町田リス園
町田リス園の基本情報
【スポット】町田リス園
【ふりがな】まちだりすえん
【 住所 】東京都町田市金井町733-1
【アクセス】小田急線 町田駅 バス約20分
【最寄り駅】町田駅
【営業時間】10:00~16:00(季節により変動あり)
【 料金 】大人(中学生以上)400円、子供(3歳以上)200円
【クーポン】公式サイトにて割引クーポンあり
町田リス園
が含まれる観光マップ
大人も子どもも、やんちゃなリスたちに癒される!町田リス園ってどんな場所?
日本各地に動物と触れ合える施設がありますが、都内にもリスが放し飼いになっていて、自由に餌をあげたりできる場所があるのです。それが町田リス園です。
町田リス園にいるのは、約200匹のタイワンリス。
リス達には充分な広さの緑豊かな広場をめぐる通路を歩きながら、リスと写真を撮ったり餌をあげたりと思い思いに触れ合えます。
リスのほうも自由奔放に動き回りますから、すぐに隠れてしまったり、そうかと思えば餌を欲しがったり、仲間同士で追いかけっこをする姿も見せてくれます。
その自然な伸び伸びとした姿には、私たちも思わず笑みがこぼれますね。
大人はもちろん、小さなお子様でも、とても楽しむことができますから、親子連れにもお勧めです。
開園時間と料金は?
通年10時~16時(4月~9月の日曜・祝日のみ10時~17時)開園しています。
休園日は毎週火曜日(祝日の場合は翌平日休園)、他に6月・9月・12月の第一火曜日~金曜日は園内整備、12月27日~1月2日は年末年始の休園となります。
入園料は子ども(3歳以上小学生)200円、大人(中学生以上)は400円です。
餌やりをする場合は、ひまわりの種を100円で購入します。
町田リス園への行き方は?
東京都町田市にある町田リス園の最寄り駅は、小田急町田駅となります。
そこから21番バス乗り場より「本町田経由野津田車庫行(55系統)」、または「鶴川駅行(53系統)」のバスで約20分。「薬師池」で下車すると目の前になります。
車での行き方は、中央高速の稲城インターから約14km、東名自動車道横浜・町田ICからは約13kmです。
平日は無料で、土曜・日曜・祝日でも1時間30分までは隣接している薬師池公園の駐車場を利用することができてお得です。
ついでに薬師池公園も組み込めば、季節の花々も一緒に楽しめる観光プランが完成します。
リスだけじゃないふれあい広場
町田リス園はタイワンリスが主役ですが、他にもモルモットやウサギ、カメなどの動物たちがいます。
リス園の手前にいますから、リスに会う前後に覗いてみてください。
さすがにリスではできませんが、土曜・日曜・祝日にはスタッフのもとで、モルモットとウサギを抱っこすることもできますから、子どもたちは大喜びです。
抱っこができる時間は、10時30分~12時と13時~15時30分となっています。
また、モルモットにも100円の餌(ニンジン・キャベツ)をあげることができます。
動物が相手だということを忘れずに!
園内はスタッフもおり、安全に管理されてはいますが、相手は動物です。
通路以外の場所に入りこんだり、無理やり捕まえたりなどマナー違反を起こさないよう注意し、動物たちに優しく接しましょう。
また、ひまわりの種以外のものを与えないよう、人間のお菓子などは鞄から出さないでいてくださいね。
町田リス園の温かな取り組み
町田リス園は、1988年12月に開園しましたが、障害のある子どもたちに働く場所を提供しょうと町田市で発案されたものでした。
現在も障がい者自立支援法の就労支援B型施設(特定非営利活動法人 町田リス園)として、障がい者21名が勤務しています。
中には開園されてからずっと続けて働いていらしゃる方もいるそうですが、きっと働きやすい施設なのでしょう。
このように温かな眼差しから生まれた町田リス園は、今も様々な人が働きながら人々に癒しを提供しているのです。
訪れれば誰しも温かな気持ちになるのは、きっとこのような施設だからなのですね。
海外の旅行者の間でも高まる人気!
