シンガポール行くならここを見よう!観光名所30選!
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%99%E3%82%A4-%E5%9B%B3%E6%B3%8A-2699987/
突然ですがシンガポールというと皆さんは何を最初に連想しますか?シンガポールというと東南アジア一番の金融大国というイメージが先に浮かぶかと思いますが観光についてはどうでしょう?マーライオンの噴水やマリーナベイサンズのあの風景は今や世界的に有名になっていますが果たしてそれだけでしょうか?
シンガポールは皆さんが思う以上の多民族国家で、それも極めて狭い国土の中でひしめき合う様相を呈しています。それ故にシンガポールにはこのような背景があってからこそできた名所も多く存在します。それを頭に入れた上で今回ピックアップした観光名所を30か所紹介していきます。
1.マリーナベイサンズ
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3-%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2-%E9%AD%85%E5%8A%9B-3327884/
今となってはマーライオン以上にシンガポールのシンボルとして定着しているマリーナベイサンズですがこれはどういった施設なのでしょうか?2011年に開業したばかりのマリーナベイサンズはホテルのイメージが高いですが実はIR、すなわちホテルに加えてレストランやカジノ、ショッピングモール、美術館、シアターなどを含めた統合型リゾートという類のリゾート施設になっています。
中でも3棟の建物に1ヘクタールにわたって跨る屋上の空中庭園「サンズ・スカイパーク」はシンガポールを一望できるシンガポール随一のビュースポットとして大変有名です。また、サンズ・スカイパークにある150mもの長さのあるプールも世界で最も高い場所にあるプールとして一躍有名になりました。今やここに行かずしてシンガポールに行ったとは言えないほどの人気定番スポットになっているのがここマリーナベイサンズなのです。
アクセス:電車(MRT)のベイフロント駅と直結
公式サイト:https://jp.marinabaysands.com/
2.シンガポールフライヤー
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E8%A6%B3%E8%A6%A7%E8%BB%8A-2556630/
ビュースポットという意味ではここシンガポールフライヤーも負けてはいません!シンガポールフライヤーとは2008年に開業したアジア最大の観覧車で、2014年にラスベガスのハイローラーが開業するまでは世界最大の観覧車でもありました。
この観覧車の特徴として、165mにもなる高さを床以外殆どガラスになっているカプセルの中で30分かけて1周するところです。しかもここで使われているカプセルが普通の観覧車では考えられないような大容量で、なんと1カプセルで28人も収容できます。
そしてこの観覧車は実は日本とも関わりがあり、設計したのはなんと黒川紀章さんという日本人で、カプセルを作ったのは三菱重工という日本企業でした。意外なところで日本と関わりのあるこの観覧車ですが中でもとりわけクリスマスや年末、そして旧正月はかなり混雑するので平日の利用の方が快適です。
アクセス:MRTプロムナード駅より徒歩8分、マリーナベイサンズより徒歩15分
営業時間:8:30~22:30
入場料:33SGD
公式サイト:https://www.singaporeflyer.com/
3.マーライオン
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E5%B8%82-50551/
やはりシンガポールの象徴の中で欠かせないのがあのマーライオンです!マーライオンはマレー人の伝説で現在のシンガポールはマレーの王族が初めて訪れた際は下半身が魚のライオンが治めていたという伝説があり、それに由来したものです。
また、シンガポールという国名もライオンを意味するSingaと都市を意味するPuraが合わさってできたもので、すなわちライオンの治める都市という意味になります。以降、この土地を治めることが許された彼らはこのマーライオンを国の守り神として崇拝したという伝説が残って今に至るわけです。
マーライオンはマーライオン広場のものが有名ですが実はシンガポールに6頭いるのをご存知ですか?マリーナベイサンズの見えるマーライオン広場に大小2頭、マウントフィーバーパークの頂上に1頭、シンガポール観光庁の敷地内に1頭、そしてビシャン・アンモキオ・パークの向かいにあるHDB(公団住宅)の駐車場入り口に2頭の双子マーライオンがいます。
