名古屋市科学館
名古屋市科学館の基本情報
【スポット】名古屋市科学館
【ふりがな】なごやしかがくかん
【 住所 】愛知県名古屋市中区栄2丁目17−1
【アクセス】地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」下車、5番出口から徒歩5分
【最寄り駅】伏見駅
【営業時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
【 料金 】大人400円、高校生以下無料
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンが提供される場合があります
名古屋市科学館
が含まれる観光マップ
科学が苦手でも大丈夫!「名古屋市科学館」は誰でも楽しめるエンターテインメント施設
「科学」と聞くとどんなイメージを抱くでしょうか。難しい?よくわからない?退屈?文系だから関係ない?
でも、名古屋にはそんな「科学」の世界が楽しめる場所があります。それが「名古屋市科学館」。
ここはちょっと敬遠しがちな科学をフィーチャーしたミュージアムです。
勉強になるというだけでなく、科学が苦手、興味がないという人でも十分楽しめる場所なんです!
名古屋市科学館とは?
名古屋市科学館は、愛知県名古屋市の白川公園に作られた科学のミュージアム。実は1962年に誕生した歴史のある場所です。
最初はプラネタリウムを中心とした施設でしたが、物理の原理や技術を紹介する「理工館」、生命と生活、環境をテーマにした「生命館」などが次々と追加され、現在では総合化学の博物館として大きな人気を集めています。
「みて、ふれて、たしかめて」をテーマに、全部で14あるフロアには、実際に自分の手で触ったり体験できる装置も多く、2011年のリニューアル以後はさらに人気が高まっています。
名古屋市科学館の基本情報
名古屋市科学館の開園時間は午前9:30から午後17:00。入館は閉館の一時間前です。
プラネタリウムの夜間投影などの場合はこの限りではありませんが、観覧券の発売は午後16:30で締め切られますので注意が必要です。
休館日は月曜日。祝日の場合は開館になり、翌平日が休館となります。毎月第三金曜日も休館となりますが、こちらも祝日の場合は第四金曜日が休館となります。
なお、臨時開館や臨時休館の場合もありますので、くわしくはホームページなどで確認しておくとよいでしょう。
そのほか、午前7:30分の段階で名古屋市内に暴風雪特別警報、暴風雪警報などが発表されているときには休館となることがあります。
観覧料は展示室のプラネタリウムのセットの場合、大人800円、高校生と大学生が500円、中学生以下は無料です。
展示室のみの場合には大人400円、高校生と大学生が500円です。なお、観覧料がお得になる前売り券や定期観覧券、市美術館常設展との共通観覧券なども販売されています。
名古屋市科学館へのアクセス
名古屋市科学館の最寄り駅は地下鉄東山線・鶴舞線の「伏見駅」。4・5番出口から南へ約5分です。
市バスの場合には「広小路伏見」停留所から徒歩約五分、名鉄バスの場合は「白川公園前」停留所から徒歩五分です。
車でのアクセスも可能ですが、科学館からは地球温暖化防止などの観点から公共交通機関の利用を勧めています。
名古屋市科学館の見どころ
名古屋市科学館は大きく分けると「天文館」「理工館」「生命館」「屋外展示」の四つのエリアに分かれています。
ここでは各エリアの見どころをご紹介していきましょう。
天文館
やはり名古屋市科学館の最大の見どころは何と言っても「天文館」のプラネタリウムです!
