江ノ島小屋

江ノ島小屋
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海を眺めながら名物「生しらす丼」がいただけるお店。鮮度抜群の生しらすを海の潮風を浴びながら食べるという贅沢体験をしてみては?

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江ノ島小屋の基本情報


【 住所 】神奈川県藤沢市片瀬海岸 2-20-12

江ノ島小屋
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公式ページ

江ノ島小屋 ~海の恵み お魚天国~

江ノ島小屋は、神奈川県を代表する観光地「江ノ島」にあるお魚料理を頂けるお店です。

厳密に言うと、江ノ島島内では無く、江ノ島に渡る前にお店がありますのでお間違いない様お願いします。

2005年のオープン早々から地元を中心に口コミで一気に評価がうなぎのぼり、観光客の方々もこれを見逃すはずも無く、一気に人気店となりました。

TVの撮影などでも度々取り上げられており、今や江ノ島を代表する店舗の1つとなっています。

土日祝日や連休などは店舗前に入店待ちの行列ができている事も珍しくありません。

特徴はその長い営業時間と多彩な提供メニューです。

朝から江ノ島を散策したい観光客に支持されているのが「朝ごはん(~10:30)」です。「漁師汁」や「煮汁卵かけご飯」など、お魚に自信が無ければ作れない様な珍しいメニューが並びます。

ランチタイムに入ると、お店をして二大看板と言う「まかない丼」「ほろほろ丼」が主役です。「お魚のフライ」も見過ごせません。

夕刻からはお魚居酒屋的な色が濃くなり、季節によっては、お魚系ラーメンや、お鍋まで展開しています。

お魚好きな方がこのお店をブックマークするのだと思いますが、お魚苦手な方はちょっと選択肢が少なめなのでご注意ください。

江ノ島小屋は、お魚へのこだわりが強く、地元相模湾の漁港から仕入れを行う一方で、石川県や高知県などに直接取引きを行う漁船・漁港を有しており、神奈川では上がらない魚、収量が少ない魚を中心に、多種多様なお魚がラインナップされることも特徴です。

メニューを見ると、それぞれの産地が記載されていますので、観光客の方ならば「江ノ島来たからには地元・神奈川の魚でしょ!」となるでしょうし、神奈川在住で神奈川の魚はいつも食べているという方は「今が旬で、神奈川に無い美味しい魚!」と選ぶ事も出来ます。

この様に、メニューに懐の深さを感じさせる所からも、美味しい魚を食べさせたいというお店の心意気と意気込みを感じます。

営業情報

江ノ島小屋はお昼休憩(15時~16時)を除き、朝8時から22時まで営業している店舗です。

定休日は定められておらず、年末年始のお休みと、不定休がありますので「江ノ島に行くなら絶対ここで食べる!」と気持ちが固まっている方は、事前にお電話で営業確認(&予約)される事をお薦めします。

デッキ席、屋内テーブル、小上がり、カウンターと席種も豊富です。

また、何か特定のお魚が大好きで、入荷があれば是非食べたいと言う方も事前に電話で相談してみると良いでしょう。

『店内完全禁煙』で、お魚によって異なる「匂い」まで楽しめるお店です。

アクセス

最寄駅は小田急江ノ島線の「片瀬江ノ島駅」です。竜宮城を模した駅舎を出たら「海水浴場」への案内に流されず、駅を背中にして右の道へ入っていきます(駐輪場がある方の道です)。

その道を辿ると信号のある大きな道に出ます。道路の向かいには大きな観光案内所が見えます。信号を渡ったら、観光案内所の左側へ回り込みましょう。

舗装された細い道、そして小さな下り階段があります。階段を降りた左手にある茶色の建物が目的地です。

信号待ち含めて5分もあれば着く距離です。

江ノ電の「江ノ島駅」や湘南モノレールの「湘南江ノ島駅」からは、常に大きな案内掲示が出ている「江ノ島水族館」を目指すのが確実です。

駅から真っ直ぐ海に向かって、大きな通りにぶつかったら右折という単純コースですが、寄り道し、横道に入って歩いても最終的には「片瀬江ノ島駅入口」という信号に誘導されます。

その交差点からは立派な観光案内所が確認できますので、その観光案内所の左裏手に目的地があるとお考えください。

ゆっくり歩いて15分程度とお考えください。お車の方は「新江ノ島水族館」を目指してR134を走り、水族館の東側にある「江ノ電駐車センター」をご利用になるのが最寄となります。

この駐車場からは1分もあればお店に着けます。

お店の魚もここから ~江ノ島片瀬漁港~

片瀬漁港直売処
江ノ島小屋の目と鼻の先に「江ノ島片瀬漁港」があります。業者さん方もお取引をされる漁港なのですが、ここは「一般開放型直売所」でもあります。江ノ島沖でその日に上がった天然魚を江ノ島の漁港が直売するという「新鮮」という説明すら不要の直球勝負なマーケットです。

