ロイズチョコレートワールド(札幌・新千歳空港)子連れでの楽しみ方ガイド

北海道を代表するチョコレートブランド「ロイズ (ROYCE’)」のテーマパーク的スポット 「ロイズチョコレートワールド」をご存知ですか?新千歳空港ターミナルビル内にあるこの施設は、工場見学やチョコレートのミュージアム、限定ショップやベーカリーまで揃ったチョコレートのワンダーランドです。しかも入場無料で通年営業しているので、天候や季節を問わず立ち寄れます。札幌旅行や北海道旅行の際に、新千歳空港で子どもとおでかけするのにぴったりなスポットとして大人気です。

本記事では、「ロイズチョコレートワールド」の楽しみ方を、未就学児〜小学生のお子さん連れファミリー向けに徹底解説します。基本情報から工場見学のポイント、ミュージアムの見どころ、限定チョコやパンが買えるお買い物情報、子連れに優しい設備、混雑状況と攻略法、季節ごとのイベント情報、滞在時間別のモデルプラン、さらには他の空港内施設との組み合わせプランや実際の訪問体験談まで、盛りだくさんの内容です。**「ロイズチョコレートワールド 子連れ」「札幌 チョコレート 工場見学」**などのキーワードでお探しの方にも役立つ、わかりやすく丁寧なガイドになっています。ぜひ最後までご覧いただき、家族みんなで甘く楽しい思い出作りの参考にしてくださいね。

基本情報(場所・アクセス・営業時間・入場料・概要)

まずはロイズチョコレートワールドの基本情報を押さえておきましょう。空港内のどこにあって、どう行けばよいのか、営業時間や料金などを確認しておくとスムーズに訪問できます。

  • 所在地・場所: 北海道千歳市美々 新千歳空港ターミナルビル **3階「スマイル・ロード」**内
    ※国内線ターミナルと国際線ターミナルを結ぶ連絡通路エリアです。JR新千歳空港駅から直結でアクセス可能で、到着ロビーから歩いて約5~10分ほどの場所にあります。
  • アクセス方法: 新千歳空港へは札幌駅から快速エアポートで約40分、空港連絡バスも各地から運行しています。空港の駐車場も利用できます(空港駐車場は有料)。空港に着いたら3階フロアへ上がり、国内線側の「スマイルロード」入口(スターバックスが目印)から国際線方向にまっすぐ進むと見えてきます。
  • 営業時間: 8:00~19:00(ショップ・ミュージアム)
    ※工場見学(ファクトリー)は8:30~17:30(製造稼働時間)
    ※ベーカリー(パン販売)は9:00~19:00
    空港の開館時間に準じており、朝早くから夕方まで営業しています。夜19時で閉まりますのでご注意ください(一部ブログ等では20時までと紹介されている場合がありますが、2025年現在は19時閉店です)。なお不定休で設備点検等による臨時休業の場合もあるので、最新情報は公式サイトで確認すると安心です。
  • 入場料: 無料(工場見学・ミュージアム含め全エリア入場無料です)
    事前予約やチケットも不要で、空港利用者は誰でも気軽に立ち寄れます。飛行機の待ち時間に子どもと工場見学体験ができる貴重なスポットです。
  • 施設概要: 日本初の空港内チョコレート工場を擁し、チョコレートの製造過程がガラス越しに見学できます。またチョコレートの歴史や知識を楽しく学べるミュージアム、ここでしか買えない限定商品が約100種並ぶショップ、そして焼きたてパンを提供するロイズベーカリー&カフェが一体となった、子どもから大人まで楽しめるエンターテインメント施設です。通路に近づくと甘いチョコレートの香りがただよってきて、もうワクワクが止まりません!
  • 定休日: 無休(年中無休)
    基本的に年中無休で営業しています(空港自体が閉館となる場合に準じますが、通常はお正月も含め営業)。お盆や年末年始、GWなどの繁忙期も開いているので、旅行ついでにいつでも立ち寄れます。
  • 駐車場: 空港の一般駐車場(有料)を利用可能。直接ロイズチョコレートワールド専用の駐車場はありませんが、空港駐車場からターミナル館内に入り、エレベーターやエスカレーターで3階へ行けばアクセスできます。
  • 所要時間目安: 見学だけなら約30分でも一通り回れますが、ショップでのお買い物やカフェでの休憩を入れると1時間~2時間程度は見ておくとよいでしょう。後ほど詳しく「所要時間別モデルプラン」で解説しますが、時間が許すならゆっくり楽しむのがおすすめです。

以上が基本情報です。ではここから、各エリアの詳しい楽しみ方を順に紹介していきます!

工場見学エリア(ファクトリー):迫力満点のチョコレート製造工程を見よう

ロイズチョコレートワールドの目玉ともいえるのが、工場見学エリア(ファクトリー)です。国内で初めて空港の中に作られたチョコレート工場ということで、チョコ好きはもちろん、普段工場見学に縁がない小さな子どもでも大興奮間違いなしのエリアです。ここではチョコレートができるまでの製造工程をガラス越しに間近で無料見学できます。まるで小さな「チョコレート工場の見学ツアー」に参加したような気分を味わえますよ。

見学できる主な工程と見どころ

ガラス越しに工場内部を覗くと、白衣を着たスタッフさん達と大きな製造マシンが稼働している様子を見ることができます。具体的には次のような工程が観察できます。

  • チョコレートの型流し:溶けたチョコレートが型に注入される工程です。機械からトロトロのチョコが型に流し込まれていく様子は、大人でも「おおー!」と見入ってしまいます。子どもたちは「チョコレートの雨みたい!」と大興奮。カラフルな型や流れるチョコに目が釘付けになります。
  • 冷却・固め:注入されたチョコを冷やして固める**「スパイラルクーラー」**という巨大な冷却装置も必見です。螺旋状のベルトコンベアの中をチョコが乗ったトレイがぐるぐる回りながら冷えていく様子は、まさに近未来的な機械といった感じで圧巻!「これ何してるの?」と聞かれたら「チョコを冷やして固めてるんだよ」と教えてあげましょう。大きな機械が動く様子は乗り物好きの子にもウケが良いポイントです。
  • デコレーション・仕上げ:製品によっては最後にスタッフさんが手作業でチョコレートをデコレーションする工程も見られます。例えば可愛い動物型チョコの表情を描いたり、チョコに模様をつけたりする繊細な手仕事シーンです。小さな子でも職人さんが頑張っている姿を見ると自然と笑顔になり、「頑張ってー!」なんて声援を送りたくなるかも。子どもに「見てごらん、あのお姉さんチョコに絵を描いてるよ」と教えると食い入るように見ていたりします。普段食べているお菓子がこうして人の手で丁寧に作られていると知ることで、食育的な学びにもつながりそうですね。
  • 完成品のパッケージング:作り立てホヤホヤのチョコレート製品が次々と箱詰め・包装されていく様子も見ることができます。たくさんのチョコがベルトコンベアに整列して並ぶ様子は壮観で、まるでアニメや映画のワンシーンのよう。「うわぁ、チョコレートがいっぱい列車に乗ってる!」なんて表現をするお子さんもいましたよ。

工場内では、ロイズチョコレートワールド限定の商品の一部を実際に製造しています。例えば北海道らしい動物(クマやシカ、ウシなど)がモチーフの**「ロイズポップチョコ」や、中が空洞になったユニークな「ホローチョコ」などがここで作られている製品です。タイミングが合えば、ガラス越しに先ほど挙げたような可愛いチョコたちが生まれる瞬間**に立ち会えるかもしれません。とくに動物型のポップチョコは色とりどりで、完成品がずらっと並ぶ様子はまるで絵本の世界!子どもも「かわいい!食べたい!」と大喜びすることでしょう。

子どもに人気のポイント

このファクトリーエリアは、小さなお子さんから小学生まで幅広い年齢の子に人気です。その理由はやはり五感を刺激する本物の製造現場という点でしょう。

  • 視覚的なおもしろさ:大きな機械が動く様子や、チョコが流れる様子、ベルトコンベアに並ぶお菓子など、見るだけで楽しい要素が満載です。普段絵本や動画でしか見たことのない「工場」のリアルな姿に、男の子も女の子も興味津々。3~4歳くらいのお子さんでも、目の前で動いているものには集中して見入る子が多いです。どの工程も安全にガラス越しで見られるので、抱っこしたりベビーカーに乗せたままでもOK。目の高さを合わせてあげれば、小さな子でもちゃんと見学できます。
  • 音と香り:ガラス越しなので騒音はほとんど聞こえませんが、機械の動作音やチョコを流す「ザーッ」という音がかすかに感じられることも。また工場周辺はチョコレートの甘い香りが漂っており、「いい匂い!」と子どもたちが嬉しそうに深呼吸していました。嗅覚も刺激されてワクワク度アップです。
  • 学びと発見:小学生くらいになると、「チョコレート工場見学」という社会見学的な体験としても価値があります。実際に工場で働く人の様子を見たり、製造ラインの仕組みに気づいたり、「どうやってチョコレートは固まるの?」と疑問を持ったり。親御さんも一緒に「こうやって作ってるんだね~」と話しながら見学すると、子どもにとって良い自由研究ネタになるかもしれません。自由研究シーズンには、簡単な見学ノートを作って工程を書き留めるなんていうのも面白そうです。
  • 飽きにくい工夫:工場エリア自体はオープンスペースに面しており、移動しながら好きなところで立ち止まって見学できます。飽きっぽい子でも自分の興味のある機械の前でじっと見たり、飽きたら次に進んだりと自由に見られるので安心です。「ここで10分待って聞いてください」というガイドツアー形式ではないので、小さい子連れでも気軽です。周りには他の見学者もいますが、広めに作られているのである程度スペースに余裕があります。子どもが多少はしゃいでしまっても騒音になりにくい環境なのも助かりますね(もちろん走り回ったりは危険なので注意しましょう)。

