッキでほぼ直結しており、ベビーカーでも段差なく移動可能です。駅名の通りスーパーコンピュータ「富岳」のある研究所が隣接しており、駅構内には富岳の模型なんかも展示されています。帰りの電車も三宮方面行きは本数が多いので、混雑時でも何本か見送ればベビーカーごと乗車できます。
遠方から新幹線で来る場合は、新神戸駅で降りて地下鉄かタクシーで三宮に出てからポートライナーに乗るルートが一般的です(新神戸からタクシー直行も可ですが少し費用高め)。
車でのアクセス・駐車場情報
カーナビ設定の場合は「神戸どうぶつ王国」または住所「神戸市中央区港島南町7-1-9」で検索してください。三宮方面からポートアイランドに渡り、神戸空港方面へ南下すると大きな看板が見えてきます。敷地内には**大型駐車場(収容台数約880台)**が完備されており、入口ゲートで精算チケットを受け取って入庫します。
駐車料金は普通乗用車の場合、平日700円、土日祝・繁忙日は1,000円(1日あたり定額、出庫時支払い)です。大型バスやキャンピングカー等は2,000円となります。駐車場は24時間営業で、神戸どうぶつ王国の営業時間外でも入出庫可能です。ただし予約はできず先着順なので、GWや夏休みなど特に混雑が予想される日は午前中早めの到着を目指すと安心でしょう。お昼過ぎに行くと満車で入庫待ちになる場合もあります。
駐車場は南側の平面と北側の立体の2ヶ所があります。立体駐車場は車高2.1mまでの制限があるので、大型車は平面駐車場へ誘導されます。園の入口は北と南2つありますが、どちらから入っても園内で繋がっているので問題ありません。ベビーカーをご利用ならエレベーターのある立体駐車場に停めるとスムーズです。なお、年間パスポート会員以外は入園後の再入場はできません(※再入場は年パス保持者のみ可能)。必要な荷物は全て持って入園するようにしましょう。
バスでのアクセス
三宮駅前から直行の路線バスも運行されています。神姫バスが平日・休日問わず約20~30分間隔で「三宮(ミント神戸前)~神戸どうぶつ王国」線を運行しており、所要15~20分ほどです。運賃は大人片道340円、小児170円(ICカード・現金利用可)。ベビーカーは折りたたんで乗車となります。ポートライナー駅まで歩くのが大変な場合や、大人数でポートライナー料金が嵩む場合に利用するとよいでしょう。降車バス停から王国入口までは徒歩1分です。最新のダイヤは公式サイトやバス会社のサイトで事前に確認してください。
飛行機利用・遠方から
神戸空港からはポートライナーでわずか1駅(約4分)と超至近です。例えば東京や北海道から飛行機で神戸入りし、そのまま動物王国へ…という旅行プランも可能です。関西国際空港からはベイシャトル高速船で神戸空港へ移動する手もあります。大阪市内からはJR大阪駅~三宮駅(新快速で約20分)+ポートライナーというルートが一般的です。いずれにせよ三宮を経由すればアクセスは簡単です。
周辺施設・観光情報
神戸どうぶつ王国のあるポートアイランドには、他にも家族で楽しめるスポットがあります。すぐ近くには**「神戸空港島展望デッキ」があり、離着陸する飛行機を眺めることができます(乗り物好きのお子さんに人気)。また、ポートライナー「南公園駅」近くには「神戸市立青少年科学館(バンドー神戸青少年科学館)」があり、科学体験やプラネタリウムを楽しめます。さらには北欧家具でおなじみ「IKEA神戸」**も島内にあり、動物王国帰りに立ち寄ってショッピング&カフェ休憩するファミリーも多いです。神戸旅行のスケジュールに余裕があれば、動物王国+αでポートアイランドを満喫してみてはいかがでしょうか。
まとめ ~子どもと最高の思い出を神戸どうぶつ王国で~
神戸どうぶつ王国は、子連れファミリーにとって最高の体験型動物パークです。全天候型の快適空間で、季節を問わず動物たちとの触れ合いを楽しめるため、いつ訪れても新しい発見と感動があります。柵越しではなく五感で感じる動物たちの息遣いや温もりに、子ども達の目は輝きっぱなし!親御さん自身も童心に返って夢中になってしまうシーンがきっとあるでしょう。
子連れで神戸どうぶつ王国を楽しむポイントまとめ:
- 全天候型施設で雨の日でも快適
- 柵が少なく小さな子どもでも間近で動物観察
- エサやり・ふれあい体験が豊富
- 授乳室・おむつ替え台など赤ちゃん連れ設備が充実
- お弁当持ち込みOK&レストラン・カフェあり
- 三宮からアクセス至便で駐車場も広い
設備面でもベビーカーや授乳室など行き届いており、赤ちゃん連れでも安心して一日過ごせます。私自身、初めて訪れたときは「小さい子どもが最後まで楽しめるかな?」と不安もありましたが、杞憂でした。むしろ帰宅後も子どもは写真を見返して思い出を語り、「また行きたい!」を連発するほど。その姿に連れて行って良かったなあと感じたものです。
神戸観光でどこに行こうか迷ったら、ぜひ神戸どうぶつ王国を候補に入れてみてください。動物たちとの触れ合いは、教科書では得られない生きた学びと、家族の笑顔あふれる思い出を与えてくれるはずです。週末のおでかけにも旅行プランにもぴったりの神戸どうぶつ王国、次のお休みにご家族で冒険しに出かけてみてはいかがでしょうか。きっと親子そろって心に残る素敵な一日になることでしょう!