建物を外から見たとき、真っ先に目につく銀色の球形がプラネタリウムになっています。
非常に人気がある施設なので、週末や夏休みなどには昼前にチケットが売り切れてしまうこともあるのだとか。
絶対に見たいという人は、まず最初にプラネタリウムのチケットを入手しておきましょう。
プラネタリウム以外にも、人気展示があり、整理券は朝9:30から販売されるため、一日かけてしっかり見たいという人は、それより前に来館するのがおすすめです。
こちらのプラネタリウム「BrotherEarth(ブラザーアース)」の特徴はまずその大きさです。
ドームの内径が35メートルと世界最大の大きさで、ギネスにも認定されているとか。
さらに本物そっくりの星空を再現するために「ユニバーサリウムIX型プラネタリウム」(光学式プラネタリウム)と、現在だけでなく、未来や過去に地球から見える星空を再現することも可能です。
ドーム内のイスも後ろに背中が倒れるだけでなく、シート全体が左右に動くことで大きく星空を見渡すことができます。
そういった最新式の設備を備えつつ、こちらでは学芸員が生の解説を行うというクラシックな方式で、久しぶりにプラネタリウムを見る人でもきっと満足できるはず。
なお、プログラムは月替わりで変更となるので何度出かけても楽しむことができます。
夜18:30からは大人限定の「夜間投影」が行われるため、カップルでのデートにもぴったりです。
こちらは高校生以上の大人限定、事前の申し込みが必要となるため、行きたいという人はホームページをチェックしてみてください。
なお天文館ではプラネタリウムだけでなく、地球や月、太陽系、銀河系など宇宙に関する知識をわかりやすく展示した「宇宙のひろがり」や、天文学や望遠鏡についての展示を行う「天文学のあゆみ」のコーナーなどもあるので、プラネタリウムの前後などに観覧するといっそう楽しめそうです。
ここは大人のサロンをコンセプトに設計された場所ということで、照明も落ち着いたムードのある雰囲気。
壁面の映像を眺めるためのソファも配置されているので、ゆっくり過ごせる場所としてオススメです。
理工館エリア
理工館では物理の原理や技術を紹介しています。こちらでの人気の展示となっているのが「極寒ラボ」。
これはマイナス30℃という極寒の世界を体験できる展示。このレベルの温度を体験できる展示室は日本でも名古屋市科学館だけ。
南極気分が味わえるオーロラの全天周映像を楽しむこともできるので、ぜひ整理券をゲットしてみておきたい展示と言えるでしょう。
「極寒ラボ」のある理工館5階での隠れた人気の展示が「金属」。こちらにはセラミックスやアルミなど、細かい配合によって区分された金属素材が展示されています。
マニアックな展示でパンフレットにも乗っていないそうですが、隠れた人気を集めているとのことです。
4階にある「放電ラボ」も人気の展示のひとつ。こちらでは電気が放電される電気スパークの様子を観察することができます。
こちらはあまりにも迫力が強いため、油断して観察していると泣き出してしまう子どももいるほど。
設置されたコイルから放たれる火花の高さは4メートルに達するため、迫力のある展示を見たいという人にはおすすめです。
ほかにも理工館には高さ9メートルの竜巻を観察できる「竜巻ラボ」などもあり、どれも見逃せない展示が並んでいます。
生命館エリア
生命館は人体の仕組みやバイオテクノロジーなどを紹介するエリア。こちらでオススメの展示は4階にある「ゲノムの迷路」。
人間の身体を作っている遺伝情報を応用した迷路となっていて、楽しみながら「ゲノム」について学ぶことができます。
このほか、5階の生命ラボでは自分の手を動かしながら顕微鏡実験を体験することが可能。
科学に興味がなかった人でも楽しめる場所となっています。
屋外展示屋外エリア
で展示されているのは、国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の構造モデルや、純国産大型ロケットH2B、深海の調査を目的に作られた無人探査機ドルフィン3Kなどの大型の乗り物や施設など。
実際に目にするのは珍しいものばかりです。このほかにも、名古屋市科学館には「元素記号のロッカー」や「巨大フーコーの振り子」といった見逃せないスポットも多数。
また「ミュージアムショップ」にはデザイン性の高いグッズが揃っています。大人でも子どもでも朝から晩まで楽しめる「名古屋市科学館」。
名古屋観光のルートにぜひ組み入れたいスポットです。
※なお、世界最大級のプラネタリウムは、ネット予約しないと入れないこともあるので、事前に公式ページより予約しておくことをお勧めします。
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