アクセス:MRTラッフルズ・プレイス駅より徒歩10分
公式サイト:www.visitsingapore.com/see-do-singapore/recreation-leisure/viewpoints/merlion-park/
住所(マウントフィーバーパーク):Junction of Kampong Bahru Road and, Telok Blangah Rd, シンガポール 099448
アクセス:MRTハーバーフロント駅を利用
公式サイト:www.nparks.gov.sg/gardens-parks-and-nature/parks-and-nature-reserves/mount-faber-park
住所(シンガポール観光庁):1 Orchard Spring Lane
アクセス:バスでAft Cuscaden road下車
公式サイト:https://www.stb.gov.sg/contact-us
住所(アンモッキオ):Car Parking Entrance, Block 216-220, 1 Ang Mo Kio Avenue
アクセス:MRTアンモッキオ駅より徒歩15分
公式サイト:http://www.smrt.com.sg/Journey-with-Us/Trains/NetworkMap/AngMoKio
4.富の泉
出所:https://sunteccity.com.sg/attractions/
観光名所にしてパワースポットとしても有名な富の泉(英名:Fountain of Wealth)は1998年に世界一大きな噴水としてギネス登録もされた実績があります。この噴水は実は風水学をベースに設計されており、噴水のみならず周囲の建物にも風水学的要素を組み込むことで強力なパワースポットたらしめたと言われています。
しかもこの噴水、直接触れます。しかも右手で噴水に触れてなおかつ3周回ると願い事が叶うと言われています。ただし、注意としては噴水は常に触れるわけではない点です。そのため、訪れる際には噴水の触れる時間帯に訪れなければパワースポットとしての富の泉を味わうことは難しいです。また、夜間にはレーザーショーも行われます。
アクセス:MRTプロムナード駅より徒歩5分、エスプラネード駅より徒歩3分
噴水の触れる時間:10:00~12:00、14:00~16:00、18:00~19:30
レーザーショー:20:00、20:30、21:00
公式サイト:https://sunteccity.com.sg/attractions/
5.シンガポール植物園
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%A9%E3%83%B3-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E6%A4%8D%E7%89%A9-1575036/
シンガポール植物園は歴史が長い上になんと世界遺産にも指定されています!歴史は1822年に主にゴムなどの経済作物を研究対象にした実験植物園として始まり、太平洋戦争が始まって日本の統治下に入ると沼南植物園と改名、そして日本統治が終わると管理はイギリスに戻り、マレーシア連邦の管理に移り、そしてシンガポールが独立すると緑化などに重要な役割を果たすようになり、今に至ります。
広さは今や東京ドーム13個分に相当する巨大な植物園にして世界で唯一世界遺産に指定された植物園として学術や研究としての場の他、市民の憩いの場にもなっています。植物園への入場は無料ですが最大の目玉である洋ラン園(オーキッドガーデン)については例外で料金が発生します。
アクセス:MRTボタニックガーデン駅よりすぐ(ブキティマゲート)
オーチャードよりタクシーで5分(タングリンゲート)
オーチャードよりタクシーで10分(ナッシムゲート)
営業時間:05:00~24:00
入場料:無料(ただし、洋ラン園については5SGD)
公式サイト:https://www.nparks.gov.sg/sbg
6.ガーデンズバイザベイ
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%99%E3%82%A4%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%BA%AD%E5%9C%92-2096833/
ガーデンズバイザベイもシンガポール植物園に見劣りしないほど巨大な植物園で、さすがに世界遺産ではないとはいえ、なんと国立公園になっています!中でも特に見逃せないのがまるで異世界に迷い込んだかのように錯覚させるスーパーツリーグローブという区画です。
