築地場外市場

築地場外市場
photo by @thenuigallery
市場で取引された新鮮な海産物を使った海鮮丼を始め、卵焼きなど食べ歩きスイーツが充実しているのも有名。また、中央卸売市場(場内)は2016年11月に豊洲へ移転。

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築地場外市場の基本情報


【 住所 】東京都中央区築地5丁目2−1
【アクセス】都営大江戸線「築地市場駅」A1出口より徒歩1分、東京メトロ日比谷線「築地駅」1番、2番出口より徒歩1分
【営業時間】お店により異なります


公式ページ

築地場外市場へ行ったら何を食べる?ジャンルごとにおすすめのお店を紹介します!

日本人、外国人を問わず、連日大賑わいの築地市場。現在の豊洲市場は元・築地市場の「場内」と親しまれ料理店や鮮魚店など、プロや業者の人たちが買い付けに来る場所です。世界でも最大の取り扱い量を誇る場内では、連日生鮮食品の競りが行われて、それを求めるプロもまた大勢来場します。

一方、場外市場ははじめから一般の人を対象にしているので、観光気分で立ち寄ることができます。もちろん、プロが買い出しに使う店も多く、品揃えや品質に関しては場内にも劣りません。

築地場外市場へのアクセス

築地市場へのアクセスは都営大江戸線の築地市場駅、または東京メトロ日比谷線の築地駅が最寄り駅となりますが、都営浅草線、大江戸線、日比谷線の東銀座駅からも十分に徒歩圏内です。

そのため、東銀座駅で降り、歌舞伎座や築地本願寺などを眺める銀座観光の後に訪れてもいいでしょう。

場外市場への入り口はもんぜき通り。「築地場外市場」の大きな看板があるのですぐに見つけることができるでしょう。

そして、その看板のすぐそこから名店が軒を連ねている築地場外が始まります。

築地場外市場でおすすめのお店

海鮮丼でおすすめのお店①「まぐろどんぶり瀬川」

まず看板から徒歩数秒のところにある「まぐろどんぶり瀬川」はまぐろ丼の専門店。

酢飯の上にヅケのマグロが乗った「まぐろどんぶり」はシンプルですがマグロの魅力が堪能できる一度は味わいたい丼です。
ここで食べたヅケマグロのおかげで、トロよりも赤身が好きになったという人もいるほど。

営業時間は朝8時からと早くから味わえるのもうれしい点です。
ただし、売り切れとともに閉店なので、食べたい人はお早目に!

