国立科学博物館

国立科学博物館
photo by @annmikan
日本で唯一の総合科学博物館。科学の進歩から生物の成り立ちまで多角的な視点で展示してある博物館。中でも、全長18mのアパトサウルスの骨格標本や江戸時代のミイラは見ものです。

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国立科学博物館の基本情報


【 住所 】東京都台東区上野公園 7-20

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いつもとは一味違うまったり&ワクワクデートが楽しめる国立科学博物館

東京のデートスポットの一つ「上野」。お馴染みの不忍池でのんびりお散歩をして、スワンボートを楽しんだら、忘れてはいけないスポット「国立科学博物館」に行ってきました!いつもとは少し違った、知的で落ち着いたデートが楽しめます。

国立科学博物館は、明治10(1887)年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つで、自然と科学が両方楽しめる国立で唯一の総合科学博物館です。

JR上野駅から徒歩5分で東京からのアクセスもよく、金曜、土曜は20時まで開館しているので夜のデートにもピッタリです。上野恩賜公園内にある国立科学博物館は、日本館、地球館に分かれて多くの展示品を楽しめるだけでなく、ミュージアムショップやレストランなど一息つくポイントもあるので博物館だからといって堅苦しくならず、気軽に訪れることができるスポットとなっています。

チケットは高校生以下は無料で、大人1人680円とリーズナブルに楽しめるのも魅力の一つです。

国立科学博物館の日本館

上野恩賜公園に入って真正面にドンッと現れる建物が「日本館」。「旧東京科学博物館本館」として、平成20(2008)年重要文化財に指定されています。建設されたのは1931(昭和6)年ですが関東大震災で倒壊してしまいましたが、建て替えて今の日本館が誕生しました。

こちらの建物は正面から見るとわかりませんが、実は上から見ると飛行機の形をしているらしいです(当時の館長さんが建物を飛行機形にしよう!と思いついたんだとか、ロマンがあります)。難しいと思いますが、いつか機会があれば上からみて確認してみたいですね。

ササッと雰囲気を味わうだけなら30分〜1時間程で観て回れましたが、じっくり観ると2時間ぐらい?必要になるかもしれません。中に入ってみるとルネッサンス様式を基調とした作りとなっており、素人が見ても繊細で美しいのが見てとれます。

また、3Fまで吹き抜けになっているので、1Fから景観とステンドグラスがよく見え撮影スポットとなっています。撮影者が多いので、少し渋滞気味になりますが流れに乗って是非ここで記念撮影してみてください。

日本館の注目スポットは「360°シアター」。360°シアターとは、ドーム型をした室内でプラネタリウムが見れます(約10分)。ドーム型の室内なので足元まで映り、普段行くプラネタリウムとは一味違い、なんとも幻想的な雰囲気となっています。ちなみに椅子などはないので立ったまま見ます。大変残念な事に2018年9月4日(火)~2019年3月下旬(予定)は改修工事のため中止となっています。

改修工事が完了したら是非足を運んでみてください、改修前は混雑して並んでおり20分ぐらい待ったので、入れ替え前などのタイミングを見て並びましょう。

日本館には360°シアターの他にもアンモナイトの化石や日本に落下した隕石、東京で発見された江戸時代のミイラやクワガタなど昆虫の種類についてなど、日本列島の生い立ちについてや自然を見る技として、重要文化財である日本で初めて使われた本格的な天体望遠鏡「トロートン天体望遠鏡」など自然に纏わる展示物を数多く楽しめます。

国立科学博物館の地球館

忘れてはいけない日本館と対をなすもう一つのメインは「地球館」です。地球館は「特別展」「常設展示」の2つに別れています。

特別展は期間によって内容が変わり「恐竜博」や「アンデス文明展」など興味深いテーマを多く扱っています。そのせいか展示内容によっては開館前に長蛇の列なんていうこともあるので注意してください。

特別展はチケットも別売となっています。常設展示にいてはこちらもサクッと回ったので1時間ちょっとで周れましたが、混雑やじっくり観て周りたい場合は2時間は余裕を持っていた方がいいかもしれません。