事前に知っておきたい豆知識&注意点
最後に、神戸どうぶつ王国を訪れる前に知っておくと役立つ情報や注意事項をQ&A形式でまとめます。
- 営業時間・休園日:基本的な営業時間は10:00~16:00(土日祝は~17:00)です。季節やイベントにより延長する場合もあり、春休みや夏休み期間は17:00まで開園の日が増えます。逆に冬季の平日は早めに閉まることもありますので、最新の営業カレンダーを公式HPで確認しましょう。休園日は毎週木曜日ですが、木曜が祝日にあたる場合は開園し翌日振替休園となることがあります。年末年始なども含め、事前チェックをおすすめします。
- チケット購入:当日窓口で購入できますが、混雑時は事前にオンラインで前売り券を買っておくとスムーズに入場できます。公式サイトから提携チケットサイト(KKdayなど)で購入可能です。また、阪神電車やポートライナーとセットになった割引往復乗車券付きチケットも発売されていますので、電車利用予定なら検討してみてください。いずれにせよ3歳以下は無料なので、券売所では申告するだけでOKです。
- 支払い方法:入園券や園内のレストラン・ショップでは主要なクレジットカードや電子マネー(交通系IC、PayPay等)の利用が可能です。ただし、動物の餌やり体験や一部の屋台販売は現金のみの場合があります。特にエサ代は100円単位が多いので、小銭を準備しておくとスムーズです。なお、園内にATMはありませんので、必要な現金は事前に用意しておきましょう。
- コインロッカー:園内に大小のコインロッカーがあります。南エントランス付近(ギフトショップ横)と北エントランス付近(北チケット売り場横)の2ヶ所で、料金は小サイズ300円、大サイズ500円です。ベビーカーが入らない荷物や上着などを預けて身軽に動きたいときに便利です。なお、ロッカーに入りきらないスーツケース等はチケット売り場で有料預かりしてもらえる場合がありますので、スタッフに相談してみてください。
- 再入場:原則として、入園後に途中退出して再び入ること(再入場)はできません。途中で車に荷物を取りに戻ることも不可なのでご注意ください(キングダムパス=年間パスポート以外は再入場不可)。必要なものは全て持って入園しましょう。
- ベビーカー・車イス:ベビーカーの貸し出しは前述の通り可能です。車イスも無料で貸し出しがあります(数に限りあり、予約不可)。多目的トイレ(だれでもトイレ)は園内数ヶ所にあり、車イス利用者やオストメイト、乳幼児連れの方が使える設備が整っています。困ったことがあれば近くのスタッフに声をかけましょう。
- ペット連れNG:介助犬・盲導犬等の特別な場合を除き、ペットを連れての入園は禁止されています。他のお客様や園内動物への配慮から、ワンちゃんやネコちゃん、小鳥などはお留守番させてきてください。また、子ども用の三輪車やキックボード、ローラースケート類のお持ち込みも安全上できませんのでご注意ください。
- 写真撮影:園内での写真・動画撮影は個人利用の範囲で自由に行えます。可愛い動物との写真はぜひたくさん残したいですね。ただしフラッシュ撮影は禁止されています(動物が驚いてしまうため)。また三脚や自撮り棒の使用は混雑時には周囲の迷惑になる可能性があるので避けましょう。SNSへの投稿もOKですが、商用利用は不可となっています。
- その他:園内は全面禁煙です(喫煙所は入園ゲート外にあります)。また、動物たちの体調や天候によって一部展示が急遽中止・変更となる場合もあります。「見たかった動物が今日はお休みだった…」なんてこともありますが、生き物優先の運営ゆえご理解ください。その代わりと言ってはなんですが、運が良ければ赤ちゃん誕生のタイミングに当たって可愛い赤ちゃん動物がお披露目されているラッキーもありますよ。屋外エリアでは無料の日傘貸し出しサービスがあります。日差しが強い日は各所に置かれた貸出用パラソルを自由に利用できますので、熱中症対策に活用してください。また、夏場は通路にミストが設置されている場所もあり、暑さをしのぐ工夫がされています。
以上、細かな点まで挙げましたが、しっかり準備しておけば当日は安心して楽しむことができます。本記事を参考に、ぜひ子どもとのお出かけを思い切り楽しんでください。神戸どうぶつ王国での体験がご家族の大切な思い出になりますように。以上、神戸どうぶつ王国の魅力をたっぷりご紹介しました。次の週末や長期休暇に、親子でワクワクの体験をしに出かけてみませんか?きっと素晴らしい一日になりますよ。ぜひ足を運んでみてください!
![]() | 【2020】新潟にしかないおしゃれカフェ20選♡インスタで人気のお店が大集合!NEW OPENのお店から地元密着の愛されカフェまで完全ガイド |
![]() | 【2025年最新版】島根県のおすすめグランピングスポット2選 |
![]() | 島根県のお土産オススメ28選! |
![]() | 群馬県のお土産ベスト30!人気なのはこれ! |
![]() | 迷ったらコレ!旭川のお土産12選! |