他にも世界各地の花を展示したフラワードームや雲霧林をテーマとしたクラウドフォレスト(滝もあります!)、動物型に刈られた植物を見ることのできるワールド・オブ・プランツ、シンガポールの歴史と文化をテーマにしたヘリテージ・ガーデンズなど、楽しめる区画が盛りだくさんです。
こちらもシンガポール植物園と同様、入場は原則無料ですが一部料金が発生する区画もあります。
アクセス:MRTベイフロント駅より徒歩10分
営業時間:05:00~26:00(有料施設については9:00~21:00)
入場料:無料(OCBC Skywayは8SGD、クラウドフォレストとフラワードームはセットで28SGD)
公式サイト:https://www.gardensbythebay.com.sg/
7.ナイトサファリ
出所:https://www.wrs.com.sg/en/night-safari/things-to-do/activities/tours.html
夜間しかオープンしかない動物園があるのをご存知でしたか?そんな動物園がシンガポールに唯一あり、それがずばりナイトサファリになります。実はこの動物は世界初の夜間動物園であること以外にも特異的な特徴があります。もちろん、夜間動物園なのでここで扱う動物は全て夜行性動物になり、その種類は140種、頭数にして2500頭です。
実はこの動物園、柵があまりありません。というのも、ここではOpen Zoo(開かれた展示)というコンセプトのもとになるべく野生の環境に近づけるために柵で囲うことは極力避けているためです。インスタ映えとはむしろ程遠いですが臨場感に溢れた体験をするのにはもってこいです。
なお、帰りの時間は23時を過ぎるとバスやMRTの運行が終了しているのでタクシーがメインの交通手段になります。
アクセス:オーチャードよりタクシーで30分
営業時間:19:15~24:00(エントランスは17:30より開場)
入場料:44SGD~49SGD
公式サイト:https://www.wrs.com.sg/en/night-safari.html
8.リバーサファリ
出所:https://www.wrs.com.sg/en/river-safari/animals-and-zones/manatee.html
ナイトサファリの近所に世界初というわけではありませんがアジアで初めて川をテーマにした動物園がここリバーサファリになります。厳密にいえば水族館と動物園が合わさったような施設と言った方が語弊がありません。
これは展示されている生物は主に世界8大運河に生息する淡水魚を中心とした生物に加えてさらに周辺に生息する陸上生物も一緒に展示されているためです。中でもリバーサファリのマスコットたる動物に水中からはマナティー、陸上からは長江周辺からジャイアントパンダが訪れる観光客らをお出迎えします。気温の上がる午後に淡水生物たちに涼まれませんか?
アクセス:オーチャードよりタクシーで30分
営業時間:10:00~18:00
入場料:34SGD
公式サイト:https://www.wrs.com.sg/en/river-safari.html
9.シンガポール動物園
出所:https://www.wrs.com.sg/en/singapore-zoo/plan-your-visit/getting-around-singapore-zoo.html
1973年に開業した上野動物園の2倍に及ぶ広さを持つ動物園ですが実はシンガポール最初の動物園というわけではありません。その理由については後述するジュロンバードパークで言及します。この動物園の特徴は既にナイトサファリでも述べたOpen Zoo、すなわち開かれた展示という極力柵で囲わないことで野生の環境に近づけるコンセプトにあります。
ここでは絶滅危惧種を含めて300種2400頭以上が展示されており、中でもオランウータンの飼育頭数については世界最大級です。また、広大な園内ではさらに料金が発生しますがトラムを使って楽に移動することもできるようになっています。
アクセス:オーチャードよりタクシーで30分
営業時間:8:30~18:00
入場料:37SGD
公式サイト:https://www.wrs.com.sg/en/singapore-zoo.html
10.ジュロンバードパーク
出所:https://www.wrs.com.sg/en/jurong-bird-park/whats-on/kings-fiesta.html
シンガポール西部にある鳥類を専門に20ヘクタールにも及ぶ敷地で展示するジュロンバードパークには400種3500羽の鳥がいます。実はジュロンバードパークはシンガポールの老舗動物園だということはご存知でしたか?