見学時のワンポイントアドバイス

  • 工場稼働時間をチェック:先述の通り、工場が稼働しているのは朝8:30~夕方17:30です。この時間帯でないと機械が止まっていて見られない場合があります。できれば夕方5時くらいまでには訪問しましょう(17時半ギリギリだと作業がほぼ終了している可能性もあります)。逆に朝イチの8:30直後だと準備段階で動きが少ないかもしれません。見学に最適な時間帯は午前10時~午後4時頃がおすすめです。このあたりは工場もフル稼働で見ごたえがあります。
  • 混雑時は譲り合いを:繁忙期や土日祝の昼頃は見学エリア周辺が混み合うことがあります。ガラスの前のベストポジションで見たい人が多いので、小さなお子さんは抱っこしてあげたり、順番に前に行かせてあげると良いでしょう。周囲の大人も子どもに譲ってくれることが多いですが、「ありがとう」「ちょっと見せてくださいね」と親が一声かけてスムーズに前に出ると気持ちよく見学できます。
  • 写真・動画撮影OK:工場内は写真撮影も自由にできます(フラッシュは反射するので控えめに)。ガラス越しですが、スマホでも十分様子を撮れます。我が子が興味津々で覗き込んでいる様子を写真に撮っておくのも良い思い出になりますよ。ただし周りの他のお客さんの邪魔にならないよう、場所を独占しないよう配慮しましょう。
  • 子どもの「なぜ?」に答えよう:工場見学中、子どもから「あれ何?」「何してるの?」と質問攻めに遭うかもしれません。できる範囲で答えてあげましょう。「チョコを冷まして固めてるんだよ」「あの丸いのはチョコを混ぜる釜かもね」など、正確でなくても親子で想像しながら会話するとより楽しめます。一緒に「すごいねー!」と感動を共有するのも大切です。わからないことは後のミュージアムエリアで答えが見つかるかもしれませんよ。

工場見学エリアは、子連れファミリーにとってハイライトになるでしょう。無料でここまで本格的なチョコレート工場を見せてくれる施設は全国的にも珍しく、大人も子どもも夢中になります。「ロイズ 見学 体験」をぜひ親子で楽しんでください!

ミュージアム・ギャラリーの見どころ(展示内容で学ぶチョコレートの歴史や豆知識)

工場エリアへ向かう手前には、チョコレートミュージアムとも呼べる展示コーナーがあります。ここは**「見て学んで楽しもう!」**がテーマのエリアで、チョコレートにまつわる様々な展示やギャラリーが設置されています。子ども向けの簡単な説明から大人も「へぇ〜」と感心する豆知識まで盛り込まれていて、家族みんなでワイワイ楽しめます。

主な展示内容

  • カカオの木のジオラマ:入口付近でまず目を引くのが、本物そっくりのカカオの木とカカオ豆の模型です。熱帯の森をイメージしたジオラマになっており、カカオの実(カカオポッド)がどんなふうに木になっているか一目でわかります。子どもには「チョコレートのもとになる豆は、こんな南国の木になるんだよ」と教えてあげましょう。「木の幹に直接実が生えるんだ!」と驚く子も多いです。カカオの豆の模型は触れそうなほど間近に見られますが、展示なのでガラスケース内にあります。写真撮影もOKです。
  • チョコレートができるまで:カカオ豆からチョコレートになる加工プロセスを説明するパネル展示があります。これがまたユニークで、板チョコ型のパネルにイラストや図解でわかりやすく工程が描かれています。焙煎・粉砕してカカオマスを作り、ココアバターを取り出し…といった工程が学べ、理科好きの小学生は興味津々。「カカオマスって何?」と質問されたら、このパネルを一緒に読んでみましょう。難しい用語もイラストのおかげでイメージしやすく、親も「なるほど~」と勉強になります。模型としてカカオ豆やカカオバターのサンプルも展示され、「これがチョコの材料なんだって」と子どもと会話が弾みます。
  • 世界のチョコレートの歴史展示:少し奥へ進むと、チョコレートの起源や世界史的な発展を紹介するコーナーがあります。例えば「チョコレートの始まりは今から約4000年前、古代中南米の文明で…」といった歴史年表や、当時の資料のレプリカ、古い製造器具などが展示されています。難しそう?いえいえ、実際は色鮮やかなパネルや映像もあって見ているだけでも楽しいんです。古今東西のチョコレートパッケージや広告ポスターのコレクション展示もあり、「昔のスニッカーズの包み紙ってこんなだったんだ!」とか「レトロでオシャレ~」なんて盛り上がります。大きな缶や箱がずらりと並んでいて、まるで博物館とおもちゃ箱が合わさったような空間です。子どもには難しい内容はスルーしてOK。「わあ、おしゃれな絵だね」「この絵知ってる?」などとビジュアル面を楽しみましょう。
  • チョコレート型(モールド)の展示:昔使われていたチョコレートの型もいくつか飾られています。ウサギや魚などユーモラスな形のモールドがあり、「こんな形のチョコも作ってたんだって!」と子どもも興味津々。特に魚型のチョコ型には「なんで魚なの?」と笑ってしまうほどリアルなものも。一緒に「面白いね~」と盛り上がれます。
  • ヴィンテージチョコレートグッズ:展示の中でも、多くの人が「これいいね!」と足を止めるのが世界各国のヴィンテージ缶やポスターです。年代物のチョコレート缶やキャラクターの広告など、カラフルで可愛いものが多く、写真映えもします。「これはフランスの昔のチョコレートの箱かな?」なんて親が説明しながら見ると、子どもも「欲しい!」「開けてみたいね!」と想像を膨らませていました。自由に触れる展示ではありませんが、ガラス越しでもキラキラした缶は目を奪われます。

子どもと一緒に楽しむコツ

ミュージアムエリアは情報量が豊富なので、子連れの場合は全部を細かく読む必要はありません。子どもの興味を引きそうなポイントに絞って見て回ると良いでしょう。以下に子どもと楽しむヒントをまとめます。

  • 「知ってるもの探し」をする:展示物の中には現代でも有名なお菓子(例:有名チョコバーの昔のパッケージなど)や、キャラクターが隠れていることもあります。たとえばピーナッツのキャラクターなど、親世代には懐かしいキャラを見つけたら「これ知ってる?可愛いでしょ」と教えてあげたり、子どもと一緒に「どれが一番かわいいかな?」とお気に入りポスターを選んだりすると盛り上がります。
  • 触れられる展示は要チェック:基本は見るだけの展示ですが、中には実物大のカカオの実レプリカを持てたり、写真撮影向けのフォトスポットがあったりします。スタッフさんがいれば声をかけてみましょう。例えば等身大のチョコレートパネルの前で記念撮影したり、顔出しパネルがあれば家族写真を撮ったりと、アクティビティ的な楽しみ方もできます。小さな子は飽きてきたら写真撮影タイムに切り替えるのも手です。
  • 子どもの質問に付き合う:工場エリア同様、ミュージアムでも「これ何?」「どうして?」が出てくるかもしれません。全部教え込む必要はないですが、例えば「昔の人は苦いカカオの飲み物を飲んでたんだって」「日本にチョコが来たのはいつ頃かな~」など、一緒にクイズのように読み解いていくと楽しめます。「答えはどこかに書いてあるかな?」と探させるのも良いですね。難しい年齢なら無理せず「チョコレートって長い歴史があるんだね~」とまとめるくらいでもOK。
  • 展示はコンパクトなので無理せず:ミュージアムエリア自体はそれほど広くなく、一続きの通路沿いにまとまっています。子どもが走り回るほどのスペースもないので、さっと一巡して子どもの反応が良いところで立ち止まるくらいで十分です。全部読もうとすると子どもが疲れてしまいますから、適度に切り上げて次の工場見学に進むのも手です。興味のある大人だけあとで交代で見に来るのもアリですよ。

ロイズの歴史や豆知識もチェック

ミュージアム内にはロイズに関する展示もあります。ロイズの創業ストーリーや北海道での歩み、看板商品の紹介など、ロイズファンなら見逃せない情報も。例えば生チョコレートが誕生した秘話や、ロイズが関わるカカオ農園の紹介など、「へぇ!」となるパネルがあります。お子さんには難しいかもしれませんが、ロイズのお菓子が好きな親御さんはぜひ目を通してみてください。ロイズが大切にしている「おいしさへのこだわり」なんかを知ると、ますます商品を買うのが楽しみになります。

またロイズチョコレートワールド自体のコンセプト紹介もありました。「大人も子どももチョコレートの世界へ!」といったメッセージが書かれていて、まさに家族みんなでチョコレート博士になれる施設なんだなと実感できます。

まとめ:ミュージアム・ギャラリーエリアは、工場見学前のウォーミングアップとしても最適です。ここでチョコレートの基礎知識を仕入れてから実際の工場を見ると理解が深まりますし、逆に工場見学後にもう一度戻って展示を見ると「あの機械のことが書いてある!」と発見があるかもしれません。自由に行き来できますので、時間に余裕があれば往復してもいいでしょう。展示を楽しんだあとは、お待ちかねのショップ&ベーカリーエリアへ進みましょう!

お買い物スポット(ショップ):限定商品・人気商品がずらり!子どもが喜ぶお土産選び

ロイズチョコレートワールドのショップエリアは、チョコレートを「食べて楽しもう!」がテーマ。見学と学びを終えたら、最後はやっぱり美味しいチョコレートを手に入れたいですよね。こちらのショップは普通のロイズ店舗とは一味違います。ここでしか買えない限定商品が約100種類も並んでおり、店内はカラフルでポップなお菓子のパラダイスになっています。子連れファミリーにとっては、お土産選びも旅の醍醐味。子どもと一緒にワイワイ商品を選ぶ時間も楽しい思い出になりますよ。

ロイズチョコレートワールド限定商品に注目!

