五百羅漢(喜多院)

五百羅漢(喜多院)
photo by @toshi0522
川越市喜多院にある五百羅漢は川越で人気のスポットです。日本三大羅漢に数えられ、五百余りの羅漢様は圧倒される眺めです。泣いたり、笑ったり、こそこそ話をしたり表情豊かな羅漢様が並びます。深夜にこっそり羅漢様の頭を撫でると、その中には必ず1つだけ温かいものがあり、それは死んだ親の顔に似ているという言い伝えがあります。五百羅漢は、十大弟子、十六羅漢を含め533体のほか、中央高座の大仏に釈迦如来や脇侍の文殊など、他数体を合わせて538体が鎮座しています。どこまでも続く羅漢様を眺めていると、動物を連れているものや日用品を持っていいたりと、色々な発見があります。

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五百羅漢(喜多院)の基本情報


【スポット】五百羅漢(喜多院)
【ふりがな】ごひゃくらかん(きたいん)
【 住所 】埼玉県川越市小仙波町1丁目20−1
【アクセス】東武東上線・JR川越線 川越駅 バス約10分
【最寄り駅】川越駅
【営業時間】9:00~16:00
【 料金 】大人400円、中高生300円、小学生200円
【クーポン】なし


五百羅漢 公式ページ

イキイキとした表情にドキッ!川越喜多院で五百羅漢を見る

川越大師 喜多院ってどんな所なの?

平安時代に淳和天皇の勅によって天長7年、慈覚大師円仁により創建された勅願所です。

本尊阿弥陀如来や不動明王、毘沙門天を祀る無量寿寺と名づけられました。

その後、元久2年兵火で炎上し、永仁4年伏見天皇が尊海僧正に再興をせしめられて慈恵大師をお祀りしました。

天文6年北条綱、上杉朝定の兵火で再び炎上。慶長4年、天海僧正(慈眼大師)は第27代法火を継ぎました。

慶長16年11月に徳川家康が川越を訪れた時に親しく接見をしています。

その後、天海の意見によって寺領4万8000坪及び、500石を下し仏像院北院を喜多院に改め現在の名になりました。

寛永15年1月、川越大火で現存の山門を除き堂宇は全て焼失。三大将軍徳川家光公が命じ、復興されました。

そして、江戸城の紅葉山の別殿を移築して客殿や書院などにあてました。

喜多院に家光公誕生の間や春日局の化粧の間があるのはそのためです。

1200年近く長い歴史の中で、天海大僧正・徳川家康・徳川家光・春日局さまに深く所縁があるとされています。

国指定重賞文化財が多くあり、希少な展示物も見られる喜多院で歴史を感じる事ができます。

必ず見たい!五百羅漢

川越の観光スポットでもある五百羅漢。日本3大羅漢の一つに数えられます。

所狭しと五百余りの羅漢様が並ぶ光景は圧巻の景色です。川越北田島の志誠の発願により、約50年かけて建立されました。

十大弟子や十六漢を含めて、中央にある講座では釈迦如来、脇侍の文殊・普腎の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来、地蔵菩薩を合わせ538体が見られます。

羅漢様の表情は実に豊かで、笑い顔や泣き顔、怒ったり隣の羅漢様とヒソヒソ話をするものまで、いきいきとした表情に心が癒されます。

一体一体、ゆっくりと鑑賞をして、伸びやかな表情を楽しみたくなります。

中には、日用品を持っていたり、動物を従えていたりする羅漢様もあるので、訪れた際には探してみましょう。

チョッと不思議な言い伝えもあり、深夜にこっそりと羅漢様の頭をなでると、必ず一つだけ温かいものがあります。

それは亡くなった親の顔に似ていると言われています。不思議な言い伝えが残る五百羅漢は、見応え十分のスポットですよ。

小江戸川越七福神の大黒天も見よう

院内には、小江戸川越七福神の大黒天が祀られています。大黒天は古代インドの暗黒の神で、仏教での戦闘神です。

平安以降は、食を司る台所の神として崇められました。黒(くろ)くなって魔滅(まめ)に働いて、大黒天を拝むと大福利益が得られると言われています。

近隣には、七福神の霊場が点在しています。縁起物でもある、七福神めぐりをしてみてはいかがでしょうか?

