相田みつを美術館

相田みつを美術館
photo by @snaplace_insta
詩人で書家の相田みつをの作品が展示された美術館。相田氏の詩は心に優しく語りかけるものの背中を押してくれ、リピーターが多いです。個人的には「道」という詩がオススメです!

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相田みつを美術館の基本情報


【 住所 】東京都千代田区丸の内3−5−1 東京国際フォーラムホールA

相田みつを美術館
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公式ページ

いつでも家族で楽しめる、心も癒される!「相田みつを美術館」

都内観光スポットは数多くありますが、年末年始は、休業しているところもたくさんあります。そこで、年末年始のご家族の東京旅行などの際にご家族でお楽しみいただける観光スポット「相田みつを美術館」のご紹介をさせていただきます。「相田みつを美術館」は、リピーターが非常に多く、年間で約400万人の方が訪れ、個人名が冠された美術館の中では、トップクラスの来館者数を誇ります。また、来館者の滞在時間も長いことが特徴なので、ご家族でいらした際も、たっぷりと楽しめるのではないかと思います。

『相田みつを』さんって?

相田みつを氏は、とても分かりやすい言葉で書かれた詩と独特の書体で書いた作品で知られています。「いのちの詩人」とも言われます。1924年に栃木県足利市に生まれました。1942年に生涯の師である曹洞宗高福寺の武井哲応氏と出会い、「禅」を学びました。

1943年には書家を志して、岩沢渓石氏に師事し、書の修行に励みました。そして、彼は書の最高峰の1つである「毎日書道展」において1954年から7年連続で入選し、書家として活躍していきます。彼は、専門家でなくては、理解しがたい書の在り方に疑問を感じ、「書」と「詩」を融合させたスタイルを目指し、30歳頃に今皆さんが目にする彼の作品の特徴である、分かりやすい言葉で書く作風を確立しました。

しかし、1991年に道で転んでしまい、足を骨折しましたが、脳内出血も引き起こし、それが原因となり急逝してしまいました。彼の最も有名な詩を一つご紹介させていただきます。おそらく、皆さんも一度は聞いたり、目にしたものでしょう。

『つまづいたって いいじゃないか にんげんだもの みつを』

本当に簡単な言葉でありながら、私たちの心にジーンと響く言葉ですよね。そんな私たちが分かりやすく、心に響く言葉の数々が直筆で展示されている場所が、今回ご紹介します「相田みつを美術館」なのです。

「相田みつを美術館」の概要

開館までの背景
相田みつを美術館は、1996年に開館され、2003年に有楽町にあります東京国際フォーラムに移転しました。生前の相田氏は、美術館の開館に反対していたものの、長男の相田一人氏が、相田みつを氏の直筆の書を多くの方々に知ってもらいたいという願いから開館されました。

館長一人氏の信念
「美術館は接客業」という信念に基づき、スタッフの接遇教育に力を入れています。例えば、視覚や聴覚が不自由な方々でも楽しめるように、手話や誘導の指導を行っています。

館内
「人生の2時間を過ごす場所」をコンセプトに設計されています。なぜ、2時間かと言いますと、まず、「作品鑑賞に1時間」、「その後の余韻に浸るのに1時間」という意味合いが込められているからです。忙しい時代を生きる私たちにとっては、なんとも、心の休まるそして、ジーンとくるコンセプトですよね。
館内は第一ホールと第二ホールがあり、第一ホールには、受付やカフェ、ミュージアムショップがあり、展示室には、たくさんの作品と彼の愛読書である「正法眼蔵(岩波文庫版)などの遺品も展示されています。第二ホールは、相田みつを氏のアトリエを再現したコーナーや定期的に開催されるイベントの展示などに使用されております。館内のくつろぎスペースは相田みつを氏の生まれ故郷である栃木県足利市にある八幡山古墳をイメージして作られており、彼は毎日散策をしていた場所だそうです。作品鑑賞後の余韻に浸るための空間でゆったりと過ごすことができます。

