湯島天満宮

湯島天満宮
photo by @es2cucula
東京にある天満宮の中でも歴史は深く、学問の神様である菅原道真公を祀っていることから、受験シーズンには多数の受験生が祈願に訪れます。

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湯島天満宮の基本情報


【 住所 】東京都文京区湯島3-30-1

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湯島天満宮 公式ページ

学業成就だけじゃない!「湯島天満宮」は東京最強のパワースポット

受験シーズンになると、賑わいを見せるのが神社やお寺です。

合格祈願や学業成就を祈願するために多くの受験生や、受験生の親御さんなどが熱心に参拝に訪れます。

その中でも、人気なのはやはり「天満宮」。全国に天満宮はたくさんありますが、中でも強力なパワースポットとしてご利益があると言われているのが「湯島天神」です。

湯島天神とは?

湯島天神は、正式な名前を湯島天満宮といい、学問の神様である菅原道真公を祀る関東を代表する天満宮です。

亀戸天神社・谷保天満宮とともに、関東三大天神の一つです。湯島天神が誕生したのは458年。天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)という神様を祀った神社でした。その後、1355年に菅原道真公を祀って現在の形になりました。

菅原道真公は皇室の祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)の子どもで、農業の神様として信仰されている天穂日命(あめのほひのみこと)につながるとされる名門出身の貴族。

菅原家は代々、私塾を営み、朝廷で働く人材を何人も輩出していました。また家柄がよいだけでなく、菅原道真は一族の中でも特に優秀な人物で、子どもの頃から天才と言われて、大人になると朝廷の最高位でもある右大臣として活躍しました。

しかし、政治的に対立していた藤原氏の陰謀によって九州の大宰府に左遷され、そこで無念の最後を遂げます。

その後、京都では天災や雷、疫病などの不可解な事件が何度も発生、菅原道真公の祟りではないかと恐れられるようになりました。

そのため、朝廷は菅原道真の怨霊を鎮めるために「北野天満宮」を建立。菅原家がもともと学問をおさめる一族であったことから、「学問の神様」として全国に広がるようになりました。

そういったことから、天満宮は学問の神様出会うと同時に、冤罪を晴らす神様とも言われています。

湯島天神への交通案内

湯島天神があるのは東京都文京区湯島。アクセスは東京メトロ千代田線の湯島駅、銀座線の上野広小路駅、丸ノ内線の本郷三丁目駅などが利用できます。

またJRを使用する場合には、御徒町駅が最寄りとなります。都営地下鉄を利用する場合は、大江戸線の上野御徒町駅が最寄りになります。

もっとも近いのは東京メトロ千代田線の湯島駅で、ここからは徒歩約2分の道のりです。

湯島天神だけを目当てにするなら、湯島駅を利用するのが最適でしょう。

ただし周辺には上野公園やアメ横などの観光スポットもあるため、観光ルートに組み入れる場合にはJR御徒町駅、または東京メトロ銀座線の上野広小路駅、都営地下鉄大江戸線の上野御徒町駅を利用するとよいでしょう。

車でアクセスする場合には、首都高環状線神田橋より約2キロ、上野線上野より約1.4キロとなります。

ただし上野線には千葉方面から乗り入れができないので注意してください。

また、湯島天神には専用駐車場はないため周辺の有料駐車場を使用する必要があります。

なお、初詣の時期などは周辺は非常に混み合うため、車よりも公共交通機関を利用したほうがよいかもしれません。

湯島天神の営業時間

湯島天神の開門時間は午前6時から午後8時までとなっています。

ただし、おまもりやお札、絵馬などを取り扱う授与所の営業時間は午前8時30分から午後7時30分、御朱印の受付は午前8時30分から午後5時30分となっているので、お参り以外に授与品や御朱印が欲しいという方は注意しましょう。

また、学業成就や合格祈願のご祈祷の受付は午前9時15分から午後4時30分となっています。予約の必要はありません。

ちなみに、湯島天神に最も多くの人が訪れるのは、受験シーズンも重なる初詣の時期ですが、それ以外の時期でもご祈祷は受け付けているので、ゆっくり時間を取りたいという人は、三が日を外した日に訪問するとよいでしょう。

湯島天神のパワースポット

学業成就にご利益があると言われる湯島天神ですが、実は境内にはそれ以外にもいくつかのパワースポットと呼ばれる場所が存在しています。

本殿

まずお参りしなければいけないのは、本殿。こちらは学業成就だけでなく、勝ち運や縁結びなどにご利益があると言われています。

また最近では、宝くじにもご利益があるとか。というのも、ここ湯島天神は、江戸時代に幕府が公認した現代の宝くじである「富くじ」を販売していた場所。

さらに江戸時代から昭和にかけて、地震や火事、空襲などから奇跡的に守られ、同じ境内に存在し続けているため、非常に強運があると信じられています。

戸隠神社

「戸隠神社」は本殿のさらに奥にある神社です。それほど大きくはない造りなので見逃してしまうこともあるかもしれませんが、もし湯島天神を訪れた際は、絶対に忘れてはいけない場所の一つです。

こちらでお祀りされているのは、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)という神様。菅原道真公がお祀りされる以前から、ここに祀られていた神様です。

戸隠神社は日本最高峰の聖地のひとつと言われ、ここは東京で東京で戸隠神社にお参りできる貴重な場所。

こちらの神社は、勝負運、スポーツでの必勝祈願にご利益があると言われています。というのも、ここでお祀りされている天之手力雄命というのは、天照大神が隠れた天岩戸を力でこじ開けたという神様。

そのため、勝負しなければ行けないときなどはこちらにお参りすると効果があると言われています。

ちなみに、その影響からか湯島天神の境内には、世界のホームラン王だった王貞治の「努力の碑」などもあります。

撫で牛

入口の鳥居を入ったすぐ左手にあるふたつの牛の像です。こちらは自分の身体の悪いところをなでるとその病が平癒すると言われています。

菅原道真公が丑年生まれだったこと、死後に遺体を運んでいたところ、あるところで牛が動かなくなり、そこに墓ができたなど牛についての逸話が多いことから、牛の像が設けられています。

奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)

落とし物や探し物、迷子を捜しているときに、ここでお願いすると探しているものが見つかると言われている石碑です。

湯島天神は江戸時代には非常に大きな盛り場で、迷子になる子どもが少なくなかったということで、この石の柱の右側に探している人、左側に見つけた人がメッセージを張ったことから、現代ではなくしたものだけでなく、縁結びにも効果があると言われています。

湯島天神のお守り

お参りを済ませたら、忘れてはいけないのがお守りです。こちらでは様々なお守りが取り扱われていますが、やはり人気なのは学業成就のお守りです。

一般的なデザインのお守りだけでなく、小学生にぴったりのランドセル型をした「ランドセル守」、資格試験を目指している人に向けた「資格勝守」なども人気でです。

また、HBの鉛筆12本がセットになった「学業成就鉛筆」も人気。こちらは、机の上で転がって落ちないように四角形になっているという細かい心配りがされた鉛筆で、受験生への贈り物にされることも多いようです。

ちなみに、湯島天神にあるのは「合格守」ではなく、「学業守」だけ。普段からの勉強の成果が合格に結びつくため、毎日一生懸命頑張ることが大切だという菅原道真公の神意を表しているといいます。

学業成就だけでなく、健康や勝負運、縁結びなどにもご利益がある「湯島天神」。

境内には菅原道真公とも縁の深い梅が300本も植えられて、毎年2月の上旬から3月上旬には梅まつりも開催されます。

夜にはライトアップされるそうなので、その美しい姿もぜひ一度見てみたいものですね。

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