まず目を引くのが、棚にずらりと並んだ**「当店限定」**の文字。ロイズチョコレートワールドでしか買えない限定商品が本当に豊富なんです。その中でも特に人気&子どもウケ抜群の商品をいくつか紹介します。

  • ロイズポップチョコ:ロイズチョコレートワールドの定番限定商品といえばこれ!北海道ならではの動物たち(クマ、シカ、ウシ、ブタ、フクロウ、ウサギなど)をかたどった動物型のチョコレートです。棒付きでまるでチョコレートのペロペロキャンディのような見た目。カラフルな色合いと可愛らしい表情で、子どもが手に取らずにはいられない商品ナンバーワンです。お味もしっかりロイズ品質で美味しいので、お子さんのおやつにも安心。8種類ほど動物がいるので「どれにしようかな?」と選ぶ楽しさもあります。1本からバラ売り購入できるのは日本中でここだけと言われており、ぜひゲットしたいお土産です。
  • ロイズフラワーチョコ:こちらも空港限定。北海道の花をあしらった一口サイズのチョコレートです。花のイラストが描かれたカラフルな個包装も可愛く、お土産にぴったり。味はゆず風味のジャンドゥーヤをミルクチョコで包んだ上品な甘さで、大人にも喜ばれます。女の子のお子さんには「お花のチョコだよ」と見せるとキラキラした目で喜ぶかもしれませんね。
  • ホローチョコ:中が空洞になっているユニークなチョコレート。例えばフクロウ型やカカオの実型のホローチョコがあり、振るとコロンと中で音がするのが面白いんです。カカオポッド型のものは中にアーモンドチョコが詰まっているなどサプライズも。見た目もユニークなので、子どもと一緒に「割ったら何がでてくるかな?」なんて楽しめます。こういった遊び心ある商品は限定ならではですね。
  • 雪だるまチョコ:冬季限定かつロイズチョコレートワールド限定で登場することが多い商品です。表情豊かな雪だるまをかたどった可愛いチョコレートで、冬の北海道らしさ満点!クリスマスや冬休みシーズンには店頭を賑わせ、子どもたちも「雪だるまだ!」と飛びつきます。季節限定品なので見つけたらラッキーです。
  • ロイズプチセット:空港限定のチョコを少しずつ色々詰め合わせたセット商品もあります。例えばポップチョコやホローチョコ、フラワーチョコなどを可愛いミニサイズで組み合わせた**「チョコレートワールドプチセット」**など。どれにしようか迷う場合や、兄弟姉妹で分けたい時はこちらがおすすめ。カラフルなパッケージで見ているだけでウキウキします。

これら以外にも、パッケージデザインがロイズチョコレートワールド限定のもの(動物やキャラクターが描かれた箱など)や、限定フレーバーのチョコレート菓子など、多種多様な商品があります。店内のいくつかの棚は**「一面まるごと限定品」**なんてコーナーもあり、選び甲斐がありますよ。

定番のロイズ商品もお忘れなく

限定品ばかり目移りしますが、もちろんロイズ定番の人気商品も一通り揃っています。生チョコレート、ポテトチップチョコレート、バトンクッキー、ナッティバー、ピュアチョコレートなど、北海道旅行の定番土産が勢揃い。ロイズ公式のランキング上位商品はだいたいここで入手可能です。しかも小分けサイズの商品も充実しています。通常お土産用は大箱入りのものが多いですが、ここではミニパック(例えばポテトチップチョコレートの2〜3袋入り小サイズや、ナッティバー3本入りなど)も販売しているので、「ちょっと自分用に味見したい」時にピッタリです。子どもにも「これ食べてみる?」と気軽に買えるので嬉しいですね。

例えば、小さなお子さんにはロイズのミルクチョコレート系のお菓子が食べやすいでしょう。ホワイトチョコやイチゴチョコを使ったものもあるので、甘党のお子さんなら何でも喜びますが、洋酒の効いた生チョコなどは避けて、シンプルなミルク味やクッキー類が無難です。ロイズの板チョコ(クルマロチョコレートという車柄の板チョコなど)は厚みがあり見た目も楽しく、幼児でもポキっと折って口に入れやすいのでおすすめです。

また、お家へのお土産には要冷蔵の商品も検討しましょう。空港なので保冷剤を付けてもらえますし、飛行機に乗る直前に買えば溶けずに持ち帰れます。生チョコレートは要冷蔵ですが、北海道の生クリームたっぷりでとろけるおいしさなので是非家族で味わって欲しい逸品です。キッズも「やわらかい~!」と感動するでしょう。(なお飛行機の預け荷物に保冷剤入りで入れる場合、国内線なら問題ありません。)

子どもと選ぶ楽しさ

ショップでのお買い物タイムは、子どもにとっても宝探しのような時間です。子連れならではの楽しみ方や注意点を押さえておきましょう。

  • カラフルでポップな店内:店内は明るくカラフルなディスプレイで、一歩入ると童心に帰ったような気分になります。子どももテンションが上がって走り出したくなるかもしれませんが、割れ物やガラスケースもあるのでゆっくり歩かせましょうね。「ゆっくり全部見てみようか」と手をつないで回るのがおすすめです。
  • どれでも一つ選んでね:商品が多すぎて子どもは迷ってしまうことも。「ひとつ好きなの選んでいいよ」とルールを決めると良いでしょう。親としては多少値が張っても空港限定のものを選んで欲しい…なんて気持ちもありますが、子どもは意外と定番商品(いつものポテチョコなど)を持ってきたりします。それもご愛嬌。兄弟がいる場合はそれぞれ選ばせてあげてください。同じものを選んでもケンカにならないよう、事前に相談できるとベターです。
  • 試食やサンプル:現在は感染症対策で試食は控えられていることが多いですが、かつてはチョコの試食を配っていたこともあります。今後再開されたらラッキー!ロイズのスタッフさんが声をかけてくれたらぜひ頂きましょう。子どもが食べられるものか確認してから渡すと安心です。
  • レジ待ちも工夫:混雑時はレジに列ができることも。小さな子は退屈してしまうので、列では商品をいじらないよう注意しつつ、「おうち帰ったら誰と食べようか」「じいじにこれ買ったよって言おうね」など会話して気を紛らわせましょう。レジ近くには小物商品(チョコ以外の雑貨など)が置いてあることもあるので、つい子どもが「これも欲しい!」となりがちです。必要なら事前に「お菓子1個だけね」と約束しておくと追加要求を防げます。
  • 支払い方法:カードや電子マネー決済も利用可能です。財布を出すのに手間取らなくて済むので、小さな子を抱えたりしている場合はキャッシュレス決済が楽かもしれません。ただ子どもがお金に興味がある年齢なら、一緒に現金で払ってみる経験も良いでしょう。「○○円だからお母さんに渡してね」など手伝わせると、自分で買った感が出て満足することも。

このショップエリアは、新千歳空港内でも随一のお土産スポットとして有名です。実際、ロイズチョコレートワールドのある3階スマイルロードには他にも空港限定のお店がありますが、ここでお土産を揃えてしまうお客さんも多いです。事実同じ空港内2階にも通常のロイズショップがありますが、扱う商品は定番のみなので、わざわざ3階のこちらに来る価値大と言えます。「札幌 チョコレート 工場見学」の後に「ここだけのお土産まで買える」となれば、旅行の満足度もグッと高まりますね。

ショップでたくさんお買い物した後は、ぜひ隣接のベーカリー&カフェでひと息つきましょう。甘い香りに誘われて食欲も刺激されている頃だと思いますよ!

ベーカリー&カフェ(ロイズベーカリー):焼きたてパンでほっと一息!おすすめメニューと過ごし方

工場・ミュージアムで目一杯遊んだら、ロイズベーカリー&カフェで少し休憩しましょう。ロイズといえばチョコレート菓子の印象が強いですが、実は札幌市内の直営店の多くにパンのベーカリーが併設されているほど「パン」も人気なんです。ここ新千歳空港のロイズチョコレートワールド内にもそのベーカリーがあり、焼きたてのパンを購入できます。チョコレートを使った甘いパンから、お腹を満たす総菜パンまで種類も豊富で、子ども連れの軽食やおやつにピッタリです。

ベーカリーの場所と雰囲気

ロイズチョコレートワールドの入り口付近、スマイルロード通路から一番手前に見えてくるのが**「ロイズベーカリー」**です。ショップや工場エリアに入る前にパン売り場が左手に広がっています。ここだけ独立したパン屋さんのような形で、ガラスケースに美味しそうなパンがずらりと並んでいます。

購入方法はセルフサービス形式で、店頭にトレーとトングが用意されています。好きなパンをトレーに載せて中央付近のレジに持っていく流れです。ベーカリーコーナーはそこまで広くないですが、常に焼きたてのいい香りが漂っていて、甘いチョコの香り+パンの香ばしい香りで幸せな気持ちになりますよ。

カフェスペースについてですが、店内にいわゆるカフェのような座席はありません。ただしベーカリーのすぐ目の前(通路側)にベンチが設置されており、購入したパンをすぐその場で食べられる簡易休憩スペースがあります。また空港内には至るところにテーブルや椅子が配置されているので、パンと飲み物を買って少し歩いた先のフリースペースで座って食べることもできます。晴れていれば4階の展望デッキに出て食べるのも気持ちいいでしょう。もしゆったり座りたければ、同フロアにあるスターバックスなど他のカフェの席を利用してパンを食べても問題ありません(飲み物を一緒に購入しましょう)。

おすすめメニュー(ベーカリー人気商品)