植物園は100年を超える歴史がありますが動物園はというとその歴史は1971年にはじまるので比較的浅く、その1971年に開業したのがずばりジュロンバードパークなのです。(前述したシンガポール動物園よりも2年早く開業したことになります)
広大な敷地内は料金こそ発生しますがトラムを使って楽々に移動することもできるようになっています。また、ハイフライヤーズなどのショーも充実しています。
アクセス:サンテックから直行バスサービス(サファリゲート)有り
営業時間:8:30~18:00
入場料:30SGD
公式サイト:https://www.wrs.com.sg/en/jurong-bird-park.html
11.シーアクアリウム
出所:https://www.rwsentosa.com/en/attractions/sea-aquarium/things-to-do/special-experiences/sleepovers-ocean-dreams
今度はセントーサ島に移りましてシーアクアリウム(S.E.A Aquarium)という水族館になります。この水族館は実は2つのギネス世界記録をもっており、1つ目が世界最大の水族館(これは今も変わりません)であること、2つ目が世界最大のアクリルパネルでできた水槽になります。
展示している生物相が豊富なのは言うまでにあらずなのですが中でも極めつけはサメが館内で200匹以上泳いでいるところを見れるところです。これはサメの海底散歩水槽というセクションになるのですがサメ好きにはとっておきな場所です。また、世界最大のアクリルパネル水槽についても品質の良さから実際に海中にいるかのように錯覚すると評判が高いです。
アクセス:セントーサエクスプレスのウォーターフロント駅より徒歩5分
営業時間:10:00~19:00
入場料:39SGD
公式サイト:https://www.rwsentosa.com/en/attractions/sea-aquarium
12.ジョー・チアット・ロード
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3-1468347/
シンガポールというとマリーナベイサンズやシンガポールフライヤーに代表されるように華やかで豪快なイメージであったり、シンガポール植物園やシンガポール動物園などに代表されるようにアトラクションが多いというイメージが先行しがちですが伝統や歴史を楽しみたいのであればまずはジョー・チアット・ロードへ足を運びましょう。
ここは先ほど述べたところとはまた違う意味で華やかな地区で、ここに残っている建築物はプラナカン様式の2階建ての伝統的な家屋になります。ひとつひとつの建物がピンクであったり、瑠璃色であったりと色とりどりの、それも中国移民と統治者側のヨーロッパの要素が混ざった家々は美しく写真映えします。ただし、特に美しいプラナカン建築群についてはここをさらに南下することになります。
アクセス:MRTパヤ・レバ駅より徒歩15分
公式サイト:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/see-do-singapore/places-to-see/joochiat-katong/
13.クン・セン・ロード
出所:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/see-do-singapore/places-to-see/joochiat-katong/
とりわけ美しいプラナカン建築群を見るならジョー・チアット・ロードをさらに南下してクン・セン・ロードまで目指しましょう。
先述したジョー・チアット・ロードに比べるとこの区域は住宅街としての性格が強いので買い物を楽しみたいという人にはあまり適しているとは言えないですが色とりどりの家々に花などのモチーフをあしらわれたタイルや格子の窓枠など、視覚的に楽しめるところです。
写真映えもしますが現在でも住宅として使われているのでマナーを守って撮影しましょう!
