大阪天満宮

大阪天満宮
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菅原道真公を主祭神として祀るこちらの神社は学問に効くとして多数の受験生が訪れています。また、7月に行われる「天神祭」は日本三大祭りに挙げられ、毎年多数の人が訪れることでも有名です。

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大阪天満宮の基本情報


【 住所 】大阪府大阪市北区天神橋2丁目1番8号


公式ページ

なにわの中心 大阪天満宮

大阪天満宮とは

通称「天満の天神さん」、天満の天満宮は、上方落語・演芸をはじめテレビ番組などでもしょっちゅうとりあげられ、市民に親しまれている天満宮です。

大宰府(福岡)、北野(京都)、と合わせて、三大天満宮の一つです。

毎年夏に行われる天神祭は、日本三大祭りの一つとして知られているほど大きなものです。

近所には、いつもにぎわっている天神橋筋商店街や上方落語の天満天神繫昌亭があり、にぎやかな街の中心部にある大きな天満宮です。

大阪天満宮の歴史

その歴史はかなり古く、当初は天満宮ではありませんでした。

奈良時代に孝徳天皇が難波長柄豊崎宮を造営した際に、都の西北を守る神として大将軍社という神社をこの地に建てました。

以降、この地を大将軍の森と呼ぶようになり、この森は周辺の町の地名に影響を与えました(例:南森町)。

平安時代の延喜元年に、菅原道真公が太宰府へ向かう途中、この神社をお参りし、旅の無事を御祈願されました。

皆さまご存知の通り、その後道真公は、太宰府においてお亡くなりになりました。

その50年あまり後、この大将軍社の前に一夜にして七本の松が生え、夜毎にその梢を光らせたのだそうです。

これを聞きつけた村上天皇は、勅命で、この神社に道真公のお御霊を厚く祀り、ここに大阪天満宮として成立したのです。

そののちは、朝廷からの庇護のみではなく、町民からも様々な支援を受けてその社殿を維持していきました。

大阪天満宮の建物

このように、歴史豊かな神社なので、さまざまな建物が内部にひしめきあっています。本殿はもちろん菅原道真をまつるもので、江戸時代に七回も火災にあっているのですが、そのたびに氏子たちの支援で立ち直ってきました。