ロイズベーカリー新千歳空港店で特に人気のパンメニューをいくつかご紹介します。どれも子どもウケ抜群なので、家族でシェアしてみてくださいね。

  • 生チョコクロワッサン(オーレ):不動の人気No.1!ロイズと言えば生チョコ、その生チョコ(オーレ味:ミルク風味)を贅沢に包み込んだクロワッサンです。サクサク食感のクロワッサン生地と、とろけるような口溶けの生チョコレートがベストマッチ。甘すぎず上品な味わいで、大人も子どもも虜になります。「生チョコレートをスプーンですくって食べたら美味しいだろうなぁ」という夢を叶えたようなパンで、リピーター続出なのも納得です。子どもには少し大人っぽいかな?と思いきや、「おいしい~!」とペロリと平らげる子も多いですよ。一度食べたらハマる、ロイズベーカリーで一番人気の逸品です。
  • グテ:名前がユニークなこちらは、ロイズならではの遊び心あふれるパン。フランス語で「おやつ」という意味のグテは、その名の通りおやつにピッタリのパンです。見た目はまるでパンが一本の板チョコをくわえているよう!ソフトなフランスパン生地に、ナッツ香るチョコペーストと板チョコレートをまるごと1枚サンドしています。一見豪快ですが、甘さとパンの塩気が絶妙であとを引く美味しさ。見た目のインパクトからSNSでも話題になり、かつては新千歳空港限定でしたが人気のため札幌市内店舗でも扱われるようになったほど。子どもはびっくりしつつもチョコの部分をかじって喜びます。サイズが大きめなので兄弟でシェアしたり、家に持ち帰って温めて食べてもOK。写真映えNo.1のパンなので、買ったらぜひその場で記念写真を!
  • チョコメロンパン:こちらも人気上位。外はサクサク中はふんわりのメロンパンにチョコチップやチョコ生地を練り込んだ、子どもに大人気の菓子パンです。ほんのり甘くて食べやすいので、小さなお子さんでも一人で一個ペロリ。200円程度とお値段も手頃なので、お土産として持ち帰る方もいます。飛行機の中で子どものおやつにするのにも良いですね。
  • ウインナーロール・カレーパンなど総菜パン:甘いパンばかりではありません。お昼ご飯になるような総菜パンも種類豊富です。北海道産素材にこだわったカレーパンや、子どもの大好きなソーセージ入りロールパン、焼きそばパンまで揃っています。旅行の最終日に「ちゃんとした食事する時間が無い!」という時でも、ここでパンを買って子どもに食べさせれば空腹を満たせます。搭乗前に軽く食べたいときにも重宝しますよ。
  • 季節限定パン・新商品:ロイズベーカリーでは季節ごとに新作や限定フレーバーのパンが登場することがあります。例えば夏には柑橘が香る「ヴィジタンディーヌ(Visitandine)[夏Summer]」という焼き菓子パンが期間限定で発売されました。オレンジとレモンの爽やかな風味で夏の空港スイーツとして話題に。他にも期間限定のフレーバーやイベント時の特別パンが出ることもあるので、訪問時にチェックしてみましょう。「今日は何か新作あるかな?」と探すのも楽しみの一つです。

以上が主なおすすめですが、この他にも約30種類以上のパンがラインナップされています。チョコを使ったスイーツ系はもちろん、北海道産のコーンやじゃがいもを使ったパンなど土地の味が楽しめるものも。どれにしようか迷ってしまいますね。

休憩に最適な利用方法

パンを買ったら、その場で食べて一休みしましょう。子連れファミリーがベーカリー&カフェを利用する際のポイントをまとめます。

  • ベンチで気軽に食べよう:前述のとおり、ベーカリー前のベンチが自由に使えます。席取りなどは特になく、空いていれば座ってOK。お昼時など混んでいる場合は譲り合って利用しましょう。我が家の場合、子どもと母が先に座って待ち、父がパンを買って持ってくる…という段取りでスムーズに休憩できました。
  • ドリンクの調達:パンのお供の飲み物ですが、ロイズベーカリー自体では飲み物販売は基本ありません(過去にコーヒーを提供していた時期もあるようですが2025年現在確認できず)。すぐ隣にスターバックスがありますので、コーヒーやジュースが欲しければそちらでテイクアウト購入しましょう。あるいは2階のコンビニで買ってから3階に来るのも手です。小さなお子さんには水筒持参があると便利ですね。
  • 食べこぼしに注意:パンをその場で食べるとき、クロワッサンの屑やクリームなど食べこぼしに注意しましょう。ベンチに座ってもテーブルはないので、紙袋を膝に敷いたり、おしぼりやウェットティッシュを準備しておくと安心です。子どもがチョコクリームまみれになったときのために、ハンカチも忘れずに。空港内のトイレは近くにありますから、手洗いもしやすいです。
  • ゆったり休むなら空港ラウンジやフードコートも:短時間の軽食ならベンチで十分ですが、もしフライトまで時間がありゆったり休憩したいなら、4階の連絡施設にある**「新千歳空港温泉(休憩所あり)」**や、国内線ターミナルのフードコートを利用するのも良いでしょう。そこにパンを持ち込んで食べることもできます(温泉の休憩所は有料エリアになりますが、フライト前にお風呂&仮眠も可能です)。
  • 子どもメニューの心配なし:パンであれば子どもが食べられるものが必ず見つかります。ベーカリーには辛いものや極端に硬いパンはあまり無いので、乳幼児でも食べやすいです。離乳食期を過ぎていれば、柔らかめのパン(クリームパンや蒸しパン系など)を選んであげればOK。どうしても合うものがなければ持参のおやつや空港内の他店を利用しても良いでしょう。ただ大抵の子はチョコパンやメロンパンに目がなく、「これ食べたい!」となるはずです。

ロイズベーカリーでお腹も満たせば、子どもたちの機嫌もばっちり。飛行機の待ち時間調整にも最適ですし、「空港内でグルメを楽しんだ」という旅の充実感も得られます。「新千歳空港 子ども おでかけ」としても、このパン屋さんはかなりポイント高いですよ。ぜひご家族で焼き立てパンの美味しさを堪能してください。

子ども連れへの配慮・設備(ベビーカー可否、授乳室、キッズ対応メニューなど)

小さな子どもを連れて旅行する際は、行き先の子連れ対応状況が気になるものです。ロイズチョコレートワールドは空港内施設ということもあり、親子に優しい環境が整っています。ここでは子連れファミリーに嬉しいポイントや注意点をまとめます。

ベビーカーでの入場OK

ベビーカーは問題なく利用可能です。施設内は通路が広めで段差もなく、工場見学エリア・ショップともにベビーカーでそのまま入れます。混雑時はベビーカーだと動きづらい場合もありますが、基本的に通路沿いの施設なのでベビーカーごと見学できます。我が家も2歳児をベビーカーに乗せたまま工場のガラス前に横付けして見学しました。子どもも高さが出て見やすかったようです。

ベビーカーを一時的に置いて抱っこで見せたい場合も、邪魔にならない場所に畳んで置いておけました(ただし貴重品は持ち歩いてくださいね)。空港内にはベビーカーレンタルもあるので、荷物が多ければ空港で借りてしまうのも手です。

授乳室・おむつ替え

ロイズチョコレートワールド自体には専用の授乳室やオムツ替えシートはありません。しかしご安心を。新千歳空港内には各所に授乳室やおむつ替え設備が充実しています。特に3階スマイルロード付近にもベビーケアルームが設置されていますので、必要になったらすぐ行けます。

  • 授乳室:3階連絡通路近くに「お子様連れの方へ」の案内があり、授乳室へ案内してくれます。個室でソファとシンク、オムツ替え台があり、パパは入れませんがママと赤ちゃんでゆっくりできます。調乳用のお湯もあります。ロイズチョコレートワールドから徒歩2〜3分程度の場所にあるので、授乳が必要になってもスムーズです。
  • おむつ替え台:3階の各お手洗いにはたいていおむつ替えシートがあります。ロイズチョコワールドの近くだと、ハローキティハッピーフライト側のトイレや、国際線側のトイレなど複数あります。男性用トイレにもベビーシート付き多目的トイレがありますので、パパでも対応OKです。空港の清掃スタッフが頻繁に清潔を保ってくれているので、安心して使えました。
  • ベビー休憩:授乳やおむつ替え以外にも、例えば離乳食をあげる場合も空港内の授乳室などで座って与えられます。ロイズチョコレートワールド自体には飲食スペースがベンチ程度しかないので、赤ちゃん連れの場合は空港の赤ちゃん休憩室を積極的に活用しましょう。3階には無料のキッズスペース(小さな遊び場)があった時期もありますが、2025年現在は一部エリア改装中との情報もあるので、最新の空港案内を確認してください。

キッズ対応サービスやメニュー

  • キッズメニュー:ロイズチョコレートワールド内にレストランはないため、いわゆる「キッズメニュー」は存在しません。ただし前述の通り、ベーカリーのパンは子どもが好むラインナップなので、実質キッズメニューの宝庫と言えます。甘いパンが苦手な子にはカレーパンやウインナーパンを選べますし、アレルギーが心配なら店員さんに原材料を尋ねれば教えてくれます。またショップで売っているチョコ菓子も、小分けになっているものをその場で開けて少し食べさせることもできます(ただし食べ歩きは避け、ベンチ等で静かに食べましょう)。
  • 子ども向けサービス:期間によってはスタンプラリーフォトスポットなど、お子様向けイベントを展開していることもあります。例えばロイズの可愛いクマのオブジェが季節に合わせて衣装を着ていたり、写真撮影するとSNS投稿キャンペーンに参加できる企画などが行われる場合も。訪問時に入口付近の案内をぜひチェックしてみてください。また、ショップで商品購入時に子どもがお金を払うのを店員さんが待ってくれたりと、ほほえましい場面もありました。スタッフさんたちは子連れ客に慣れており、とても優しく接してくれますよ。
  • 迷子対策:空港という場所柄、迷子放送などのサポートも万全です。スマイルロードは見通しが良いとはいえ、イベント時など人混みではぐれる可能性も。小学生くらいなら万一迷子になったら近くのスタッフに声をかけるよう事前に教えておきましょう。ロイズチョコレートワールド内で迷子になっても、すぐに空港インフォメーションに保護されるはずです。念のため子どものポケットに親の電話番号を書いたメモを入れておくと安心です。
  • アレルギー対応:チョコレートには乳成分やナッツなどアレルゲンが含まれることが多いです。商品ごとに原材料表示があるので確認しましょう。ロイズの商品情報は公式サイトや店舗パンフレットでも確認できます。店頭でスタッフに聞いても調べてくれますので、遠慮なく質問してください。小麦アレルギー等でパンが食べられない場合でも、チョコレートショップ内にはグルテンフリーのお菓子(例えばナッティバーなど米粉使用のお菓子)もありますから、何かしら楽しめるものは見つかると思います。

親にも優しい空港環境

子連れへの配慮という意味では、新千歳空港自体がとても子ども連れフレンドリーです。ロイズチョコレートワールドに限らず、空港全体で以下のようなサービスがあります。

  • 無料ベビーカーレンタル:先述の通り、各案内所でベビーカーの貸し出しがあります。荷物検査後エリア用にもベビーカーが用意されているほど至れり尽くせり。
  • キッズコーナー:4階には有料ですが「ハローキティハッピーフライト」というテーマパーク、他にも以前はドラえもんスカイパーク(※2025年7月で一時クローズ)がありました。無料の滑り台などの遊び場も一部にあります。お買い物だけでなく遊び場がたくさんあるので、子どもが空港で退屈しません。
  • 医療・救護:もしもの怪我や体調不良にも、空港内に診療所があるので安心です。小さな怪我なら案内カウンターで絆創膏をもらえたりもします。
  • ATM・コンビニ:子ども連れだと急な出費や買い足しもありますが、空港にはATMやコンビニ(2階にローソン)もあります。ミルク、おむつ、おしりふき、お菓子、飲み物など、忘れ物があってもだいたい揃います。旅行中の強い味方ですね。