アクセス:MRTパヤ・レバ駅より徒歩25分
公式サイト:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/see-do-singapore/places-to-see/joochiat-katong/
14.ゲイラン・セライ・マーケット
出所:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/see-do-singapore/places-to-see/geylang-serai/
シンガポールでディープな世界に浸るのであれば市場も候補に入れましょう!まず紹介するゲイラン・セライ・マーケットはマレー系住民が集う庶民市場で、2階建てになっています。1階部分は日用品や生鮮食品などを扱うウェットマーケットなどがあり、2階はホーカーズと呼ばれる屋台が軒を連ねる区画とマレースタイルの布(ムスリムが多いマレー人の女性にとって髪を隠す布は必需品のひとつです)を取り扱う店などが入居しています。
マレー系住民が集うと述べただけあってここに来ている客の圧倒的多数がマレー人ですがホーカーズではマレー系に加えてインド系の料理も味わうことができます。
アクセス:MRTパヤ・レバ駅より徒歩8分
公式サイト:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/see-do-singapore/places-to-see/geylang-serai/
15.カトン・アンティーク・ハウス
出所:https://www.peranakan.org.sg/2018/08/keeping-our-culture-alive-tribute-to-baba-peter-wee/
再びプラナカン建築になりますが今度は内部に入ることができるカトン・アンティーク・ハウスになります。元々は骨董商であった当時の住人が親族より受け継いだ築100年の住宅兼アンティークショップ(このような家はショップハウスと呼ばれます)でした。これを改築してプラナカン文化に関する展示のある個人博物館としてオープンしたのが現在の姿です。
実は住人の父がプラナカン協会の会長とだけはあって小規模ながらも大変凝った展示が施されています。入館は無料ですが月曜日は休館日になっているのでそれをお忘れなきようご注意ください。
アクセス:MRTパヤ・レバ駅より徒歩30分
営業時間:11:00~17:00
入場料:無料
公式サイト:https://jenniferlimart.com/katong-antique-house
16.プラナカン博物館
出所:https://www.peranakanmuseum.org.sg/
先ほどより「プラナカン」という用語がひっきりなしに登場していますがそのプラナカンが何かを知るにはプラナカン博物館へ足を運びましょう。まずはそもそもプラナカンとは何かを先に整理しますとヨーロッパ統治下のマレーシアを中心とした東南アジアにおいて中華系移民と東南アジア諸民族の間で生まれた子孫を指す用語になります。
そんなプラナカンたちの文化に特化した展示を多くもつのがここプラナカン博物館になります。館内では主にルーツ、結婚式に関わる伝統儀式、言語とファッション文化、宗教、生活、食文化の6つのテーマに沿って見ていくことになります。
アクセス:MRTシティーホール駅より徒歩5分
営業時間:10:00~19:00(金曜日のみ21:00まで営業)
入場料:6SGD
公式サイト:https://www.peranakanmuseum.org.sg/
17.シンガポール国立博物館
出所:https://www.nationalmuseum.sg/
1887年に開館したシンガポール最大にして最古の博物館でもあるシンガポール国立博物館です。この博物館は民族、文化、自然、芸術などのとりわけ歴史関連の展示が充実している歴史系総合博物館になります。この博物館はシンガポール歴史博物館と呼ばれていた時期もあっただけのことはあって植民地化以前の時代、英国統治時代、沼南島と呼ばれた日本統治時代、マレーシア連邦からの独立闘争と独立以降現在に至るまでの歴史展示のあるヒストリーギャラリーは群を抜いて充実しています。
また、時代の変化と生活の変化に関する展示を行っているシンガポール・リビング・ギャラリーもまた目玉ギャラリーのひとつです。他に実験的なアート空間になっているギャラリー10、ガラスのロタンダや日本統治時代にとりわけ特化した展示のあるサバイビング・ザ・沼南というギャラリーなどがあります。
アクセス:MRTブラス・バサ駅より徒歩2分
営業時間:10:00~19:00
入場料:15SGD(常設展)、18SGD(企画展)、26SGD(常設展+企画展)
公式サイト:https://www.nationalmuseum.sg/
18.エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%89-164246/
2002年にオープンしたシンガポールの総合芸術文化施設で、市民からは形状の特徴から「ドリアン」という名称で親しまれています。この施設は2つのドームで構成されており、ドームの左翼が2000席もの席を備えつけた大劇場、ドームの右翼には1600席のコンサートホールと野外劇場を備えています。このような規模から今ではシンガポール交響楽団の本拠点は事実上エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイになっています。
また、先ほど述べた設備に加えて映画館や飲食店なども入居しているのでアミューズメント施設としての性格も強いです。伝統音楽からクラシック、バレエなど日々様々な公演が披露されているので寄ってみてはいかがでしょうか?
