モエレ沼公園

モエレ沼公園
photo by @massco.30
公園全体がアート空間のような公園。基本設計は世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチ氏が手がけ、広大な敷地内には、人工の山や噴水、大型遊具、ガラスのピラミッドなどスケールが大きくダイナミックなオブジェの数々があちこちに点在しています。 また、四季を通して楽しむこともでき、春は桜、秋は紅葉、冬はスキーやそり遊びができます。また、夏は海のない札幌の子どもたちのためにノグチ氏が贈った水遊び場・モエレビーチで遊べ魅力いっぱいのスポットです。 敷地内には、約2,300本のサクラが植樹されているサクラの森などもあり、春になると花見客が数多く訪れます。その中には、7つの遊具エリアがあり、イサム・ノグチがデザインしたカラフルな遊具は126基あり、子どもたちから大人気です。冒険心や好奇心を持ってチャレンジできる空間なのでお子様連れには特におすすめです。

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モエレ沼公園の基本情報


【 住所 】北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1

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公式ページ

季節と芸術が楽しめる場所、モエレ沼公園

モエレ沼公園の概要

北海道札幌市にあるモエレ沼公園は、20世紀を代表するといわれている世界的に有名な彫刻家、イサム・ノグチ氏が基本設計をした総合公園です。

公園全体をひとつの彫刻作品とするというコンセプトにより作られたもので、遊具や噴水のそばに山など、自然とアートがとてもきれいに融合された場所となっています。

もともとはゴミ処理場であった場所を公園にしたことや、公園内に建設されているガラスのピラミッドに雪を活用した冷房システムを導入していることから自然環境保全の点でも評価されている場所です。

水の彫刻と噴水ショー

この公園には直径4メートルもの大きな噴水があります。イサム・ノグチ氏設計の「水の彫刻」と呼ばれているこの公園の名物です。

冬季以外の毎日3~4回、ロングプログラムとショートプラグラムのショーがあり、ロングプログラムは40分間も迫力のあるストーリー性のある水のショーになっているので観光客にも人気があります。夜には噴水がライトアップされるので、光の水のロマンチックなショーは昼とはまた違った雰囲気を出しています。

ショートプログラムは15分程度ですが、どちらのプログラムも最大高さ25メートルまで吹き上がるので迫力は大変なものです。

4月末~10月中旬までの運転で、天候によってはショーの中止もあるので観光で行かれる際は時期と天候のチェックをしっかりしておいた方がいいでしょう。

デートスポットとしても人気ですが、小さなお子様も大興奮するような迫力満点のダイナミックな水の動きが楽しめるので、家族で見に行くのもおすすめです。

モエレ沼公園の遊具

お子様にもう一つ人気なのが遊具で、遊具のある場所は春になれば桜の名所にもなります。約2,300本も埋められた桜に囲まれるように遊具スペースが広がっており、大人は桜を楽しむことができますし、お子様は遊具で遊ぶことができます。

遊具の形もひとつひとつが芸術作品のようで、一見「どうやって遊ぶものなのか」と思えるような、好奇心を掻き立てられる遊具がたくさんあります。こうした正解のない自由な発想のできるもので遊ぶことで、創造力やひらめきを生み出す力を育てられるようにも思えます。

火山のような形をした大きな滑り台もあり、山の部分から登れるようになっているのでそこで昇り降りをするお子様もいたりと、一般的な滑り台よりも幅の広い遊び方が出来て楽しめますよ。

夏の間はモエレビーチというお子様のための水遊び場も解放されます。2,000平方メートルもの広い面積で、かなり浅めなので小さなお子様連れのご家族にも大変人気のある場所です。一番深い部分でも45cmとなっているので、保護者の視点でも安心して遊ばれることができます。

札幌は夏場かなり気温が高くなるので、いつも地元のお子様たちでにぎわっているスポットです。遊具で遊んだり水場で遊んだり、お子様も様々な遊びが出来て一日中いられる公園となっています。

モエレ沼公園でのアクティビティ

大変広大な土地なので、テニスコート、野球場、陸上競技場の3施設も敷地内に建設されており、近くの学校の学生たちが試合をしたり、個人でも1時間単位で借りることができるので友人たちとスポーツを楽しみに来る人もいます。

