10月に京都観光する方必見!~夜間ライトアップや秋限定のイベントまで~
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10月といえば暑さも落ち着き過ごしやすく、観光にも適している時期ですよね。京都でも秋のイベントや寺院のライトアップなど観光したい名所が多く、どこに足を運べばよいのか迷ってしまう方も多いはず。
雑誌やネット情報を見てみても「おすすめポイント」が中心となり、時間の使い方や周辺の観光名所、穴場などの本当に欲しい情報がないということも多いです。
京都を知り尽くした筆者が、10月の観光だからこそ足を運びたいスポットや混雑状況、周辺のおすすめ名所や穴場まで詳しく解説!観光を快適に、より楽しいものにしましょう。
10月の京都の気温とおすすめの服装
10月の京都の平均気温は20℃程度であるため、少し肌寒く感じる方も多くなります。ただ、日中は30℃を超えることや朝晩は10℃近くまで気温が下がるなど寒暖差が激しいシーズンであるため、対策が必要です。
10月の初旬と下旬では気温に変化がありますので、あなたが観光する日にちに合わせた服装を事前にチェックしておきましょう。
観光名所を探すことに意識が集中してしまいがちですが、せっかくの観光で体調を崩してしまっては満喫することができませんよね。
10月初旬(平均気温)おすすめの服装
10月初旬の平均気温は23~24℃で、日中は半袖、半ズボンで対応可能な日が多いです。ただ、他の季節に比べ過ごしやすくなった10月のイベントは夜に集中していることも少なくないため、冷え込みます。
そのため、カーディガンや長袖のシャツをあらかじめ持っておくと便利です。冷え性の方は、重ね履きできる温感のある靴下なども持っておくと重宝しますよ。
10月に入ると台風も落ち着きますので、急な雷雨などの心配も少ないですが、万一に備えて折りたたみ傘は持っておきましょう!
10月下旬の気温(平均気温)おすすめの服装
10月下旬ともなると、夏の暑さがやわらぎ、1日を通して肌寒く感じる日が増えるため、長袖、長ズボン、ロングスカートなどで対策をしましょう。
特に、暖かい室内から外へ出る際は少し暑いと感じる程度の服装で出る位が丁度良いかと思います。夜になるとすっかり冷え込み、標高が高い場所であれば10℃を下回ります。
ホットドリンクを飲む、重ね着、重ね履きをするなど対策をしてください。
10月の京都観光におすすめのスポット20選!
ここからは10月だからこそ足を運びたいスポット20選をご紹介します。世界遺産や文化遺産を見てまわりながら限定イベントに参加することができれば、より一層観光を楽しむことができますよね?
観光は、時間が限られていますので時間を有意義に活用して足を運びたい場所に行ける様、まわり方を工夫してください。
電車やバスでの移動を検討されている方は、事前にアクセス情報や利用する公共交通機関の時間を調べておくとスムーズですよ!
高台寺 秋の特別拝観 ライトアップ
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高台寺は、豊臣秀吉と妻の「ねね」が創建したお寺で『臥龍池』と『臥龍廊』が大変趣があると観光客から高い支持を得ています。
毎年10月下旬の日没後にライトアップされ高台寺と周辺の木々を照らします。紅葉が始まっていれば、夜の紅葉観賞会ともなり大変魅力的!
幻想的な雰囲気に包まれ癒されること間違いなしですね。駅からのアクセスも良いので気軽に楽しむことができます。
【アクセス】京阪電鉄本線 清水五条駅より徒歩約12分・祇園四条駅より徒歩約12分
【開催期間】10月下旬より開始予定
【 料金 】600円
【公式サイト】https://www.kodaiji.com/chakai.html
北野天満宮 夜の特別拝観
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北野天満宮では、毎年10月下旬頃から秋の花「もみじ」をライトアップする「もみじ苑」が公開されます。
日没後から行われますが、他のスポットと比較するとあまり混雑しないので、比較的ゆっくり楽しむことができると思いますよ!
また、1,000円の中にはお菓子とお茶代も含まれており、つまみにしながら紅葉を楽しむことができるので、とても快適です。
【アクセス】京福電車白梅町駅より徒歩5分
【営業時間】10月下旬より 9:00~20:00
【 料金 】 大人1,000円、子ども500円
【公式サイト】http://kitanotenmangu.or.jp/index.php
青蓮院 秋の夜間拝観
出所:http://www.shorenin.com/night/index.html
青蓮院は、天台宗の寺院で皇族が住職を務めてきた格式が高く国宝『青不動』があることで知られています。
秋の夜間拝観では、1,000個以上にもなる照明が寺院と木々をライトアップするなど大変魅力的!