アクセス:MRTシティホール駅、もしくはエスプラネード駅よりそれぞれ徒歩4分
公式サイト:https://www.esplanade.com/
19.アジア文明博物館
出所:https://www.facebook.com/asiancivilisationsmuseum//
1800年代後半に建てられた白とクリーム色のコロニアルな建物が特徴的なアジア文明博物館ですが、もともと裁判所や政府官庁として使われていたものを再利用したものになります。この博物館は名前の通り、アジア、中でもとりわけ東南アジア及び南アジアに特化した展示を行う博物館で、文化、民族、宗教などの歴史系展示物が多く見られます。
博物館では主に6つのカテゴリーに分けて展示されており、それは東南アジア、古代宗教、南アジアとイスラム世界、唐の難破船、中国文化、東南アジアにおける現代美術から成っています。アジアの多様性を実感できるような展示になっているので行く価値があります。
アクセス:MRTラッフルズ・プレイスより徒歩5分
営業時間:10:00~19:00(金曜日は21:00まで)
入場料:8SGD
公式サイト:https://www.acm.org.sg/
20.リゾートワールド・セントーサ
出所:https://www.rwsentosa.com/
シンガポール随一にしてアジア最大級の統合型リゾート施設がセントーサ島にある2010年に開業したリゾートワールド・セントーサになります。ここにはシンガポールでは初めての試みとなったカジノに加えてホテル、劇場、トリックアートの劇場などが入居し、先述したシーアクアリウムというギネス世界記録を2つ持つ水族館も実はリゾートワールド・セントーサに入居しています。
また、ユニバーサルスタジオもリゾートワールド・セントーサに入居しています。リゾートワールド・セントーサは敷地が広大なのでセントラルゾーン、ウェストゾーン、イーストゾーンの3つの区画に分けられています。グルメも評判で、普通の遊園地では考えられないような著名シェフのレストランも集まっています。
アクセス:セントーサエクスプレスのウォーターフロント駅より直結
公式サイト:https://www.rwsentosa.com/
21.サルタンモスク
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3-%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AF-2463786/
1824年にシンガポール初のサルタン(スルタン)となったサルタン・フセイン・シャーによって建築されたサルタンモスクは1975年にナショナルモニュメントとして指定されたモスクになります。このモスクは昔も今もシンガポールに住まうマレー人を中心としたムスリムコミュニティにとって欠かせない祈りの場であり、大切な場所です。
玉ねぎ型の金色のドームが特徴的なモスクですが、よく見るとドームの土台となる部分の装飾がガラス瓶の底で施されています。実はこのガラス瓶というのは貧しいムスリムが喜捨として寄付したもので、そのためこのモスクは全てのムスリムのためのモスクというシンボル的な存在でもあります。見学の際には肌の露出を控えた格好を心がけましょう。
アクセス:MRTブギス駅より徒歩10分
営業時間:9:30~12:00と14:00~16:00(土曜日~木曜日)
14:30~16:00(金曜日)
公式サイト:http://sultanmosque.sg/
22.スリ・マリマアン寺院
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%AF%BA-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E6%95%99-4501524/
後ほど紹介するチャイナタウンのど真ん中にあるヒンドゥー教寺院、スリ・マリアマン寺院になります。このヒンドゥー教寺院は彩り豊かなドラヴィダ様式と呼ばれる南インドで見られるつくりでできており、ここでは南インドの地母神であるマリアマンが祀られています。
マリアマンは病気に対する治癒力を持つと信じられており、そんなご利益を求めて数多くの信者がこの寺院を訪れます。寺院の塔や屋根にヒンドゥー教の神々が隙間なくそして鮮やかに彫り込まれている様はまるで生きた神話を見ているようです。なお、見学の際はコンクリート敷きとはいえども土足厳禁なので見学前は靴を脱ぐことと、撮影希望者は追加料金が必要なのでその点に留意してください。
アクセス:MRTチャイナタウン駅より徒歩5分
営業時間:06:0~21:00
入場料:無料(ただし、撮影希望者は3SGD)
公式サイト:http://smt.org.sg/
23.スリ・ヴィラマカリアマン
出所:https://pixabay.com/ja/images/search/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%B3/
