「廃墟」といえば、かつては「不気味」「近寄りがたい」「今にも崩れちゃいそう」と思われがちでした。

しかし、最近では「廃墟」がもたらす退廃的な雰囲気や映画やPVに出てきそうなヴィンテージ感がおしゃれと注目を集めてきています。

そんな時代の流れに乗って、近年では今まで使われていなかった町家跡や工場跡をリノベーションして飲食店に生まれかわる例が増えてきています。

今回は、そんな廃墟が持つ独特な雰囲気を併せ持つ素敵なカフェや居酒屋を紹介します！

もとは商家の別邸だった建物を、尾道の空き家再生プロジェクトによって生まれ変わったカフェ。1階がカフェで、2階は満月の夜だけオープンする美術館になっています。とても静かでゆったりとした時間が流れる店内では、窓辺の席からの眺めが最高で、尾道大橋や浄土寺山が眺められます。入口付近は廃墟っぽさが残りますが、店内はアンティーク小物がそろったノスタルジックな雰囲気が素敵です。

【ふりがな】ふくろうのやかた
【　住所　】広島県尾道市東土堂15-17
【アクセス】JR尾道駅より徒歩20分
【営業時間】［平日］10:30ごろ〜日没ごろ、［土日祝日］10：00～日没ごろ 定休日： 水曜
【　画像　】https://matome.naver.jp/odai/2135272620671494801/2135278631379071903

二条城近くにある町屋を改装したギャラリー＆カフェ。京都の街中にあるとは思えない、本当に改装したの？と思うような内装に、廃屋と化した雑居ビルを感じさせます。入口側がマゼンダ色の壁が印象的なギャラリースペース、その先がカフェスペースになります。一歩足を踏み入れるたカフェスペースは、薄暗い照明と廃墟っぽさを醸し出すむき出しのコンクリート壁が印象的です。

【　住所　】京都府京都市中京区押小路通油小路東入ル二条油小路町270-1
【アクセス】京都市営地下鉄東西線「二条城前駅」2番出口から徒歩約2分
【　画像　】https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260203/26018109/

廃墟と個室居酒屋がコラボした居酒屋さん。店内には退廃的な落書きが描かれた壁や「廃墟飯」と呼ばれる不思議なメニューもあり雰囲気抜群！特に廃墟飯をはじめとする食事メニューは「廃墟ビール（赤ビール）」と「廃墟ピザ」などがあり、他にも「カエルの蒲焼」「雑草の天ぷら」「灰墟やきそば」など奇想天外なものが揃っている珍スポットです。

【　住所　】東京都杉並区高円寺南4-45-7 壱番館ビル2F
【　料金　】(アラカルト)2500円、(宴会)2500円～
【　画像　】https://matome.naver.jp/odai/2147810023123545901

古い鉄工所を改装して作られたカフェ。廃墟っぽさはそれほど強くはありませんが、錆びれた感じをあえて残しているのがポイントです。それに加えて、工場ならではの高い天井と渋めのインテリアで彩られ、よりお洒落な雰囲気を醸し出していてテレビや雑誌の撮影にも度々登場しています。ちなみに、昼はカフェ夜はバーになるので行く時間帯によって雰囲気も変わりますよ。（昼からアルコールをいただけます）

【　住所　】東京都世田谷区鎌田3-2-15
【アクセス】二子玉川駅から徒歩12分
【営業時間】［ランチ・カフェ］11：30～18：00、［ディナー］18：00～26：00 定休日： 無休
【　画像　】https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131708/13143895/dtlphotolst/4/smp2/

蔦が絡んだトタン張りの廃倉庫を利用したカフェ。誰も足を踏み入れてなさそうな雰囲気のいかにも廃墟な佇まいの1階部分はアンティークギャラリーで、2階が中国茶のカフェとなっています。まるで中国映画に出てきそうなアジアンチックなたたずまいは雰囲気抜群！後ろには土岐川が流れていて、川のせせらぎや小鳥のさえずりを楽しみながらゆったりとした時間を過ごせますよ。また、店先に立っている赤い和傘が開いてれば「オープンしてます」の合図だというのも面白いポイントですね。

【スポット】茶と間　花蓮（ほわれん）
【　住所　】岐阜県多治見市東栄町3-74-1
【アクセス】多治見駅から2,690m
【営業時間】金・土・日11:00-21:00(L.O 20:00) 定休日：月・火・水・木曜
【　料金　】ディナー￥1,000～￥1,999 ランチ～￥999
【　画像　】@匿名希望

ちょっと変わった廃墟風の建物で、地元では「未完の城」「徳島のサクラダ・ファミリア」なんて呼ばれているカフェ。レンガに絡まったツタの雰囲気がどことなくジブリの名作「天空の城ラピュタ」の世界を連想させるということで観光客も訪れる人気のお店です。このカフェはオーナーの手作りで、オーナー自身がレンガを焼いて、積み上げる作業を繰り返して出来た賜物というから驚き！これからもまだまだ進化していくので目が離せないカフェですね。

【　住所　】徳島県阿南市福井町土井ケ崎
【アクセス】新野駅から車で約30分
【営業時間】10:00～20:00 定休日： 金曜日
【　画像　】@makiusanyanco

まるでヨーロッパの街並みに迷い込んで出会ったアジトを思わせる、独特なアーティスティックな雰囲気が漂うカフェ。ついつい写真を撮りたくなるお店なのでカメラを持ってくのを忘れずに！

【スポット】カフェアンデパンダン
【　住所　】京都府京都市中京区弁慶石町、京都府京都市中京区弁慶石町56、1928ビル B1F
【営業時間】11:30~24:00 定休日： 不定休
【　画像　】@__hyn.a09

ツタに覆われた洋館はまるで中世のお屋敷のような佇まいで目を引きます。こちらでは、サイフォン式の本格コーヒーと喫茶店によく提供されるご飯メニューがいただけます。

【　住所　】東京都 八王子市 鑓水 530-1
【　画像　】http://tabelog.com/imgview/original?id=r2998834003981