九州国立博物館

九州国立博物館
旧石器時代から近世末期(開国)までの日本の文化の形成について展示した博物館。九州はアジア文化との交流で窓口的な役割を果たした歴史的背景を踏まえ、他の博物館では見られないようなアジア文化にピックアップしたコーナーがあります。また、博物館へ行くまでに通るエスカレーターの壁は色とりどりに変化し、隠れた幻想的な名所です!

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九州国立博物館の基本情報


【 住所 】福岡県太宰府市石坂4丁目7−2

九州国立博物館
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公式ページ

太宰府天満宮からつづく美しい森の博物館「九州国立博物館」

いざ九州博物館(きゅうはく)へ!

国立九州博物館は福岡県太宰府市にあり、菅原道真公で有名な学問・至誠、厄除けの神様「太宰府天満宮」に隣接しています。

全国から受験生が訪れる学問の神様・太宰府天満宮と一緒に観光できる好立地。福岡を観光されるのであれば是非訪れたいところです。

福岡市の中心である繁華街天神からは西鉄天神駅から電車が便利で早いです。

西鉄大牟田線の急行に乗って5駅、西鉄二日市駅で西鉄太宰府線の乗り換えて2駅の「太宰府」で下車。所要時間は30分ほどで料金は400円です。

ちょっと二日市駅での乗り換えが別のホームまで階段移動なのが面倒ですが渋滞もなく到着しますのでこちらがお勧めです。

観光列車にラッピングされた「旅人(たびと)」に乗れるチャンスもありますよ。

福岡空港や博多駅からは、地下鉄で西新方面行きに乗れば天神まで一本で出られますので地下鉄の案内板に沿って西鉄天神駅改札まで5分ほどで着きます。

最近、博多駅からは駅のとなりにある西鉄の博多バスターミナルから太宰府まで直行のバスも出ています。

45分ほどで着くようです。博多駅付近のホテルに宿泊されるのであればチェックインされたあとにバスで向かうのもいいかもしれません。料金は600円です。

九州博物館へは結構距離もあり、天満宮もあわせて観光されるのであればスーツケースなどは持ち歩かない方が賢明です。

太宰府の駅を降りて、すぐ右手にある太宰府天満宮の参道を通って九州博物館に向かいます。

天満宮の鳥居は3つあるのですがこの3つとも越したところに博物館の入口があります。

参道は観光客相手の土産物屋さんやお食事処などが建ち並ぶにぎやかな通りです。

海外からのお客様や修学旅行生も多いですね。

そこを抜けて太宰府天満宮の境内に入りますと、池にかかる太鼓橋があります。

緩やかなアーチ状の橋を渡って右手に進むと九州博物館へのアクセストンネルの入口が見えてきます。

そこからは斜行リフトと長い長い動く歩道(虹のトンネル)を通って九州博物館へむかいます。駅からの所要時間は10分程度です。

九州博物館はすごかばい

九州博物館は東京、京都、奈良に続いて、日本で4番目にできた国立博物館です。

森に囲まれた美しいガラス張りの建物でなだらかな曲線の屋根が特徴です。

天井の骨格は木組みで近代的な建物の中に和を感じさせてくれます。

開館時間は9時30分から17時ですが、入場は16時30分までなのでご注意ください。

展示のエリアが広いので回りきれなくなります。

休館日は月曜日です。月曜日が祝日または祝日の振替休日の場合は翌日が休館日になります。

エントランスホールにはオープンカフェやミュージアムショップがあり、そこまでは無料で入れます。

博多で有名な祇園山笠の山車も展示しています。ここまでは写真撮影もできますので記念撮影スポットですね。

壮大な吹き抜けで建物の雰囲気だけを楽しむのであればエントランスだけの利用でも結構ですが、常設展(文化交流展)はなんと430円で入れます。

高校生以下と70才以上は無料です。このほか5月18日の「国立博物館の日」や9月の敬老の日はどなたも無料で観ることができます。

常設展
常設展は文化交流展といい、九州博物館自体が「海の道、アジアの路」といった日本とアジアとの文化交流をテーマとしていることから名付けられました。