先ほど紹介したヒンドゥー教寺院はチャイナタウンにありましたが今度紹介するヒンドゥー教寺院はリトル・インディア(こちらも後ほど紹介します)という地区にあります。このヒンドゥー教寺院も南インドのドラヴィダ様式で出来ていますが祀っている神は異なり、ここではカーリーという女神がその対象になっています。この女神ですが実は殺戮と破壊の象徴で、一見残酷に思えるかも知れませんが悪鬼を圧倒的な強さを以って殲滅するほどのパワーゆえに人々の信仰を集めています。
この寺院も塔などにヒンドゥー教の神々が鮮やかに彫り込まれており、まるで生きた神話を見ているような感覚になります。見学の際には土足厳禁なので靴を脱いでから見学しましょう。
アクセス:MRTリトル・インディア駅より徒歩5分
営業時間:5:30~12:15 16:00~21:00
入場料:無料
公式サイトhttps://www.visitsingapore.com/ja_jp/walking-tour/culture/in-the-neighbourhood-little-india/#culture-heritage
24.チャイナタウン
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E4%BB%8F%E6%AD%AF%E9%81%BA%E7%89%A9%E5%AF%BA-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-2025319/
もともとはシンガポールの中国系移民の居留地として始まったチャイナタウンでしたが今ではシンガポールで最も多様性の溢れる地域のひとつにまで発展を遂げました。そのため、チャイナタウンでは様々な楽しみ方で過ごすことができます。
例えば文化であれば由緒ある中国系の仏教寺院から先ほど登場したヒンドゥー教寺院、そしてさらにはなんとムスリムの集うモスクもあったりとシンガポールならではの多様性を存分に味わうことができます。そしてチャイナタウンではグルメも欠かせません。伝統の味からフュージョンまで、チャイナタウン・フードストリートに行けばそこに全て詰まっています。
アクセス:MRTチャイナタウン駅
公式サイト:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/see-do-singapore/places-to-see/chinatown/
25.ムスタファセンター
出所:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/festivals-events-singapore/cultural-festivals/deepavali/
この次に紹介するリトル・インディア地区にある地元住民のみならず観光客も注目のインド系のディスカウントスーパーマーケットです。このスーパーマーケットは24時間営業で、地上3階地下1階の構造になっています。
このスーパーマーケットは何が凄いかというとないものはないと言われているほど品揃えが豊富なところで、挙句の果てになんと英国王室御用達のYARDLEYの石鹸まで売っているというこの有様です。
そのため、シンガポールでお土産を買うことがあればムスタファセンターも候補に入れましょう。なお、ここは買い物のみならず両替レートも比較的良いという評判があります。
アクセス:MRTファラーパーク駅より徒歩5分
営業時間:24時間営業
公式サイト:https://www.mustafa.com.sg/
26.リトル・インディア
出所:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/see-do-singapore/places-to-see/little-india/
MRTリトル・インディアからファラーパークまでの一帯はリトル・インディアと呼ばれる地区になり、文字通りはここには小さなインドと言っても過言ではない様相を呈しています。ここにはヒンドゥー教寺院はもちろん、先ほど紹介したないものはないムスタファセンターもあるのですがグルメも見逃せません。インド料理に舌鼓を打つのであればテッカ―センターの屋台を攻略するのもいいでしょう。
また、ここはシンガポールで宿泊する場所としての評判も高く、それは安宿が集積していることで物価が高いシンガポールで最も安く宿泊できるエリアになっているからです。
アクセス:MRTリトル・インディア駅
公式サイト:https://www.littleindia.com.sg/
27.ハジ・レーン
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%8F%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3-%E8%90%BD%E6%9B%B8%E3%81%8D-778406/