このように、ロイズチョコレートワールドを含む新千歳空港の環境は子育て世代にとても配慮されています。初めての子連れ旅行でも比較的安心して過ごせるでしょう。施設スタッフや空港スタッフに困ったときは相談すれば丁寧に対応してくれますので、無理せず頼ってくださいね。

混雑状況と時間帯ごとの攻略法

人気スポットで気になるのは混雑状況です。ロイズチョコレートワールドも、時期や時間帯によっては大変賑わいます。ここでは「いつ行くと混むのか」「どう回れば快適か」を解説します。限られた旅程の中で上手に楽しむための参考にしてください。

一年の中で混雑する時期

  • 大型連休(GW、お盆、年末年始):北海道旅行のハイシーズンとなるこれらの時期、新千歳空港自体が大混雑します。当然ロイズチョコレートワールドにも観光客が押し寄せ、午前から夕方まで終日混雑しやすいです。特にお盆休みや年末年始は帰省客も加わり、空港全体がごった返します。工場見学のガラス前に常に人垣ができ、ショップのレジも列が長く伸びる…という光景も。子連れで行くなら、できればこれらピークシーズンは避けたいですが、旅行スケジュール上難しい場合もありますね。その場合は後述の時間帯工夫で乗り切りましょう。
  • 夏休み(7~8月):お盆以外の夏休み期間も観光客が多く訪れます。特に最近は夏の北海道が人気で、連日家族連れの姿が目立ちます。屋内施設なので雨の日や暑い日も関係なく混みます。とはいえ平日の午前などは比較的ゆったり回れる日もありますので、夏休み中でも平日朝~午前中を狙うと良いでしょう。
  • 連休の合間・オフシーズン:逆に、1月中旬~2月(冬本番の平日)や、11月など観光客が少ない時期は比較的空いています。平日の午後などはガラガラという日もあるほど。地元の幼稚園・小学生遠足などで賑わう可能性はありますが、全体的にのんびり見学できます。混雑を避けたいならあえて閑散期に訪問するのもアリですね。

一日の中で混雑する時間帯

  • 午前9~11時頃:この時間帯は比較的余裕があります。まだ訪れる人も少なく、工場も動き始めたばかり。**朝イチ(8:30~9時台)**は狙い目です。ツアー客などは朝早くは来ないことが多いので、家族でゆっくり見学できます。パンも焼き上がったばかりで種類が揃っているので、ベーカリー狙いなら早めが吉です。ただし早朝の到着便直後(9時前後)は、降機後に立ち寄る人で多少混む場合もあります。飛行機で着いた人が流れて来るタイミングを避けるには、10時過ぎくらいから11時前あたりが穴場でしょう。
  • 正午~午後2時:空港全体が一番混雑する時間帯です。お昼ご飯を空港で食べたり、お土産を買ったりする人が集中します。ロイズチョコレートワールドも例外ではなく、昼前後は混雑ピークと思ってください。工場見学エリアは人垣で子どもを抱っこしないと見えないくらいになるかも。ショップもレジ待ちが発生しやすいですし、パンは人気のものが売り切れている場合も。もしこの時間にしか行けないなら、子どもから目を離さないようにし、ゆっくり見学は諦め気味で「流し見」でも十分楽しめます。また、レジ分散のためパンはパンで買い、チョコはチョコで買うなど買う順序を工夫するとよいでしょう(パン購入はベーカリーの専用レジ、チョコはショップのレジと別なので)。
  • 午後3~5時:この時間帯も混雑は続きますが、昼よりは若干落ち着きます。遅めのおやつタイムにパンを買いに来る人や、夕方便の前に駆け込みで土産を買う人などが主な客層です。夕方5時近くになると工場がまもなく終了なので、見学客も減ります。ただし逆に「工場終わり際に滑り込みで見たい」という人も来るので、一概に空いているとは言えません。でも昼ほどの混雑ではないでしょう。パンは夕方に焼き上がるものもありますが、品数は減っている可能性が高いです。限定チョコ商品も売り切れが出ることもあります。狙いの商品があるなら、午後遅い時間だと在庫切れのリスクがある点には注意です。
  • 午後5時半以降~閉店(19時):工場が止まった後、ショップもそろそろ閉めに向かうので客足が減ります。空港自体も夜は便数が減り静かになります。夕方以降は比較的ゆったりできますが、見学という意味では工場が動いていないので寂しいかもしれません。ただ「お土産を買い忘れた!」と駆け込む方もいるので、レジにだけ人が並ぶケースも。子ども連れの場合、18時台だとお子さんが疲れてグズる可能性も高い時間ですし、パンや限定品もほぼ売り切れていますから、あまり遅くならないうちに切り上げるのが無難でしょう。

混雑時の攻略法・工夫

  • グループで役割分担:パパとママ、または祖父母など複数の大人がいるなら、役割分担がおすすめです。「一人は子どもと工場見学、一人は並んでパンを買っておく」「一人はベンチ取り、一人はお土産物色」など、混雑を逆手に取って同時進行すると効率的です。我が家では父がベーカリーの列に並び、母と子で工場を見て、買ったパンを持って合流…という動きをしました。おかげでスムーズに休憩に入れました。
  • 平日に有給を取る?:旅行日程を調整できるなら、思い切って平日に訪れると快適度が段違いです。札幌観光ついでに新千歳空港に寄るプランなら、土日は札幌市内観光、平日帰る日に空港観光という手もあります。学校の秋休み・冬休みをずらして取れる地域なら、そうした時期に行くのも手です。「混雑するのが嫌だ」というパパママはぜひ検討してみてください。
  • オンラインショップを活用:どうしても店が混んでいて子どもが限界!というときは、欲しいお土産はオンラインショップで買うという割り切りも。ロイズ公式オンラインショップで限定品以外は購入可能です。「重いチョコをたくさん持ち歩くと大変」という場合も、後日通販で買うことを視野に入れ、現地では最小限の購入に留めるのも賢い方法です。その分見学に集中できます。
  • 空いている場所で休憩:混雑で子どもも親も疲れたら、一旦ロイズチョコレートワールドを出て少し静かな場所で休むのも大事です。3階の端の方や4階には比較的人通りの少ないエリアがあります。ソファも置いてありますから、そこで水分補給したり子どもをあやしてリセットしましょう。落ち着いたら再入場(入場といってもオープンスペースなので自由出入りですが)すればOKです。
  • 朝早い便・夜遅い便利用時:もし早朝便で到着した場合、ロイズチョコワールド開店まで少し待つ必要がありますが、そのままオープンと同時に入れば貸切状態で楽しめます。逆に夜の最終便で出発するなら、夕方以降に人が引いたショップでゆっくりお土産選びができるでしょう。このように自分のフライト時間に合わせて混雑を避けるのも一つの方法です。

混雑はデメリットばかりではなく、活気があって賑やかな雰囲気を楽しむこともできます。ただ小さい子連れだとトラブルも起きやすいので、できる範囲で混雑を避けつつ、安全第一で回ってください。時間に余裕を持った計画が、混雑攻略の最大のポイントかもしれません。

季節イベントや限定メニュー・キャンペーン情報(夏・冬・バレンタイン等)

ロイズチョコレートワールドは通年楽しめる施設ですが、季節ごとのイベントや限定商品が加わると、さらにワクワク感が高まります。ここでは年間を通じて行われる主な季節イベントやキャンペーン、限定メニューについてご紹介します。いつ行っても新しい発見があるよう工夫されているので、リピーターでも飽きませんよ!

冬(クリスマス・年末年始・バレンタイン)

  • クリスマスシーズン:12月に入ると店内はクリスマスムード一色に。大きなクリスマスツリーやチョコレートでできたオーナメント風のディスプレイが登場することもあります。限定商品として**「ロイズ雪だるまチョコ」やクリスマス限定パッケージのお菓子が販売されます。赤や緑の華やかなラッピングは見ているだけで楽しいです。子どもにはサンタさんやトナカイをかたどったチョコレートが人気。また、タイミングが合えばロイズのクマさんがサンタの帽子を被って登場**する演出も。フォトスポットとして一緒に写真を撮れば、素敵なクリスマスの記念になります。
  • 年末年始:お正月は特別なイベントはありませんが、帰省土産ラッシュで商品が飛ぶように売れます。限定パッケージで干支やお正月モチーフのチョコが出る年もありました。また、元旦に訪れた方によると空いていて穴場との声も。初売り福袋的なものはありませんが、ゆったり楽しみたいなら1月1日の午前中などは比較的おすすめです(天候によっては空港閉鎖などもあるので要注意)。
  • バレンタイン(1月末~2/14):チョコレートの一大イベント、バレンタインシーズンはロイズも新作ラッシュです。1月上旬からバレンタイン限定生チョコレート限定アソートチョコなどが発売され、ショップ内もハートモチーフの装飾が増えます。例えば2025年にはラム酒風味の限定生チョコや、ティラミス風味のものなど3種の新作が登場しました。ロイズチョコレートワールドでももちろん購入可能で、「バレンタイン限定」の札がかかった商品が並びます。お子さんへの友チョコや家族チョコのお土産選びにもピッタリです。また、2月14日近くの週末には家族向けのワークショップやチョコレートパーティーイベントが開催される年もありました(要予約の有料体験で、チョコレートタウン2周年記念イベントなど)。小学生くらいのお子さんなら親子でチョコ作り体験できるかもしれませんので、公式情報をチェックしてみましょう。

春(ホワイトデー・GW・春休み)

