12月に京都観光する方へおすすめの観光スポットはココ!~限定イベント情報満載~
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_26105ag2130012063/photo/?screenId=OUW3701
12月の京都観光は人混みで溢れることが少ないため、ゆったり観光したいという方におすすめ!あまり知られていませんが、11月の下旬から12月の初旬まで少し遅く見頃を迎える紅葉スポットが多く存在します。
京都の観光に詳しい筆者が、12月だからこそ足を運びたい名所や、穴場、イベント情報をお伝えします。観光において重要な交通情報や周辺の名スポットなどもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
12月の京都の気温とおすすめの服装
12月の京都の平均気温は7℃と肌寒く感じる日が多いため、しっかりとした防寒対策が必要となります。
初旬と下旬では気温や天候に変化がありますので、あなたが京都へ足を運ぶ際の服装や、準備したい持ち物を事前にチェックしておきましょう!
12月初旬(平均気温)おすすめの服装
12月初旬の平均気温は10℃前後であるため、長袖1~2枚では肌寒く感じる方も多いかと思います。
最高気温も、例年12℃程度までしか上がりませんので少し厚めのジャンパーやヒートテックなどを準備したいですね。
注意したいのが、朝晩の冷え込み!12月初旬の最低気温は5℃程度と真冬並みの寒さなります。
夜間の紅葉のライトアップを見たい方や、朝早く散歩をしたい方など外出される際はジャンパー以外に「ホッカイロ」や「もこもこの靴下」などの準備があると便利です。
12月下旬の気温(平均気温)おすすめの服装
12月下旬ともなると「初雪」を観測することもあり、平均気温、最低気温ともに初旬と比較して低くなります。
朝晩は冷え込み、3℃程度となる日もありますので風邪を引いてせっかくの観光を台無しにしないよう、防寒対策をしてください。
特に、冷え性の方は指先や足先が冷えないように厚手の手袋、靴下を必ず持参しましょう。
室内から出る際の寒暖差に十分に注意して観光をお楽しみください。
12月に足を運びたい観光名所を紹介!~名所からイチオシの穴場まで~
12月の京都ではイベントが盛りだくさん!
紅葉のライトアップや秋限定で公開される国宝や重要文化財などの見て楽しむものから、お祭りに参加して旬の野菜を食べることができる行事など幅広く行われています。
雑誌やテレビなどでも良く取り上げられている名所から、あまり知られていないイチオシの穴場までご紹介します。
嵐山 花灯路(はなとうろ)
出所:http://www.hanatouro.jp/arashiyama/
観光、紅葉の名所として知られている嵐山では、12月中旬に花灯路が行われます。
京都の街を「灯り」と「花」で彩り、ライトアップされた道のことを花灯路いい、海外の観光客も多くいらっしゃいます。
ライトアップにより、より一層魅力が増す「渡月橋」もぜひ見てみてください!
17:00~23:00と気温が下がる時間帯に開催されますので、ジャンパーを持参する、着ていくなど防寒対策が必須です。
【アクセス】JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅
【開催期間】12月13日~22日
【 料金 】無料
【公式サイト】http://www.hanatouro.jp/arashiyama/
大徳寺 秋季特別公開
出所:https://www.jalan.net/event/evt_226786/
大徳寺は国宝に指定されている「方丈」や「唐門」があることで有名なお寺です。
秋のシーズンには「真珠庵」が一般公開され、寺宝である襖絵や芸術作品を鑑賞することができます。
12月は観光客がそれほど多くないので、ゆったりとお楽しみいただけます。芸術や絵画が好きという方には特におすすめのスポットです。
【アクセス】JR嵯峨野線「二条駅」から市バス「大徳寺前」から徒歩5分
【開催期間】9月初旬から12月中旬
【 料金 】 大人1,200円、中高生600円
相国寺 秋の特別公開
出所:https://www.shokoku-ji.jp/gallery/
相国寺は、臨済宗相国寺派の大本山で、豊臣秀頼の寄進によって再建されました。
毎年秋限定で公開される「本堂」、「方丈」は古くから多くの観光客が集う人気のスポットとなっています。
法堂の中央で手を叩くと龍が鳴いているように聞こえる「蟠龍図」が魅力の1つですので、足を運んだ際はぜひ、お試しください。
【アクセス】市バス 今出川駅より徒歩約5分
【開催期間】9月下旬から12月中旬
【 料金 】 800円
【公式サイト】https://www.shokoku-ji.jp/
美山かやぶきの里 一斉放水
出所:https://kyotomiyama.jp/event/kayabuki-water-discharge
現在でも「かやぶき屋根の民家」が多いことと知られている美山周辺は、紅葉を眺めることができる名所としても紹介されています。
毎年、春と秋(12月1日)には、防災点検として一斉放水が行われるのですが、紅葉と「かやぶき屋根」に吹きかかる水が実に綺麗で幻想的であると評判を呼び、多くの方が訪れるようになりました。
当日、近くで見たいという方は濡れる可能性がありますので、カメラや携帯電話での撮影には十分に注意してくださいね!
