ガンガラーの谷
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ガンガラーの谷の基本情報
【スポット】ガンガラーの谷
【ふりがな】がんがらーのたに
【 住所 】沖縄県南城市玉城字前川202番地
【アクセス】那覇空港から車で約30分
【最寄り駅】なし
【営業時間】9:00~18:00(最終受付17:00)
【 料金 】大人(18歳以上)2,500円、中人(15歳~17歳)2,000円、小人(4歳~14歳)1,500円
【クーポン】公式サイトで事前予約すると割引あり
ガンガラーの谷
が含まれる観光マップ
思わず、深呼吸したくなる場所。ガンガラーの谷で、太古の神秘に包まれる体験を
神秘的な太古の自然とロマンあふれる遺跡で人気の「ガンガラーの谷」
木々の生い茂る坂道を降りていくと、広い鍾乳洞の中に点々とカフェの明かりが灯っているのが見えます。そこは沖縄有数のパワースポットのひとつ、ガンガラーの谷への入り口です。
ガンガラーの谷は、数十万年前まであった鍾乳洞が崩壊してできた谷。足を踏み入れると切り立った岩肌の間を埋め尽くす亜熱帯の森が視界いっぱいに広がります。
この地には、現地の人も訪れる祠や日本人のルーツと考えられている湊川人の貴重な遺跡もあり、太古のロマンを存分に感じることができます。
沖縄ならではの大自然の中を歩くのですが、観光客も普段着で気軽に楽しめるよう、歩きやすい通路やドリンクなど様々な工夫がされている施設です。
ガンガラーの谷の基本情報
ガンガラーの谷に入るためには、必ずガイド付きのツアーに申し込む必要があります。
ツアー料金は大人2200円、高校生・専門学生・大学生は1700円です。保護者同伴の場合には中学生以下は無料です(H29年5月現在)。
ツアー時間は約1時間20分で定員が決まっていて、ツアー日の前日17時までに予約が必要です。予約は公式ホームページ上か電話で行うことができます。
定員に空きがあれば当日の電話予約も可能ですが、休日や観光シーズンは予約が埋まりやすいので早めに予約をとっておくようにしましょう。
また、ツアー出発時間はAM10:00~、12:00~、14:00~、16:00~の4回です。
定休日はありません。
ガンガラーの谷への交通アクセス
ガンガラーの谷は沖縄県南城市にあり、那覇空港からは車で約30分のところにあります。
すぐ隣に「おきなわワールド」というレジャー施設があるので、道中に看板があれば参考にして下さい。
那覇市内からレンタカー等で行く場合
国道329号線を東方へ進み、仲井真交差点を右折。さらに県道48号線を経由し県道17号線を南下していく途中にあります。
那覇空港から行く場合は自動車道が便利です。東方へ進み、県道48号線を南下します。
公共交通機関で行く場合
琉球バスの「玉泉洞前」というバス停が最寄りになります。
玉泉洞前へ行くには、モノレールの旭橋駅近くの上泉バス停留所で琉球バスに乗り換えます。「前川線」もしくは「玉泉洞線」に乗りましょう。最寄りのバス停からは徒歩2分ほどで目的地に到着します。
なお、駐車場は無料です。駐車場に向かって右側にツアーの集合場所があります。
ツアーの前後に食事をするなら、先に紹介したおきなわワールドがおすすめです。
地ビールや沖縄料理が楽しめるレストランがありますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
ガンガラーの谷の見どころ
大自然の中で深呼吸してみよう!
ガンガラーの谷の見どころは、何と言っても神秘的な大自然を体中で感じられる所です。
鍾乳洞のアーチをくぐり太古の森へ一歩足を踏み入れると、そこは別世界。ひんやりとした空気が体を包み、木々の擦れ合う音や虫の声が静寂にこだまします。まずはゆっくりと深呼吸してみましょう。体が大自然で満たされたような感覚になります。
森の中を歩きはじめたら、あちこちにある切り立った岩壁にも注目してみましょう。このような岩は鍾乳洞の壁のなごりだと考えられています。この森は、広大な鍾乳洞の天井が崩れて開けた大地の上に太陽が差して草が生え、木々が生い茂ってできた森なのです。
「そんな大きな鍾乳洞があったんだ!」「何もない所からこんな森ができたんだ!」
そんな風に、大自然の力強さが身に染みて感じられることでしょう。
ガイドさんの解説で自然のすごさがより実感できる
ツアーを案内してくれるガイドさんは、ガンガラーの谷の成り立ちをボードなどを使って分かりやすく説明してくれます。ガイドさんの説明を聞きながら景色を眺めると、自然の不思議と壮大さをよりリアルに感じることができます。ほんの数センチの岩にも、自然の作り出す形の不思議さを体感することができます。
ガイドさんは全員沖縄出身の方かと思いきや、沖縄の自然に魅せられて移住してきた方もいるようですね。沖縄を誰よりも楽しんでいるガイドさん達から語られる沖縄の歴史は、聞いていてとてもワクワクします。
観光客も歩きやすい設備が充実!