  • ホワイトデー(3/14):バレンタインほど大々的ではありませんが、3月に入るとホワイトデーギフト向けの優しい色合いのチョコレートが登場します。いちごチョコやホワイトチョコを使った商品が多めで、女の子が喜びそうな可愛いパッケージが揃います。春らしい桜モチーフの限定パッケージも見かけました。旅行と日程が合えば、ここで北海道限定ホワイトデーお返しを買って帰るのも素敵ですね。
  • 春休みイベント:3月下旬から4月にかけて、春休みの子ども向け企画が行われることがあります。例えば過去には**「春休みはチョコレートの世界へGO!」**と題したキャンペーンが展開され、館内スタンプラリーやクイズがあったりしました。子どもが飽きずに楽しめる工夫がプラスされるので、春休みに訪れるファミリーは要注目です。
  • ゴールデンウィーク(GW):5月の大型連休は非常に混雑しますが、そのぶん限定企画も。ここ数年では**限定カプセルトイ(ガチャガチャ)**の新作リリースがGWに合わせて行われました。2025年5月には「ロイズ チョコレートワールド プルバック飛行機」という、クマの乗った飛行機のおもちゃ(5種類)が登場し話題に。1回500円で子どもも大人もつい回したくなります。他にもミニチュアチャームやエコバッグのガチャなど、空港限定ガチャも充実しています。こういった遊び要素は連休の楽しみに持ってこいですね。お子さんと一緒に「何が出るかな?」とワクワク体験できますよ。

夏(夏休み・お盆)

  • 夏限定メニュー:夏の暑い時期でも空港内は涼しいですが、やはりさっぱりしたフレーバーが欲しくなります。そこで登場するのが夏季限定のチョコレート菓子やパンです。例えば前述の「ヴィジタンディーヌ夏味」や、柑橘系の爽やかなチョコレート、期間限定フルーツ味の生チョコなどが発売されます。また、ロイズアイスクリーム(生チョコソフト等)は2階のロイズ直営店で買えますが、夏休みシーズンは3階のチョコレートワールドでもソフトクリームワゴン販売が出ることがあります。子どもには最高のご褒美ですよね!チョコソフトやミックスソフトを片手に、飛行機を見ながら食べるのも夏ならではの体験です。
  • 七夕・夏祭り:北海道の七夕(8月7日)前後に、願い事短冊を書いて飾るイベントが空港内で行われる年もあります。ロイズチョコレートワールドでも、お菓子を模した七夕飾りが見られたことが。夏休みには空港全体でお祭りムードを演出する取り組みもあり、スタッフが浴衣を着ていたり、子どもに風船を配ったりするイベントもありました。ロイズさんの公式SNSなどで情報をキャッチしたら、ぜひ参加してみましょう。参加無料でお菓子のノベルティがもらえることもあります。
  • お盆限定:お盆時期は帰省土産需要で限定セット商品が出る場合があります。通常は別々に売っている人気商品を詰め合わせたアソートセットなど、お得な箱が登場することも。チョコとクッキーのセットなど、親戚に配るのにぴったりです。また、ちょうどお盆休み頃にロイズチョコレートワールドのオープン記念日(2012年に開業)があるため、周年キャンペーンが行われる可能性も。以前、5周年記念で限定柄のエコバッグが配布されたこともあったので、節目の年なら期待ですね。

秋(ハロウィン・秋の行楽シーズン)

  • ハロウィン(10月):10月に入るとハロウィン仕様のディスプレイが楽しめます。チョコレートで作られた大きなハロウィンカボチャや、お化けのイラストが描かれた期間限定パッケージのお菓子など、秋らしい演出がいっぱい。お子さん向けにはTrick or Treatイベントが開催された年もあります(合言葉でお菓子プレゼントなど)。仮装したスタッフが出迎えてくれることもあるので、タイミングが合えばラッキーです。ロイズのクマさんも魔女の帽子を被っていたりして、写真映えしますよ。
  • 秋限定フレーバー:味覚の秋に合わせて、マロン(栗)やパンプキン(南瓜)風味の限定チョコやパンが登場することがあります。かぼちゃクリームパンや、マロンチョコレートなど季節感ある商品はぜひ試してみてください。北海道はハロウィン~クリスマスの季節商品展開が早めなので、10月中旬にはクリスマス商品先行販売なんてこともあります。
  • 紅葉時期:9月~10月は観光客も増えるので混雑しますが、その分各地の観光PRイベントで空港が賑やかです。ロイズとは直接関係ありませんが、例えば北海道各地のゆるキャラが空港に来たり、物産展が開かれたりします。子どもが喜ぶ風船や試食がもらえたりもするので、秋旅行の際は空港イベントもチェックしてみましょう。ロイズチョコレートワールドで買った商品が当たる抽選会など、空港全体のキャンペーンにロイズが景品提供していることもあります。

通年キャンペーン

季節ごとではありませんが、不定期で行われるキャンペーンもあります。

  • ポイント2倍デー:ロイズ会員向けのポイントアップキャンペーンが開催されることがあります(公式オンラインと共通)。大量に買う予定なら、こうした日に当たるとラッキーですが、旅行日をそれに合わせるのは難しいでしょう。ただ、店頭で「今日ポイント2倍です」と案内があればチャンス!積極的に会員カードを提示してポイントをゲットしましょう。
  • ロイズの日:ロイズの語呂合わせで6月1日(ロ(6)イズ(1))を「ロイズの日」として記念商品が出たりすることがあります。2024年には公式オンラインで限定商品が発売されました。チョコレートワールド店舗でも何かイベントがあるかもしれませんね。
  • ○○周年記念:施設の周年やロイズ社の周年記念に、限定復刻商品や記念パッケージが発売されることも。2022年に10周年を迎えた際には特別展示があったり、10周年限定缶入りチョコが販売されました。次は15周年(2027年)あたりで盛大にやるかもしれません。

こうして見てみると、1年を通じて何かしらの限定要素があるのがロイズチョコレートワールドの魅力です。まさに「いつ行っても楽しい、何度行っても新しい」。季節イベントは公式サイトニュースやSNSでも告知されますので、旅行前に一度チェックすると良いでしょう。お子さんにも「行ったらハロウィンのおばけチョコ買おうね」などと事前に話しておけば、期待に胸を膨らませて旅を迎えられますね。

所要時間別モデルプラン(30分・1時間・2時間で楽しむコース)

旅行の日程やフライトの待ち時間によって、「ロイズチョコレートワールド」に使える時間は人それぞれですよね。ここでは30分、1時間、2時間の場合のモデルコースをご提案します。限られた時間でも見どころを押さえて家族で満喫できるよう工夫してみました。

◆ サクッと30分コース

「次のフライトまで時間がない!」「乗り継ぎの合間に急いで見たい」という場合のショートコースです。それでもポイントを押さえれば十分楽しめます。

  1. 工場見学(10分):まずは真っ先に工場のガラスへ。短時間でも動くチョコレート工場を見せてあげましょう。子どもに「ほら、チョコ作ってるよ~」と見せるだけで価値ありです。細かい説明は省き、インパクトある機械の動き中心に見学します。5分も見れば子どもは満足するかも。
  2. ミュージアムざっと見る(5分):工場の行き帰りに展示をざっと眺めます。全て読む余裕は無いので、カカオの木や昔のパッケージを「すごいね~」と言いながら通り過ぎましょう。写真1、2枚撮れればOK。
  3. ショップで限定品購入(10分):時間が無ければ買うものを事前に決めておくとスムーズです。「ポップチョコを3本だけ」「生チョコ1箱だけ」など目的を絞りましょう。子どもにも「1個選んでね」と素早く選択させます。混雑している場合は買い物を諦め、見るだけにする手もありますが、限定品は買い逃すと後悔するかも。レジ待ち含め10分くらい見てください。
  4. ベーカリーでパンGET(5分):時間がない中でも、ぜひ生チョコクロワッサンなど人気パンをテイクアウトして欲しい!パンだけ買って飛行機内で食べるのもアリです。可能ならトングでサッと一つ掴んでレジへダッシュ。混んでいれば無理せずスルーしましょう。

このように回れば30分で一通り駆け抜けられます。子どもがもっと見たがってもタイムリミットが来たら「また今度ゆっくり来ようね」と伝えて切り上げましょう。短時間でも**「チョコ工場見た」「限定チョコ買った」という体験**はしっかり残ります。

◆ じっくり1時間コース

空港での乗継ぎ待ちや観光の途中などで約1時間取れるなら、このくらいが標準的に楽しめるコースです。

  1. ミュージアム&工場見学(合計20~30分):ミュージアム展示を子どものペースで見学(10分程度)、その後工場エリアでゆっくり製造工程を見る(15分程度)。計25分くらいを目安に、余裕を持って回ります。子どもが飽きてきたら工場→展示へ戻るなど前後してもOK。
  2. 写真タイム(5分):1時間あるなら入口のクマさん像と記念写真はぜひ!2mのチョコレートカラーのクマさん(鮭を抱えています)をバックに家族写真を撮りましょう。係の人にお願いすれば撮ってくれることも。フォトスポット巡りもこの間にササっと。季節の装飾と一緒に写真も良いですね。
  3. ショップでお土産選び(15分):1時間なら割と余裕を持って選べます。限定品を一通り見て、子どもと相談しながら購入しましょう。兄弟喧嘩が起きないよう、事前に何を買うか大まかに決めておくとスムーズです。レジが混んでいたら待ち時間にパンフレットを見せたりして子どもを飽きさせない工夫を。
  4. ベーカリーで休憩(10~15分):残り時間でパンと飲み物を買ってベンチで一服。例えばグテとコーヒーを大人が、チョコメロンパンと牛乳を子どもが…なんて組み合わせでちょっと遅めのおやつタイムはいかがでしょう。子どもが食べ終わるのに時間がかかりそうなら、持ち帰って搭乗ゲート付近で食べることもできます。

この1時間コースだと、主要な体験はほぼカバーできます。多少駆け足ではありますが、「見学→買い物→休憩」の流れで満足度は高いでしょう。時間配分はお子さんの集中力に合わせて適宜調整してくださいね。

