ホーンテッドマンション攻略【ディズニーランド】
ホーンテッドマンションは、ディズニーランドのファンタジーランドにあるアトラクションです。ホーンテッドマンションは999人の幽霊が暮らす不気味な洋館が舞台になっていて、幽霊達は洋館に訪れるゲスト達を1000人目の仲間にしようと狙っているという設定のライドタイプのアトラクションとなっています。
ホーンテッドマンションでゲストが乗り込むライドの名前は「ドゥームバギー」といい、死の車という意味を持っています。このドゥームバギーの背もたれにはスピーカーがついていて、そこから怖い声のナレーションが聞こえてくる仕組みになっています。ディズニーランド唯一のお化け屋敷のような存在のアトラクションです。そんなホーンテッドマンションについて詳しくご紹介していきます♪
ホーンテッドマンションのバックグラウンドストーリー
ホーンテッドマンションは999人の幽霊が暮らすお化け屋敷ですが、実はちゃんとしたバックグラウンドストーリーがあるんです。ホーンテッドマンションはもともとは神聖なインドの理葬地でした。その場所にオランダ人の市長が村の人々の忠告を聞かずに洋館を建てました。
そして、この洋館の主人になる人は次々と事故死などの様々な理由で謎の死を遂げます。こうして主人がいなくなった洋館は、アメリカ降霊術協会に売却されて夜中に霊を呼び出すために使用されることになりました。なんと900回以上もの降霊が行われて、1914年にこのアメリカ降霊術協会は解散します。
こうしてそのあと、この洋館はある男の人のものになりました。この男の人はアトラクションがスタートしてすぐの部屋で、白骨化していく肖像画の人です。この男の名前は「マスター・グレイシー」といいます。サーカスで綱渡りをしていた「リリアン」という女性と結婚します。リリアンと幸せな日々を過ごしていましたが、ジプシーで霊媒師の女性「マダム・レオタ」という人物に夢中になり、洋館に住まわすことにしました。しかしリリアンはマダム・レオタに嫉妬心を抱き、マダム・レオタを洋館から追い出すよう言い聞かせますがマスター・グレイシーは聞いてくれません。そして、妻のリリアンや召使達はこの霊媒師マダム・レオタやその娘に殺されてしまいます。そのあと再婚したエミリーという女性もマダム・レオタに騙され殺されてしまいました。そしてそのあとマスター・グレイシーも発狂し、首をつって死んでしまいます。今もなお、マスター・グレイシーの叫び声は洋館に響いています。こうしてこの屋敷は、「ホーンテッドマンション」と呼ばれるようになったのでした。
ホーンテッドマンションの仕掛けについて
アトラクション中には不思議な仕掛けがたくさん登場し、ホラー要素があって不気味だけどもなぜかひかれてしまい、何度も乗ってしまうという人も多いのではないでしょうか?そんなホーンテッドマンションの仕掛けをいくつか紹介します!
年老いていく肖像画の謎
ホーンテッドマンションはスタンバイが終わり、まもなくアトラクションに乗車できる!というところで、ドゥームバギーに乗る前に2つの部屋に通されます。まずは青年がだんだんと老いていく肖像画がある部屋です。この肖像画は【少年➡中年➡老人➡痩せた老人➡骸骨】になっていきます。初めてこの肖像画を見たときは、なんとも言えない不思議な体験をしたような気持ちになり驚きますよね!実は、これは本当に絵が年を取っていっているわけではなく、「ディゾルヴィング・ヴューズ」といった手法のトリックが利用されているんだとか。このトリックは、とても特殊なプロジェクターが使われているのだそうです。肖像画の後ろから青年の絵を映し、そこにだんだん年老いていく映像を見せるための2つのプロジェクターを使用しているようです。技術の進歩は素晴らしいの一言に尽きますね!実際に肖像画を見てみると分かるかと思いますが、その演出は見事なものですよ!