遠くから毎年訪れているというリピーターも多く、口コミでも大人気です。
駅からのアクセスも良く、周辺には喫茶点店や飲食街が立ち並んでいるので、ライトアップを見た後に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【アクセス】地下鉄東西線 東山駅より徒歩5分
【開催期間】10月25日~12月初旬
【 料金 】大人500円、中高生400円、小学生200円
【公式サイト】http://www.shorenin.com/
銀閣寺 秋の特別公開
photo by @fumiouno
銀閣寺は、ユネスコ世界文化遺産にも登録された京都を代表するお寺の1つ。本堂はもちろん、阿弥陀如来像や足利義政を安置している東求堂も観光スポットとなっています。
銀閣寺の特別公開では、「東求堂」や義政が書籍として使用した「同仁斎」が限定公開されます。
歴史が好きという方もそうでない方も、この時期に観光に行くのであれば、ぜひご覧ください。
【アクセス】京阪電鉄鴨東線 出町柳駅より徒歩約30分
【開催期間】10月1日~12月初旬
【 料金 】大人1,000円、高校生以上500円、小中学生300円
【公式サイト】http://www.shokoku-ji.jp/g_about.html
仁和寺 霊宝館秋季名宝展
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世界遺産に登録されている格式高い仁和寺は、桜や紅葉の名所として知られていますが、寺宝や国宝、重要文化財が公開される霊宝館にも目を向けたいところ!
公開期間中しか見ることのできない絵画や書跡も多くあるので、この機会にぜひお立ち寄りください。
周辺には「石庭」の美しさで有名な龍安寺や定番の観光スポット「渡月橋」など名所が多くありますので、時間の許す限りお楽しみください!
【アクセス】 嵯峨野線 花園駅より徒歩5分
【開催期間】10月1日~11月下旬
【 料金 】大人500円、中高生300円
【公式サイト】http://www.ninnaji.jp/
聖護院 秋の特別公開
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聖護院の特別公開では、障壁画100余りと書院、本堂などが一般公開されます。
中でも書籍は後水尾天皇が女院のために創建したとされており重要文化財にも指定されているため、大変人気が高いのですが、写真撮影が禁止されている点が残念ですね。
御朱印は、法累貝と呼ばれる魔除けや動物除けなどに効果を発揮すると言い伝えられている貴重な押印で、参拝するといただけるので持っておくと良いでしょう。
京都駅からは少し離れるものの、周辺には飲食店があちこちにありますので、立地は良いといえます。
【アクセス】京都駅より市バス206号で熊野神社前下車 160メートル
【開催期間】9月中旬から11月下旬
【 料金 】800円
【公式サイト】https://www.shogoin.or.jp/
相国寺 秋の特別拝観
出所:https://www.shokoku-ji.jp/gallery/
相国寺は、法堂で手を叩くと天井に反響し音が鳴る「鳴き龍」があることで有名ですが、実は春と秋の特別公開の時期に限定されるもので、通常は一般公開されていません。
その他「開山堂」、「方丈」などが公開されるので、気になるという方は足を運んでみてください。
観光スポットの中では比較的空いている方なので、ゆっくり拝観できるかと思います。
【アクセス】市バス 今出川駅より徒歩約5分
【開催期間】9月下旬~12月中旬
【 料金 】800円
【公式サイト】https://www.shokoku-ji.jp/
長岡天満宮 例祭
出所:https://nagaokatenmangu.or.jp/?page_id=33
長岡天満宮は、別名「天神さん」とも呼ばれており、菅原道真を祀っていることと学問の神様として知られています。
例祭とは、祭祀の中で最も重要とされている日に行われる催しのことをいい、菅原道真の命日ともされている。
当日は修祓(しゅばつ)や祝詞奏上(のりとそうじょう)などが行われますので関心のある方は足を運んでみてください。もちろん、お参りや自然を見に行くというだけでも十分に楽しむことができますよ。
【アクセス】阪急電鉄京都線 長岡天神駅より徒歩約10分
【開催日時】10月9日 11:00~
【 料金 】無料
【公式サイト】https://nagaokatenmangu.or.jp/?page_id=33
恩習会 祇園甲部
出所:http://miyako-odori.jp/onsyukai/
温習会(おんしゅうかい)は、京都の秋の風物詩として長年親しまれてきた舞妓や芸妓が稽古の成果を披露する場です。
毎年多くの観光客が訪れ、リピーターも多いことで有名でしたが、現在は耐震工事の影響で一時的に休館しています。
舞台の場所を変更して行う可能性もあるとのことですので、随時最新の情報を確認してください。
【アクセス】京阪電鉄鴨東線 神宮丸太町駅より徒歩約12分
【開催期間】10月3日~8日(要確認)
【 料金 】8,500円
【公式サイト】http://miyako-odori.jp/onsyukai/
宝厳院 秋の特別拝観
出所:https://www.jalan.net/gourmet/grm_alikejpB001178229/photo/?screenId=OUW3701
宝厳院の特別拝観では「獅子吼の庭」が一般公開、ライトアップされ、松や木々、寺院を優美に彩ります。
紅葉の見ごろは11月とされていますが、10月の下旬にみる紅葉もまた違った美しさがありますよ!