【アクセス】JR日吉駅から南丹市営バス
【開催日時】12月1日
【 料金 】無料
【公式サイト】http://www.kayabukinosato.com/
宝厳院 秋の特別公開
出所:https://www.jalan.net/gourmet/grm_alikejpB001178229/photo/?screenId=OUW3701
宝厳院では、毎年秋のシーズンとなると「獅子吼の庭」(シシクノニワ)が一般公開されることもあり、多くの観光客で賑わいます。
室町時代に嵐山の景観を模倣してつくられた庭園であるともされており、非常に趣があります。
また、12月の初旬に足を運ぶことで夜間の紅葉ライトアップを楽しむことができますので、時間の都合がつく方は、ぜひそちらもお楽しみください。
【アクセス】市バス28「嵐山天龍寺前」下車
【開催期間】10月初旬から12月中旬
【 料金 】500円
【公式サイト】http://www.hogonin.jp/
東福寺 看楓特別拝観(紅葉)
出所:http://www.tofukuji.jp/function/viewing_of_autumn_leaves.html
東福寺は、紅葉名所の1つである「通天橋」があることで有名なお寺で、秋のシーズンには多くの観光客が訪れます。
約2,000本にも及ぶ通天紅葉がお寺を包み込む姿は絶景そのもの。12月は混雑しないので、じっくりご堪能ください。
紅葉のほか、丁寧に区画整理された方丈の四方にある「本坊庭園」もぜひご覧ください。
【アクセス】東福寺より徒歩約10分
【開催期間】11月初旬から12月初旬
【 料金 】400円
【公式サイト】http://www.tofukuji.jp/
浄住寺 秋の特別公開
出所:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%84%E4%BD%8F%E5%AF%BA
高貴なお寺で、自然が豊かであるとして境内全体が「文化財環境保全地域」に指定されている浄住寺は、あまり知られていませんが紅葉スポットの1つです。
秋の特別公開では「本堂」と「方丈」が一般公開されますが、そこから眺める紅葉をぜひご覧ください!
紅葉の数は少ないものの、風情がありとても素敵ですよ!
【アクセス】阪急電鉄嵐山線 上桂駅より徒歩約10分
【開催期間】11月下旬から12月上旬まで
【 料金 】無料
【公式サイト】https://shojo.localinfo.jp/pages/115452/page_201509212131
北野天満宮 献茶祭
出所:https://www.jalan.net/event/evt_247770/
北野天満宮は、菅原道真を祀っていることもあり、学問の神様として多くの観光客が訪れる京都の名所スポット。
毎年12月1日には11月のお祭りで奉納されたお茶を使用した「献茶祭」が開催されます。
京都の伝統の1つである「お茶」を楽しみたいという方は、ぜひ足を運んでみてください。
1日限定のイベントですので大変貴重です。
【アクセス】JR嵯峨野線「円町駅」から市バス「北野天満宮前」すぐ
【開催期間】12月1日 10:00~
【 料金 】拝服茶券5,000円
【公式サイト】http://kitanotenmangu.or.jp/index.php
地主神社 しまい大国祭
出所:https://www.jishujinja.or.jp/gyouji/#winter
地主神社は「縁結び」の神様として若い女性やカップルなどを中心に多くの観光客が訪れる京都の観光名所の1つ。
毎年12月に開催される「しまい大国祭」は、一年を締めくくる最後のお祭りで、翌年の開運や招運を祈願します。
参拝者は開運祈願の「こづち守り」が授与されますので、大切に保管してください。
【アクセス】市バス 清水道より徒歩約10分
【開催期間】12月6日 14:00~
【 料金 】 無料
【公式サイト】https://www.jishujinja.or.jp/gyouji/#winter
矢田寺 かぼちゃ供養
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000169253/photo/?screenId=OUW3701
矢田寺では、毎年12月23日に無病息災を祈願して「かぼちゃ供養」が行われます。
先着約1,000名様にカボチャの煮物を無料で提供しているため、参加をご希望の方早めに足を運ぶようにしてください。(毎年午後に足を運んでギリギリあるかないか位)
かぼちゃ供養前に、本堂にある死者の霊を冥土へおくるための「送り鐘」をついてくださいね。
【アクセス】京阪電鉄本線 三条駅より徒歩約5分
【開催日時】12月23日 10:00~
【 料金 】無料
了徳寺 厄落としの大根炊き
出所:https://www.ryoutokuji.or.jp/%E5%A0%B1%E6%81%A9%E8%AC%9B-%E5%A4%A7%E6%A0%B9%E7%84%9A-%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
大根炊きは、毎年12月に行われるイベントの1つで、中風予防や厄払いを祈願して行われます。
参拝した方にサービスで提供していますが、数に限りがありますので、可能な限り早い時間に足を運ぶのがおすすめ!
