鍋ヶ滝

鍋ヶ滝
photo by @pika1020
夏の避暑スポット「鍋ヶ滝」。お茶のCMロケ地になったことで有名になりました。滝の裏側に入ることができる珍しい滝です。

鍋ヶ滝
photo by @dajiecunshang

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鍋ヶ滝の基本情報


【 住所 】熊本県阿蘇郡小国町黒渕

鍋ヶ滝
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小国町ページ

幻想的な水のカーテンが堪能できる「鍋ヶ滝」の見どころ・アクセス情報まとめ

鍋ヶ滝について

鍋ヶ滝は、熊本県は阿蘇郡小国町という所にあります。

滝の落差自体は約10mと、そこまで高さはありません。

しかし、この滝は横幅が約20mもあり、更に何と、滝の裏側へと入る事ができるのです。

表からの景色は横に広い美しい滝、しかし裏からの景色はまるで水のカーテンがかかっているようで、とても幻想的です。

阿蘇のカルデラを作り出した何万年も前の巨大噴火により出来たとされる鍋ヶ滝は、今や知る人ぞ知る穴場スポットなのです。

あまりの美しさに「お〜いお茶」のCMの撮影場所として起用され、そこから鍋ヶ滝が知られるようになりました。

他では滅多に見る事のできない鍋ヶ滝の風景は、正に一生に一度は見ておきたい絶景です。

鍋ヶ滝の基本情報

営業時間

9時~17時まで(最終入園16時30分)

休園日

年末年始(12月28日~1月3日)

※大雨・洪水警報発令時等といった河川の増水状況等により、臨時休園となる場合あり

鍋ヶ滝の利用料金

高校生以上 200円

小・中学生 100円

小学生未満 無料

鍋ヶ滝へのアクセス方法

住所:熊本県阿蘇郡小国町黒渕

電車&バス&タクシーでのアクセス方法

鍋ヶ滝へ行くには、まず「JR豊肥本線阿蘇駅」まで行きましょう。

「JR豊肥本線阿蘇駅」から「産交バス杖立温泉行き」というバスに乗り、「ゆうステーションバス停」で下車します。

ここまで約1時間程、そして「ゆうステーションバス停」からタクシーで鍋ヶ滝までは約15分程です。

バス停から鍋ヶ滝まで徒歩で行こうと思っても、かなりの距離になりますし、山道は危険です。

体力の維持と安全の為に、タクシーでのアクセスをおすすめします。

タクシーは行きと帰りで予約をしておくといいでしょう。

「鍋ヶ滝まで」と伝えれば地元のタクシー運転手の方ならばすぐに判ってもらえます。

受付所の辺りに駐車場があるのでそこで停めてもらい、後はすぐそこの受付所で入園料を払って入ります。

下り道があるのでそこを5分程度歩けば、鍋ヶ滝に到着です。

車でのアクセス方法

「阿蘇くまもと空港」から「阿蘇」へ、そこから「国道212号線」を通り、「国道442号線」へ行きます。

小国町の「道の駅小国ゆうステーション」から「国道387号線」に入り、「坂本善三美術館」の看板を曲がると鍋ヶ滝の駐車場に到着します。

「道の駅小国ゆうステーション」から鍋ヶ滝の駐車場までは、車で約10分程です。

駐車場は整備されていて広めの作りになっているので、停めやすいです。

しかし春~秋にかけて、特にGW時期は大変混雑するので注意しましょう。

駐車場情報

駐車場あり

駐車可能台数48台 ※大型バスの乗り入れは不可

鍋ヶ滝の見どころ

表からの景色は夏と秋がおすすめ

鍋ヶ滝の周囲は緑が多く、春や初夏も爽やかで美しいのですが、表から見る滝の様子え一番のおすすめは梅雨の時期と秋の頃です。

梅雨の時期、雨が止んだ後は川の中に埋もれる岩々に綺麗な緑の苔が生えています。

その苔と鍋ヶ滝の滝の様子が相まって、とても美しいのです。

そして秋には周囲の木々が紅葉し、他の季節とは違った景色を堪能できます。

川の水面に紅葉の色が映っていて幻想的な風景が見れるでしょう。

しかし、梅雨は雨で川が増水している事があるので、注意してください。

裏見の滝も必見!