毎年来園者数は増加しているそうですが、海外からの旅行者も増えているとか。
昨今では町田リス園を訪れた外国人がネットでリスたちの写真や動画をUPして、それを見た人がその愛くるしさにノックアウト!「マジで天国みたいな場所だな」「これこそ俺が日本で求めていた場所」との声とともに、その魅力が世界に広まっています。
東京都心からは少し離れているものの、動物を愛する気持ちは世界共通です。
これからも、さらに多くの世界の人々が町田リス園を訪れることでしょう。
体験記:町田リス園に行ってみて
このように様々な魅力のある町田リス園に、私も夫と共に1歳の子どもを連れて訪れました。
私たちは車で行きましたが、無料の薬師池公園の駐車場にスムーズに停められ、駐車場から町田リス園の入口もすぐで大きな看板もあり、わかりやすかったです。
まずはリスに会おうと、放し飼い場へと向かいました。リスが外へ逃げ出さないよう工夫された構造になっており、まず最初にひまわりの種を購入して入ります。
扉を開けてすぐの場所は飾り気のない円形の広場になっており、たくさんのリスたちが入園者から餌をもらっていました。
餌をやるためには、まず置いてある専用の手袋をはめて素手をリスに出さないようにします。
子ども用もきちんと用意されていました。ただ、いつもこの入口付近に多くのリスがいるわけではなく、時間によってはまったく姿が見えないこともありました。
私たちも最初は入口近くで集まっていたリスたちに餌をあげていましたが、彼らもお腹がいっぱいになってきたのか、少しずつ他へ移動していきます。
そこで、通路を通り陽のあたる広場へと出てみました。
見渡せる程度の円形の広場でしたが、木々が配置され、リスたちには居心地の良さそうな空間です。
ちょうどスタッフの方が、草刈りをして手入れ作業もしており、こうして日々リスが過ごしやすく、私たちも歩きやすいようにされていることが感じ取れました。
通路を歩きながら、木材の間や草の陰から姿を見せるリスたちを眺め、餌をあげます。
1歳の子どもも怖がることなく、リスたちの俊敏な動きに笑みを見せて指さして喜んでいました。
子どもの手袋をはめた手にひまわりの種を乗せてリスに差し出すと、そこからリスが素早く種を取っていきます。
ただ、小さい子どもはすぐに手を動かしてしまい、種がこぼれ落ちてしまったり、リスを驚かせてしまうこともあるので、少し親が押さえておいてあげると良さそうです。
種を取ったリスはといえば、両手で上手に種を食べ始めます。
その器用な様子と可愛らしさ、ふわふわの尻尾をふりふりさせる仕草を間近で見られ、家族そろってリスたちに夢中になりました。
どのリスも元気で毛並みもよく、清潔な感じがします。
餌を頬張る姿も良いですが、仲間同士であちらこちらへと飛び回っている姿はなかなか見られるものではありません。
来園している方々も、私たちと同じ親子連れもいましたが、友人同士や恋人同士と思われる男女もいて、まさに老若男女がリスたちを見て楽しんでいました。
リスの放し飼い広場には、リスだけでなくケヅメ陸ガメのサチコとジュンコもいるので、探してみてくださいね。
広場の通路は途中で2筋程度に分かれて、岩場の階段を数段あがる見晴らしの良い場所を最奥に、入口前へ戻ってくる形になっています。
私たちは子どもの思うままに歩いたせいで、リスそっちのけで岩場を上ったり、同じ通路を行っては戻りしましたが、それでも1時間ほどあれば充分ゆっくりまわることができました。
リスの後に他の動物たちと触れ合う場合は、もう少し時間に余裕があっても良いかもしれません。
また、町田リス園では、定期的にイベントも開催されており、モルモットレースと巣箱メイキングセミナーがよく開催されているようですので、行かれる際はイベントの日程もチェックしてみると良いと思います。
最後はギフトショップでお土産のお買い物もできます。
リスの可愛いぬいぐるみなどいかがでしょうか?
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