◆ 大満足2時間コース

2時間あれば、かなりゆったりじっくり楽しめます。飛行機に相当早く着いた場合や、空港見学目的で来た場合などにおすすめのフルコースです。

  1. ミュージアム徹底攻略(20~30分):展示の全パネルを読む勢いでじっくり鑑賞。親が交代で子どもを見つつ、自分の興味ある展示にも時間を使いましょう。お子さんと一緒にクイズを出し合ったり、写真もたくさん撮ったりして、チョコレート博士になった気分で楽しみます。展示物のお気に入りを3つ探してみよう!などゲーム感覚で見るのもいいですね。
  2. 工場見学じっくり(20~30分):製造ラインの前に腰を据えて、チョコが完成するまで一部始終を見るくらいのつもりで過ごします。例えば型流しの場所で待って、流し→冷却→取り出し→デコレーションまで確認してから次へ進む、など。手元が見えにくい時は子どもを抱き上げて見せたり、動画を撮ってスロー再生で後で見たりもできます。子どもが途中で離れても大人は見続けたい!そんな場合は一人が子を連れて先にショップへ行き、もう一人が最後まで工場を見るなど別行動も検討しましょう。
  3. ショップ全商品チェック&お買い物(30分):せっかく2時間あるなら、ショップの商品棚も余すところなく見て回りましょう。「この棚は全部限定かな?」「新商品コーナーはどれだろう?」などお宝探し気分です。子どももカラフルなお菓子に大興奮なので、「これは何味かな」「パパはどれが好きかな」など会話を楽しんで。迷ったら店長おすすめPOPを参考に。時間が許せば一度店を出て子どもと相談し、再入場して買うなんて贅沢もできます。最終的に家族みんなのお気に入りをたっぷり購入しましょう。いっぱい買いすぎたら宅配便で送る手配も空港サービスカウンターでできますよ。
  4. ベーカリー&カフェでゆっくり(30~40分):ラストはパンを色々買い込んでプチランチorティータイムです。2時間ならしっかり食事する時間も取れます。例えば11時~13時の2時間滞在なら、ここでお昼ご飯にしてしまうことも。ベーカリーのカレーパンや総菜パンと、スタバのドリンクを組み合わせれば立派なランチです。子どももお腹が満たされてニコニコ、親も名残惜しい気持ちをパンの美味しさで締めくくりましょう。最後にもう一度クマさんに「バイバイ」して、お開きです。

2時間コースは時間にかなり余裕がありますので、お子さんの昼寝やトイレ休憩を挟むことも可能です。空港内を少し散策してから戻ってきて2周目を楽しむこともできます。「ロイズチョコレートワールドだけでそんなに時間使える?」と思うかもしれませんが、実際やってみると展示をじっくり読んだり写真を撮ったりであっという間です。特にチョコ好きな方や、旅の最後をゆっくり過ごしたい方には贅沢な時間になるでしょう。

以上、時間別のモデルプランでした。ご自分の予定に合わせて、上記のプランを組み合わせたりアレンジしてみてください。時間が短くても工夫次第で楽しめますし、長くとれればとことん満喫できます。家族の思い出に残る時間配分を考えてみてくださいね。

新千歳空港内の他施設との組み合わせプラン

ロイズチョコレートワールドは新千歳空港内の一角にあります。同じフロアや館内には、他にも子どもが喜ぶ施設や美味しいスポットがたくさん!せっかくなので組み合わせて回れば楽しさ倍増です。ここでは空港内でロイズチョコレートワールドと一緒に行けるおすすめ施設やモデルコース例をご紹介します。

組み合わせたい主な施設

  • ハローキティ ハッピーフライト(3階スマイルロード):サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」をテーマにした有料アトラクションです。キャビンアテンダントになったキティちゃんと一緒に世界旅行気分が味わえる展示やフォトスポットがいっぱい。入場料は大人800円・子ども400円ですが、サンリオ好きのファミリーには大満足の内容です。所要30分~1時間。
  • 新千歳空港温泉(4階):空港に温泉!?と驚かれますが、本格的な天然温泉施設があります。飛行機の待ち時間で旅の疲れを癒せると人気。大浴場や休憩スペース、仮眠室まで完備され、大人1,500円程度で入浴可能。家族で湯ったり過ごせます。お子さんも入浴でき、貸切家族風呂もあります(要予約)。温泉好きなご家族なら是非。
  • ドラえもん わくわくスカイパーク(※2025年7月クローズ):以前はドラえもんのテーマパークもありました。現在は閉鎖中ですが、今後新たな展開があるかもしれません。ドラえもん好きには残念ですが、一応記載しておきます。
  • エンターテインメントエリア(3階連絡施設):キティの他にも、「シュタイフ ディスカバリーウォーク」(テディベアで有名なシュタイフの小展示)や、「雪ミクスカイタウン」(初音ミクのショップ&ミュージアム、4階)、映画館「新千歳空港シアター」(3階)などがあります。アニメや音楽が好きなお子さんなら雪ミクも喜ぶかも。映画館は時間が合えば子ども向け映画鑑賞も◎。
  • 飲食店ゾーン(3階・2階):空港には北海道グルメのレストランも多数あります。特に3階には「北海道ラーメン道場」というラーメン店街、2階には海鮮丼やスープカレーのお店が揃います。ロイズのパンで軽食にしたけど、やっぱりお腹空いた…なんて時はこちらでしっかりお食事できます。
  • ショップ&お土産エリア(2階):お土産を買うなら2階のショッピングワールドも外せません。ロイズチョコレートワールドで買えない他の北海道銘菓(白い恋人や六花亭など)や、キャラクターショップ(ポケモンストアやドラえもんショップもありました)に行くのも楽しいです。子どもに人気のおもちゃ屋(ハローキティストア、ポケモン、リラックマなど)がまとまっているので、最後に覗くと「まだ買うの!?」と親はヒヤヒヤしますが…(笑)、旅行の締めに1個だけ好きなものを買ってあげるのもいいかもしれません。

モデル組み合わせプラン例

プラン1:空港テーマパーク満喫コース(所要3~4時間)
午前中に空港到着 ⇒ ロイズチョコレートワールドで工場見学&お土産購入(1時間)⇒ ハローキティ ハッピーフライトで遊ぶ(1時間)⇒ 同じ3階で昼食(ラーメン道場などで1時間)⇒ 余裕があれば4階の雪ミクスカイタウンをちらっと見学(30分)⇒ 午後のフライトへ…という具合。子どもに人気のキャラクターを網羅しつつ、グルメも楽しめるコースです。キティで体を動かし、ロイズで甘いものを買い、満足度抜群!

プラン2:乗継ぎリフレッシュコース(所要2~3時間)
前便到着後 ⇒ 新千歳空港温泉で入浴・休憩(1.5時間)⇒ 風呂上がりの牛乳代わりにロイズベーカリーでコーヒー&パン(20分)⇒ ロイズチョコレートワールドをサラッと見学&買い物(40分)⇒ 次のフライト搭乗…という流れ。長旅の疲れを温泉で癒し、空港グルメと見学でリフレッシュする大人にも子どもにも嬉しいプランです。温泉にはキッズスペースもあるので、子どもも飽きません。

プラン3:空港で半日過ごそう!コース(所要5~6時間)
午前10時に空港集合 ⇒ ロイズチョコレートワールドを2時間たっぷり満喫 ⇒ 昼は空港グルメ(寿司や海鮮丼など北海道ならではを堪能、1時間)⇒ 映画館で親子で映画鑑賞(2時間)⇒ 最後にショッピングワールドでお土産まとめ買い(30分)⇒ 夕方解散or搭乗。というように、もはや空港を1つのテーマパークとして過ごすプランです。新千歳空港は本当に施設が充実しているので、これでも時間が足りないくらい。子連れ家族が雨の日のレジャー代わりに来ることもあるほどです。

プラン4:フライト前の駆け込みコース(所要1.5時間)
レンタカーで北海道観光を終え空港着 → フライトまであと僅か!という時のプラン。ロイズチョコレートワールドで急いで工場見学(10分)&お土産購入(20分)→ すぐ隣でロイズベーカリーパンを購入し車内or機内で食べる用に → 2階のお土産屋で他の買い忘れ品を5分でゲット → 急いで保安検査場へ…という感じ。バタバタですが空港限定品はしっかり押さえられます。可能なら家族で手分けして、パパはレンタカー返却&荷物預け、ママと子はロイズで買い物、なんて動くと効率UP。

このように、組み合わせプランは自由自在です。お子さんの好みや家族の興味に合わせてアレンジしてください。「新千歳空港 子ども おでかけ」というキーワードで調べても、多くの親子連れが空港での過ごし方を紹介しています。それだけ空港自体が立派な観光スポットなのです。

ロイズチョコレートワールドを核に、ぜひ空港滞在を充実させてくださいね。「飛行機に乗らないけど空港に遊びに行く」地元ファミリーもいるほど、新千歳空港は魅力に溢れています。ロイズで甘い体験をした後は、他の体験も組み合わせて家族みんな満足の旅にしましょう。

実際のファミリー体験談・コラム:3歳と6歳の兄妹を連れて行ってみた!

