浅草寺の仲見世

浅草寺の仲見世
photo by @fuki_photography
江戸時代の仲見世の雰囲気をそのまま残すスポットです。シャッターにも美しい絵画が描かれ、夜の仲見世も見ものです。この仲見世通りは、食べ歩きグルメスポットとしてもおすすめで、お団子、おせんべい、おまんじゅう、人形焼などの和菓子に加えて、ソフトクリームもあります。

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浅草寺の仲見世の基本情報


【スポット】浅草寺の仲見世
【 住所 】東京都台東区浅草2丁目3-1
【アクセス】浅草駅から徒歩5分

浅草寺の仲見世
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東京の観光スポット!浅草寺 仲見世商店街

東京の観光スポットで有名な浅草といえば、浅草寺の雷門の大きな提灯を思い浮かべますよね。浅草は歴史のある町で見どころが満載です。その中でも、雷門から真っ直ぐに伸びる「仲見世商店街」の魅力ある食べ歩き、そしておすすめのお土産を中心にご案内させていただきます。

仲見世商店街って?

仲見世商店街は、浅草寺の雷門から、宝蔵門までの約250メートルに渡ります参道の両側に伝統工芸品や土産物が売っているお店や名物の雷おこしや揚げまんじゅうなどの食べ物屋さんが東側に54軒、西側に35軒の、なんと89軒ものお店が立ち並ぶ、歴史のある商店街です。

まずは、いらっしゃる際に、車のカーナビやスマホで検索しやすいように簡単な概要からご説明します。

住所
東京都台東区浅草1丁目36番3号

正式名称
仲見世商店街振興組合

営業日
通年やっています。

営業時間
店舗によって異なります。

アクセス
電車の場合:都営浅草線「浅草駅」、東京メトロ銀座線「浅草駅」、東武スカイツリーライン「浅草駅」、つくばエキスプレス「浅草駅」の計4路線通っており、どの駅からも徒歩5分程度で行くことが可能です。

車の場合:首都高速6号線向島線の駒形IC、首都高速1号線上野ICか入谷ICで降ります。しかし、日本でも人気の観光スポットで全国各地、また世界各地からの観光客でいっぱいですし、近辺の地域は、常に渋滞が発生しているため、電車でのアクセスがおすすめです。

日本最古の商店街!仲見世商店街

現在の仲見世商店街は、私たちの先人たちが代々、様々な試行錯誤をし、また、たくさんの困難を乗り越えて、今、観光名所として輝いております。そんな先人たちの過去の作り上げた仲見世商店街の歴史を知ることによって、現在の仲見世商店街の随所に見られる歴史も楽しめます。

仲見世商店街のはじまり
仲見世商店街は、日本最古の商店街と言われています。歴史は遡ること約300年前に始まったとされています。徳川家康公により、徳川幕府が開かれ、江戸の人口が増えました。そして、浅草寺の参拝客で賑わい、近隣に住居を構える人々に幕府から参拝客も多いことだし、浅草寺の境内をきれいに「清掃しなさい」という命令が下されました。その見返りに、その人々に対して幕府は、境内や参道上に「出店営業の特権」を与えたことが、仲見世商店街の始まりとされています。

江戸時代が終わり、明治時代の洋風建築へ!
明治維新によって、江戸幕府がなくなり、新政府が樹立した明治時代になると、仲見世商店街の様相も変化しました。まず、幕府から得た「特権」は新政府に取り上げられ、ん貨店商店街で営業をしていた人々は、撤退を余儀なくされました。そして、レンガ作りの洋風の店舗が並ぶ商店街へと様変わりをしました。

大正時代「関東大震災」による倒壊
今では、その面影はわずかばかりですが、赤レンガの仲見世商店街は、大正12年に起こりました「関東大震災」によって壊滅的な被害に遭い、2年後の大正14年に、鉄筋コンクリート造りで、桃山風の朱塗り商店街へと生まれ変わり、現在の形に近くなりました。

昭和の「太平洋戦争」からの復興
昭和20年には太平洋戦争による被害で、内部は全て焼失してしまいました。しかし、仲見世の人々の復興に対する努力で、すぐに再開し、昭和60年には近代仲見世100周年を迎えることができました。

平成の「リフレッシュ事業」
平成元年には、全店舗のシャッターに、浅草の歳時が描かれ、平成4年には、建造物の塗り替えなどのリフレッシュ事業が完成しました。平成6年には、電柱が全て地中化し、すっきりとした仲見世商店街が完成しました。

仲見世商店街、絶対にこれだけは外せない食べ歩き特選グルメ3選!

