長崎新地中華街

長崎新地中華街
photo by @taka._.0909
横浜、神戸の中華街と並ぶ日本三大中華街。東西南北約250mの十字路になっている街には約40店舗が所狭しと並んでいて、中華料理はもちろんのこと長崎名物のちゃんぽんや皿うどんを出すお店があります。長崎新地は江戸時代に中国船からの積み荷を保管するための蔵を建てるために、唐人屋敷の前の海を埋め立てて新たに出来た場所ということから新地と呼ばれ、新地中華街は明治維新後に唐人屋敷や新地蔵所が廃止されたことから、在留中国人は新地に移り住んで長崎独自の中国人街が出来ました。おすすめはこの中華街の中にある「ちまき」です。味付け、弾力ともに絶妙なバランスで仕上がっており、一度食べるとやみつきになる事は間違いないでしょう。

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長崎新地中華街の基本情報


【スポット】長崎新地中華街
【ふりがな】ながさきしんちちゅうかがい
【 住所 】長崎市新地町
【アクセス】長崎電気軌道 新地中華街電停 徒歩すぐ
【最寄り駅】新地中華街電停
【営業時間】店舗により異なるが、一般的に10:00~22:00
【 料金 】無料(飲食や買い物は別途料金)
【クーポン】公式ウェブサイトや観光案内所で割引クーポンが提供されることがある

長崎新地中華街
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公式ページ

【初心者必見】長崎新地中華街で大人気のお店4選!迷ったらここへ行け!

長崎新地中華街ってどんな場所

横浜、神戸と並ぶ長崎新地中華街は江戸時代中期に中国からの貿易品の倉庫を建てるために、海を埋め立ててできた街です。
東西、南北あわせて約250mの十字路は、長崎市の姉妹都市である福建省の協力でできた石畳。現在、中華料理店や中国菓子、中国雑貨など約40店舗が軒を並べています。横浜、神戸に比べて規模は小さいですが、横浜、神戸とはまた違ったグルメが名物となっています。

長崎新地中華街の見どころ

創業60年を超える老舗「江山楼」

「江山楼」は長崎新地中華街でも有名な名店で、「江山楼」 の名物は皿うどんです。
「皿うどん」と言えば、長崎ちゃんぽんと並ぶ長崎県の二大麺ソウルフードです。パリパリに揚がった麺に、熱々トロトロの中華餡がかかったボリュームたっぷりのお料理は、古くから異国文化を取り入れてきた長崎県ならではのグルメです。皿うどんの麺は細麺を揚げたものと、太めのちゃんぽん麺を炒めたものの二種類があります。長崎新地中華街では、たくさんのお店が独自に研究した皿うどんを提供しています。具材の種類やダシの味など、そのお店ならではの皿うどんを楽しめますが、「江山楼」 の皿うどんは麺と中華餡の相性が抜群です。
また「特上ちゃんぽん」は中華を代表する「フカヒレ」や「肉団子」が入る、これぞ中華街のちゃんぽん!という一品です。
皿うどんやちゃんぽんだけでなく、「シュウマイ」「餃子」「棒棒鶏(バンバンジー)」「海老のマヨネーズソース炒め」などの様々な中華メニューが充実しています。大勢でお店を訪ねた際には、コース料理がお得です。

