山田水車屋
photo by @meguroyoko
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山田水車屋の基本情報
【スポット】山田水車屋
【ふりがな】やまだすいしゃや
【 住所 】〒904-0416 沖縄県国頭郡恩納村字山田1309-1
【アクセス】那覇空港から車で約1時間
【最寄り駅】なし
【営業時間】9:00~18:00
【 料金 】無料
【クーポン】なし
山田水車屋
が含まれる観光マップ
テレビで話題!?のディープな沖縄そば屋「山田水車屋」
沖縄本島を縦断する国道58号線を北上していくと、恩納村に差し掛かるあたりで「山田水車屋」という謎の建物が見えてきます。
赤と黄色に塗られた巨大な鉄柱に、ペンキで塗られたド派手な看板の数々…明らかにヤバい施設にしか見えませんが、実はココ、地元では有名な沖縄そば屋なんです。
怪しげなディープスポットとしてテレビで紹介されることも多く、最近では観光客からも注目を集め始めた老舗・山田水車屋。
今回は「山田水車屋が気になっているけど、なかなか実際に行ってみる勇気が出ない…」という方のために、山田水車屋の魅力を存分にご紹介していきましょう。
山田水車屋ってどんなところ?
山田水車屋は、創業35年を超える老舗の沖縄そば屋です。
全国ネットのテレビ番組で紹介されることも多く、地元ではかなり有名な店です。
しかし「料理の味が良い」ということで有名になったのではありません。
山田水車屋は昔から「変なお店」として話題を集めてきたお店なのです。
山田水車屋は、一見すると営業しているのかどうかも定かではないプレハブ小屋。
そこに赤や黄色といった警戒色で塗られた色とりどりの看板がびっしりと張られており、自然豊かな恩納村において、山田水車屋のある場所だけが明らかに異質な空間となっています。
店主が自らペンキを使って書いているという看板には「橋からバンジー飛び降り¥17500油断するな!」「たむけんゴリかわた宮川大輔ケンコバ具志堅用高ジャニーズWEST」などなど、不安になるような言葉が書き連ねられています。
instagram @meguroyoko
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極め付けは店の敷地に建つ巨大な「バンジーブランコ」。店主が手作りで作ったという、乗るのも命がけな巨大ブランコです。
こうした、沖縄そば屋にはあるはずのない謎のサービスや施設が充実している「ディープスポット感」が、山田水車屋を有名にしてきたのです。
以前は地元のディープスポット好きが訪れる店でしたが、最近では全国からの観光客も多くなっています。
店構えこそミステリアスですが、店主は意外にも賑やか好きの面白いオジちゃんで、話しかけると喜んで山田水車屋の話を聞かせてくれます。
また、肝心の沖縄そばは店構えからは拍子抜けするほど普通で美味しいため、沖縄観光中のお食事にもオススメです。
山田水車屋の基本情報
山田水車屋は10:00~日没までの営業となっています。
閉店時間が「日没」とややアバウトになっているため、季節によってはちょっと早めに閉店してしまうこともあります。
日曜祝祭日も営業しており、年中無休とのことです。
ただし、海沿いに建つお店なので台風接近時などは電話確認してから来店することをオススメします。
メニューによって値段は異なりますが、ほとんどのメニューは1000円以下で食べることができてリーズナブルです。
人気メニューの「水車小屋そば」は、大きな軟骨ソーキがたっぷり乗って600円で食べることができます。
他のメニューも、沖縄そばを中心にほとんどが500円~700円程度の価格となっています。
ちなみに気になる「バンジーブランコ」は500円で乗車可能です。
また、店内で沖縄そばを食べるときに「バンジーそば」という食券を購入すると、沖縄そばとバンジーブランコがセット料金で楽しめます。
山田水車屋へのアクセス
山田水車屋は沖縄本島中部の恩納村にあります。
観光客の玄関口である那覇空港からは、車で50分~1時間30分ほどかかります。
有料道路の「沖縄自動車道」を使ったルートが50分で最短ですが、距離的には遠回りになってしまうのでカーナビ無しだと迷いやすいので注意が必要です。
一番わかりやすいのは、那覇空港を出てすぐに国道58号線に乗り、そのまま1時間30分北上するルートとなっています。
国道58号線をひたすら北上し、那覇市→浦添市→宜野湾市→北谷町→嘉手納町→読谷町を経由すると、恩納村に入ってすぐに山田水車屋が見えてきます。
右手側に赤と黄色で塗られたバンジーブランコが見えたら、右折して到着です。
山田水車屋名物「バンジーブランコ」とは!?