営業時間

喜多院は時期によって参拝時間が変わるので注意が必要です。

「3月1日~11月23日」の間は、平日8:50~16:30日、祝8:50~16:50。「11月24~2月末日」の間は、平日8:50~16:00、日祝8:50~16:20です。

上記の時間に開聞と閉門になります。

お休み
12月25日~1月8日、2月2日・3日、4月2日~5日、4月下旬や5月上旬(宝物特別展開催日の前後日)、8月16日。これ以外にも、院内の行事などある日は拝観できない時があります。

拝観料
大人400円、子供(小中学生)200円。20名以上の団体は、大人350円、子供(小中学生)150円です。宝物特別展の期間は変更する場合があります。

アクセス

電車でのアクセス
東武東上線・JR線「川越駅」下車、徒歩約20分。東武東上線「川越市駅」下車、徒歩約18分。西武新宿線「本川越駅」下車徒歩約15分。

車でのアクセス
川越自動車道「川越IC」より約20分。圏央道「川越IC」より約19分。お正月はものすごく混雑します。電車でのアクセスをおすすめします。

駐車場は、近隣にある「明星駐車場」に有料で駐車できます。133台駐車可能な大型タイプ。営業時間は、「3月1日~11月23日」は9:00~16:30、「11月24日~2月末日」は9:00~16:00です。

上記の時間は、開場・閉場の時間なので注意が必要です。入車は、閉場時間の30分前までです。駐車料金は、一般車3時間まで、500円(土日祝日・お正月等混雑時)その他ウィークディは時間制になります。

観光バスなどの大型車は、2時間まで1000円、それ以降1時間ごとに500円です。毎年、1月3日は交通規制の為お休みです。

喜多院についてや駐車場の問い合わせは共通の住所になり、喜多院拝観寺務所にお願いします。

住所:埼玉県川越市小仙波町1-20-1
電話:049-222-0859

注意点

訪れる時期によって、拝観時間の変更があります。車で行く際も、駐車場の時間変更があるので注意が必要です。

そして、大きなお寺なので、イベントが多くあります。イベント時は突然お休みになるので、ホームページなどで確認してから訪れると良いと思います。

また、初詣の時期は大混雑が予想されます。多くの人が一斉に訪れるので、町全体が大混雑するようなイメージを持って出かけると良いと思います。

この時期は車ですと、とても時間がかかるので電車で行くことをおすすめします。

寄り道スポット

喜多院の帰りにはこんな所を巡ってみては?

時の鐘
川越のシンボルとも言われている時の鐘。小江戸の町並みに溶け込むような、情緒あふれる佇まいが素敵です。

喜多院から徒歩圏内で行けるので、寄り道スポットとしておすすめです。

江戸時代初頭から城下町に時を告げてきた鐘付き堂。今から400年前に、当時の川越藩主だった酒井忠勝氏によってつくられました。

度重なる火災で鐘楼や銅鐘が焼失する度に再建されてきました。

現在みられる鐘は4代目あたり。何度も焼失されては建て替えられるのは、時を告げるのに必要とされていた為です。

今では、機械仕掛けで鐘を鳴らしていますが、蔵造りの町並みに響く鐘の音は心に沁みてきます。

鐘が鳴るのは1日4回。「午前6時・正午・午後3時・午後6時」この時間になると、響きのいい音色が街中に聞こえます。

環境省の残したい日本の音風景100にも認定された、時の鐘をぜひ見に行ってみましょう。

菓子屋横丁
カラフルなガラスが散りばめられた石畳を歩きながら、懐かしい風景の駄菓子屋さんが22軒廻れます。

川越の代表的な観光スポット駄菓子屋横丁。喜多院から川越方面の駅に向かう途中にあるので、帰り道にちょうどいいスポットです。

子供のころに食べた懐かしい駄菓子、手作りで売られているカルメ焼きや飴菓子にテンションが上がります。

同年代の人と行ったら楽しめる、なつかしいお菓子がいっぱい売られています。

タイムスリップしたような懐かしい街並みも見応えがあり、今では珍しくなった、レトロなポストも見られますよ。

ホッとする町並みをブラブラ歩いて、子供のころを思い出してみてください。

1日楽しめるスポット

川越は見どころが多く、駅周辺には多数のお店や商店街があります。

見どころも多くありますが、グルメスポットも多くあり食いしん坊さんにもピッタリな街です。

喜多院で五百羅漢で心洗われたら、ぜひ川越の街歩きを楽しんでください。

年齢問わず、楽しめるスポットやグルメ店が点在しています。駅からさほど遠くない所で、十分満足できるので歩くのが苦手な人にもおすすめですよ。

都心からも遠くないアクセスで、日帰りでも満喫できる五百羅漢&川越の街歩き行ってみてはいかがでしょうか。

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