宝厳院は、区画が整理されていてとても歩きやすく、混雑もしないので紅葉をゆっくりと眺めやすいこととしても有名です。
【アクセス】JR「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩15分
【営業時間】10月上旬から12月初旬
【 料金 】500円
【公式サイト】http://www.hogonin.jp/
今宮神社 例大祭
出所:https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=10&ManageCode=2
今宮神社で毎年10月に行われる例大祭では、除厄や除災を祈願して菊酒を飲む行事や祝詞奏上などの神事が執り行われます。
1年を通して最も重要な神事であるため、前日の夜から人長舞(にんちょうまい)が奉納されるなど盛大に行われるので、関心のある方はお時間が許す方に参加されてみてはいかがでしょうか。
近隣には登録有形文化財に指定された「船岡温泉」や世界文化遺産に登録されている「鹿苑寺」(金閣寺)などもありますので、参考にしてください。
【アクセス】市バス 今宮神社前より徒歩すぐ
【営業時間】 10月9日 10:00~
【 料金 】無料
【公式サイト】http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/03/019/
西院春日神社 春日祭
出所:http://www.kasuga.or.jp/annual-event/kasugamatsuri/
春日祭は、1,200年前から行われていたとされているお祭りで無病息災と五穀豊穣を祈願します。
当日は、露店が立ち並びお祭りと観光客を盛り上げます。神輿の巡行などもありますので、関心のある方は足を運んでみてください!
混雑するイベントではないので、ゆっくりと楽しむことができるかと思います。ただ、周辺にあまり観光スポットがないので時間があまりないという方は、要検討です。
【アクセス】阪急電鉄京都線 西院駅より徒歩約3分
【営業時間】10月10,11日(要確認)
【 料金 】無料
【公式サイト】http://www.kasuga.or.jp/annual-event/kasugamatsuri/
粟田神社祭
出所:http://awatajinja.jp/
粟田神社は豪族「粟田氏」が氏神として祀ったのが起源とされていますが、明確にはされていません。
粟屋神社祭は「10月最大の祭礼」ともいわれるほど大規模なお祭りで、民の安全を祈願します。この祭典には毎年多くの観光客や地元の人々が集いますが、混雑というほどではありません。
今年の開催日はまだ発表されていませんが、例年、体育の日の前日に行われますので、詳細は追って確認してください。
【アクセス】地下鉄東西線 東山駅より徒歩約7分
【営業時間】10月10日~
【 料金 】無料
【公式サイト】http://awatajinja.jp/
白龍園 秋の特別拝観
出所:http://hakuryuen.com/
白龍園「秋の特別拝観」は、公開期間中、1日100名限定とされており紅葉の庭園を眺めることができます。
京都を知り尽くした者からは「絶景の極秘スポット」として賞賛されるほどですが、あまり知られてはいません。
事前予約などはできないので、当日の朝9時のチケット販売に間に合うように並び入手するのが最善の手段となります。
他のスポットと比較しても広大な敷地の中で少人数で楽しむことのできる紅葉では最も魅力のある場所であると思いますので、堪能してください。
【アクセス】市バス 二ノ瀬駅より徒歩約7分
【開催期間】要確認
【 料金 】1,300円
【公式サイト】http://hakuryuen.com/
宝永祭
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000185771/photo/?screenId=OUW3701
宝永祭は、午前と午後に分かれて行事が行われる京都を代表する神輿が地域を巡行するお祭りです。
午前中に神事が行われ、午後に東西南北の守護神が地域を巡行します。見所は祭だけではありません。京都市指定建造物に指定されている回廊や本殿もぜひご覧ください。
周辺には飲食街がありますので、そちらにも足を運んでみてくださいね。
【アクセス】市バス 六孫王神社前より徒歩約2分
【営業時間】10月10日
【 料金 】無料
【公式サイト】http://www.rokunomiya.ecnet.jp/003-gyoji.html/
去来祭
出所:http://www.rakushisha.jp/about/index.html
