ロックハート城

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本格派コスプレ体験！ロックハート城で優雅な休日を

ロックハート城とは？

日本に居ながらヨーロッパの雰囲気が楽しめると人気の大理石村ロックハート城は、なんと2017年のるるぶ.com旅行人気ランキングの婚礼観光部門第1位にランクインした、結婚式場としても人気のレジャースポットです。

中世ヨーロッパの街並みを再現した大理石村はテレビドラマのロケや、ミュージックPVの撮影にも利用されているので、行ったことが無くても実は観ていた！なんて可能性もある場所です。代表的なドラマとしては、相棒シリーズのシーズン4の第1話「閣下の城」や、有閑倶楽部で使用されています。

また、ももいろクローバーZのライブオープニングビデオや、関ジャニ∞、EXILEのPVにも使われているそうです。聖地巡礼スポットとしても、うってつけです。

近年ではコスプレブームの影響もあってか、テレビで特集されることも増えています。ドラマ撮影の現場に選ばれるだけあって、どこを撮影してもフォトジェニックな写真が簡単に撮れてしまうのも魅力の1つです。

ロックハート城へのアクセスとクーポン情報

またアクセスも簡単で、東京から上越新幹線を利用すると、最寄りの上毛高原駅まで90分で到着します。もしくは「沼田駅」を目指して、上越線の利用がオススメです。

「上毛高原駅」か、「沼田駅」からはバスも出ています。上毛高原駅からは、2番乗り場にある「関越交通猿ヶ京線　沼田市保健福祉センター前行」に乗車して「北清水町」で下車します。そこから「関越交通 中山本宿線 中山本宿行」に乗り換え「ロックハート城前」で下車します。こちらは約1時間ほどかかります。

沼田駅からはもっと簡単で、「関越交通　中山本宿行きバス」に乗車後、「ロックハート城前」で下車すると、20分ほどで到着します。

また高速道路なら、練馬ICから沼田ICを目指して90分、沼田ICから約20分ほどで到着します。300台も収容できる駐車場が完備されているので、自家用車で行ける方はそちらの方が便利かもしれません。

実際、私は車を利用して向かいました。周りにはいろいろな観光スポットがあるので、ロックハート城だけでなく、群馬ならではの観光地を巡るのもおすすめです。

入場料は大人1,000円、中学・高校生は800円、小学生以下は500円です。しかも公式ページにはお得な10％オフクーポンがあるので、要チェックです。事前に印刷するか、チケット窓口で公式サイトのクーポン画面を提示すると利用できます。

ロックハート城の注目スポット

大理石村ロックハート城の一番の注目スポットは、なんといってもヨーロッパの雰囲気たっぷりなロックハート城です。

実はロックハート城は、1829年に英国のウィリアム・ロックハートがスコットランドにあるサウス・ラナークシャーのカールークに建設したという、約3200トンもの砂岩を使用した本物のお城です。英国ではミルトン・ロックハート・ハウス（Milton Lockhart House）と呼ばれていたそうですが、日本では親しみやすくロックハート城と呼ばれています。

このロックハート城を建設したウィリアム・ロックハートは、州の下院議員や大学の学部長を務め、鉄道事業にも貢献した偉大な人物だったそうです。1987年、俳優の津川雅彦さんが自身が計画するレジャーランドに移築するために、全て解体してコンテナに詰め込み、日本まで輸送しました。

しかし実現を目前にして、津川雅彦さんの計画は空中分解してしまいました。しかし沼田市にある株式会社サンポウがこの計画を引き継ぎ、3年の月日と15,000人もの建設スタッフによって、幾多の困難を克服し、1993年4月6日に群馬県高山村に復元されました。

ヨーロッパの古城移築・復元は我が国で初めてだったそうです。

ロックハート城のプリンセス体験

そんなロックハート城の楽しみ方は、ただ見学するだけでは勿体ないです。一番人気と言っても過言ではないのが、プリンセス体験です。

350着ものドレスの中から、お気に入りの1着を選んで1時間優雅に城内や園内を散歩することができます。ドレスの種類もとても豊富で、可愛らしい現代的なデザインのものから、中世ヨーロッパを思わせるクラシカルな雰囲気のドレスまで、とても幅広いです。

