西中金駅跡
西中金駅跡の基本情報
【スポット】西中金駅跡
【ふりがな】にしなかがねえきあと
【 住所 】愛知県豊田市中金町前田765 周辺
【アクセス】名鉄三河線 西中金駅跡 徒歩すぐ
【最寄り駅】西中金駅跡
【営業時間】24時間
【 料金 】無料
【クーポン】なし
線路で歩ける西中金駅跡はインスタ大人気!見どころとアクセスを紹介します
西中金駅跡ってどんな場所
西中金駅は、名鉄三河線のかつての終着駅。豊田市街地からR153を車で20分ほどのところにあります。猿投~西中金間の廃線に合わせて2004年に廃駅となりましたが、駅舎・プラットホームの歴史的景観が評価され、2006年に国の有形文化財として登録されました。その後、地域の方たちによる整備が進み、みんなの交流の場「西中金ふれあいステーション」として生まれ変わりました。そして今では、レトロな空間でカフェや線路歩きを楽しめるスポットとして、インスタグラムなどのSNSで人気を集めています。
西中金駅跡の見どころ
線路内へ車でGO!プラットーム
到着と同時に「おぉ!」と言ってしまいそうになるのがプラットホーム。ホーム脇の線路がそのまま「西中金ふれあいステーション」の駐車場に転用されているため、なんと車で線路に入ることができます(笑)車で駅のホームに到着・・・少し不思議な気分になりますが、この滅多に出来ない体験がSNS映えポイントになっています。
緊急事態宣言が出る直前、出張帰りに西中金駅跡に寄ったときの写真。
線路が駐車場になってることに高まってしまい(もともとプチ鉄ヲタ)、
「ぁ間もなくー、ぁ終点ー、ぁ西中金に到着しやぁーす、ぁお出口は〜」などと言いながら、車止めに乗り付けてしまった笑#西中金駅 pic.twitter.com/OKkFVBzaeB— ごりん (@dream_yugorin) April 25, 2020
名鉄三河線 西中金駅に来ました
線路上が駐車場…違和感… pic.twitter.com/SRABA7XhYT— 上小田井 青海.hmr (@kamiotai_aomi) December 10, 2018
また、昭和初期に建造されたプラットホームが、そのままの姿で残されているのも見どころのひとつ。有形文化財に登録されている石造り構造や、当時の姿を再現した駅名標などに触れることで、鉄道ファンでなくても、どこかノスタルジーな気分を味わうことができるのではないでしょうか。
西中金駅跡に来た。 pic.twitter.com/0bhekyyXFL
— くろず (@cRose27) December 31, 2019
なお、線路を挟んだ向かい側にキレイなお手洗いが設置されているので、女性も安心して過ごすことができます。
スタンド・バイ・ミーな気分で『線路なう』!廃線路散策
鉄道が走っている現役の線路内を歩くことは法律違反ですが、ここは廃線になった線路。自由に歩いてOKなんです!これも滅多にできない体験ですよね。線路上を猿投方面に少し歩いて行くと、線路の位置がだんだん高くなるので、そこから遠くの山々の景色を眺めることができます。そして、そのまま少し歩いて行くと、線路が森の中へと入って行き、森林浴をしながら散策を楽しむことができます。(その先にあるトンネルへの立ち入りは禁止されているので、ご注意ください)
さながら映画「スタンド・バイ・ミー」のような体験ができるのが人気で、多くの人たちが散策中の写真をSNSへ投稿しています。
ほお、それはいい
西中金もかなり残ってます
公共交通機関て行きにくいのが難点ですが pic.twitter.com/q2J06YuQ8o— 本線快急 (@H9Bx8) November 30, 2019
定番ポーズ写真貰ったんでメモを兼ねて記念に貼っときます(三河線廃線跡にて) pic.twitter.com/QGaFCYfEjX
— ぴーやま (@peeeeyama_) November 13, 2018
廃線跡
名鉄三河線(山線)の廃線跡。雰囲気いい。#写真好きな人と繋がりたい #写真撮ってる人と繋がりたい #写真で伝えたい私の世界 #ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/cIBofIG816— ひろりん△ (@hiroring0323) November 8, 2017
さらに、西中金駅と合わせて廃止になった旧・三河広瀬駅付近も歩けるようになっており、西中金~三河広瀬間の散策コースが設定されているので、2時間ほどかけてウォーキングを楽しむ人も多いみたいです。
