地元で長年愛される味。仙台の名物パン屋「パンセ」の魅力に迫る

Pensee（パンセ）は1989年創業のベーカリーチェーンで、宮城県仙台市を中心に店舗を展開しています。

「焼きたて・揚げたて・作りたて」を大切にし、店内で毎日何度もパンを焼き上げるなど、“パン屋としての基本”を惜しまず守っている姿勢が、多くの人から支持されている理由のひとつです。素材や味わいにこだわるだけでなく、来店するたびに焼きたての香りが迎えてくれる“ライブ感”もパンセの大きな魅力です。

地元で愛される理由・魅力ポイント

パンセの看板商品をいくつか挙げると、以下のようなものがあります。どれも価格帯は比較的手ごろで、「ちょっと小腹がすいたとき」「朝ごはん」「おやつに」など、日常使いに適しているのが嬉しいところです

塩バターパン：北海道産フレッシュバター100％使用、沖縄の塩「シママース」をアクセントに。さっぱりしつつコクがあり、パンセを代表するひとつ。
角食パン：毎日食べても飽きない食パンを目指した、耳までしっとりタイプ。トーストにしてもそのままでも美味しい。
牛肉ゴロゴロカレーパン「はじめちゃん」：具材が大きくて食べ応えあり。自家製スパイスを使ったカレーが中に入っており、揚げたてだとその香り・食感が際立ちます。
ずんだ餅入りメロンパン：仙台らしい“ずんだ”を中と外に取り入れた商品。もちもちの餅×ずんだ餡、さらにサクサクの皮というテクスチャーの変化が楽しい。仙台駅店・松島店など限定店舗で手に入ることがあるのもポイント。

「飽きさせない」「食べ飽きない」という意味で非常にうまく設計されており、価格も200〜400円前後の商品が多く、気軽に買いやすいのが強みです。

パンセでは、仙台駅店限定品や季節限定商品、地元宮城県の素材を活かしたパンなどがときどき登場します。これが「地元感」「特別感」を生んでいて、訪れる楽しさを増してくれます。

たとえば「蔵・あん食パン」は仙台駅店限定とも言われ、売られているとつい手が伸びる一品。地域の素材・あんこの甘さ加減・パンの質感などが調和しており、手土産にも自分へのご褒美にも向いています。

仙台市内だけでも12店舗を展開しており、駅近く店舗も多く、朝8時ごろから営業している店舗もあります（仙台駅店など）。朝の通勤・通学前、帰宅時などに立ち寄りやすいことも、地元で愛されている要因です。

さらに、南中山本店のような郊外型店舗では駐車場が整っており、テラス席・屋外席を持つところもあり、ゆったりできる立地・設備が揃っているものもあります。家族連れにも通いやすくなっている点も◎です。

パンセは「すごく特別なパン」というより、“地元の毎日のパン屋さん”としての親しみやすさと、でも手を抜かない品質があることが魅力です。香り、焼きたて感、種類の豊富さ、地元素材の取り入れ方など、パン屋としての基礎がしっかりしているからこそ、どんな客層にも支持されています。

仙台に行くなら、観光の合間にぜひ立ち寄ってほしいパン屋のひとつ。お土産にも、自分へのご褒美にも、ちょうどいい存在です。