ドレスサイズも、7号から19号まで取り揃えてあるとのこと。ぽっちゃり体系な私でも、安心して選ぶことが出来ました。小さな女の子向けのドレスは、どれもこれもフワフワで可愛くて、プリンセスを夢見る子にはピッタリのプレゼントになるかと思います。

ドレスの持ち込みはできないのですが、物凄い数のドレスがあるので、お気に入りの1着をきっと見つけられます。

利用する場合は当日園内に入場してから、ロックハート城近くのプリンセス体験受付に直接向かいます。ネット上で時間帯予約も可能なので、土日など込みそうな日には予約した方がいいかもしれません。コースは成人ドレス・タキシードコースが2,500円。カップルコース（男女2人）なら4,000円。子供ドレス、タキシードは1,500円です。

このほかに、園内にある輸入雑貨店のバザールショップで、わんちゃん向けのプリンセス体験も取り扱っているそうです。

予約が完了したら、時間に合わせて着替えに向かいます。好きなドレスを選んだ後は、ウィッグやアクセサリーを装着するのですが、プラス500円で好きなものを選びたい放題になります。自前のアクセサリーを利用しても大丈夫なので、お気に入りのものがある人は持っていくことをオススメします。

公式サイトで現地の天気を確認できるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。季節によってはかなり寒いので、タイツなど防寒対策をしっかりしていくとよさそうです。

お城の前でプロのカメラマンによる写真撮影もできます。自分で撮影するだけでも絵になるのに、プロに撮ってもらうとそれだけで旅の素敵な思い出になります。着替えたらパーク内を歩くと、それだけでワクワクします。

ロックハート城のお店や教会

また並んでいるお店や展示場も、とても日本とは思えないヨーロッパの雰囲気漂う場所ばかりです。テディベアが沢山集められたテディの家や、香水1,000点が展示される香水の部屋、ウエディングに使われるセントローレンス教会などなど、見どころが満載です。

個人的なオススメは、セントローレンス教会です。18世紀のアンティーク・ステンドグラスが使われているので、佇むだけで荘厳な雰囲気を楽しむことができます。基本的にロックハート城をぐるりと回る形で見て回ることができるので、小さいお子さんが一緒でも移動距離が少なくて楽しみやすいかと思います。

ロックハート城の名称の由来

このロックハートという名称、珍しいですよね。私も実際に行った時に気になったので、ちょっと調べてみました。

ロックハート城の内部には、主の部屋というスポットがあって、その近くに世界の城に関する貴重な書物を1,000冊も集めたお城の図書館があるのです。

スコットランドの独立を勝ち取った英雄であるロバート・ブルース王は1329年にこの世を去りました。ロバート王は、自らの心臓をキリスト教の聖地バレスチナに埋葬するように遺言し、この命を受けたのがロックハート家の祖先であるサイモン・ロッカードでした。

しかし、折りしも激しくなった十字軍の戦いを潜り抜けながら、ブルース王の心臓を祖国に持ち帰ることとなります。サイモン･ロッカードは戦況激しい中、王の心臓を「鍵をかけた小箱」に入れ、心臓をスコットランドのメルローズ寺院に奉納しました。以来ロッカード家の紋章には鍵に囲まれたハートの図が加えられ、名誉を称えて家名もロッカードからロックハートに変えることを許されたそうです。

そうした歴史を知ることもできるのが、ロックハート城の魅力の1つです。

ロックハート城のレストラン・カフェ

移動してお腹が空いたら、園内にあるレストランやカフェを利用するのがオススメです。入場してすぐにあるビックハートは半円形の野外レストランで、イギリス料理として有名なフィッシュアンドチップスや、怪物丼なんていうユニークなメニューもそろっています。

ワンちゃんと一緒に楽しみたい方には、テラス席がオススメです。同じくワンちゃんも入場OKのパトリシアは、スコーンやワッフルが楽しめるオープンカフェテラスです。ここでの1番人気はアリスの不思議なアフォガート、どんなデザートなのかは食べてからのお楽しみです。

フレッシュなフルーツを使ったジェラートを楽しみたいなら、スイーツ工房がオススメです。こちらはアップルパイなど、テイクアウトの出来るスイーツが中心です。
どのお店もすごくおいしいので、食べ歩きもおすすめです。

何処を見ても楽しめるロックハート城、ぜひ1度足を運んでみてください。

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