元祖角煮まんで有名な「岩崎本舗」

長崎新地中華街の食べ歩きの名物といえば「トンポーロー」です。
「トンポーロー」と言うとあまり聞き覚えのない料理名かもしれませんが、これは「中華風の豚の角煮」のことです。日本の豚の角煮と違うところは、八角などの中国の香辛料をたっぷりと使って、風味豊かに仕上げられているところです。豚バラ肉をトロトロな柔らかさになるまでじっくり煮込んだトンポーローは、何とも言えない絶品さ。少し噛んだだけでホロっと溶けてしまう魅惑の逸品です。そんなトロトロなトンポーロに、「パオ」と呼ばれるおまんじゅうに挟んで食べるスタイルは長崎が発祥地と言われています。
「岩崎本舗」では古くから新地中華街でトンポーロを販売しており、「もっと手軽に」「よりおいしく」と願い、“長崎角煮まんじゅう”の名で誕生させたました。角煮に適した豚肉を、日本はもとより世界各国から探しました。求める豚肉は、餌、水などが良い環境であること、衛生面や安全性に優れていること、 岩崎本舗専用の豚バラ肉を生産してくれること。そのすべてをかなえたのが、チリの〔アンデス高原豚〕でした。 化学調味料を使わず、丹念に、時間をかけて「だし」のうま味をしみこませ、その角煮をふわふわの皮に挟み込んでいます。

中華街にあるフルーツ大福やソフトクリームで有名な老舗双葉屋

和菓子とフルーツの組み合わせが面白い「大福」が人気のこちらのお店。「ソフトクリーム」はフルーツの美味しさがぎゅっと詰まっています。

双葉屋の名物といえば長崎特産のびわをソストクリームにした見た目もオレンジ色の「びわソフト」は口当たりもフルーティーであっさりしており、食べ歩きにぴったりの逸品です。
またもう一つの名物は見た目も可愛らしい大福です。フルーツ大福は季節に合わせ10数種類。「桃」「柿」「びわ」など、どのフルーツも新鮮なので、何個でも食べられます。

中華街の中にある老舗和菓子店ということで歴史を感じさせる和風な店構えです。食べ歩きのお供にもってこいの和菓子が店先で注文できます。
中華街なのでどうしても中華料理中心なお店が多いなか貴重なスイーツ中心で販売しているお店です。歩き疲れたときに、甘いものがひとつ欲しくなることってありませんか?そんな時はこちらで補給することをお勧めします。

中華街の老舗飯店で美味しい中華をいただく 会楽園

創業昭和2年の「会楽園」は長崎で名物とされている、ちゃんぽん・皿うどん・角煮まん・ハトシなどを独自に改良して人気を獲得してきました。そのため、地元の人が隠れた名店として観光客におすすめするほどのお店です。


スープの黄金比率として定着した「鶏がらスープ7・豚骨スープ3」の配合をはじめて編み出したのが「会楽園」です。今では長崎のスープのスタンダードですが、このスープが使われ出したときには斬新だったはず。昔から味に創意工夫を凝らして、今に至っている名店です。
長崎名物の細麺ぱりぱり皿うどんは”とろとろ”のあんに中華スープが効いていて、とても美味しいんです。このスープは豚骨スープ30%・鶏がらスープ70%をブレンドしたちゃんぽんと皿うどん専用のスープ。先代のご主人が味をこってりではなく日本人の好きな優しい味わいに近づけるよう改良されたそうです。
また長崎名物の「ハトシ(海老のすり身などを食パンで挟み揚げたもの)」は、長崎のご馳走に欠かすことができない逸品。実は長崎ちゃんぽんと並び、今では家庭でも作られるそうです。

基本情報

店名:会楽園
住所:長崎県長崎市新地町10-16
営業時間
11:00~15:30(ラストオーダー14:45) 17:00~21:00(ラストオーダー19:45)
電話:095-821-3735
定休日:不定休

アクセス

長崎駅から
◎タクシーで約4分
◎路面電車(1番系)で約8分、築町下車1分。

長崎新地中華街の基本情報

名称

長崎新地中華街

読み方

ながさきしんちちゅうかがい

営業時間

各施設による

定休日

各施設による

クーポン

各施設による

まとめ

今回は世界遺産と平和祈念の街、長崎から新地中華街をご紹介しました。ちゃんぽんやトンポーロなど他の中華街にはない、長崎ならではのグルメを満喫しつつ、歴史ある長崎の街並みを堪能するのはいかがでしょうか?

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