岡山県は歴史的な城跡が多く、カップルで訪れるデートスポットとしても魅力的です。岡山城や備中松山城といった有名な城から情緒あふれる吹屋ふるさと村や勝山町並み保存地区など、歴史を感じられるスポットが点在しています。この記事では、岡山県内の城巡りデートに特におすすめのスポットを4か所厳選してご紹介します。歴史を感じながら、特別な時間を過ごせること間違いなしです。

宇喜多秀家が豊臣秀吉に指導を受け、8年の歳月をかけて建立した黒塗りの天守閣が荘厳な城。建立後は小早川秀秋が代わって納め、城郭を拡大して後楽園を作るなど、周辺に城下街を作り上げていきました。天守閣は昭和20年に焼失後、昭和41年に再建され、今に至っています。二棟しか残っていない当時の建物の一つで重要文化財にもなっている月見櫓が見所です。二階の城内側は廻り縁側を設けて開け放してあり、その名のとおり月見にも適していたそうです。

【スポット】岡山城
【ふりがな】おかやまじょう
【　住所　】岡山県岡山市北区丸の内２丁目３−１
【アクセス】JR岡山駅から路面電車で約10分、城下駅下車徒歩約5分
【最寄り駅】城下駅
【営業時間】9:00～17:30（入場は17:00まで）
【　料金　】大人（15歳以上）300円、小人（5歳以上中学生以下）120円
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供している場合があります
【　画像　】http://www.jalan.net/

江戸時代に建築された天守が今も現存する「現存十二天守」の一つ。十二天守の中で最小規模であるものの、江戸時代に建造された天主や櫓など、歴史を伝える本物に触れることができます。また標高430mの臥牛山山頂にあり、冬季には「天空の城」として大人気の竹田城（兵庫）と同様に、雲海に浮かぶ姿が見られます。臥牛山頂上付近に建つ天守は、国の重要文化財にも指定され、現存天守を持つ山城としては、最も高い所にあります。かつては「難攻不落の名城」とも言われ、登城坂の周囲には、高さ10m以上の巨大で切り立った岩壁がそびえたっています。

【スポット】備中松山城
【ふりがな】びっちゅうまつやまじょう
【　住所　】岡山県高梁市内山下1
【アクセス】JR伯備線 備中高梁駅からバスで約10分、下車後徒歩約20分
【最寄り駅】備中高梁駅
【営業時間】9:00～17:30（4月～9月）、9:00～16:30（10月～3月）
【　料金　】大人500円、小人200円
【クーポン】公式サイトで割引クーポンを提供する場合があります
【　画像　】http://www.jalan.net/

出雲街道の要所として栄えた、勝山藩の城下町。酒蔵や土蔵、商家や武家屋敷が並ぶ江戸情緒を伝えるエリアです。民家や店舗の軒先には、趣向を凝らした草木染めの暖簾がかけられています。高瀬舟の発着場跡である川縁も風情があり、平成21年度には国土交通省による「美しいまちなみ大賞」を受賞し、地域づくりのモデルケースとしても全国的に有名になりました。また「男はつらいよ 寅次郎 紅の花」の撮影現場としても使用されています。

【スポット】勝山町並み保存地区
【ふりがな】かつやままちなみほぞんちく
【　住所　】岡山県真庭市勝山
【アクセス】JR姫新線　中国勝山駅　徒歩約10分
【最寄り駅】中国勝山駅
【営業時間】年中無休
【　料金　】無料
【クーポン】なし
【　画像　】http://www.jalan.net/

赤い石州瓦と漆喰壁で統一された街並みがフォトジェニックなスポット。江戸末期から明治にかけて、赤色顔料の「べんがら」産地として栄えた吹屋地区で、べんがらで財を成した旦那衆による当時の繁栄を物語ります。市街地を離れ、山の奥に現れる鮮やかな赤い街を歩くと秘境の隠れ里を探検する気分になれます。この区域は、重要伝統的建造物群保存地区に選定され、国の重要文化財に指定されている「旧片山家住宅」、国内最古の木造小学校「吹屋小学校」、明治時代の商家を改装した「吹屋ふるさと村郷土館」もあります。

【スポット】吹屋ふるさと村
【ふりがな】ふきやふるさとむら
【　住所　】岡山県高梁市成羽町吹屋
【アクセス】JR伯備線 備中高梁駅からバスで約1時間
【最寄り駅】備中高梁駅
【営業時間】年中無休
【　料金　】無料（施設によっては入場料が必要）
【クーポン】特定の施設で割引クーポンが利用可能
【　画像　】www.okayama-kanko.jp