ストレッチングルームの伸びる絵と首つり死体
そして次に通される部屋は、ストレッチングルームという8角形の部屋です。この部屋では、部屋の壁に飾られている絵がだんだんと伸びていくように見えます。果たしてこれは絵が伸びているのか、それとも自分たちが下に下がっているのか、という不思議な感覚に陥ります。実はこれは絵が伸びているのではなく、部屋自体が上に伸びているのだそうです。今までに味わったことのない感覚を体験することができますよ!さらにそのあと、この部屋は一瞬真っ暗になり、首つりの死体が現れます。それが見えた時は、恐怖を感じてドキっとしてしまいますが、部屋の明かりがついた時にはすでに死体は消えてしまっています。
絵の下からこの部屋をたてに伸ばしているため、壁が上昇したことによって、上昇する前までは隠されていた絵が出現するという仕組みになっているんです。さらに、この部屋の壁にある絵の額縁の上下部分は全て本物でできていますが、絵の横部分の額縁はニセモノなんだとか♪
この時に現れる首つり死体の姿についてですが、実はこの瞬間の天井はニセモノのもので、紗幕というとても薄い布地で作られている幕に天井の絵が描いたものなのです。紗幕は、うしろから光を当ててみると不思議なことに透けてしまい、その場所からないものかのように全く見えなくなるのだそうです。光を当てていない暗闇の場所ではその幕はそのまんま見えるので、一瞬にしてこうした演出ができたのでしょう。
ホーンテッドマンションは、アトラクションに乗車する前からすでに、恐怖心を煽られるような仕掛けがたくさん用意されているんです。
廊下の絵から感じる視線
そしていよいよ、このストレッチングルームを出ると私たちゲストはドゥームバギーに乗り込んで、洋館の奥へと進んで行きます。ここでようやくアトラクションが出発し、屋敷の中を見て回ります。まず何とも言えない、不気味なロウソクが浮かんでいる階段を過ぎると、左右の壁に何だか怪しい絵が飾られている廊下を通過することとなります。この廊下でも不思議な体験をすることになります。
この場所では誰もいないはずなのに、なぜかどこからか誰かに見られているかのような視線を感じてしまいます。ここでも、きっと「自分だけがそう感じているのではないか」や「もしかしたら気のせいかもしれない」と思う方が多いかと思います。安心して下さい!これはあなただけが感じていることではありません。ましてや気のせいでもありません。
なぜなら、よく見てみると廊下に飾られていれ絵に写っている人たちの目が、私たちを追っているのです。何とも不気味なこの仕掛け。ここでさらにぐっと恐怖が増しますよね!このトリックの真相は、絵に写っている人たちの目の部分だけ、でこぼことくぼみ、そのくぼみの中の奥に黒目が描かれているのだそうです。私たちゲストは、絵に写っている人たちの黒目を斜めから見ているために、絵が自分に視線を追っているかのように感じる仕掛けとなっているのだそうです。
追ってくる大理石の胸像
目で私たちゲストの姿を追ってくる、不気味な絵をなんとか通過できたあとは、数多くの本や書き物が並んでいる書斎にやって来ます。ドゥームバギーから聞こえてくるアナウンスでも流れているように、この書斎にある書き物は貴重な物ばかりなんだそうです。しかしその内容は背筋もゾッと凍りつくようなものばかり、、、。さらにこの部屋にある大理石の胸像は、文学史に名を残したゴーストライターたちなのです。
そういった内容のアナウンスがドゥームバギーから流れてきた直後に、大理石の胸像が体を揺らして、私たちゲストを追いかけてくるんです。この追いかけてくる胸像の仕組みは、先ほどの廊下に飾られていた、視線を追ってくる絵と同じで、銅像自体がでこぼこしていて、胸像へのライトの当て方を工夫することによって、まるで本当に銅像が私たちゲストを追いかけてくるかのように見えるんです。
水晶玉にうつるマダム・レオタ
そして、私たちゲストを乗せたドゥームバギーは、さらに屋敷の奥へ進んで行きます。奥に進んでいくと、そこには呪文を唱え続けている謎の女性の生首の姿だけが水晶玉の中に映し出さている光景を目にします。この、水晶玉に映し出された生首の女性は、ホーンテッドマンションのバックグラウンドストーリーでもご紹介した「マダム・レオタ」という降霊術師です。
このマダム・レオタの登場シーンの仕組みは、水晶玉の中に本当にマネキンの顔のみが入っているのだそうです。バックグラウンドストーリーを知ってから、このマダム・レオタの姿を見ると、より恐怖心が増してアトラクション中にゾッとしてしまうかもしれませんね。
一族たちの舞踏会
水晶玉に映し出されたマダム・レオタを通り過ぎると、ドゥームバギーからアナウンスが流れて来ます。バックグラウンドストーリーでもご紹介した、代々この屋敷に住んでいた一族たちが甦って、みんなで舞踏会を楽しんでいる姿が現れます。一族はみんな今でもこの屋敷に亡霊となって住み着いています。亡霊たちは私たちゲストが進んでいる道よりも、下の階で舞踏会を開いているので私たちゲストは、その姿を上の階からのぞくような状態になっています。
このシーンは、ホーンテッドマンションの見どころポイントでもあるので、しっかり目に焼き付けておきましょう!このシーンで用いられているトリックは「ペッパーズ・ゴースト」と呼ばれているものです。亡霊となった一族たちが、舞踏会を楽しんでいるシーンは、何とも不気味ですよね、、、。このシーンを抜けると、ライドがくるりと反転し、私たちゲストは後ろ向きのまま坂道を下ります。最初はびっくりしてしまうかもしれませんが、坂道を下るスピードはとてもゆっくりなので安心して下さいね!背もたれに寄りかかっていれば怖くないですよ♪
そして、アトラクションの最後には、大きな鏡のような物の前にたどり着き、その鏡には自分たちの姿だけではなく、自分たちの乗っているドゥームバギーに一緒に幽霊が乗っているように見えます。初めてホーンテッドマンションに乗車した方にとっては、かなりの恐怖を感じる場所だと思います。「まさか、自分だけに見えているわけじゃないよね、、、。」と心の中で思った方も多いのでは?