また、札幌は雪が多いので冬になれば公園内の山をソリで滑ったり、歩くスキーを楽しめるようコースも設置されています。

ソリやスキー以外に長靴などもレンタルできるので、防寒さえしっかりできていれば特に道具を持ち込む必要もありません。ソリで滑る山も、公園内に設置された低めのものとはいえ標高62mなので、滑ってみるとなかなかスピードが出る高さと傾斜なので、お子様も大人もかなり楽しめます。

イベントスペースも公園内に建設されており、屋外ステージは約20,000平方メートルという広い場所で、コンサートや演劇に使われています。

ここでは夏になると花火大会も開催されます。公園内の花火大会とはいえかなり大規模で迫力のある花火が50発ほど、音楽に合わせて打ち上げられるので、目と耳の両方で楽しめる立派なアミューズメントです。

露店もかなり多く出るため昼間から遊びに訪れて夜まで楽しめるので、時期を合わせて旅行に行くのもおすすめです。

小規模の屋外イベントスペースになると半球体の形をした反響板の壁のあるミュージックシエルという場所もあり、公園内の景観に自然に組み込まれているのでアート作品としても美しい会場です。

モエレ沼公園のガラスのピラミッド

屋内の施設になると、モエレ沼公園の象徴とも言われているガラスのピラミッド内でコンサートや展覧会などが行われています。アトリウムやスペースなどそれぞれ貸出しているため、そこで結婚式を行うカップルもいますよ。一面ガラスで太陽の光が差し込むため、ただ休憩するのに座っているだけでもとても気持ちのいい場所です。

ガラスのピラミッドの中にはレストランも入っているので、遊び疲れたらランチを楽しむこともできます。注意が必要なのは、ここのレストランは地元の食材を使ったフレンチのコース料理なので大人向けで、予約が必要です。約3,000円~7,000円ほどの料金で選べるコースで、牛肉やカレイなどの7品が出てくるためしっかりとした食事を楽しめます。

このレストラン以外にも、お持ち帰り用のショップもあります。ランチボックスやおにぎりセットなどがあるので、青空の下レジャーシートを敷いて家族やカップルでお昼を食べるのもいいですね。このメニューも地元の野菜やお魚の入ったものなので、観光で訪れた方にぜひ食べてもらいたいと思える商品です。夏にはソフトクリームも人気があり、買うまでに長い行列ができますがとても美味しいですよ。

モエレ沼公園へのアクセス

アクセスですが、車で向かう場合は地図やカーナビがあると便利です。住宅街の中にあるので、とてもわかりやすい場所にあるとは言えません。

バスや地下鉄などで向かう場合は公園のすぐ近くで降りられるので、地元の人でなければそちらの方が便利かもしれません。

もちろんタクシーでも行けますが、札幌駅から向かう場合バスでも約1,000円の料金がかかるので、金額は結構かかってしまう可能性が高くなります。

公式ホームページに各交通手段と停留所名など細かく記載されているので、しっかり調べてから向かかうことをおすすめします。

モエレ沼公園の体験記

私自身何度か訪れたことはありますが、デートでもファミリーでも何度でも来たいと思える場所でした。

モエレ山の山頂は展望台になっているので札幌市が一望できてとても景色がいいです。日暮れ時に行けば街の中もライトアップされ出すので、夕日と混じり合って昼間見るのとは全然違う景色が広がります。

お子様がいる人たちは山の下の広場で走り回ったりキャッチボールをしたり、水の広場や遊具で遊んだりとさまざまな場所で楽しむことができます。公園内は大変広いので、お散歩するだけでもかなりの時間を費やすことができますし、目的地がある場合はレンタルサイクルを利用すると移動も楽にできます。単純にサイクリングするのもおすすめです。特に桜の咲く季節は風に舞って桜の花びらが舞う中で自転車を走らせるととても気持ちが良いですよ。

地元以外の方が観光で訪れるには順位の低い場所かもしれません。芸術に興味のない方はあまり関心を持たないかもしれませんが、この公園はただ単に「芸術」や「自然保護」を目的としただけのものではなく、老若男女問わず、一年中様々な方法で楽しめる総合公園です。

札幌には行ったことはあるけどモエレ沼公園にはまだ行ったことがないといういう方にはぜひ一度訪れてほしいと思います。

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