博物館4階の3900平方メートルもの広いフロアに常時800から1,000点もの展示物があります。

国宝や重要文化財も多く、時代ごとに分かれて展示されていてとても見やすいです。

順路はなくご自分の行きたいエリアにすぐに行けるようになっています。

宝物探しのように観てほしいというコンセプトだそうです。この常設展だけでもかなりの見応えがあります。

頻繁にほぼ毎週展示物も変えていますので何度でも行きたくなる場所です。

特別展示
特別展示(企画展)もあります。他の国立博物館でも展示される企画展がそのまま九州博物館でも開催されることが多いようです。

人気展のときはかなり混み合いますので曜日や時間帯を考えて行動されることをお勧めします。

常設展だけでももかなり広いので時間がいくらあっても足りません。日程に余裕があれば二日に分けて観たいところです。

あじっぱ
1階にある「あじっぱ」は入場無料の体験型展示室です。

アジアのはらっぱという意味のあじっぱにはアジアやヨーロッパの雑貨や遊び道具があり子供たちに大人気で、靴を脱いで中に入って大人も一緒に楽しめます。

珍しい楽器を演奏したり工作もできる広いエリアもあって五感で文化を楽しめます。

ミュージアムショップ
ミュージアムショップでは九州博物館オリジナルの手ぬぐいや昔日本にいた虫のフィギュアなどの他に、お土産に最適なオリジナルのお菓子も売っています。

太宰府天満宮とは隣り合っていますので一緒に観光される方が多く、太宰府天満宮の「宝物殿」および「菅公歴史館」と九州国立博物館「文化交流展(平常展)」を共通で観覧できる『共通チケット』を500円販売しています。

特別展のときなどは西鉄の往復乗車券と博物館の入場券がセットになったチケットを発売していることもあるので、駅でチェックされるといいでしょう。

また太宰府天満宮内の茶店などでも特別展の割引きっぶを販売されています。

200円ほど安くなりますので他に割引きっぷが無いときは利用されるといいでしょう。

九州博物館周辺・グルメ情報

九州博物館内にはカジュアルなオープンカフェと入口横にホテルニューオータニが経営しているグリーンハウスがあります。

グリーンハウスはお値段はそれなりにしますがホテル直営で接客も雰囲気も良いのでお勧めです。

特別展のときにはテーマに沿った特別メニューも出しています。11時から16時までの営業です。

館内での飲食は禁止ですが博物館の周りには東屋や休憩スペースもあり、そこではお弁当を広げることもできます。ベンチの数は少なめです。

里山散策路や蓮池などもあり、ぶらぶらと散策されるのもいいかもしれません。

帰り路は虹のトンネルを戻るのが一般的ですが、裏手から光明寺みちを通り、ミュージアムロードから太宰府駅方面に下っていくこともできます。

太宰府と言えば菅原道真公の「東風吹かば匂ひ起こせよ梅の花」にちなんだ梅が枝餅が有名です。

天満宮の参道にも実に多くの茶店が梅が枝餅を提供しています。梅が枝餅といいつつ梅は入っていません。

あんこを薄い餅生地でくるんだ焼き餅で強いて言えば梅の焼き印が押されているので梅が枝餅ってことですね。

一番人気の天満宮境内の奥にある「お石茶屋」では梅茶とセットで出て来ます。

お石茶屋は本殿の裏手にあり、少しわかりにくいですが昔ながらのたたずまいで雰囲気も良く、なによりも酸っぱい梅茶と梅が枝餅の相性は最高ですので探して行く価値があります。

麺類もあり、梅が枝うどんは特にお勧めです。営業時間は短く10時から16時30分まで、お休みは不定休です。

他にも有名な「かさの家」さんもお勧めです。ここの梅が枝餅は博多駅でも買い求められますがやはり焼き餅は焼きたてが命ですね。

こちらもお食事処で召し上がれますので是非現地で梅が枝餅を楽しんでください。

天満宮参道のにはスタイリッシュな建築で有名なスターバックス太宰府天満宮表参道店があります。

店舗入口から奥にかけて伝統的な木組みで作られた斬新でおしゃれな店舗です。

2,000本もの杉を使用していますが1本の釘も打たれていないそうです。

まさしくオンリーワンのスターバックスでコーヒータイムも楽しいですね。

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