ここまでは、先人たちの涙ぐましい努力のおかげで、こうして私たちは仲見世商店街を楽しむことができているという歴史のお話をさせていただきました。しかし、皆さん!やはり、お目当ては仲見世商店街の浅草名物を食べつくす、「食べ歩き」に目を輝かせてしまいますよね?ここでは、食べ歩きにおすすめのお店をご紹介します。

浅草きびだんご あづま
前述した歴史の段でもご説明しました江戸時代の参道の頃の商店街から存在したと言われる「きびだんご」を再現して作っているお店です。雷門をくぐりますと左手側に実演販売をしているきびだんご屋さんが見えてきます。1人前は5本入りで、作り立てを食べることができます。たっぷりの甘いきなこがふりかかったもっちりのきびだんごです。注文すると、店員さんが、茹でたてのだんごに、きなこをたっぷりとまぶしてくれます。食べてみますと、非常に柔らかく、もっちりとした食感で、お団子は小粒の一口サイズなので、非常に食べやすくなっています。

住所:東京都台東区浅草1丁目18番12号
営業時間:9:30~19:00(売切れ次第終了)

本家 梅林堂
やはり、浅草と言えば「人形焼」です!こちらの梅林堂さんは、非常に人気で連日人だかりができていますので、すぐに分かります。1袋で8個入り300円です。なんと2袋で500円です!中身の餡は2種類あり、こしあんとつぶあんを選ぶことができます。提灯柄の紙袋がまたとてもかわいらしく、浅草感満載です。袋の中身を開けてみると、人形焼の柄が1種類だけではないことに気づきます。「雷門の提灯」、「五重塔」、「ハト」の3種類です。ふわふわの生地の中には、甘すぎない優しい味のあんこがたっぷりと入っており、口の中に入れると、生地とあんこがほどよい具合に絡みつきます。

住所:東京都台東区浅草1丁目18番11号
営業時間:8:30~売切れ次第終了

浅草九重
私が最も好きなグルメ!浅草の揚げまんじゅうです。まんじゅうを揚げてしまうなんて、初めて作った人はとんでもないことをしましたね。外側はカリカリッとしており、中は、フワフワっとしている神がかったおやつです!!浅草九重の揚げまんじゅうは、仲見世商店街をずっとあ歩き、浅草寺本堂の手前にあります。非常ににぎわっており、揚げまんじゅうの種類も定番から変り種まで様々ですが、やはり私のおすすめは定番のあんこ!そして、もう1は、もんじゃ!です。あんこの説明は言うまでもなく、カリッとした中に甘すぎない餡が入っており、意外と脂っこくありません。そして、もんじゃ、こちらも私は非常に気に入っており、衣には紅ショウガと青海苔が入っております。しょっぱさとまんじゅうがまたとても合うおすすめの一品です。

住所:東京都台東区浅草2丁目3番1号
営業時間:9:30~19:00

仲見世商店街!浅草名物土産3選!

常盤堂雷おこし本舗 雷おこし
なんといっても浅草のお土産と言えば、「雷おこし」ですよね!常盤堂の歴史は非常に古く創業250年以上と言われていますので、この商店街の黎明期に近い時代からある老舗のお菓子屋さんです。詰め合わせの味の種類も豊富で、個別包装になっているため、職場へのお土産にも大人気です。

住所:東京都台東区浅草1丁目3番2号
営業時間:9:00~20:30

やげん堀七味唐辛子本舗
こちらのお店も歴史が古く、創業は1625年で、古くからこの浅草を見続けていた老舗の七味唐辛子専門店です。七味をその場で調合して下さり、オリジナルの七味も作ることが出来る点も「粋」です。酸化防止に真空パックにして小分けにしてくれますので安心です。

住所:東京都台東区浅草1丁目28番3号
営業時間:10:00~19:00

テスタロッサカフェ 浅草シルクプリン
浅草の和風のものばかりを紹介してきましたので、ここでは、少し変わった趣向で最後のお土産を紹介します。「浅草シルクプリン」です。浅草の老舗のお菓子の中に飛び込み、今では、浅草の人気のスイーツとして連日お客さんでにぎわいます。珈琲味や苺味など種類も豊富で、その名の通り、シルクのように滑らかなプリンです。

住所:東京都台東区浅草1丁目4番11号
営業時間:11:00~21:00

おすすめの観光時間帯

やはり、浅草の仲見世通りの活気を味わってほしいので、昼間の非常に込み合う中、食べ物に目を光らせ、人ごみの中をアレコレと探索するのがおすすめです。お店も営業時間帯のところがほとんどで売り切れの少ない午前中の10時から15時くらいの時間に行ってみてはいかがでしょうか。


ここまで、東京、いや、日本の観光スポットの定番「浅草・仲見世商店街」について説明させていただきました。本当に浅草は魅力のある街です。仲見世商店街に限らず、見どころ満載の浅草に是非足を運んでみてください。

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