矢切の渡し

矢切の渡し
by http://katsushika-kanko.jp/shiba/003yagiri.html
小説「野菊の墓」にも出てきたこの矢切の渡しは矢切と柴又を繋ぐ手漕ぎボート。ゆったりとしたペースで船に揺られて川を渡るという中々出来ない体験が200円で出来ます!

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矢切の渡しの基本情報


【 住所 】千葉県松戸市下矢切1257 、東京都葛飾区柴又7-18先

矢切の渡し
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矢切の渡し 松戸市観光協会ページ

懐かしさあふれる「矢切の渡し」

「矢切の渡し」は、小説に登場したり歌謡曲に歌われたり、映画の舞台にもなった情緒あふれる小さな渡し船です。

今も残る、生活の中で利用されてきた渡し船で、現在は多くの観光客が乗船するようになっています。

都内ではここだけしか、渡船は残っていません。

「やぎりのわたし」と濁って発声することが一般的ですが、正式な地名としては「やきりのわたし」と、きを清音で読みます。

運行時間:10時00分~16時00分

運行日:3月中旬~11月 毎日、12月~3月上旬  土・日・祝日

休業:月火水木金 11月上旬~3月中旬 土・日・祝日は営業、台風などの荒天時は運休

料金:中学生以上200円、4才から小学生100円

住所:〒125-0052東京都葛飾区柴又7-18先(東京都側)、〒271-0096千葉県松戸市下矢切1257(千葉県側)

電話番号船頭(杉浦) 047(363)9357

交通アクセス

松戸駅から、京成バス「松戸駅発」→「矢切の渡し行き」、「矢切の渡し発」→「松戸駅行き」

「矢切の渡し」の周辺の駐車場は数か所あります。渡し場の矢切苑近くに無料駐車場(15台位)

矢切の渡し

矢切の渡しは、小さな船で江戸川の両岸を行き来するものです。

昔懐かしい風情に人気があり、現在では生活に利用するというよりも観光が目的になっています。

環境省でも「日本の音風景100選」のひとつとして柴又帝釈天界隈とともに選定しています。

顕彰碑が矢切の渡しより200m上流に設置されています。

この碑は、石でできていて、手で触れることができるようになっていて、ちょっと不思議な形をしています。

千葉県では「房総の魅力500選」のひとつとしています。

渡し船の船頭さんは、艪と竿を手際よく操って小さな船を向こう岸まで進めて行きます。

季節によって、川岸の緑の色や花が違うので、心地よい風とともに自然を感じることができます。

およそ5分ほどの短い舟遊びです。

船に乗り降りするときに、足元が不安定になるので、小さなこどもや高齢者は注意が必要です。

船頭さんによって、あるいはその日の天候(風の強さ)などによっては、艪と竿のほかにモーターを利用することもあります。

都内では渡船はこの「矢切の渡し」だけが残っています。

電車も自動車も無かった江戸時代に、人々が大事にしていた渡船の雰囲気を「矢切の渡し」で是非経験することをおすすめします。

「矢切の渡し」はさまざまな文学作品や映画などに登場してその作品の雰囲気を作り出しています。

明治の頃には伊藤左千夫が小説『野菊の墓』を著わし、政夫と民子の悲恋のお話の中にも登場しています。

「矢切の渡し」から徒歩で20分ほどのところにある西蓮寺には、その一節を刻んだ文学碑が建立されています。

西蓮寺のすぐ近くにある「野菊苑展望台」からは、江戸川や矢切耕地、都内の建物などが見渡せます。

歌謡曲では作詞が石本美由起、作曲が船村徹の歌謡曲『矢切の渡し』が作られました。

昭和の頃にちあきなおみ・細川たかし・瀬川瑛子・春日八郎 & 藤野とし恵、島倉千代子 & 船村徹など多くの歌手によって歌われ大ヒットしました。

映画でも「矢切の渡し」は登場しています。

第一作目の寅さんの帰郷のところで、矢切の渡しの船に乗って柴又の団子屋さんへと帰っていきます。

柴又駅の近くには、柴又のシンボルとも言える「フーテンの寅」の銅像が立っています。

柴又駅から帝釈天まで続く参道は、土産物屋などが軒を連ねていて、寅さんの撮影に何度も使われた「御食事処とらや」が今でも営業しています。

矢切の渡し、周辺スポット

「矢切の渡し」を訪れたら、参道を歩いてみたり、川魚料理店でうなぎや鯉料理を食べたり、お団子を食べてみたりするのもおすすめです。

昭和の頃の商店街の風情があって、下町人情の映画の舞台らしい雰囲気があふれています。

映画の雰囲気をもっと感じてみたいという人には「葛飾柴又寅さん記念館」がお勧めです。

「男はつらいよ」の舞台となった団子屋「くるまや」のセットそのままのものが作られているので、映画の一コマに入り込んだようなきぶんになれます。

寅さんがすぐ目の前に現れそうな錯覚で、ちょっと涙ぐんでいる人もいたりします。

映画の中で使われた寅さんのトランクの中身など小道具もたくさん展示されています。

葛飾柴又寅さん記念館
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日・休日の場合は、直後の平日)、及び12月第3火・水・木曜  ※年末年始も営業
入館料:山田洋次ミュージアムとの共通券で、一般 500円児童・生徒 300円 シルバー 400円、団体(一般) 400円 団体(児童・生徒) 200円

〒125-0052
葛飾区柴又6丁目22番19号
葛飾柴又寅さん記念館(葛飾区観光文化センター内)
TEL:03-3657-3455
FAX:03-3657-3418

「葛飾柴又寅さん記念館」の隣には、寅さんシリーズを監督した山田洋次の世界が「山田洋次ミュージアム」になっています。

映画好きの人はこちらにも立ち寄ることをおすすめします。

山田洋次ミュージアム
開館時間:9:00~17:00
休館日:第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日・休日の場合は、直後の平日)、及び12月第3火・水・木曜  ※年末年始も営業
入館料:葛飾柴又寅さん記念館と共通券で一般 500円児童・生徒 300円 シルバー 400円、団体(一般) 400円 団体(児童・生徒) 200円

〒125-0052
葛飾区柴又6丁目22番19号
葛飾柴又寅さん記念館(葛飾区観光文化センター内)
TEL:03-3657-3455
FAX:03-3657-3418

柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)

寅さんの名セリフ「私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。」の中でも帝釈天が出てきますが、帝釈天は正式には経栄山 題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)と言います。

関東では一番大きいと言われている大鐘楼があり、毎年元日0時から108回の除夜の鐘が打ち鳴らされます。

寅さんが産湯に使ったという御神水(ごしんすい)は、お寺が作られた寛永6年(1629年)から枯れることなく湧き続けているという地下水のことだそうです。

帝釈天には素晴らしい日本庭園・邃渓園(すいけいえん)があります。

せっかく帝釈天にお参りをしたら是非このお庭を拝見することもおすすめです。

邃渓園および彫刻ギャラリー
拝観料:大人400円、子供(小・中学生)200円、団体20名以上は大人300円

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