「片瀬漁港直売所」は土曜日を除く全日、朝9時から12時までOPEN。…とは言え、ここは東京の料理店から毎日通ってくる料理人もいたり、遠方からクーラーボックス積んで車で来るお客さんもいる程の場所ですので、終わりがけに覗いてみると、もうすっからかんなんて事も。毎朝8時過ぎには常連さん筆頭に人が集まり始めて、クーラーボックスで列を作る珍風景が風物詩化しています。ですので、観光の方に関しては「江ノ島の漁港にある魚市場」くらいの感覚で見に行くのが面白いでしょう。「戦の跡」を感じてください。

片瀬漁港:朝市
毎月の第一日曜日は特別バージョンです。上述の直売所では普段以上にお手頃なお値段でお魚を販売してくれます。そして、この時だけは直売所の外で、藤沢市で生産された旬のお野菜がズラリと並んで販売されます。

江ノ島×生シラス
江ノ島を訪問される際に多くの方の念頭にあるのが「生シラス」です。江ノ島小屋さんでもオンリストしている事があります。今や江ノ島ブランドの代表格にまで育ち、同時に、高度な鮮度管理技術が発達し、神奈川県や東京都では、言うなれば「いつでもどこでも食べられる」存在になってしまいました。

とは言え、江ノ島で、その目の前の相模湾の恵みを頂くのは訳が違います。割と有名な話ですが、この生シラスには「冬の禁漁期」があります。年によって若干の変動がありますが、直近の例ですと「2016年12月31日~2017年3月10日」となっており、こうした禁漁区間を設けることで相模湾の生態系を守っています。

上述の期間中は、神奈川県下のどの漁港でも生シラスの水揚げはありません。(お隣、静岡の駿河湾も生シラスの名産地ですが、禁漁は毎年1月15日~3月20日となっており、各都道府県単位で禁漁時期を定めています。)また、禁漁期以外でも、船が出せない様なコンディションだと漁そのものが実施されず、生シラスの水揚げはありません。天候不良と言うと雨がイメージされるでしょうが、海に出る方々は多少の雨はものともしません。問題は波浪です。青空が見えていても、例えば春一番の様な暴風吹き荒れる状態、台風前後の高波を伴う様な時化状態だと漁が行えないのです。

そして、一番の課題は「相手が生き物である」という根本的な話です。漁に出ても不漁だったというケースも起こりえます。が、こうした現実があってこそ「海の恵みを頂いている」と感じられるのではないでしょうか。現在では、生シラスを扱うお店の多くがSNSで、当日の生シラスの水揚げ、提供の可否を速報発信する様になっていますので、お目当のお店がある方は必ずチェックする様にしてください。

相模湾
江ノ島が面する相模湾は、特に魚種が多く、宝の宝庫と呼ばれて古の時代から地域に魚文化を提供し続けた恵みの海です。相模湾の特徴は、相模湾の外側に当たる海域に暖流と寒流の交わるエリアがある事、そして特にその深さにあると言われ、水深ごとに沢山の魚を育んでいる事で多様な生態系を生み出しています。

江ノ島沖も少し船を出せば水深は一気に深くなっています。その他に、相模湾には箱根や丹沢など神奈川県を代表する山々を源流とする沢山の川が流れ込んでいて、豊富で多様なミネラルや養分が絶え間なく補充され循環しているとも言われています。

相模湾がいかに好漁場であるかを語る際によく言われるのは「日本の海ではおよそ2,300種の魚を確認できるが、相模湾ではその内の1,000種ほどを確認できる」というフレーズです。(江ノ島小屋さんの公式Blogの中には、お店が1年に扱った魚種がおよそ120種類という記事もありました。)

江ノ島小屋食事レポ

2度の訪問で、店内テーブルと屋外テラスでの食事です。1度目は朝ごはんのお客さんが引いて、ランチのピークにはまだ早いという時間帯。メニューには未掲載だった「お刺身盛り合わせ」をお願いしたら快く応じてくださり、それにご飯とお味噌汁という軽い構成。

2度目はテラスでランチメニューからのチョイスでした。そちらも空間的に快適で、サービスは丁寧ですし、何を食べても美味しく頂けるお店だと感じました。

どちらも平日だったので列に並ぶ経験はしていません。この店は口コミなどを読んでもわかる様に、行列必至の人気店なので、上手くタイミングを外す事が肝だと思います。

漁港に近い魚料理屋、観光地の魚料理屋というと、ある種のイメージがつきまといますが、ここは良い意味でそれを裏切ってくれます。

朝早くから夜の遅い時間まで営業している事もポイントで、様々な側面から、これは人気店になって然るべき存在だと感じさせます。

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