海鮮丼でおすすめのお店②「栄寿司」

「栄寿司」も海鮮丼の名店として知られています。

マグロは天然もののみを使用し、そのほかのネタも毎朝市場で選び抜かれた鮮魚が並びます。

お寿司でおすすめのお店①「紀之重築地本店」

築地と言えば寿司だという方には「紀之重築地本店」がオススメです。

老舗の仲卸が手掛ける寿司店で、その日に仕入れた最高のネタが並びます。

いかにも江戸前といった技術とネタで大きな人気を集めています。

お寿司でおすすめのお店②「築地すし大」

安定した人気があるのは「築地すし大」。

比較的行列が少ないことや、値段がリーズナブルなことで、同業者の客も多いのだとか。

シャリが小さめで女性にもうれしいお店です。

お寿司でおすすめのお店③「すし一番」

マグロが美味い店としては「すし一番」も有名です。

マグロの解体ショーで有名なお店で、マグロを寿司で楽しみたいという人にはぴったりです。

しかし、実をいうと築地場外市場の本当の魅力は魚介類以外を味わえるグルメにあります。

というのも、築地場外に店を構える飲食店はもともとは市場で働く人たちのためだけのもの。

もちろん魚介類の目利きは当たり前ですが、しかし毎日魚ばかりを食べていればどれだけ好きでも飽きるというもの。

しかも魚なら仕事でいつも扱っているので、食事ぐらいは普段とは違うものを食べたい。

そういう舌の肥えた客を相手にしてきたために、場外市場の飲食店はそれぞれの味を鍛えてきた歴史ができたというわけです。

ラーメンでおすすめのお店「井上」

「井上」は昔から築地の人々に愛されてきたラーメンのお店です。

しょうゆ味のスープにちぢれた麺という昔懐かしい立ち食いのラーメンで、開店はなんと朝の5時。

しかしこの味を求めて多くの人が詰めかけています。

ニューヨークタイムズでも取り上げられたといえば、どれほどの人気店なのかわかるでしょうか。

築地なのにと思わずぜひ一度この店のラーメンを味わっていただきたいと思います。

シュウマイでおすすめのお店「幸軒」

同じ5時開店のラーメン店に「幸軒」があります。ただしこちらの名物はラーメンではなくシュウマイ。

大きなサイズで一口食べれば肉の旨みがあふれてきます。

牛丼・ホルモン丼でおすすめのお店「きつねや」

「きつねや」も築地の人たちを喜ばせてきた丼の店。

ホルモン丼や牛丼が有名で、いつも客足が絶えません。

カウンター席もありますが客が多すぎるためほぼ立ち食いの店になっています。

半世紀近い歴史のある店で、ここなら築地の風情を味わうことができるはずです。

カレーでおすすめのお店「さかえや」

「さかえや」も築地で働く人の胃袋を支えてきたお店です。

「カレー&コーヒー」の大きな文字を掲げたスタンド喫茶で、福神漬けの乗った昔懐かしいカレーが名物です。

買い物の合間にちょっと食べたいという人にも、築地には魅力的なメニューが揃っています。

おにぎりでおすすめのお店「おにぎり屋 丸豊」

中でも人気なのが「おにぎり屋 丸豊」。

開店は朝の三時という、築地の中でも最も早起きのお店は市場で働く人に大人気で、具材も煮たらこ、焼きサバ、サケハラス、あげ玉・ネギ・おかかがはいった「たぬき」など、ありそうだけど他の店とは一線を画したものばかり。

ぜひ一度は食べてみたい築地の味です。

うなぎや串焼きでおすすめのお店「にっしん太助

同じように食べ歩きに欠かせないのが「にっしん太助」。

こちらはウナギ料理の専門店で、人気は「うなぎの串焼き」。

最近はますます値段が高騰、超高級料理になりつつありますが、これなら気軽に味わえます。

もちろん築地食材を使っているので、味は最高級です。

またカウンターもあり、ゲソやキモ、ホタテなどの串焼きを楽しむこともできます。

玉子焼きでおすすめのお店「つきぢ松露」

さらに築地の味を持ち帰るとき、もっとも有名なのは玉子焼き。

場外だけでも玉子焼き専門のお店はいくつかありますが、オススメしたいのは「つきぢ松露」。

早朝4時から営業の老舗で、だしの利いたこくのある味わいが特徴です。

今では人気店で、百貨店などにも出店していますが、やはり築地で焼きあがった味は格別です。

パンでおすすめのお店「パン工房ル・パン」

お土産では紹介したいのはとっておきのお店「パン工房ル・パン」です。

築地でパンというと意外中の以外かもしれませんが、実は築地で働く人たちにはパン党も多く、朝はコーヒーとパンと決めている人も多いのだとか。

そのため築地場外にはパン屋も多いのですが、中でも人気なのが「ル・パン」です。

こちらの人気商品はクロワッサン。

さっくりとした皮としっとりとした中身は、王道を行くクロワッサンで、そのほかにもあんこやチョコ、バニラなどのクロワッサンもあり、東京のパン屋の中でも知られざる名店と言われています。

コーヒーでおすすめのお店「米本珈琲店」

コーヒーでは「米本珈琲店」がオススメです。

こちらも朝6時と築地時間で開店ですが、開店すぐに店内は市場関係者で一杯になってしまいます。

こちらで味わえるのは香りが自慢のブレンドコーヒーはもちろんですが、黒糖を使用したマキアートや、マシュマロをあしらったモカなども人気です。

チェーン店と比べるとしっかりした香りと味が特徴なので、意外な築地の味を堪能していただきたいと思います。

築地場外市場へ訪れるときの注意点

このように様々な魅力であふれている築地場外市場ですが、訪れるときにはいくつか注意点があります。

まずは営業時間が普通の店とは違うということ。朝の5時頃から営業している店もあり、多くの店がお昼すぎには閉店してしまいます。

また営業日にも気をつけてください。市場が休みの日は場外市場の店も休みを取る店が多いので、日曜祝日などは開店を確認したほうがいいでしょう。

特に築地市場内には水曜日が定休という店も多く、場外でもそれに合わせて休みというケースもあるので注意しましょう。

さらに子ども連れやペット、キャリーバッグなどの大型の荷物などは入店を断られる場合があります。

マナーを守って、築地の味をたっぷり味わってください。

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