かまぼこ博物館

かまぼこ博物館
photo by @ohiruneart_niconico
いつも食べているかまぼこは一体なぜ板についているのか、そしてどうやって作られるのかといった謎が解決する施設です。かまぼこ以外にも竹輪も作れたりするので(予約必須)子供から大人までワクワクが止まらないスポットです!

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かまぼこ博物館の基本情報


【スポット】かまぼこ博物館
【ふりがな】かまぼこはくぶつかん
【 住所 】神奈川県小田原市風祭245 かまぼこの里内
【アクセス】箱根登山鉄道 風祭駅 徒歩約1分
【最寄り駅】風祭駅
【営業時間】9:00~17:00(最終入館16:30)
【 料金 】無料
【クーポン】特定のイベント時に割引クーポンが配布されることがあります


かまぼこ博物館 公式ページ

かまぼこを手作り!小田原「かまぼこ博物館」は超・面白スポットだった

「かまぼこ」といえば、お正月に食べるものやお弁当のすき間を埋めるおかず、他にはお酒のおつまみといった、どちらかといえば脇役の立場。

普段はなかなか注目されることも少ない存在です。

でも、そんな「かまぼこ」が主役になったミュージアムがあるんです!

それが「かまぼこ博物館」。名前だけを聞くととても地味な施設かと想像しますが、こちらは工場見学やかまぼこの歴史だけでなく、かまぼこ作りの体験や、これまでにないかまぼこの味わい方も提案する、総合フードミュージアムなのです!

かまぼこ博物館とは?

かまぼこ博物館は、大手かまぼこメーカーである「鈴廣」が運営を行う企業博物館。

鈴廣の本店や小田原の地元食材を使った地産地消のバイキングレストラン、お土産などが購入できる市場などが一体になった「かまぼこの里」の一施設として1996年にオープン。

かまぼこ博物館では、かまぼこそのものだけでなく、かまぼこには欠かせない存在である「かまぼこ板」に描かれた絵を集めた「かまぼこ絵美術館」、かまぼこについて遊びながら学べる仕掛け、珍しいかまぼこグッズを集めたミュージアムショップ等、小田原を代表する珍スポットです。

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かまぼこ博物館へのアクセスは?

かまぼこ博物館があるのは神奈川県小田原市。公共交通機関を利用する場合には、JR東海道新幹線または小田原駅よりタクシーで約10分、箱根登山鉄道の「風祭駅」とは直結しています。

箱根登山バス、伊豆箱根バスを利用する場合には「風祭停留所」下車すぐとなっています。

車を利用する場合は、箱根口インターチェンジから国道1号線経由、または山崎インターチェンジから国道1号線経由となります。

かまぼこ博物館を含むかまぼこの里では300台規模の無料駐車場が完備されているので、車での利用も便利です。

小田原は東京から約50分、箱根芦ノ湖や熱海までも約40分でアクセスできるため、箱根観光の途中に組み込むのも便利です。

なお、かまぼこ博物館の営業時間は9:00から17:00まで。年末年始など臨時に休館となる場合もあるので、訪問の際にはあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

かまぼこ博物館の見どころは?

かまぼこのすべてが揃ったかまぼこ博物館には、かまぼこファンならずとも楽しめる施設が揃っています。

ここではかまぼこ博物館の見どころを紹介していきましょう。

手作り体験メニュー

かまぼこ博物館の目玉のひとつは「かまぼこ・ちくわ」の手作り体験。初心者でもきちんとしたかまぼこやちくわが作れるように、経験豊富な職人さんが一緒になって作業を手伝ってくれます。

かまぼこ博物館体験
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かまぼこ専用の包丁、すり身、かまぼこ板などが用意されているため、誰でもすぐに体験できます。まず手作り体験がスタートすると、職人さんがすり身を板に乗せる実演を行ってくれます。

見ているととても簡単そうにみえますが、これがなかなか上手く行かない!大人でもつい夢中になってしまいます。なんとか板の上にすり身を乗せたら、つぎは蒸しの工程。こちらは機械にお任せなので、あとは上手く行くように祈るのみです。

またさらに難しいのが「ちくわ」。こちらはまず魚のすり身をまな板に広げてしっかりと空気を抜いた後、竹の棒に巻き付けていくのですが、これがとても難しい!普段はどうやってちくわができているのかということを意識する機会はめったにありませんが、手作りのちくわができる過程を体験できることは、ちょっと感動的。

かまぼこ博物館 ちくわの手作り体験
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包丁を使って上手くできない場合には、手で巻き付ける方法も教えてもらえるため、誰でもきちんとちくわの形にすることができます。

かまぼこの蒸し上がりには70分ほどかかりますが、ちくわは15分ほどで焼き上がり。もちろん持ち帰っても構いませんが、焼き立てのちくわは格別の味わい。ぜひその場で試食することをオススメします。