名鉄三河線廃線区間、三河広瀬駅にて。
何回来ても、ノスタルジックになります😌 pic.twitter.com/ElipANA570— Green Monster (@GreenMonsterZXR) February 16, 2019
家族やカップル、友達同士で写真を撮り合いながら線路歩きを楽しめる数少ないスポット。春~夏は新緑に癒やされながら、また秋は紅葉狩りを楽しみながら。季節ごとに訪れてみるのもオススメです。
レトロな空間で一休み♪駅舎カフェ
さて、廃線路散策を楽しんだ後は、昭和初期に建てられた駅舎をリフォームした喫茶店「西中金ふれあいステーション」でひと休み。この駅舎も、プラットホームと合わせて有形文化財として登録されており、店内には現役時代の写真や、当時の運賃表などが飾られています。また、ここで働く店員さんは地元のお母さん方を中心としたボランティアさんなので、店内は暖かみのあるアットホームな雰囲気があふれています。注文できるメニューは、コーヒー(200円)・ジュース(200円)・ワッフル(100円)・地元名物の五平餅(200円)のみ、と非常にシンプルですが、昔ながらのレトロな駅舎でコーヒーをいただくということも、ここでしか味わえない経験のひとつではないでしょうか。
名鉄三河線西中金駅跡は西中金駅ふれあいステーションとして活用されており、コーヒーや五平餅がそれぞれ200円で楽しめます。五平餅は中部地方山間部の郷土料理です。 pic.twitter.com/k2wiOZGdSi
— 高坂優希 (@koropinkoropin) January 13, 2020
土日の10時~15時限定でオープンしている、旧西中金駅舎を利用した西中金ふれあいステーション。ここでは地域のおばさん達がカフェをしてて、コーヒー(ICE/HOT)が¥200、ワッフルが¥100、五平餅を¥200で提供している。これだけ食べて飲んで、計¥500というからリーズナブル。勿論美味。 pic.twitter.com/M9TVT0lxfS
— 🇮🇹いたう伍長🇯🇵 (@rsgt_ito) May 19, 2019
現役時代に駅員さんが切符を売っていた窓口から、地元のお母さん方が煎れてくれたコーヒーが出てくるというのも、なかなか面白いですね。思わず「おばちゃーん!名古屋まで大人2枚!」と言いたくなってしまいます(笑)
ただ残念なことに、こちらの喫茶店は基本的に土日の10:00~15:00しか営業していないんです・・・。というわけで、平日や営業時間外に行く場合は、すぐそばのコンビニで飲み物やお菓子を買ってきて、ホームのベンチでおやつタイムというのもアリです!
名鉄三河線廃線跡ウォーキング
西中金駅 終点 pic.twitter.com/QCDRdhDEFt— おかぴ- (@superexp2001) May 11, 2019
西中金駅跡を観光する時の注意点
廃線路内は草が生い茂っており、バラスト・枕木・レールがそのまま残されている箇所もあるので、とても歩きにくいです。したがって、廃線路散策をする場合は、思わぬケガを防ぐためにもサンダルは避けて、歩き慣れたスニーカーを履いて行くことをオススメします。
西中金駅跡へのアクセス
<公共交通機関を利用する場合>
名鉄『猿投駅』よりとよたおいでんバス「足助・百年草行き」に乗り、『西中金』下車後すぐ
<車を利用する場合>
東海環状自動車道『豊田勘八IC』より、R153を足助・稲武方面へ約5km
西中金駅跡の基本情報
名称
西中金ふれあいステーション
読み方
にしなかがねふれあいすてーしょん
営業時間
10:00~15:00 (プラットホームはこの時間外でも見学できます)
定休日
平日 (プラットホームは平日でも見学できます)
クーポン
特になし
まとめ
いかがでしたか?レトロな佇まいと廃線路歩きが人気を集め、SNS映えスポットとして注目されている西中金駅跡。紅葉の名所「香嵐渓」も近いので、昼間に西中金駅&廃線路跡を散策して、夕方からは香嵐渓の紅葉ライトアップを楽しむというコースもオススメです。鉄道ファンだけでなく、インスタ女子の皆さんやカフェ巡り好きさんなど、多くの人が楽しめるスポットなので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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