ホーンテッドマンションには、他にもたくさんの不気味で不思議な仕掛けがたくさんあります。ぜひ実際にアトラクションを体験してみて、色々な仕掛けを楽しんできて下さいね!ただ、もしかすると気が付かないうちに自分が1000人目の幽霊になってしまわないように気を付けてくださいね、、、。
期間限定バージョンのホーンテッドマンション
ホーンテッドマンションは、毎年ハロウィーンからクリスマスの期間中は、期間限定イベントとして「ホリデーナイトメア」バージョンが行われています。ディズニー映画「ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス」に登場する、『ジャック・スケリントン』や『サリー』などといったお馴染みのキャラクターたちがアトラクションに登場します。普段のホーンテッドマンションとは雰囲気が一変して、ハロウィーンとクリスマスが融合した華やかなアトラクションに変わりますよ♪
スペシャルバージョンが開催されている期間中は、かなり人気なので普段よりも待ち時間が長くなる傾向にあります。混雑時には待ち時間が45分から60分を越えてしまうこともあります。もともとホーンテッドマンションはファストパス対象のアトラクションですが、普段は待ち時間が少ないため、ファストパスを取っていなくても短いスタンバイで乗車することができる可能性が高いです。しかし、このスベマシャルバージョン期間中は、かなり混雑してしまいますので優先順位が1番目とまでは言いませんが、もし時間を見てファストパスが収得できそうな場合は、収得しておいてもいいかなと思います!
ホーンテッドマンションの待ち時間について
ホーンテッドマンションの待ち時間についてを、詳しくご紹介していきます。ホーンテッドマンションの待ち時間は、平日であれば15分から30分で乗車できます。週末や祝日などの混雑日でも30分から45分ほどで乗車できることがほとんどです。また、ホーンテッドマンションはファストパス対象のアトラクションです。普段はファストパスを収得していなくても、そこまで長い待ち時間は発生しないことの方が多いので大丈夫だと思います。
ですが、パーク自体がかなり混雑しているゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇中は、もちろんアトラクションも混雑するのでファストパスを収得した方が効率よくパークを回ることができます。それはホーンテッドマンションだけではなく、他のアトラクションも同じです。ファストパスを収得する順番なども事前に考えておかなければいけません。
ディズニーランドのファストパス対象アトラクション一覧
☆スペース・マウンテン☆
エリア:トゥモローランド
☆モンスターズ・インク:ライド&ゴーシーク!☆
エリア:トゥモローランド
☆スターツアーズ・アドベンチャーズ・ザ・コンテニュー☆
エリア:トゥモローランド
☆バズ・ライトイヤーのアストロブラスター☆
エリア:トゥモローランド
☆プーさんのハニーハント☆
エリア:ファンタジーランド
☆ホーンテッドマンション☆
エリア:ファンタジーランド
☆ビックサンダー・マウンテン☆
エリア:ウエスタンランド
その中でもファストパスが早くから終了してしまうアトラクションはこちら⬇
【モンスターズ・インク:ライド&ゴーシーク!】
【スプラッシュ・マウンテン】
【プーさんのハニーハント】
週末や祝日などの混雑日には、さらに【ビックサンダー・マウンテン】も午前中に終了してしまう可能性があります。スペース・マウンテン、バズ・ライトイヤーのアストロブラスターは、午後に入っても残っている場合が多いです。(※混雑状況によります。)
ホーンテッドマンションは、他のアトラクションに比べてファストパスが終了する時間が遅いです。日によっては夕方までファストパスが残っている可能性もあるため、状況次第ではファストパスを収得する順番は後の方でも大丈夫だと思います。現在は公式アプリでもファストパスを収得することが可能になっています。さらに、アトラクションのリアルタイム待ち時間も表示されていますので、小まめに確認しながらパークを回ると確実だと思いますよ☆
ディズニーランドの大人気アトラクションを制覇できる回り方についてはこちら★人気のアトラクションを制覇できる回り方【ディズニーランド編】
また、先ほどもご紹介したようにホーンテッドマンションにはスペシャルバージョンを開催している期間があります。この期間中は普段よりも待ち時間が長くなりますので、それも注意しておきましょう。