かまぼこ博物館 ちくわの手作り体験焼く
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かまぼこ博物館 手作り体験試食
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かまぼことちくわの手作り体験は水曜日以外毎日開催。初回は9:30で、その後約1時間20分おきに一日5回開催されています。参加料は1500円となっていますが、小田急の箱根フリーパスや1日乗車券とことこ切符などを提示すると、参加料が割引になる場合もあります。ちくわだけの手作り体験は水曜日のみ実施。こちらは初回9:30スタートで、約1時間おきに一日6回開催されています。参加料は500円です。どちらの体験も40名限定となっていて、非常に人気があるため、興味がある人はまず、博物館のカウンターで予約をすることをオススメします。

なお、手作り体験の予約や空席状況の確認などは電話やホームページからも可能なので、確実に体験したいという人は是非予約をしておいた方が安心です。

かまぼこやちくわなどの手作り体験と同様に人気があるのは、「あげかま」の手作り体験。あげかまとは、魚のすり身を揚げたもので、こちらでは用意された5~6食材の中から好みのものを選んですり身に加え、好きな形に整えて揚げるオリジナルのあげかま作りが体験できます。もちろん、自分で作ったオリジナルのあかかまは、揚げたてが食べられます。

こちらは毎日開催となっていて、9:30の初回から約1時間おきに一日6回開催。一回の体験時間も30分と、とても気軽に参加できるため人気です。体験料は1000円。ただし、こちらは各回の定員が24名となっているため注意しましょう。こちらも電話やホームページなどからも予約が可能となっています。

料理に興味のある人に人気なのが「オリジナル板わさ」づくりの体験。板わさはかまぼこにわさびを添えただけのシンプルな食べ物ですが、こちらでは板わさの新しい楽しみを提案しています。

自分で型を抜き、ステンシルシートを使って装飾を施したかまぼこに、チーズやオリーブオイルやドレッシングなどをトッピングすると、かまぼこに対する考え方が180度変わるかも?

こちらは毎週土曜日のみの開催で、初回の10:00から約1時間間隔で一日6回開催。参加料は1000円となっています。こちらの体験は週に一度のうえ、定員も各回24名となっているため、予約は必須かも?さらにレアな体験は「伊達巻パフェづくり」。こちらは伊達巻にあんこやクリーム、フルーツソースなどを組み合わせてオリジナルの「伊達巻パフェ」を作る体験です。

素材にも伊達巻だけでなく、シフォンケーキやコーンフレーク、トッピングにはアイスやジェラート、抹茶パウダーなどが揃っているため、びっくりするほど本格的なパフェがつくれます。こちらは毎週土日限定で開催、初回10:00から約2時間間隔で一日4回開催されます。参加料は1000円。定員は各回10名限定なので、こちらも要予約かもしれません。

実は実力派のアートスペース「かまぼこ板絵美術館」

かまぼこ博物館で見逃せないのは、博物館2階にある「かまぼこ板絵美術館」。かまぼこ板絵とは、かまぼこを食べ終わったあとの板を使った絵のことですが、こちらではそのかまぼこ板絵を数多く展示。

たかがかまぼこ板と侮るなかれ。こちらの常識や固定観念をはるかに超える作品が展示されています。単なる絵だけではなく、まるで彫刻のような立体作品や、有名作家の作品なども展示されているため、かまぼこ博物館を訪れるときには、ぜひこちらの美術館も見学するとよいでしょう。

ミュージアムショップが楽しい!

博物館の楽しみといえば「ミュージアムショップ」ですが、かまぼこ博物館の場合もなかなかのもの。こちらでは、「かまぼこキーホルダー」や、かまぼこ型携帯クリーナーといった脱力感あふれるかまぼこグッズだけでなく、かまぼこ作りに使用されている上質な塩や水といったものも販売されています。

家庭でかまぼこを楽しみたいという人にもおすすめです。「かまぼこ博物館」を見たあとは、近くレストランでかまぼこを楽しんだり、箱根の地ビールを味わったり、「鈴廣蒲鉾本店」で季節に合わせた細工かまぼこを満喫したり…。箱根や小田原に出かけるときには、ぜひ訪れたいスポットです。

登山鉄道の車両に乗ってティータイムできる「CAFE107」

かまぼこ博物館の中ではありませんが、博物館がある「かまぼこの里」内にある「CAFE107」も見逃せません。
人気の登山鉄道車内で絶品スイーツがいただけるので、博物館で歩き回ったら休憩をするのにお勧めです。
車両の近くで思う存分写真撮影が出来るので、電車好きのお子さんとのお出かけ先には是非「かまぼこ博物館」を検討してみてはいかがでしょうか?

CAFE107
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CAFE107 登山鉄道
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