また、地球館の照明は薄暗くなっているところが多くありデートにもピッタリな雰囲気を醸し出してくれています。地球館でまず印象に残るのはやはり恐竜の全身骨格展示でしょう。ティラノザウルスとトリケラトプスが対峙しているかのように展示されており大迫力です。

見ていた子供達も首を真上に見上げて口をあんぐり。その大きさ、迫力ににびっくりしていました。館内は撮影可でしたのでティラノザウルスとのツーショットも撮影できます。

また、予想以上に感激したのが「ヨシモトコレクション」。国立科学博物館に行く前まで知らなかったのですが、ハワイの実業家の故ワトソンT.ヨシモト氏より寄贈された剥製達です。これが恐竜にも負けず劣らずのインパクトを持っており、迫力満点です。サファリパークが上野にもあったなんて、という驚きが駆け巡ります。

ホッキョクグマからシマウマまで躍動感がそのまま閉じ込められたような剥製たちと出会えます。是非この迫力を味わってください。

他にも恐竜の化石、マッコウクジラの全身骨格、1本の木に生息していた1705種・12382匹の昆虫、あの有名な月の石もあり、テンションが上がるものが勢ぞろいです。

また、地球館には科学をテーマにした展示もあり、こちらは自分達も実際に触れて体験することができます。博物館デートと聞くと退屈そうなイメージが湧いてしまいがちですが、自分たちも実際に手を動かすと一緒に行った人との親密度も上がり、子供に戻った気分で大人でも十分楽しめました。

「観測ステーション」は大きなスクリーンがあり、スクリーンの前に立つとその人の動きを感知してくれて、スクリーンに様々な画面が流れてくるのですが、自分が選んだ画面の前に自分の手をかざすとその画面を表示してくれたりと、自分の手で観測ステーションを操作できるようになっているのです。

よく近未来の映画やアニメに出てくるような、自分の手で画面を操作する体験ができてしまうので興奮しました。他にも小さな子供が滑り台やトンネルで遊び回れるようなアスレチックスペースもあり、博物館で大人しくしていた子供たちも、ここぞとばかりにはしゃいで走り回っていました。

小さなお子様連れの夫婦デートにもピッタリだと思います。地球館はB3F~3Fまであり、中には体験型の展示もあるのでずっと観て周っていると少々疲れるので、間で休憩を入れながらがいいと思います。

地球館には、レストラン、ハーブガーデン、スカイデッキがあります。どこに行こうか迷いますが、天気がよければバーブガーデンはオススメです。きちんと手入れされており、とても癒されます。

ハーブガーデンはそこまで混んでおらず二人の時間を楽しめました。ただ、あまり日除けがないので日焼けがしたくない女性は日傘を持っていくことをお勧めします。ランチは休憩がてら地球館内にあるムーセイオンで。上野精養軒が経営しているので味は間違いがなく、とてもおいしく、リーズナブルに頂けます。

周りを見ると子供館は恐竜の足型をしたハンバーグや、パンダのオムライスなど見ていても楽しいメニューがありお勧めです。

国立科学博物館のお土産

そして博物館の締めといったらお土産。日本館地下1階にお土産屋さんがあり、化石チョコや、科学館らしく実験キットなんていうものもありウインドウショッピングだけでも楽しめました。もちろん可愛らしいパンダのぬいぐるみもありましたよ。

また、夜は夜間天体観望が第1・3金曜日に開催されています。チケットは高校生以下は無料で、大人1人310円。WFBにて事前予約制です。

博物館が夜はライトを浴びてなんとも幻想的な雰囲気です。巨大望遠鏡で月などを観測でき、200倍でも見ることができます。とても胸が高鳴る企画ですが、WFBにて事前予約制となっており、実施日の1ヶ月前から申し込み受付が開始となり、定員に達した時点で終了となりますので早めの予約が必須です。

国立科学博物館でいつもとは一味違ったまったり&ワクワク博物館デートは大成功でした。

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