宇美八幡宮

宇美八幡宮
by http://aiwa-hospital.or.jp/archives/1773
安産・子宝に御利益があるとされている神社。こちらでは境内にある子安の石を持って帰り、無事に出産を終えると新しい石に赤ちゃんの氏名、生年月日、出生体重を書いて、持って帰った石と一緒に納めると子宝祈願や安産に効くとされています。

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宇美八幡宮の基本情報


【スポット】宇美八幡宮
【ふりがな】うみはちまんぐう
【 住所 】福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目1番1号
【アクセス】JR香椎線 宇美駅 徒歩約10分
【最寄り駅】宇美駅
【営業時間】24時間参拝可能
【 料金 】無料
【クーポン】なし


公式ページ

安産を祈願するならここ!福岡県「宇美八幡宮」

なにか大切なお願い事があるとき、多くの人は神社にお参りに行くもの。

お願いの定番は恋愛成就や学業成就などがありますが、それと同じぐらいに多いお願いが「安産祈願」です。

どれだけ医学が進歩しても、子どもが生まれるというのはやはり大変なこと。

神様にもきちんとお願いしたいという気持ちになるものです。

もし子どもの無事な誕生と健やかな成長をお願いしたいなら、「宇美八幡宮」にお参りしてみるのはいかがでしょうか。

こちらは全国でも一、二を争うほどに有名な安産の神社であると同時に、最近人気になっているパワースポットなのです。

宇美八幡宮へのアクセスは?

宇美八幡宮があるのは福岡県糟屋郡宇美町。最寄りはJRの「宇美駅」。博多駅からの場合は、福北ゆたか線長者原駅で香椎線に乗換え、終点が宇美駅になります。

駅からはふれあい通りを進んで徒歩約5分の道のりです。西鉄バスを利用する場合には、博多バスターミナル14番のりばより33番、37番系統または32番系統(原田橋行、上宇美行)に乗車、「宇美八幡前停留所」下車すぐとなります。

車でアクセスする場合には、九州自動車道大宰府インターチェンジから約15分、九州自動車道須恵スマートインタチェンジから約10分、福岡都市高速月隅出口より約15分となります。

宇美八幡宮には三か所の駐車場があり、どちらも無料となっていますが、日曜祝日や、安産祈願によいとされる「戌の日」には特に混雑するので、公共交通機関などを利用したほうがよいかもしれません。

なお、宇美八幡宮の社務所の受付は9:00から17:00となっていますので、安産祈願をお願いしたい人や、お守りなどを購入したい人は、その時間に訪問するようにしましょう。

宇美八幡宮を訪問するときの注意点

宇美八幡宮は安産にご利益があるとされる神社です。そのため、数多くの妊婦の方々が参拝に訪れています。

もしご自身の出産についての祈願をお願いする場合には、戌の日や大安の日、土日祝日の10:00から14:00は大変混雑する場合があります。

妊娠五か月目の戌の日が安全祈願には良いとされていますが、その日に限らず妊婦さんの体調など都合のいい日を選んでお参りするようにと八幡宮からも呼びかけています。

また、知人や家族の安産のお守りを買いたいと参拝する方は、周りには多くの妊婦さんがいらっしゃることを忘れず、気を配ってあげることもご利益につながるかもしれません。

宇美八幡宮とは?

「日本書紀」によれば、宇美八幡宮は神功皇后が応神天皇に開かれた神社とされています。

応神天皇というのは、全国に4万社以上ある「八幡宮」に祀られた神様である「八幡神」のこと。

八幡神が生まれた場所に作られた神社ということで、宇美八幡宮は安産にご利益があると言われています。

また「宇美」という名前も「産み」から名付けられたという説もあります。

鎌倉時代の初め頃から「安産の神社」として信仰を集めるようになり、それが現代にまで続いています。

歴史のある神社であることから、境内には多くの文化財や天然記念物が点在し、安産祈願を行う人以外にも大きな人気を集めています。

宇美八幡宮のパワースポット

本殿
まず、宇美八幡宮に来たからには本殿をお参りしなければいけません。お参りの作法としては、まず鳥居をくぐるときには礼を欠かさないようにしましょう。

また、本殿へと続く道では、真ん中を歩かないように気を付けましょう。神社では、鳥居から本殿に続く道の中央は神様の通る道とされています。

神様にお願いをしに行くときには、真ん中ではなく、右か左を歩くことに気を付けましょう。本殿に続く右側には手水舎がありますので、ここで口と手を清め、服装を整えてから本殿に参拝します。もし参拝の作法がわからないという場合には、社務所の方に訊ねてみるといかもしれません。