ガイドさんについて歩きながら解説を聞くことも多いですが、通路はすべてコンクリートで整備されているので歩きやすくなっています。階段のある場所には手すりもついていますので安心ですよ。
洞窟などの暗い場所に入る際は一人一つずつランタンを配ってもらえます。安全面はバッチリですし、暗い洞窟の中に連なるオレンジ色の光は写真におさめたくなるほど幻想的です。
また、沖縄名産の「さんぴん茶」がもらえるのも嬉しいポイントのひとつ。一人一本ずつさんぴん茶の入ったボトルを貸してもらい、首からぶら下げて歩きます。
歩き疲れたらさんぴん茶を飲んでリフレッシュ。ツアー中、みんなでお揃いのボトルを下げて歩くのも探検隊になった気分がして嬉しいです。
パワースポットで良運祈願!
ツアー途中には、沖縄の現地の人も祈祷に訪れるパワースポットに2か所立ち寄ることができます。
1か所目は「イナグ祠」。内部には女性のお尻の形をした自然の岩があり、安産や良縁の女神が祭られています。
実際に内部に入ることはできませんが、ガイドさんがご神体の岩の写真を見せてくれます。自然が作り出した形の不思議にびっくりしてしまいます。
2か所目は「イキガ祠」。こちらは洞窟の中にあって、ランタンを手に洞窟の中を進んでいくと、男性器の形をした鍾乳石を見ることができ、触ることで縁起が良くなるといわれています。
実際に見てみると、触っていいのかな・・と思ってしまうくらいリアルです。子宝に恵まれると評判の神様なので、新婚旅行で訪れるのもおすすめです。
森の賢者、大主ガジュマル
ガンガラーの谷の代名詞にもなっている大主ガジュマルは、特におすすめのスポットです。
ガジュマルは幹の途中から次々と根を下ろし、まるで地を歩くように移動していきます。崖の上に生えている大主ガジュマルは、がけ下の空間にカーテンのように根をのばしており、圧巻です。
思わずここで記念写真をとりたくなる人が多いと思いますが、ガイドさんが一人ずつのカメラを預かって記念写真を撮ってくれます。ガジュマルの巨大さが表現できるように角度を調節して摂ってもらえるので、とてもいい思い出写真ができますよ。
湊川人の貴重な遺跡が見られる
ツアーの最後にある洞窟には、日本人の祖先と考えられている湊川人の骨の発掘調査現場を見学することができます。人類の歴史上の大発見になるかもしれないこの遺跡、一度見ておいて損はありません。
ガンガラーの谷を訪れる際の注意点は?
ガンガラーの谷は自然を利用した観光スポットです。訪れる際には以下の点に注意しましょう。
歩きやすい服装で行く
通路は全て歩きやすいように舗装されていますが、石ころや滑りやすい葉っぱなどを踏むこともありますので、できるだけ底のしっかりした靴を履くようにしましょう。また、ロングスカートなどは階段や坂道で裾を踏む危険があるので危険です。
夏は虫刺されの対策をする
夏場は森に蚊などの虫が出やすくなります。特に足元は刺されやすいので、長ズボンを着用していきましょう。虫よけスプレーをかけて行くのもおすすめです。
冬は防寒対策をしっかりする
冬の沖縄の平均気温は15~20度と比較的暖かいですが、森の中は冷え込みやすくなります。森に入る際はダウンベストなどで防寒対策をしていきましょう。
ツアー前にトイレに行っておく
約1時間20分間のツアー中にはトイレがありません。ツアー前に駐車場前にあるトイレに行っておきましょう。
ガンガラーの谷で自然に触れ、神秘体験を楽しもう
ガンガラーの谷の情報についてまとめましたが、いかがでしたか?大自然の神秘に触れて忘れられない旅の思い出にして下さいね。
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