イベント(2018年9月以降)
年間を通して相田みつを美術館では様々な行事が行わており、月に1度は、文化人やタレントを招いてトークショーを開催しています。また、すでに、終了しているものもありますが、ゴールデンウィークや七夕、夏休みなどにはお子様向けイベントが実施されています。年末年始も営業しているので、年末年始でも足を運ぶことができます。今回はこれからのイベントと、昨年のお正月のイベント情報ですが、毎年お正月にもイベントが実施されていますので、参考までにご案内させていただきます。

第2ホール特別イベント~平成の終わりに昭和を振り返る~
・「シリーズ第3弾 特別交流展 三浦綾子展『二つの原点【氷点】と【銃口】』期間:9/8~11/4
・「特別講演会」…三浦綾子記念文学館館長田中綾氏による記念講演会「いま読み返す、三浦綾子」9/15 14:00~約1時間 参加料 無料、事前予約が必要です。

「お正月イベント」期間:1/1~1/3
・「館長による新春作品解説」
日時:1/1~1/3 各日11:00~、15:00~各回約20分 申し込みは必要ありません。

新春お年玉プレゼント
内容:入館者全員にポストカードプレゼント

新春書初め
内容:はがきサイズの用紙に、新年の抱負や好きなことを自由に書くことができます。先着100名です。
・「お楽しみ みつを福袋」
内容:ミュージアムショップにて各日限定販売されます。

所在地
・東京都千代田区丸の内3丁目5番1号 東京国際フォーラム地下1階

料金
・一般、大学生¥800
・中、高校生¥500
・小学生¥200
・70歳以上¥500
・未就学児は無料です。

開館時間
・10:00~17:30(最終入場17:00)
・定休日 月曜日

アクセス
・JR山手線「有楽町駅」徒歩3分
・東京メトロ有楽町線「有楽町駅」徒歩3分
 それぞれ国際フォーラム口、D5出口からが最も近い出口になっております。
・東京観光の「はとバス」にて定期観光バスも出ています。

相田みつをミュージアムショップお土産5選!

「相田みつをミュージアムショップ」は入場券がなくても入ることができます。相田みつを氏の作品が描かれた「色紙」や「はがき」をメインに、「カレンダー」や「書籍」、「便箋」、「CDブック」など様々なお土産が販売されております。人気のあるお土産をいくつかピックアップしたいと思います。

「心の暦 にんげんだもの①」1,080円
31日間の日めくりカレンダーで、31作品が収録されており、ずっと使っていくことができる人気商品です。

「缶入り 狭山茶」1,080円
4種類あり、お好きな言葉が描かれた缶入りのお茶はとても人気があります。

「一筆箋」432円
3種類あり、毛筆に適している紙を使用しています。縦と横の2つの柄が入っているので、その時々のシチュエーションで使い分けができるため安くて人気です。

「ハンカチ」864円
6種類あり、様々な柄、言葉があり、それぞれ雰囲気が異なるので、お好みのハンカチはいかがでしょうか?普段から使用できますし、プレゼントとしても喜ばれます。

「色紙額装(普通)」10,800円
縦425mm、横395mmの額入りの色紙です。これだ!と思う言葉がもし、見つかり、ずっとその言葉から元気をもらって生活していきたいという感銘を受けた言葉が見つかれば額入りの色紙はおすすめです。全部で厳選された6種類の色紙があります。

相田みつを 友の会

円融会
年会費が5000円で、特典が7つあります。

①無料で入館できます。
②お買いものが10%引き
③ミュージアムカフェのドリンク券が企画展ごとに5枚もらえます。
④会報誌が送られてきます。
⑤会員の交流会が実施されます。
⑥オリジナル入会記念品が贈呈されます。
⑦提携美術館の入館料が割引になります。

悠遊会
年会費が2500円で、特典が3つあります。

①無料で入館できます。
②お買いものが10%引き
③ミュージアムカフェのドリンクを半額で購入できます。

このようにお得な会員制度もありますので、おすすめです。


年末年始を含めて利用できます「相田みつを美術館」です。そして、ご家族でお楽しみいただけるのと同時に私たちの現代生活で痛んだ心も癒してくれることは間違いありません。是非、足を運んでいただけたら幸いです。

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