ホーンテッドマンションが空いている時間帯
それでは、ホーンテッドマンションが空いている時間帯はあるのか、についてです。結論を言えば、ホーンテッドマンションが空いている時間帯は1日を通して何度かあります。まずは、パレードが行われている時間帯です。ディズニーランドにはパレードのフロートが通る、パレードルートと呼ばれる道があります。パレードの最中は、あらゆる道が通行止めになります。ホーンテッドマンションがあるファンタジーランドもそうです。ディズニーランドのパレードは、「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」が悪天候で行われなかった場合にのみ開催されるパレード、「ナイトフォール・グロウ」以外は全て、ホーンテッドマンションのすぐ横からスタートとなります。そのため、パレードが行われる時間帯はホーンテッドマンションの回りもたくさんのゲストが場所取りをしています。また、やっぱりディズニーランドの目玉と言えばパレードなので、パレードが行われている時間帯はアトラクションの待ち時間もぐっと短くなるんです。ですから、パレードが開催されている時間帯を狙えば待ち時間を短くして、ホーンテッドマンションに乗車することができます☆パレードが行われる時間帯は、1日に何度かあるので、事前にパレードの時間を調べておくといいかと思います。しかし、逆にパレードが終了したあとは、待ち時間が突然増えるので注意しておきましょう!
あともう1つは、夜20時以降です。夜20時以降になると、ゲストの数は少なくなります。帰宅するゲストや帰宅準備を始めるゲストが多いので、アトラクションに乗車するよりもお土産を見ている人が多いためです。これは平日でも週末や祝日などの混雑日でも同じです。この時間帯になると待ち時間が5分~10分、もしくはそれ以下で乗車できる可能性も高いです☆ほぼ貸しきり状態!なんてこともあるかもしれませんね♪ただ、人が少ないホーンテッドマンションは尚更不気味な感じがして怖いかもしれませんが、、、。
ファストパスを収得できなかった場合や、空いている時間帯を狙って待ち時間を少しでも減らしたい、という方はぜひこの2つの時間帯に訪れてみてくださいね♪
待ち時間13分
ホーンテッドマンションの待ち時間表記が「13分」になっているのを見かけたことがありますか?ディズニーのアトラクションの待ち時間表記は、5分単位となっていますので、この中途半端な数字に違和感を覚える方も多いのではないでしょうか?実はこれはディズニーのちょっとした遊び心なんです♪ホーンテッドマンションは、ディズニーランドのお化け屋敷的存在のアトラクションです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、実はこの「13」という数字は不吉だと言われていることが多いのです。さらにゲストに恐怖を味わってもらえるように、という意味での表記の仕方なのかもしれませんね♪
このように表記されているのはごくまれなので、見ることがきた方はラッキーですよ☆また、実際には待ち時間が13分待ちよりも短い時に、こう表記されていることが多いです!ディズニーの、こういうちょっとした遊び心が私たちゲストにハピネスを与えてくれますよね♪
雨の日は大丈夫なの?
ホーンテッドマンションは、完全屋内アトラクションです。そのため雨の日や悪天候時でも、安心してアトラクションを楽しむことができます☆しかし、スタンバイ時は屋外ですのでレインコートや傘などの雨具を用意する必要があります。一部屋根がついている所もありますが、ファストパスを使用せずにスタンバイ列に並ぶときには注意しましょう!屋内アトラクションは、雨の日や悪天候時は混雑しがちですが、ホーンテッドマンションはスタンバイ列が屋外のため、雨の日だからといって特別混雑する可能性は低いです☆雨の中スタンバイする際には、風邪を引かないように気を付けましょう!
最後に
ディズニーランドのアトラクション、ホーンテッドマンションにはご紹介した他にもまだまだたくさんの魅力があります。それは実際に体験してみないと分からないことだと思います☆ディズニーランドに唯一ある、お化け屋敷のアトラクションですが、ホラー要素だけではなく細かく作り上げられたバックグラウンドストーリーや、さまざまな仕掛けにも注目してみて下さいね♪今までは気が付かなかったような発見も、できるかもしれませんよ!
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