去来祭では、松尾芭蕉研究者による俳句会などが行われるため、俳句好きにはたまらないイベントですね。
去来祭の行われる落柿舎は日本文学の史跡として知られており、多くの観光客が訪れます。決して大きな場所ではなく、周辺にも目立った観光名所はないのですが、毎年訪れるという方もいらっしゃるそうです。
静かな場所で、ゆっくりと観光をしたいという方は、ぜひ足を運んでみてください。
【アクセス】市バス 嵯峨小学校前より徒歩約7分
【営業時間】 10月10日
【 料金 】無料
【公式サイト】http://www.rakushisha.jp/
新日吉神宮例大祭
出所:http://imahie.sakuraweb.com/reisai.html
新日吉神宮例大祭は、後白河天皇を合祀した日を記念して行われるお祭で、祝詞奏上などの神事が行われた後に御法楽が行われます。
あまり知られていないお祭りではありますが、1年で最も大切な例祭であることもあり派手に執り行われるので、迫力に圧倒されるでしょう。
例年、混雑はしないですが、朝早くから行われるので参加を希望される方は間に合うように電車やバスの時間を調べておいてくださいね。
【アクセス】東山七条(徒歩約7分)
【開催日時】10月16日 10:30~
【 料金 】無料
【公式サイト】http://imahie.sakuraweb.com/reisai.html
船岡大祭
出所:http://kenkun-jinja.org/photo_funaoka-taisai.html
建勲神社は、織田信長が足利義昭を擁し、京都で初めて入洛したこととして知られています。船岡大祭は、そのことを記念して行われる祭であり、火縄銃の演武などが披露され賑わいます。
お祭の中でも、歓声のあがるほど迫力のある船岡大祭には毎年訪れる方も多いのだとか。
駅からのアクセスも良く、周辺には喫茶店やお土産屋さんがありますので、ぜひお立ち寄りください。
【アクセス】市バス 建勲神社前より徒歩約3分
【開催日時】10月19日
【 料金 】無料
【公式サイト】http://kenkun-jinja.org/photo_funaoka-taisai.html
天門祭
出所:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E5%A4%A7%E5%B0%86%E8%BB%8D%E5%85%AB%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E7%A5%9E%E8%BC%BF.jpg
天門祭は、例祭であるため、1年のうちで最も重要なお祭りの1つで盛大にとり行われます。
前日に行われる宵祭では大蛇餅を奉納し、無病息災を祈願します。当日は女神輿やこども神輿が地域を巡行するなどイベント多数。
観光客からは「ワッショイ」の掛け声や拍手があがるほどのお祭りですので、興味のある方は足を運んでみてください。
【アクセス】嵐電鉄 北野白梅町駅より徒歩約7分
【開催日時】10月18日
【 料金 】無料
【公式サイト】http://www.daishogun.or.jp/matsuriyotei.html
長楽寺 秋季特別公開
出所:https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Ch%C5%8Draku-ji_(Kyoto)
長楽寺の秋季特別公開では、重要文化財に指定されている「一遍上人物」や「尊恵坐像」などが公開されますので、歴史の文化物に関心のある方におすすめ!
その他、最澄が自ら刻んだ「観世音菩薩」(かんぜおんぼさつ)なども人気の文化物ですので、ぜひご覧ください。
10月の時期は、お寺内の木々が風に揺らぶられる音を聞くことができますので、自然をゆっくり見たいという方にとっての穴場スポットでもありますよ!
【アクセス】市バス「祇園」下車、徒歩約10分
【開催期間】10月中旬~11月下旬
【 料金 】大人650円、小中学生300円
【公式サイト】http://www.age.ne.jp/x/chouraku/event/event.html
まとめ
10月に足を運びたい名所や限定公開スポット、穴場をご紹介しました。
ポイントをまとめます。
・10月あの観光は寒暖差に注意!羽織ることのできるものを必ず持参しよう
・秋の限定公開を行っている場所が多いので、期間中に足を運べる場所に赴き、お寺や神社をより楽しくまわろう
・電車やバスで移動される方は、事前に時間を調べておこう!
上記を踏まえて、10月の京都観光を満喫してください。
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