「湯蓋の森」(ゆぶたのもり)、「衣掛の森」(きぬがけのもり)
「湯蓋の森」「衣掛の森」は宇美八幡宮のご神木にもなっている巨大なクスノキです。「湯蓋の森」は社殿の右側、「衣掛の森」は左側にあり、樹齢はなんと2000年以上とも言われています。

ともに一本の木ですが、あまりにも大きいため「森」と言われるようになりました。どちらも天然記念物に指定されている木で、神功皇后が応神天皇を生んだ時に、木の下で産湯を使い、産衣を掛けたことから「湯蓋」「衣掛」の名前が付いたとされています。

こちらは大きな自然の力を感じられるパワースポットとして人気が高まっていて、大きな木の下で深呼吸をすると、それだけで気持ちが穏やかになるのを感じられます。

「子安の木・槐(えんじゅ)」
こちらは本殿のすぐ左側にある槐の木です。神功皇后が応神天皇を生んだ時にこの木の枝に取りすがったという伝説が残っています。

「平産の幸ある木」という意味の「子安の木」と呼ばれていますが、中国の漢方によると槐の木には解毒などの効果があり、今でもこの木にすがると安産になるという信仰が伝わっています。

「子安の石」
本殿の裏側にある石を積んだ場所で、こちらも安産を願う人の足が絶えない場所です。積み上げられた石には生まれた子どもの名前や住所、生年月日などが書き込まれていて、安産祈願に訪れた人は積み上げてある石の中からひとつ石を選んで持ち帰ると安産で元気な子が生まれると言われています。

無事にお産を終えたときには、持ち帰った石に加えて、新しく生まれた子供の名前などを書いた石を奉納することになっています。たくさんの石にはそれぞれ願いが込められていて、安産を願うために宇美神社を訪れる人は必ず足を向けておきたい場所のひとつです。

「湯方神社」
こちらも本殿の裏にある宇美神社の末社のひとつ。こちらは応神天皇が生まれたときに、出産を手伝ったといわれる「湯方殿」を祀っています。

「湯方殿」は日本で最初の助産婦だったという説があるため、こちらの神社は日本唯一の助産婦の神社ともされています。

幼い子どもの成長にもご利益があり、皇室の御崇敬も篤いという、小さいながらも由緒正しい神社なので、宇美八幡宮を参拝するときにはこちらにも手を合わせることを忘れないようにしましょう。

このほかにも、宇美八幡宮の奥には神功皇后を祀った聖母宮や、商売繁盛や開運にご利益があるという恵比寿社、邪気や厄を払ってくれる式内社など、多くの社が並んでいるので、しっかりとお参りをするとご利益があるかもしれません。

「産湯の水」
こちらは応神天皇が生まれたときに産湯に使ったとされる水で、今でも「安産の水」として知られています。産湯に少しだけ混ぜて使うと健やかに成長するという言い伝えがあり、持ち帰っていく人も多いようです。

奥宮
奥宮「胞衣ヶ浦 (えながうら)」は境内の中でもっとも奥に位置する場所で、こちらは今、とても強い気の集まるパワースポットとして有名になっている場所。

応神天皇の胞衣(へその緒や胎盤など)を収めた場所として大切に祀られています。宇佐八幡宮から少しだけ離れた丘の上にあり、本殿のある場所とは異なった静かな空気が満ちています。少し階段などがありますので、妊婦の方は体調と相談しながらお参りするとよいでしょう。

このほかにも、かわいいデザイン画人気の安産祈願の絵馬や、宇美八幡宮オリジナルの「腹帯」など、安産を願う人にうれしいものが揃っている「宇美八幡宮」。

お願いしたい人は、ぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。

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