仁徳天皇陵

仁徳天皇陵
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日本最大級の大きさを持つ古墳。エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵と並ぶ世界3大墳墓にも数えられている世界的に有名なスポットです!

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仁徳天皇陵の基本情報


【 住所 】大阪府堺市堺区大仙町7

仁徳天皇陵
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公式ページ

にんとくさんへようお越し。仁徳天皇陵

仁徳天皇陵は大阪府堺市堺区にある世界一大きいお墓として有名です。

5世紀頃に土と石を使って高く盛り土をして建造された古墳は造営当時は草木は生えてはいなかったのでしょうが長い歴史を経て、今は木々が大きく成長し自然林の小山のように見えます。

そこがお墓だということは言われないと気づかない古墳はそれほど巨大な建造物なんです。

近年では埋葬品などから研究した結果、埋葬されているのは仁徳天皇ではないのではないかということで社会の教科書では10年ほど前から「大山古墳」「大仙陵古墳」と訂正されているようです。

ただ仁徳天皇陵を所有、管理している宮内庁ではまだ「仁徳天皇陵」とされていますし、なによりも地元では「にんとくさん」と呼ばれ町のシンボルになっていますので地元で「だいせん古墳」と呼ぶ人は少ないです。

仁徳天皇陵へのアクセス

アクセスはJR阪和線の百舌鳥駅か三国ヶ丘になりますが、一番正面の参拝所に近くて行き方もわかりやすいのが百舌鳥駅からのアクセスです。

徒歩10分ほどで参拝所までたどり着けます。三国ヶ丘で降りて、外堀に沿って参拝所に行く方法もありますがかなり歩きますので歩きやすい靴でお越しください。

阪和線には関西空港に向かう関空快速も乗り入れていますので空港からも梅田や天王寺からもアクセスが良いです。

ただ百舌鳥駅は各駅停車しか停まりませんのでご注意ください。あとは南海高野線の堺東駅からバスで来るという方法もあります。

南海バスの5番、特5番に乗って「大仙町」で降ります。その場合、バスに乗る前に同じ堺東にある堺市役所高層棟の展望フロアから仁陵を俯瞰するのもいいかもしれません。

仁徳天皇陵の特徴

近辺にはたくさんの小さな古墳もあり、百舌鳥古墳群と呼ばれる一帯が一望できます。三重の堀の中までは見えませんが近辺で一番高い建物です。

仁徳天皇陵は宮内庁の管轄で残念ながら中までは入れません。正面にある参拝所から中をうかがう程度です。

仁徳天皇陵の特徴は三重の堀ですが、一般人が見ることができるのは外堀だけです。

天皇家も過去何度か参拝されていますが、中に入れるのは宮内庁の職員の方だけでしょう。

二重、三重の堀の中にはどのような魚が住んでいるのか一番奥の墳丘にはどのような花が咲くのか、想像するだけで楽しいですね。

誰にも邪魔されない聖域が都会の真ん中にあるというのも神秘的です。ただ外堀もオシドリたちが見られたり、木々も美しいので散策する地元の方も多いようです。

紅葉の時期など特に良いですね。参拝所の近くに「大仙公園観光案内所」もありますので便利な周辺のマップも無料でもらえます。

希望すればボランティアの方が解説してくださる古墳のガイドツアーもあるようです。

レンタサイクルの貸し出しもしてくれます。普通車で300円、電動でも500円なので点在する古墳巡りや堺の名所巡りにいいですね。

本来ならば観光客の方も外堀を巡って一周するの良いのですが遊歩道は途中で途切れて住宅街に入っていきますので地図で確認していく必要があり、お勧めではありません。

途中ラブホテルのあるエリアも通りますので興ざめされるかもしれません。

大仙公園

むしろ参拝をした後は仁徳天皇陵の前に広がる大仙公園を散策することをお勧めします。

広大な公園を半周もすれば仁徳天皇の子供である履中天皇陵にもたどり着くことができます。こちらも日本で三番目に大きい前方後円墳です。

履中天皇陵の周りは高級住宅街の上野芝ですのでハウスウォッチングの好きな方には良いスポットです。

