南禅寺

南禅寺
photo by @mayopppe_
臨済宗南禅寺派大本山の寺院で禅宗寺の中で一番高い格式を持つお寺。敷地内にある疏水水路閣は琵琶湖から京都へ水を引いた設備で今はその外観の美しさから京都の観光施設のアイコンとして親しまれています。

南禅寺
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南禅寺
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南禅寺の基本情報


【 住所 】京都府京都市左京区南禅寺福地町86
【アクセス】蹴上駅下車、徒歩10分
【営業時間】[12月1日~2月28日]午前8時40分~午後4時30分、[3月1日~11月30日]3月1日~11月30日午前8時40分~午後5時 定休日は公式HPをご確認ください。
【 料金 】[方丈庭園]一般500円、高校生400円、小中学生300円 [三門]一般500円、高校生400円、小中学生300円 [南禅院]一般300円、高校生250円、小中学生150円

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公式ページ

南禅寺までのアクセスとおすすめスポット

南禅寺といえば、臨済宗南禅寺派の総本山といった格式のあるお寺です。

総本山ということもあって、その広さはかなりのものとなっています。

南禅寺へのアクセス

そんな南禅寺までの行き方ですが、いくつか方法があります。

おすすめは、バスで行く方法で、これは、コンビニや京都駅でバスの1日乗り放題カードが売っています。

それを購入すれば、かなり安く色々な所を回ることができますし、バスが来る頻度も高いので、そんなに待つことなく観光できるのでお勧めです。

南禅寺までは、市バスで東天王町、もしくは、南禅寺・永観堂というバス停で下車するようにしましょう。

ただ、そこから10分ほど歩くことになりますので、方向音痴だから自信がないなんて思うかもしれませんが、まずは人の波に乗って歩いていくか、この辺は住宅地になっているので、家の前にいる人に南禅寺までの行き方を訪ねながら行けば間違いありません。

もう1つのアクセス方法として、地下鉄も使えます。

当税戦の蹴上駅からこちらも徒歩10分ほどで、「ねじりまんぼ」という、ヨーロッパの水道橋のようになったトンネルような道をくぐることで、早く南禅寺までたどり着くことができます。

もちろん、車でも行けますが、その際には2時間で1000円ほどの駐車料金がかかるので、公共交通機関を利用したほうがスムーズ、且つお得に拝観することができます。

ちなみに南禅寺の拝観料ですが、南禅寺の大きな敷地事態に入るのにはお金はかかりませんし、「あ、ここからお寺の敷地なんだ」という感じで、そこが敷地だということに気づかないくらいです。

ですが、いくつかの主要スポットを配管する際に各スポットで拝観料が発生します。

その料金は、大体大人で300~500円となっています。

さて、住宅地やのどかな風景を横目に南禅寺にたどり着くことになるのですが、そんな南禅寺は、冒頭でもふれたように、かなり敷地が広いので、いくつかのスポットがあります。

南禅寺の三大門

まずは何といっても欠かせないのが、南禅寺のメインスポットともいえる、三大門でしょう。

他にもスポットはありますが、ここをメインとして訪れる方が多いので、ここには常に観光客がいます。

こちらは重要文化財に登録されている建造物で、大阪夏の陣で戦死した家臣を弔うために建てられたものとされており、まずはその三大門の大きさと威厳のようなものに圧巻されます。

しかも、この周りに大木がそびえたっているので、それがまた、三大門の威厳さをより高めています。

そんな威厳に満ち溢れた三大門の上に拝観料を払って上ることができるのです。

ここに私自身も登ってみたのですが、上に行くと、時代が気で見るような、今でいうところのべランダのようなものがあります。

今の建物でいえば大体3~4階くらいの高さにあるその「ベランダ」に足を踏み入れるのは自由になっています。

そこから自分たちが歩いてきた場所を見下ろすことができるのですが、それが砂利石と石畳を敷いた、日本ならではの道です。

ですから、なんだか癒されるという気分にもなりますし、ものすごく歴史を感じることができる場所です。

サイドにそびえたつ大木と同じくらいの高さになるのも、なんだか木の気分になったようで、ただ上にあがっただけなのに、全く違う南禅寺を見ることができるのです。

そこでは人が少なければ寝転がったりして、リラックスすることができるので、私もやってみましたが、真夏に行ったにもかかわらず、すごく風通しがよく、涼しかったので、京都は盆地で夏はものすごく厚くなるということを、昔の人もきちんと計算した上でこの建物も設計されているのだなと、昔の人の知恵を感じることができる場所でもあります。

