重岩(小瀬石鎚神社)

重岩(小瀬石鎚神社)
photo by @manamiyoga_11
189段の階段を登り終えると、まるで宙に浮いてるかのように大きな岩が重ねられている重岩がご神体として祀られています。小豆島のパワースポットと言われ、「天からパワーが降り注ぐ」として注目されています。

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重岩(小瀬石鎚神社)の基本情報


【スポット】重岩(小瀬石鎚神社)
【ふりがな】おもいわ(こせいしづちじんじゃ)
【 住所 】香川県小豆郡土庄町小瀬
【アクセス】土庄港から車で約20分
【最寄り駅】なし(最寄りの鉄道駅は高松駅、そこからフェリーで土庄港へ)
【営業時間】年中無休
【 料金 】無料
【クーポン】なし

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小豆島に知る人ぞ知る癒しスポット発見!小瀬石鎚神社の魅力を解説!

小瀬石鎚神社ってどんな場所

香川県の観光スポットとして有名な小豆島。
オリーブ園や二十四の瞳映画などは知っている方も多いのではないでしょうか。
小瀬石鎚神社は、小豆島の西の端に位置する神社で、ご神体は重岩と呼ばれる大きな岩に小さな岩が重なった巨岩石です。
落ちそうで落ちない絶妙なバランスを保った重岩は、なにか不思議な力が働いているようにも感じます。
この記事では、注目のパワースポットである小瀬石鎚神社の重岩について詳しく解説しますので、旅の参考にしていただければと思います。

小瀬石鎚神社の見どころ

小豆島のランドマーク!摩訶不思議な重岩

小瀬石鎚神社のご神体である重岩は、その神秘的な姿からパワースポットとして有名で、小豆島のランドマークになっています。
重岩まではちょっと険しい道のりになるので、詳しく説明しておきますね。
駐車場から延びる長い石段をひたすら登っていくと、重岩不動石鎚神社が見えてきます。
石段は400段近くあり体力的にはかなりきつい道のりですが、美しい瀬戸内海の風景に癒されながら頑張って登りましょう。
神社までは10分ぐらいです。
その先の重岩までは岩肌を登っていくような道になっています。
鎖の手すりはありますが、危険かつハードな道のり。転げ落ちないように慎重に登ってくださいね。

5分ぐらいで重岩に到着。
宙に浮いているような神秘的な姿に圧倒されると思います。
大きな岩の上に小さい岩が重なっており、岩の下の祠には石鎚山の「三の鎖」が奉納されています。
重岩の不自然な容貌は、大男がひょいっと積み重ねたような人工的なものに見えるのですが、実際は風化した花崗岩の硬い核の部分が残ってできたものです。
それにしてもなにがどうなってこうなったのかと不思議に感じることでしょう。
なにか神秘的な力が働いたように感じるところがパワースポットたる所以ではないでしょうか。

SNS映えスポット! 重岩から望む瀬戸内海の大パノラマ!

重岩まで登り切ったら、ハードな道のりを忘れるほど美しい瀬戸内海の絶景を存分に楽しんでください。
青い空と白い雲、行きかう船舶がアクセントになりとても美しい景色です。
左手には、オリーブ牛で有名な小豊島や豊島美術館など現代アートで注目されている豊島、
「瀬戸内国際芸術祭」で有名になった男木島、女木島も見えます。
右手には、小豆島四海地区と沖之島が見えます。
香川県観光協会の公式サイトには、「小豆島と沖之島の間を花嫁が渡し船にのって嫁いでいく様が、昭和の名曲「瀬戸の花嫁」の歌そのもの。」という解説がありました。
歌詞を思い出しながら見ると感慨深いものがありますね。
SNSにも重岩からの絶景写真をあげている人は多く、癒されると評判になっているようです。

歴史的価値も高い小瀬の丁場

 
小豆島は江戸時代から花崗岩の産地として有名だったようで、重岩の周辺は「小瀬の丁場」と言われ、大坂城築城用の大石を切り出した採石場だったそうです。
重岩も周辺の石が切り出されてあのような姿になったのかも?
御影石とも呼ばれる花崗岩は非常に硬く、どうやって切り出し運んだのかが不思議で当時の人の苦労を想像してしまいます。
他にも小豆島には大坂城築城の際に大石を切り出した採石場が20ヵ所以上あり、香川県指定文化財に指定されている大坂城石垣石切小瀬原丁場跡には、矢穴のあいた石や使用されなかった残石がそのまま残っています。
この状態で残されているのは珍しいようなので、歴史好きの方は一見の価値ありです。

小瀬石鎚神社を観光する時の注意点

駐車場までの山道も対向不可能な細い道なので、大型車で行くのはおすすめできません。
また、神社までの石段は400段ぐらいあり、その先も岩肌を登っていくハードな道のりなので、事前に体力と相談してチャレンジしてくださいね。
滑らない靴と軍手、雨の場合は傘ではなく雨合羽のご用意をお忘れなく!

小瀬石鎚神社周辺のおすすめ観光スポット

二十四の瞳映画村

小豆島に観光に来たらぜひ立ち寄ってほしい観光施設です。
映画「二十四の瞳」のロケに使ったオープンセットが残されており、絣の着物を着て村内を巡ると昭和初期にタイムスリップしたような感覚で楽しむことができます。
他にもマニア必見のフィギュアギャラリー海洋堂や日本映画黄金期の名作を紹介したキネマの庵も見ごたえ十分です。

また、お食事処としてもおすすめ。
予約制の豪華なお弁当の数々も魅力的ですが、キネマの庵にあるカフェではアルマイトの食器で給食を食べることができます。
メニューは、アツアツの揚げパン、しゃばしゃばのカレースープ、冷凍みかん、二十四の瞳オリジナル牛乳…等心惹かれるメニューですね!


もちろんお土産屋さんも充実しています。
『二十四の瞳』のオリジナルグッズや小豆島のオリーブ製品、生素麺など名産品を取りそろえたお店からまんじゅう屋やアンティークショップ、石を取り扱ったお土産屋もあります。
見どころ満載で1日中楽しめる二十四の瞳映画村は、小豆島の観光スポットの中でも特におすすめしたい施設です。

基本情報

営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休
住所:香川県小豆郡小豆島町田浦甲931
アクセス:草壁港から車で約20分
予算(入場料など):大人(中学生以上) 790円、小学生380円 ※団体割引あり

小瀬石鎚神社へのアクセス

公共交通機関で行く場合

小豆島オリーブバス西浦線で土庄港から小瀬まで 小瀬バス停から徒歩1時間弱

車で行く場合

県道254号線を案内看板に従って小瀬石鎚神社駐車場まで

小瀬石鎚神社の基本情報

名称

小瀬石鎚神社

読み方

こせいしづちじんじゃ

まとめ

重岩が小豆島観光協会の公式サイトで癒しの観光コースとして紹介されている理由がお分かりいただけたかと思います。
パワースポット&絶景スポットとして注目されている小瀬石鎚神社の重岩の魅力をぜひ一度体感してみてはいかがでしょうか。

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