掛川城
photo by @junpei.tora
「内助の功」で知られる山内一豊が城主として在城していたのが掛川城。その景観が美しいことから「東海の名城」としてうたわれました。「本格木造天守閣」として日本で初めて復元されたお城で、海抜56mもの高さに建てられています。掛川城は室町時代に今川義元の祖父・義忠が築城したと伝わります。江戸時代に再建された二ノ丸御殿や明治時代油山寺に移築された玄関下御門は国の重要文化財に、こちらもまた江戸時代に建てられたと言われる大手門番所は市文化財に指定されています。もともと戦国時代には、この掛川は遠江国東部における中心地域でした。その為、戦争の舞台にもなりやすかったのです。今川の勢力から徳川家康の勢力下にはいり、さらに家康が関東(江戸)に移封される際に、豊臣家家臣であった山内一豊が城主となりました。その際に一豊はお城を大幅に拡張しています。1854年の安政東海地震では、この掛川城も倒壊し、天守が再建されたのは現代(1994年)のことです。春には桜の名所にもなっています。
掛川城の基本情報
【スポット】掛川城
【ふりがな】かけがわじょう
【 住所 】静岡県掛川市掛川1138-24
【アクセス】JR掛川駅から徒歩7分
【営業時間】9:00~17:00(11月1日~1月31日は16:30)、定休日は12月30日~翌年1月1日
【 料金 】大人400円、小中学生150円
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