圓満寺
photo by @emawatot
圓満寺の基本情報
【スポット】圓満寺
【ふりがな】えんまんじ
【 住所 】〒790-0837 愛媛県松山市道後湯月町4−49
【アクセス】伊予鉄道市内電車 道後温泉駅から徒歩約5分
【最寄り駅】道後温泉駅
【営業時間】9:00~17:00
【 料金 】無料
【クーポン】なし
圓満寺
が含まれる観光マップ
愛媛県の圓満寺は恋愛成就のお寺!カラフルでカワイイ圓満寺へのアクセス方法まとめ
圓満寺の歴史
大悲山 圓満寺(えんまんじ)は、愛媛県松山市にある、今SNSで人気の寺院です。道後温泉本館から歩いてすぐのところにある圓満寺は、弘仁3年(812年)の頃に建立されたと伝わっています。本尊は阿弥陀如来で、本堂には萬延元年(1860年)の頃、道後地区に住む人々が手掛けた西国三十三観音があります、
西国三十三観音の由来は西国三十三所観音霊場にあります。四国といえば有名なのが四国八十八箇所霊場、それと同じく、近畿2府4県、そして岐阜県33か所の観音信仰霊場を西国三十三所観音霊場と呼ぶのです。
多くの観音様はにこやかな顔立ちをしていますが、圓満寺の29番目の観音(松尾寺)である馬頭観音だけはなぜか怒ったような顔をしています。どうしてそんな顔立ちなのかは全くわかっていないという、とても不思議な観音です。
圓満寺のご利益
延命
圓満寺には白塗りの地蔵尊である「湯の地蔵」があります。とても大きなお地蔵様で、なんと3.67mもあるのだそうです。実際に目にしてみると、本当に圧巻です。
湯の地蔵は、道後温泉にやってきた行基(ぎょうき)という僧によるものだと伝わっています。楠の大きな木にそのまま彫ったものだとされ、道後温泉ととても深い縁があるのです。
湯の地蔵には、「道後温泉に入浴後に湯の地蔵へ参拝することで、その人の寿命が延びる」というご利益があります。実は1855年頃に道後温泉のお湯が止まってしまい、温泉が枯れそうになったのです。そのときに湯の地蔵へ祈願したところ再びお湯が出るようになったことで、延命地蔵、そして道後を火の手から守ってくれる火除け地蔵とも呼ばれるようになりました。
浮気封じ、夫婦円満
湯の地蔵は火除け地蔵でもあり、火=浮気を予防するということから浮気封じ、夫婦円満といった恋愛成就のご利益もあるとして人気です。恋愛成就ということから、お結び玉などのカラフルで可愛らしい願掛けもあります。
圓満寺のご朱印
私が行ったときは、休憩中なのか社務所らしきところに人がおらず、ご朱印がもらえませんでした。知り合いが言うにはご朱印がもらえたとのことなので、朝早くであればご朱印をもらえる確率が高いでしょう。
圓満寺のお守りや絵馬、おみくじ
俳句絵馬
愛媛県松山市出身の俳人である神野紗希さんが考案した俳句絵馬は、願いごとが叶うようにと俳句が入った絵馬で、紅椿・落椿・椿山・白椿の4種類あります。例えば「落椿○○の恋の火ひとつだけ○○」という恋愛成就の俳句ならば、空いているところに自分と、そして好きな人の名前を入れるのです。
家内安全を願って、「椿山○○家ずっと幸せに○○」という家庭円満の絵馬もあります。なかなかない絵馬ですし、俳句というのもレトロカワイイのでおすすめです。
俳句恋みくじ
俳句恋みくじとは、俳人の神野紗希さんの俳句を基にしたおみくじです。恋愛に関連する俳句が書いてあるおみくじで、中には正岡子規などの俳句が入ったものもあります。絵馬と同様にあまり見かけない作りのおみくじですから、こちらも是非一度引いてみましょう。
お結び玉
お結び玉とは道後温泉の湯玉をモチーフに作られた願掛けです。左の手の平の上にお結び玉を乗せながら願いごとをして、そしてお結び玉は境内の専用の場所へ結ぶか、そのまま持ち帰りもOKです。願いごとをしたあとはお札を1枚取り、願いごとが叶えばそのお札をお札返納箱に納めます。
圓満寺のお土産
圓満寺での自分用のお土産といえばやっぱりカワイイ湯玉のお結び玉でしょう。他の人へのお土産ならば、道後たま屋のみかんおにぎりなんてどうでしょうか。インパクトがありますが、牛肉が入っていて案外美味しいおにぎりです。
芋屋金次郎ではゆあがりけんぴがおすすめです。おやつに最適な芋けんぴ、お土産用にもいいでしょう。