了徳寺以外でも京都各地のお寺で行われていますので、チェックしてみてください。
【アクセス】市バス 福王子より徒歩約15分
【開催日時】12月1日
【 料金 】大根志納券1,600円
【公式サイト】https://www.ryoutokuji.or.jp/
八坂神社 をけら詣り
出所:http://www.yasaka-jinja.or.jp/photo/okera.html
八坂神社では毎年大晦日に厄除けと無病息災を祈願して「をけら詣り」が開かれます。
境内のいたるところに設置された灯篭を吉兆縄と呼ばれる火縄に移し回しながら自宅へ持って帰るのが良いとされています。
大晦日の夕方ということもあり、多少混雑が予想されますが、毎年人混みで歩けないというほどではないので、十分に楽しめるかと思いますよ!
【アクセス】京阪電鉄本線 祇園四条駅より徒歩約5分
【開催日時】12月31日 15:00~
【 料金 】無料
【公式サイト】http://www.yasaka-jinja.or.jp/event/okera.html
除夜の鐘つき体験 清水寺
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_26105ag2130012063/photo/?screenId=OUW3701
世界遺産に登録されている「清水寺」では、毎年大晦日に「除夜の鐘つき」を体験することができます。
鐘つきは完全予約制となっており、整理券を現地で受け取る必要性があるため当日より早い段階(25日から配布スタート)で一度足を運び、入手しておくのが良いでしょう。
由緒あるお寺での鐘つきは、滅多に体験することができない大変貴重な機会です。宿泊先でゆっくりするのも良いですが、せっかく観光に行くのですから、いつもと違う大晦日を満喫してみたいですよね!
【アクセス】JR京都駅から市バスで15分
【開催日時】12月31日
【 料金 】大人400円、小中学生200円
【公式サイト】http://www.kiyomizudera.or.jp/
錦市場
出所:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%A6%E5%B8%82%E5%A0%B4/
京都観光でグルメ巡りをしたいという方、お土産を見たいという方におすすめなのが「錦市場」です。
約400年もの歴史を持ち、老店舗含め約130店舗が立ち並んでいます。地元の方が買い物として利用するだけでなく、観光客も足を運ぶことから「京都の台所」との別名も。
京都の味噌を使用した「田楽」や「牛すじ大根」など、寒い時期にぴったりなグルメも多数!