そんなメインスポットである三大門を離れてちょっと歩いてみましょう。

南禅寺
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南禅寺の国宝、方丈

すると、方丈と呼ばれる国宝に指定された建造物がたたずんでいます。

ここは、長屋のような、江戸時代の学校のような長い建物です。

北条は大方丈と小方丈の2つのパートから成り立っています。

注目は、小方丈にある、加納探幽の作品とされている、「水呑みの虎図」というのが、有名です。

狩野派といえば、江戸時代に活躍した芸術家ですが、そんな人が描いた作品を直接見られるというのは、美術が大好きな方にはたまりませんし、そこがどれだけ格式が高い場所だったかということがわかります。

さらに、方丈には、どのお寺にもあるように庭園があるのですが、これもまた、すっきりとして、無駄なものが一切おいてありません。

それを見るだけでも心が洗われるような気持ちになれるので、ちょっと最近気持ちが落ち着かないとか、疲れがたまっているなんて方は、ここをじっと眺めていると、いやなことも忘れることができます。

それをしに行くだけでも、方丈に入る価値はありますよ。

私もここに入った際に、連日仕事で毎日12時間以上パソコンの前にいてイライラしていたのですが、ここにいったことによって、「なんでそんなことでイライラしていたのだろう」と、思えたくらい、ある意味パワースポットとなる場所でした。

南禅寺の天授庵

同じような意味で、庭園を見るためにおすすめのスポットが、天授庵です。

ここは、別名南禅寺塔頭と呼ばれている場所です。

当時の天皇である光厳天皇の勅許によって建立されたものです。

そこにある襖絵は、聞いたことがある方も多いかと思いますが、長谷川等伯によってかかれたものです。

この襖絵はとても有名で、見るだけでその鮮やかな色合い、そしてダイナミックさとでもいうのでしょうか、素人の目から見ても「すごい!」という言葉が漏れてしまうような素晴らしい作品となっているので、ここに行った際には絶対に見てください。

そして、この場所は、庭園についても力が入っている場所です。

京都にある龍安寺もそうですが、天授庵の庭園にも枯山水が使われている庭と、逆に水を用いた池泉をメインにした庭園と2つあるので、どちらもみましょう。

南禅寺の枯山水の庭園

枯山水の庭園は、白砂と緑のコケを用いています。

ここに行く時期としておすすめなのが、やはり京都の秋といえば有名ですが、紅葉になる秋です。

普段は、枯山水の庭園は白と緑だけなのですが、秋になると、ここに葉っぱの色が紅色になるので、それがまた枯山水庭園に色を指してくれ、また違った顔を見ることができるのでおすすめです。

もちろん、それ以外の時期であっても、緑と白という、心が洗われるような色をした庭園に癒されることとなるでしょう。

南禅寺の池泉回遊式庭園

もう1つの池泉回遊式庭園ですが、こちらも、心を癒してくれるような庭園となっています。

そもそも、それを目的としているのでしょう。

というのも、この池は、池の中に置かれた出島によって2つのパートに分けられています。

それが、「心」の文字となっているからなのです。

こちらも、特に紅葉の時期、時に、紅葉が終わりかけて、落葉の時期になった時に行くのがベストだといえるでしょう。

池の中に紅くなった葉が何千枚も落ちていて、それが、まるで池の上では船のように見え、自然の絵画のように見せてくれますし、その時期だけしか見ることのできない光景だからです。

ほかにも新緑の時期に行くと、新たに実った葉っぱとともに、自分も頑張ろうという活力がわいてくるのでおすすめです。

このように南禅寺は見るべきスポットがたくさんあります。

散歩にも歴史を見るのにもおすすめで、心癒されるスポットとなっています。

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