山田水車屋を語る上で外せないのが「バンジーブランコ」の存在でしょう。
バンジーブランコが出来たのは2014年ごろですが、今やバンジーブランコは山田水車屋のランドマーク的存在となっています。
鬱蒼と茂る恩納村のジャングルの中に突如現れる巨大なバンジーブランコの存在は、山田水車屋を探すための目印としても一役買っています。
そんなバンジーブランコですが、決して単なるオブジェというわけではありません。
店主曰く「アルプスの少女ハイジが乗っているブランコを再現した」というバンジーブランコには、実際に搭乗することが可能です。
実際に乗ってみると、ハイジのブランコというよりは絶叫マシーンのようなブランコですが、そのスリルがお客さんたちにも好評を博しています。
バンジーブランコが建っているのは巨大な崖の上で、お客さんを乗せたブランコはまっすぐに崖下に向かって進んでいきます。
本物のバンジーさながらにモーターで巻き上げるため、ガガガガッ!と轟音が鳴るのも恐怖を増長させます。
なにより怖いのは、バンジーブランコは専門の業者が作ったものではなく、山田水車屋の店主が手作りしたものだということ。
本当に安全なのかどうかは神のみぞ知る…今のところ何の事故も起きてはいませんが、「手作りの絶叫マシーン」という恐ろしさが頻繁にテレビ番組でも取り上げられるほど話題になっています。
ちなみに山田水車屋の敷地にある「たむけんゴリかわた宮川大輔ケンコバ具志堅用高ジャニーズWEST」という謎の看板は、これまでバンジーブランコに乗った芸能人の名前なのだそうです。
意外なほど有名な方たちが、実際にこのお店を訪れてバンジーブランコにチャレンジしていることが分かります。
バンジーブランコの料金は500円と、意外にもリーズナブルです。
しかしこの料金は店主の気分次第で変動するらしく、店主の機嫌がいいときにはタダになることがあるようです。
また、店内でバンジーブランコの搭乗料金がセットになったメニューを食べることもでき、このメニューを食べると食後にバンジーブランコまで案内されます。
そんじょそこらの絶叫マシンでは敵わないほど怖いバンジーブランコ。しかし山田水車屋の醍醐味ともいえる存在でもあります。
勇気のある方はぜひチャレンジしてみてください。
沖縄そばは普通に美味しい
あまりにもミステリアスな店構えと、バンジーブランコなどの突飛なサービスのせいで「変なお店」として知られる山田水車屋ですが、料理は普通なので安心してお食事できます。
ほとんどのメニューが500円~700円ほどで食べられるだけでなく、一人前の量もかなり多いのでとってもリーズナブルです。
気になる味のほうも、本格的な沖縄そば屋さんにひけを取らないほど美味しいのでオススメです。
おすすめメニューは「水車小屋そば(600円)」。沖縄本島北部に多くみられる平麵タイプの沖縄そばに、しっかりと煮込まれた軟骨ソーキが乗った一品です。
店内ではレタスやフーチバー(よもぎ)といったトッピングも用意されているので、自由にアレンジすることができます。
沖縄そばは200円追加で大盛りに変えることも可能です。
ただ、山田水車屋のメニューはもともとの量がけっこう多いので、女性はそのままの量でも充分だと思います。
大盛りを注文する前に、全部食べ切れるかどうか、量を確認しておくことをオススメします。
他にもたくさんある「謎のサービス」
ここまでもご説明してきた通り、山田水車屋は普通の沖縄そば屋さんではありません。
沖縄そばを提供するだけではない「謎のサービス」が多いことで有名になってきたお店です。
バンジーブランコ以外にも、「三線をご自由にお弾きください(無料)」「ヤギを預かります(100円)」「回転バンジー(1000円)」などなど、ちょっと普通のお店では味わえないサービスの数々を堪能することができます。
サービス内容は店主の気分次第で変わることもあり、しかも「それはあんまりオススメしない」なんて断られてしまうこともあるので、その日どんな謎サービスをやっているのかは行ってみないとわかりません。
山田水車屋のミステリアスなサービスに興味のある方は、ぜひ実際に行って確かめてみてください。
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