12月の寒い日にぜひ、足を運んでいただいて、お腹も心も満たされましょう。
【アクセス】市バス5系統四条高倉から徒歩で2分
【営業時間】店舗により異なる
【 料金 】特記なし
【公式サイト】http://www.kyoto-nishiki.or.jp/
六波羅蜜寺 かくれ念仏
出所:http://rokuhara.or.jp/event/
「かくれ念仏」とは口から阿弥陀を吐く「空也」のことを言い、近年に至るまで一般公開がされていなかったことからこのように名づけられました。
六波羅蜜寺では、寺宝である平清盛像や鎌倉時代の石仏なども見ることができますので、歴史が好きという方には特におすすめの観光スポットです。
家族連れだけでなくお一人での方も多いので、気軽に足を運べますね。アクセスも良く、周辺には他の観光スポットや飲食街が立ち並んでいますので、そちらにもお立ち寄りください。
【アクセス】JR京都駅から市バスで15分
【営業時間】8:00~17:00
【 料金 】 無料
【公式サイト】http://rokuhara.or.jp/
二尊院 紅葉
出所:http://nisonin.jp/photo
二尊院は「渡月橋」から徒歩15分ほどの場所にあり、紅葉の名所として知られています。
二尊院の参道は「紅葉の馬場」ともいわれるほど紅葉が綺麗なスポットで、12月の上旬であっても多くの観光客が訪れています。
紅葉シーズン限定で御朱印のデザインが「紅葉」になるので購入してみると良いでしょう。
また、ご本尊である「釈迦如来」、「阿弥陀如来」に参拝後、本堂にも足を運んでみてください。
【アクセス】JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩で15分
【見頃時期】11月下旬から12月上旬
【 料金 】500円
【公式サイト】http://nisonin.jp/
真如堂 紅葉
出所:https://shin-nyo-do.jp/
真如堂は京都の紅葉名所の1つであるほか「三十塔」や「本堂」も人気が高いです。
名所でありながら、他のスポットと比較して人の出入りが少ないので「ゆっくり紅葉を楽しみたい」という方におすすめ!庭園に落ちた葉もまた美しいので、見てみてください。
元々、尼寺であったことから「女性に対するご利益」が強いとされているお寺の1つでもありますので、女性の方は積極的に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【アクセス】市バス 真如堂前より徒歩約8分
【見頃期間】11月下旬から12月上旬
【 料金 】無料
【公式サイト】https://shin-nyo-do.jp/
京都御苑の紅葉
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000185737/photo/?screenId=OUW3701
京都御苑は、広大な敷地内で史跡や邸跡をお楽しみいただける、京都を代表する観光スポットの1つ。
秋のシーズンには紅葉が見頃を迎え、多くの観光客が集いますが敷地面積が広いこともあり、一度に全ての場所に目を通すのは難しいと思います。
敷地内に休憩所やイスが設置されていますので、そちらで休みながら眺めるのも良いですね。
撮影ポイントが多くありますので、カメラを持参するとより満喫できます。
【アクセス】市営地下鉄烏丸線「今出川駅」より徒歩すぐ
【見頃期間】11月下旬から12月中旬
【 料金 】無料
【公式サイト】https://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/
京都府立植物園 紅葉
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_26103cc3310040102/photo/?screenId=OUW3701
京都府立植物園は、約12万本もの四季折々の花が綺麗に咲き誇るとして有名な観光スポット。
気候や天候に左右されますが、12月上旬までは見頃であるため、紅葉を一目見たいという方は、ぜひ足を運んでみてください。
広大な敷地全体を埋め尽くす紅葉は圧巻です!
日没後から20時まではライトアップも行っており、混雑しますので、日没前からの入園がおすすめです。
【アクセス】京都駅から地下鉄烏丸線
【見頃時期】11月下旬から12月上旬
【 料金 】一般200円、高校生150円
【公式サイト】http://www.pref.kyoto.jp/plant/
清水寺 紅葉
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_26105ag2130012063/photo/?screenId=OUW3701
清水寺の紅葉は、観光マニアが「唯一無二の絶景」と称賛するほど美しく、特に夜間のライトアップは、時を忘れるほどの趣があります。
ただ、清水寺には「仁王門」や「三重塔」など名所が多数ありますので、午後から入ってゆっくり観光し、紅葉のライトアップを見るという形が最もおすすめです。
撮影用のカメラ、ライトアップを見る方は防寒着を忘れずに持参してくださいね!
【アクセス】市バス 清水道より徒歩約10分
【見頃期間】11月下旬から12月初旬
【 料金 】大人400円、小中学生200円
【公式サイト】http://www.kiyomizudera.or.jp/
まとめ
12月の京都観光におすすめのスポットをご紹介しました。
筆者の主張をまとめます。
・12月の京都は、特に朝晩の冷え込みに注意が必要!防寒対策をしっかりとしよう
・紅葉の見所はまだまだたくさん!ライトアップをしている場所や穴場へ足を運ぼう
・12月の京都観光は、比較的人が少ないためゆったりできる点が魅力!お一人でも十分に楽しむことが可能
上記を踏まえて、京都観光を満喫してください!
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