最後に、実際に子連れでロイズチョコレートワールドを訪れた体験談をご紹介します。3歳の弟と6歳のお姉ちゃんを連れたあるファミリーのケースです。現地でどんな風に過ごしたのか、生の声を交えてお届けします。これを読むと、当日のイメージがぐっと具体的になるはずです。

◆ わが家のプロフィール

  • 家族構成:パパ、ママ、6歳娘(小学1年生)、3歳息子(幼稚園年少)
  • 訪問時期:2023年8月中旬(お盆休み)
  • 滞在時間:約2時間
  • この日の日程:札幌市内からJRで新千歳空港へ → 空港内観光(ロイズチョコレートワールド他)→ 夕方の飛行機で帰宅

◆ 体験レポート

夏休みの北海道旅行の最終日、飛行機まで時間があったので子連れで新千歳空港を観光しました。お目当てはもちろんロイズチョコレートワールド!チョコ好き一家として絶対外せないスポットです。しかも子どもたちは工場見学が初めてだったので、数日前から「チョコの工場楽しみだね~!」とウキウキでした。

当日はお盆真っ只中で空港もかなり混んでいましたが、ベビーカーを押しながら3階スマイルロードへ。すると遠くから甘~い香りが漂ってきて、「あ、チョコの匂い!」と6歳娘が大興奮。3歳の息子も匂いに釣られて「チョコ!チョコ!」と早足になります。スタバ横を曲がるとカラフルなショップが見えてきて、まず子どもたちの視界に飛び込んだのが巨大なチョコ色のクマさん!「うわぁ、くまさん!!」と二人とも駆け寄って抱きつきそうに…。クマのオブジェは思ったより大きくてびっくり。手には鮭を抱えていて、北海道らしさに大人もクスリ。「一緒に写真撮ろう!」と早速記念撮影です。スタッフのお姉さんが笑顔でカメラを向けてくれて、家族全員の写真をバッチリ撮れました。

まずは工場エリアへ。息子はベビーカーに乗せたままガラス際に陣取りました。娘は背伸びすれば見えましたが、ちょっと見づらそうだったのでパパが抱っこ。「うわ~本当に作ってる!」と目を輝かせています。ちょうどタイミングよく、チョコを型に流す工程から見始められました。茶色の液体がじゃーっと流れる様子に「ソフトクリームみたい!」「おいしそう~」と大興奮。私(ママ)も思わず「ね、食べたくなっちゃうね」と笑いました。

次にぐるぐる回る大きな筒状の装置、スパイラルクーラーが見えます。息子は「なにこれ?電車?」と不思議そう。確かに縦長なので電車の車両みたいにも見えます。パパが「チョコレートさんたちが中で冷蔵庫乗ってるんだよ~涼しい涼しいしてるんだって」とユニークに説明したら、娘が「え~チョコさんたちいいな~私も入りたい!」と笑っていました。こういう幼稚な会話も、周りに子連れが多いので気兼ねなくできる雰囲気です。

クーラーから出てきたチョコがコロコロ並んで運ばれてきます。よく見るとクマとかブタの形!娘が「あ!クマのチョコだ!さっきのクマさんと一緒!」とナイス発見。職人さんたちが最後の仕上げをしている様子も見えました。細かい作業で息子はちょっと飽きてきたかな…と思った瞬間、職人さんの一人がガラス越しにこちらに気づいてニコッと笑って手を振ってくれたんです!たまたま子どもたちが最前列で見ていたからかもしれません。「バイバーイ!」と二人も大喜びで手を振り返し、とてもほっこりした気持ちになりました。工場見学でこんな交流があるとは思わず、心温まる瞬間でした。

工場は見たいところが多すぎてキリがないので、15分くらいで切り上げ、次はミュージアム展示へ。カカオの模型に「チョコの実って大きいね」と触りそうになる息子を止めつつ(ガラスケースなので触れません)、パネルも少し読みました。娘は「チョコの歴史」の年表が意外と気に入ったようで、「マヤ文明って何??」と質問攻め。しかし説明している暇はないので「世界の昔のお話だよ~また今度ね」と流しました(笑)。それより古いお菓子の缶コレクションに釘付けで、「これ可愛い!」「この絵好き!」と二人で盛り上がっています。プリンセスの絵が描かれた缶を見て「○○ちゃん(娘)の宝箱にしたいね~」なんて妄想も広がりました。全体的に展示は子どもたちも飽きずに見られた印象です。すごく教育的というより、おもちゃ箱を覗いている感じだったのが良かったのかも。

お待ちかねのショップでは案の定テンションMAX。入口で「走らないよ」と声を掛けたものの、キラキラした売り場に吸い寄せられていきます。娘が真っ先に手に取ったのはポップチョコのウサギ型、息子はクマ型を握って離しません。「それ買うの?ちゃんと最後にレジでね」と言ってももう夢中。可愛いし1本300円程度なので、そのままカゴに入れました。他にも限定商品が沢山あり、私とパパは選ぶのに迷いまくり。「全部限定だって!」「え、100種類も!?」と夫婦で興奮し、子どもそっちのけで商品棚をぐるぐる…。気づくと娘が「ママ、これおばあちゃんに良いんじゃない?」と花柄のロイズフラワーチョコを持ってきたり、息子が「車!ぶーぶ!」と**クルマ型チョコ(板チョコに車の絵が描いてある商品)**を欲しがったりして、家族全員でカゴがいっぱいに。結局、限定のものだけでなく定番の生チョコやポテトチップチョコも含めて1万円以上買ってしまいました…(笑)。でも普段通販や店頭でここまで勢いよく買わないので、旅行マジックということで!子どもたちにも自分用を一つずつ選ばせ、娘はハート型チョコ詰め合わせ、息子は車の板チョコに決定。

レジは4~5組待っていましたが、娘と「どれが一番美味しいと思う?」なんて予想しながら待っているとすぐ順番が。店員さんが「たくさんお買い上げありがとうございます」とニコニコ話しかけてくれ、子どもたちにも「おまけでお渡ししておきますね~」と保冷剤をサービスでもたせてくれたりしました(暑い日だったので)。些細なことですが心遣いが嬉しく、さすがロイズさん!と感心しました。

荷物が増えたのでコインロッカーに預け、ロイズベーカリーで休憩タイムです。時刻はちょうど13時前でお腹ペコペコ。パンは生チョコクロワッサン、グテ、チョコメロンパン、そして息子向けにウインナーロールを購入。運良くすぐ横のベンチが空いたので確保しました。子どもたちはチョコメロンパンを半分こしてかぶりつき、「おいしい~!」とほっぺたを押さえて喜ぶ姿が可愛かったです。グテはチョコ板がバキっと良い音で割れて、息子が「おぉ~!」と拍手(笑)。クロワッサンはとろける生チョコ入りで、これは大人2人で奪い合いに。生チョコファンのパパは「これやばい、毎日食べたい」と目を丸くしていました。ちなみにベンチで隣に座ったご家族とも少しおしゃべり。「生チョコクロワッサン、どこで買いました?」と聞かれたので「さっき出たばかりでしたよ!」なんて情報交換も。こうしたコミュニケーションも子連れ同士だと楽しいですね。

休憩後、子どもたちが「もう一回チョコの機械見たい~」と言い出しました。時間を見ると飛行機までまだ1時間半ほど余裕があります。そこで再度工場エリアに戻ってリピート見学!今度は先ほど見られなかったところを中心に、例えば最後の包装シーンなどを見ました。子どもって気に入ると同じものを繰り返し見たがるんですよね。2回目でも「あ、さっきのブタさんまたいる!」と大興奮で、来てよかったなあと感じました。

そんなこんなであっという間に2時間が過ぎ、そろそろ搭乗口へ向かう時間です。帰り際に娘がクマさんに「バイバーイ、また来るね!」と手を振り、息子も「チョコばいばい!」と満面の笑み。ロイズチョコレートワールドを後にしました。飛行機の中でも二人はずっと工場見学の話で盛り上がり、「今度はチョコ作る体験したいなぁ」なんて言っていましたよ。

◆ 行ってみた感想・子連れのポイント

  • 子どもの満足度:100点満点です!3歳でも充分楽しめましたし、6歳はより深く理解して楽しんだ様子。「また行きたい」と何度も言われました。特に工場見学という非日常体験ができたのが大きかったです。無料でここまで見せてくれるのは親としてもありがたい限り。
  • 親の満足度:言うまでもなく大満足。私自身チョコ好きで、限定商品をこんなにたくさん買えたのは嬉しかったです(笑)。展示や商品ラインナップも工夫されていて、さすがロイズさんだなあと感心しました。主人も工場マニア心をくすぐられたようで、「もっと見てたかった~」と名残惜しそう。次は空いてる時にじっくり来ようなんて話しています。
  • 子連れで良かったこと:スタッフさんが子どもに優しく話しかけてくれたり、他の観光客の方も「可愛いね」と譲ってくれたり、周りの温かさを感じました。子どもたちも普段食べてるお菓子ができる過程を見て、いい経験になったと思います。「工場のおじさんおばさんが頑張って作ってるから残さず食べようね」なんて声かけもできましたし、食育にもなりました。
  • 大変だったこと:混雑で迷子にならないかヒヤヒヤしました。目立つ服を着せたりシールを貼ったりしていましたが、一瞬娘が視界から消えて焦りました(すぐ横で缶の展示にしゃがんでただけでしたが…)。空港自体広いので、やはり手を繋ぐorベビーカーから降ろさないよう気を付けた方が安心です。
  • ワンポイントアドバイス:うちはパン休憩を挟んだので子どもたちの疲れがリセットされました。飽きたかな?という頃合いで甘いものを食べたりトイレ行ったりすると、また元気になりますよ。あと、子どもと写真をいっぱい撮るのもおすすめです。後から見返して、「あの時チョコ工場で○○くんこんな顔してたね~」と会話が弾みました。写真NGな場所は無いので、たくさん思い出を残して欲しいです。

以上、ファミリー体験談でした。我が家もまた北海道に行く機会があれば必ず再訪するでしょう。それくらい子連れに優しく楽しいスポットでした。この記事を読んでくださっているみなさんも、ぜひご家族でロイズチョコレートワールドの子連れ体験を楽しんできてくださいね!


おわりに:家族みんなで甘い思い出を作ろう

ロイズチョコレートワールド(札幌・新千歳空港)の楽しみ方を、子連れ目線でたっぷりとご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?工場見学でのワクワク、ミュージアムでの「へぇ~」という発見、ショップでのときめき、ベーカリーでのほっこりタイム…まさに五感で楽しむチョコレートのテーマパークと呼ぶにふさわしいスポットです。

特に未就学児~小学生のお子さんがいるファミリーにとって、新千歳空港のロイズチョコレートワールドは「雨の日でもOK」「無料で学べて遊べる」「美味しいものも食べられる」という三拍子揃ったお出かけ先。旅の行き帰りという限られた時間でもこれだけ充実した体験ができるのは嬉しいですよね。もちろん地元の方がおでかけ目的で訪れても大満足間違いなしです。

北海道旅行の思い出作りに、ぜひ親子で訪れてみてください。「ロイズチョコレートワールド 子連れで行ってきたよ!」と自慢したくなる素敵な体験が、きっと待っています。甘い香りに包まれながら、家族みんなで笑顔になれるひとときを過ごせることでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が、皆さまの旅の参考になり、そして素敵な家族の思い出づくりのお役に立てれば幸いです。見て、学んで、食べて、ロイズチョコレートワールドで最高のファミリータイムをお過ごしくださいね!行ってらっしゃいませ。甘~い世界への旅を、どうぞ楽しんできてください。

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