豪華な社殿というわけではありませんが、本殿奥には金箔を背景にした濃絵をのぞくことができます。

隣には、菅公ゆかりの神社らしく、梅花殿があります。この社殿は、伊勢神宮の古材を拝領して建築されたそうで、国の文化財に指定されています。

もちろん、この土地にはじめからあった、将軍社も境内の中に残っています。

面白いのは、菅公の悪霊を封じるだけではなく、そのほか政争で敗れて怨霊となってしまった方々を鎮めるための十二社や、八坂社、住吉社、八幡社などが建っています。

大阪天満宮の魅力

この神社の魅力は、その歴史を感じさせる重厚な佇まいだけではありません。

一年を通じて様々なイベントが催されています。最も有名なのが、天神祭りだと思います。

この祭りは、期間が長く、6月下旬から7月25日までほぼ1か月間行われています。

7月24日と25日に、メインの行事が集中しています。金色に輝く神輿が周囲を練り歩き、和傘を開いた浴衣の集団が街を歩き回る光景が広がります。

メインの行事は、大川に多くの船が行きかう船渡御です。

奉納花火があがる中、大川を提灯を多数詰め込んだ船が行きかう様子は幻想的です。

催しものは、天神祭りだけではありません。10年ほど前に、「天満天神えびす祭り」が、約半世紀ぶりに復活しました。

この期間に参拝すると、「神礼」「福笹」「吉兆」「熊手」「竹末広」などの、縁起物が授与されます。

また、お酒でほんのりと顔が赤くなったえびす様の姿が描かれている御神酒笑姿の絵馬を、笹に付ける縁起物として拝受可能です。

この、御神酒笑姿の絵馬の授与が、天満天神えびす祭の特徴の1つだと思います。

この期間中に、大阪天満宮のえびす門をくぐると、福が来るのだそうです。

天神様なので、梅まつりも評判です。境内にある樹齢200年を超す古木や、天満宮が保有している50鉢以上の銘木、大阪天満宮所蔵の宝物が公開されます。

ちなみに、この梅まつりは関西最大規模なのだそうです。

梅まつりが行われる季節は、夜間拝観も可能です。

夜の舞台で、神楽の奉納や勧進御能などが行われており、これを見学することができます。

境内では、梅をとり入れた軽食を味わえるオープンカフェが設けられていたり、日本一の梅酒を選ぶ梅酒市・骨董市なども同時に開催されます。

また、梅をモチーフにした様々なお土産物を取り揃えた梅まつり土産販売も行われます。

こんなメジャーな祭りだけではなく、流鏑馬神事やえびす神事にあわせた福娘のお披露目などさまざまなイベントが行われています。

大阪天満宮で合格祈願

大阪天満宮は、天神様をお祭りしていますので、学問に関する大勝負を控えた受験生などが、よく参詣しています。

合格祈願の方法は、よくある本殿参拝や、絵馬奉納だけではありません。

えびす門から入ってすぐの場所に、青銅でできた牛の彫刻があります。

天神さまが乗る牛車を押していたこの牛の頭をなでると、自分の頭もよくなるのだそうです。

皆がなでまくっているせいか、この牛の頭はピッカピカになってしまっています。

他にも、お守りセットを買うとついてくる「通り抜け」の入場券を使って、境内にある登竜門をくぐって、本殿の中を通り抜けて参拝することができます。

関門を通り抜けるということで、縁起担ぎの一つです。

毎日行われているわけではなく、日によって変わります。事前に連絡をとって、この行事をやっているかどうかを確認した上で、行ってみてください。

大阪天満宮近所の食事スポット

大阪天満宮の近所には、グルメスポットもたくさんあります。

大鳥居を出て、左にまがり、2つめの交差点を左にまがってすこしいったところにある中華料理店 福龍園は辛めの四川料理で有名な料理店です。

スーパー麻婆豆腐が辛い物好きに人気のあるメニューです。

大鳥居を出て南下し、1つ目の交差点を左折ししばらくいくと、みなのがわという料理屋さんがあります。

本格的な懐石料理のみなのがわは、置いてある酒の種類も多く、出てくる懐石料理や鍋のコースは、かなり味わい深いです。

他にも、いつもこみあっているのですが、大阪天満宮のすぐ隣に、箸の音という料亭があります。

きちんとした和食の料亭で、才巻海老のお造り、花わさびのお浸し、地はまぐりの酒蒸し、湯葉餃子がおすすめです。

参拝した後に、絶品料理を楽しむというのがおすすめです。

大阪天満宮は、拝観時間が9:00~17:00です。オープンな神社ですので、拝観料は無料です。ただし、梅まつりの時期は、梅を観覧するのに500円の観覧料を支払う必要があります。

大阪天満宮へのアクセス

実は、大阪天満宮は、若干わかりづらい場所にあります。

というのも建物が密集する町中にあるからです。

地下鉄谷町線・堺筋線 南森町駅からですと、D,E,F階段を上っていき、4番出入口を出てすぐの天神橋商店街の方を向いて、右側に進み、二つめの交差点を左へ50mほど進むと、突然右手に鳥居現れます。

自動車を利用する方は、高速道路、環状線北浜出口を左へ、高速道路守口線下を左へ、二ツ目の信号を右へ交差点(信号)を経て100mで、神社の駐車場に到着します。

大阪天満宮おすすめの季節

もちろん、おすすめの季節は、大きなお祭りのある1月、2~3月、7月がおすすめです。

境内では桜も咲くので、4月に散歩のついでに訪れても趣ぶかいものがあると思います。

おすすめポイントのまとめ

大阪天満宮は、全国で3本の指に入る大きな天満宮です。

にぎやかな街の中にある神社で、一年中大小さまざまな祭りがおこなわれています。

一般の方は、梅まつりや天神祭を見学したあとに、近所のおいしい料理屋さんで、食事に舌鼓をうつというのがおすすめのコースです。

受験生の方は、お守り三点セットを買って、「通り抜け」を行い、えびす門側の牛の頭をなでれば、受験にむけての験担ぎは完璧です。

受験勉強しっかり頑張って、志望校合格を勝ち取りましょう。

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