色んなお土産を見たいなら道後ハイカラ通りへ行ってみてください。カフェやお土産物屋が沢山並んでいるので、欲しい物もきっと見つかるはずです。おすすめは愛媛といえばポンジュース、そのポンジュースのロゴが描かれているレトロカワイイトートバッグです。
圓満寺のフォトスポット
お結び玉
圓満寺一番のフォトスポットはお結び玉でしょう。道後温泉の湯玉をモチーフにしたお結び玉は、地元の方々がちりめんという和服地で作っているのです。
和柄でころんとしたフォルムが可愛いお結び玉が沢山吊られている景色はとってもキュートです。レトロ柄の着物が似合うフォトスポットでもあるので、できれば着物、もしくは浴衣で行ってほしい場所でしょう。
湯の地蔵
真っ白でとても大きな湯の地蔵もおすすめフォトスポットです。かなりインパクトがあるので、湯の地蔵だけを撮ってみてもいいですね。
お地蔵さんの近くには寒柝(かんたく)という2本の大きな木の棒が置いてあります。長さが約1.5m、重さなんと約60kg以上もある超巨大寒柝です。そのすぐ近くには実際に持って慣らせる寒柝があるので、それを鳴らしながら祈願してください。
水琴窟
水琴窟(すいきんくつ)とは日本庭園ではよく見かける装飾です。お地蔵様に4、5回程度水をかけて、そのあとに竹筒へ耳を当ててみましょう。そうするととても良い音色がします。
水琴窟もなかなか見かけないので、ここもおすすめのフォトスポットです。動画が撮れるなら、動画で水琴窟の音を拾ってみましょう。
圓満寺へのアクセス方法
徒歩
圓満寺へ行くのであれば、車よりも徒歩をおすすめします。道後温泉本館の南側を見つつ、湯神社の上り階段、そして振鷺亭の間にある道を東の方向へと進みましょう。そうすると左手側に圓満寺が見えてきます、道後温泉本館からは徒歩約5分程度です。
道後温泉本館までは松山駅から路面電車で片道約20分、道後温泉駅からは徒歩約5分ほどになります。
圓満寺周辺のおすすめ観光スポット
道後温泉本館
圓満寺周辺で最もおすすめなのが道後温泉本館です。こちらは日本最古の道後温泉、絶対に入るべき温泉です。重要文化財でもありミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで最高位三つ星も獲得しました。
赴きある外観は勿論、中もとても歴史深い建築物です。霊(たま)の湯(3階個室)、霊(たま)の湯(2階席)、神の湯(2階席)、神の湯(階下)という4つのコースを決めて入浴します。前の3つは休憩スペースあり、神の湯(階下)は入浴のみのコースです。他にも日本で唯一の皇室専用浴室である又新殿、そして夏目漱石が通ったとされる坊っちゃんの間もあります。
道後温泉本館の浴室もさることながら、お湯も大変心地良いです。入浴したあとに圓満寺へ参拝というコースがおすすめです。
大街道
圓満寺周辺で食べ歩きしたいなら、おすすめなのが松山一の繁華街と呼ばれるほどの賑わいを見せる、大街道へ行くことです。大街道へは大街道駅から市電通りを渡って向かいましょう。
大街道のアーケードは約500m、市電通りから千舟町通りまでずーっと長く続いています。例えば鍋焼きうどんを食べたいのなら老舗の「アサヒ」で、銀天街から大通り、その路地へ入ったところにあります。
甘いものが好きなら「クレープカフェ ココ」はどうでしょうか。鍋焼きうどんの美味しいアサヒのすぐ近くにあるクレープ屋さんで、天気の良い日は近くの公園で食べるのがおすすめです。
ロープウェイ街に入ると和菓子「霧の森菓子工房」の霧の森大福がおすすめです。通販ではなかなか買えないくらい人気の大福なので、松山に行くのであれば絶対食べてみてください。
そして愛媛といえばみかん、みかんといえば「10 Factory」です。ここはみかんばかりのお店、みかんジュース3種お試しセットやみかんビールなんてものもあるので是非行ってみましょう。
坊っちゃん列車
松山市に行くのなら坊っちゃん列車も欠かせません。坊っちゃん列車は蒸気機関車をモデルとした列車です。
実際に乗れるので、是非時間があれば乗ってみてください。小さい子はとても喜びますし、大人でもワクワクします。勿論外から見ているだけでも楽しいです、ディーゼルで走る列車は今では珍しいのでフォトジェニックな景色でしょう。
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