鍋ヶ滝の最大の魅力は「滝の裏へ入れる事」、通称「裏見の滝」を体験できる事でしょう。

滝の裏側は案外広く、まるでちょっとした洞窟のようです。

ここから滝の水が流れ落ちる様子を見ていると、まるで「水のカーテン」がそよいでいるようにも思えます。

晴れている日の午前には木々の間から鍋ヶ滝へと木漏れ日が差し込み、益々神秘的な雰囲気を醸し出します。

こんな風景は鍋ヶ滝でしか見る事ができないと思いますし、一生に一度は必ず見ておきたい風景です。

人の手が加わっていない、自然が造り出した風景を、是非堪能してください。

ライトアップあり

GW期間中は、鍋ヶ滝が裏側からライトアップされます。

通常の滝の様子とはまた違って、ライトが加わる事で更に幻想的な景色になるのです。

これも珍しい光景ですから、時間があれば是非一度は見てほしいです。

しかしライトアップを見ようと多くの人が集まりますから、混雑には要注意です。

特に駐車場はすぐに満車となってしまう上に、タクシーも出払っている事があります。

なるべく公共機関でアクセスし、タクシーは予約をしてから行きましょう。

金運上昇のパワースポット

鍋ヶ滝は実は金運上昇のパワースポットとしても有名です。

綺麗な景色を見ながら金運も上昇するなんて嬉しいですね、パワースポット好きの方にはおすすめです。

鍋ヶ滝での注意点

落石や転倒に注意

滝上部は固い岩盤や、滝裏の柔らかい地層があります。

滝の裏側に入る時や川の対岸に立ち入る場合、落石や転倒に注意しましょう。

滝の上へ登ったり、川の中へ入り過ぎる事も、思わぬ事故を招く事になるので要注意です。

熊本で地震が起きてからしばらくは、落石被害防止の為に滝の裏へ行く事を禁止されていました。

やっと規制が解除されたものの、まだまだ余震が起こる日があります。

ちょっとでも揺れを感じたら、すぐに滝の裏から出て、速やかに入口まで戻りましょう。

悪天候の日は行かない事

山の天気はとても変わりやすく、晴れていたと思ったら急に大雨や強風に煽られる場合があります。

ちょっとくらいの雨だからと油断していると落石、増水の被害に遭う恐れもあるのです。

天候が悪いと思ったら滝には近づかないようにしましょう。

小さい子供から目を離さない事

浅いと思って油断していると足を取られたりと、川は思っているよりも危険な場所です。

川の流れが緩やかだと思っていても、急に流れが強くなり、溺れてしまう可能性もあります。

特に小さいお子さんと一緒に行く時には、お子さんから絶対に目を離さないようにしてください。

スニーカーにリュック、軽装がおすすめ

鍋ヶ滝へは、受付を済ませた後におよそ5分程度下って行くと到着します。

整備されている坂道ですが、しかし滑りやすくなっているので、靴は歩きやすいスニーカーがおすすめです。

そして鞄は両手が空くリュックをおすすめします。

また、行きは下り坂ですが、帰りは急な上り坂になります。

なるべく軽装で行く方が疲れずに帰れます。

タオルや着替えはあった方が良い

鍋ヶ滝の裏側へ入った時に、水量が多い日だと水が跳ねて服が濡れる場合があります。

また、山の天候は崩れやすいので、急に通り雨が降る事もあるのです。

夏場でも濡れたままでは風邪を引きますから、タオルや着替えは持っておいて損はありません。

鍋ヶ滝周辺のおすすめスポット

道の駅小国 ゆうステーション

道の駅小国 ゆうステーションではお土産物を販売しています。

休憩場所もありますから、鍋ヶ滝で観光をした後にお土産物を買ったり、食事をするのにおすすめです。

営業日:2月1日~12月中旬 8:30~18:00/12月中旬~1月31日 8:30~17:30

ゆうすい自然の森

道の駅小国 ゆうステーションから車で約15分程の所には「ゆうすい自然の森」があります。

夏場には天然のウォータースライダーといった滝滑りが、秋には紅葉の絶景が楽しめます。

上流には高さ約15mものカッパ滝がありますし、休憩所として「喫茶ゆうすい」というお店もあります。

夏や秋に鍋ヶ滝へ行くならば、こちらもおすすめです。

営業日:通年営業 (冬季期間の1月~2月は不定休)

営業時間:9:00~17:00 (喫茶ゆうすい:10:00~17:00)

前原の一本桜

春に桜を見たいなら、「前原の一本桜」はどうでしょうか。

道の駅小国 ゆうステーションから車で約20分程の所には、それは見事な一本桜があります。

湧蓋山を見る事のできる、下城田原地区の牧場跡地にあり、周囲の景観と桜が非常に美しいのです。

私有地ですからあまり中まで立ち入る事は出来ませんが、雄大な山と目の前に広がる草木と桜の景色を引きで眺めましょう。

桜の見ごろには各地から写真を趣味している人も集まる程の、人気の場所です。

桜の写真をどこで撮ろうかと悩んでいる人にもおすすめですよ。

幻想的な風景「鍋ヶ滝」に癒されよう

滅多に見る事のできない水のカーテンの光景が楽しめる鍋ヶ滝へ出掛けましょう!

一生に一度は是非見てほしい景色です、大切な人との思い出にもどうぞ。

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