残念ながらお堀の地続きに家が建て込んでいますのでこちらも遊歩道は途中で途切れます。

春には履中天皇陵の西側の遊歩道は見事な桜並木になります。桜並木の端まで歩いて、また大仙公園に戻るのもいいですね。

大仙公園には堺市博物館があり、無料の古墳群シアターで古墳の基礎知識も学べます。

博物館は古墳時代の堺だけでなく、自由都市として南蛮貿易で栄えた当時の堺の展示や堺の産業の展示もあります。

特にお勧めなのが公園内にある茶室「伸庵」「黄梅庵」です。この中でも「伸庵」は立式で気軽にお茶を楽しめます。

利休ゆかりの堺でお茶を一服されるのも一興です。夏期にはグリーンティーも販売されています。

大仙公園の中には市政100周年を記念して作られた築山林泉回遊式の日本庭園もありますので四季折々の花が楽しめます。

大きな池のまわりや広大な芝生の公園は市民の憩いの場になっていて休日はお弁当を広げる家族連れも多いです。

のんびり過ごすには木陰のベンチが最高ですね。

周辺の食事処

食事の場所としては仁徳天皇陵の参拝所近くにある「カフェIROHA」が地元の和菓子店のプロデュースで人気です。

御陵の焼き印が押された「ごりょうサンドセット」なんてメニューもあります。堺のおみやげも売られていますので便利です。

季節によっては泉州名物の水茄子のお漬け物もおいています。

百舌鳥駅近くのパン屋さん「ロアール」では仁徳にちなんだ「御陵クリームパン」「御陵メロンパン」など古墳の鍵型のフォルムを焼き印にして押したパンが売られています。

仁徳天皇陵から西に向かって、路面電車の阪堺線が走る御陵通沿線には数々の名店が点在していますので目標を決めて行かれることをお勧めします。

全国的に有名になったうどんすきの美々卯も本店は大阪市ですが発祥は堺です。

めし炊き仙人で有名な「銀しゃりゲコ亭」、やしきたかじんやユーミンも愛したおでんの名店「たこ吉」などもお勧めです。

手軽なところではせいろそばの「ちく満」が人気です。ゆでたての温かいおそばを生卵が入ったおつゆでいただきます。

外観は廃墟のような町工場のような建物ですが中は落着いたお座敷です。一斤か一斤半で注文しますが一斤半くらいは軽く食べられます。

これらのお店は阪堺線沿いなのでちんちん電車で揺られていくのもいいかもしれません。

仁徳天皇陵の正面から阪堺線の御陵前までは一本道、徒歩で15分ほどで着きます。

オススメのお土産

堺のおみやげとしては利休ゆかりの土地ということで和菓子の銘菓が多いです。特にかん袋の「くるみ餅」八百源の「肉桂餅」小島屋の「けし餅」は有名です。

いずれも阪堺線の近くに店を構えています。小島屋のけし餅は新大阪のお土産コーナーやデパートなどでも購入できます。

やわらかいあんこ餅のまわりに小さな芥子粒でびっしりついたけし餅は香ばしく、こちらでも肉桂餅を購入することもできます。

八百源さんの肉桂餅はこくが深くて病みつきになる美味しさです。少しお値段がはりますがその値打ちはあります。

最近では大阪のタカシマヤや梅田の阪急でも購入できるようになりました。デパートでは買えないのがかん袋の「くるみ餅」です。

ずんだ餅と少し風味が似ていますがもっと洗練され練り上げれた上品なあんになっています。壺入りのくるみ餅は進物にもいいですね。

店内で食べることもできますので夏場はこのくるみ餅にかき氷をかけたメニューが人気です。

最近話題になっているのがお茶屋さんの「つぼ市製茶本舗」さんが堺の古い商家を改築してオープンされたカフェで、ここはどなたをお連れしても喜んでいただけます。

お抹茶を使ったスイーツや美味しい煎茶などをいただけます。店頭ではお茶も売ってますのでこれも堺のおみやげにいいかもしれません。

近くには堺の物産館もあり堺みやげの他、堺の名物「包丁」もたくさん置いています。

観光バスで来られて包丁を買い求められる海外のお客様も少なくありません。

仁徳天皇陵からは離れますが阪堺線で寄ることができます。

仁徳天皇陵と大仙公園だけで1日を過ごすのは無理があるかもしれませんので是非市内中心部へお出かけください。

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