サルタンモスクのあるアラブストリートからほど近いところにハジ・レーンという区画があります。ハジ・レーンは普通に歩けば5分で歩き終えてしまうような極めて短い1本道ではありますがファンキーなアートを施された店が多いのでつい足が止まってしまいます。また、写真撮影スポットとしてもここは名高いです。もちろん、そうでなくとも個性的な店が多いので買い物も楽しいです。
このようにのんびりとユニークな買い物体験ができる他に小さいながらも個性の光るカフェやバーが多いのもまたこの区画の魅力です。ただし、アラブストリートを含め、ここ一帯はムスリムが多い場所柄アルコールを取り扱わない店も少なくないのでその点に留意するといいでしょう。
アクセス:MRTブギス駅より徒歩10分
営業時間:ハジ・レーンの店の多くは昼以降からの営業
公式サイト:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/see-do-singapore/places-to-see/kampong-glam/
28.ジャンボシーフード・リバーサイドポイント店
出所:https://www.facebook.com/JUMBOSeafood/
さて、ここからはグルメが中心になりますがシンガポールの名物料理で欠かすことができない料理にチリ・クラブというものがあります。これはトマト、チリ、カニ味噌、溶き卵をブレンドさせたソースの中にカニ(主に熱帯性のマッドクラブというカニであることが殆どです)を直接ボイルした料理で、ただいま紹介しているジャンボシーフードはその名店のひとつになります。
値段としては1キロあたり58SGD程度で、1キロは2人分なので実質一人当たり29SGD前後とみていいです。観光客はもちろん、地元住民からの評判も良く、他に人気なメニューとしてブラックペッパークラブなどがあります。
アクセス:
営業時間:12:00~15:00(ランチ)
18:00~24:00(ディナー)
公式サイト:https://www.jumboseafood.com.sg/en/riverside-point
29.チャターボックス
出所:https://www.facebook.com/mandarinorchard/
シンガポールの名物料理として欠かすことのできない料理は先述したチリ・クラブだけでなく、チキンライスも同様です。ただし、日本でいうケチャップベースのチキンライスとは大きく異なり、鶏をまずは蒸し茹でにし、その茹で汁で炊いたご飯と一緒に盛り付けて食べるのがシンガポールのチキンライスです。
チキンライスはホーカーなどで6SGD前後で食べることができますが、専門店のチキンライスは値段も味も別格です。中でもベストチキンライス賞を複数回に渡って受賞した実績をもっているのが今回紹介するチャターボックスという店です。値段は27SGDとチキンライスにしては高いですが柔らかくジューシーな鶏肉や相性抜群の自家製ソースで病みつきになること間違いなしです。
アクセス:MRTサマセット駅より徒歩4分、MRTオーチャード駅より徒歩7分
営業時間:10:00~23:00(日~木曜日)
10:00~26:00(金・土曜日)
07:00~10:00(朝食ビュッフェ、毎日)
公式サイト:http://www.meritushotels.com/mandarin-orchard-singapore/dining/chatterbox.html
30.マックスウェル・フードセンター
出所:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/singapore-itineraries/best-of-singapore-in-7-days/
最後に紹介するのはチャイナタウンにあるシンガポールの老舗ホーカーズのひとつであるマックスウェル・フードセンターになります。地元住民からよく「マックスウェル」と呼ばれるこのホーカーズはチャイナタウンという場所柄、中華系の屋台が圧倒的多数で、反対にマレー系やインド系の屋台はかなり少ないです。
昔から評判が高かっただけのことはあってランチタイムは近辺で働く人たちで大混雑になるので基本的にイートインは相席になります。屋台といって侮ることなかれ、先ほど紹介した専門店ほどとまでは行かずともチキンライスなどの美味しい店が入居しています。なお、場内のトイレは有料になっています。
アクセス:MRTチャイナタウンより徒歩10分
営業時間:店舗ごとに異なる。
公式サイト:https://www.nea.gov.sg/our-services/hawker-management/overview
いかがでしたでしょうか?シンガポールの観光名所を様々なジャンルから合計30選紹介させていただきましたが本当に同じ国にいるのか分からなくなるほど多様性に溢れている国であることもお分かりいただけたことと思います。ですからシンガポールを訪れた暁には思いがけないユニークな体験が皆様を待っていることでしょう。シンガポールにこれから行かれる皆様につきましてはどうぞよい旅をお過ごしください。
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