自然が異次元に凄いニュージーランドから観光名所31選!
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Kia ora!これはマオリ語でこんにちはという意味なのですが、ニュージーランドの公用語は英語だけではないということをご存知でしたか?マオリ語はニュージーランドに古来から住んでいた先住民マオリの言語で、ラグビーでニュージーランド代表(オールブラックス)が演じていたハカもまたマオリの伝統なのです。
それはさておき、ラグビー以外でニュージーランドというと何をイメージされますでしょうか?映画だとロードオブザリングで名高いのではないでしょうか?後述しますがニュージーランドは確かにロードオブザリングのロケ地になっています。また、自然も素晴らしいだけあって絶景スポットに溢れています。
今回は絶景スポットを中心にニュージーランド各地から観光名所を31か所ピックアップしましたので紹介していきます!
1.スカイタワー
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日本にスカイツリーがあればニュージーランドにはスカイタワーありです!スカイタワーはニュージーランドのみならず南半球最高峰の建物で、ニュージーランドのシンボル的な建物でもあります。
内部にはレストラン、ホテル、カジノなどがあり、展望デッキからのバンジージャンプなどのスリル満点なアクティビティも充実しています。なお、展望台を含め、スカイタワーへの入場は有料で、現地通貨で32NZD(日本円で約2250円)払えば360度のパノラマ風景を楽しめます。
アクセス:ブリトマート駅より徒歩15分
営業時間:09:00~22:00(5月~10月)、08:30~22:30(11月~4月の日~木曜日)、
08:30~23:30(11月~4月の金・土曜日)
入場料:32NZD
公式サイト:https://skycityauckland.co.nz/sky-tower/
2.ホットウォータービーチ
出所:https://www.newzealand.com/jp/hot-water-beach/
オークランドから2時間30分ほどドライブしたところにホットウォータービーチはあります。名前の通り、このビーチはなんと熱い水、すなわち温泉が湧きます。とは言っても海水が温泉なのではなく、ビーチの砂を掘り返すと地下よりしみでた温泉が湧くというものです。
ただし、砂浜で温泉を満喫するには満潮時を避けて干潮時に行く必要があります。また、掘り返すにあたってスコップかショベルも必要ですがそちらについては近隣のカフェなどでレンタルすることができるということです。
アクセス:オークランドより車で2時間30分
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/hot-water-beach/
3.ミッションベイビーチ
出所:https://www.missionbay.co.nz/
ホットウォータービーチとは打って変わってオークランド市内から気軽にすぐにいけるビーチ、その名もミッションベイビーチになります。それはどれほどの近さかというとオークランド市内中心部からたったの6㎞ほどです。この距離感ですとレンタル自転車で快適に到着できる距離感です。
また、さすがに市内中心部から近いだけのことはあってか、ビーチ沿いにお洒落なカフェやレストランが一帯に並んでいるので食事に苦労することもありません。さらに近くの公園には無料で利用できるBBQ台も多く設置されているのでBBQだってできます!
アクセス:ブリトマート駅よりバスで20分前後
公式サイト:https://www.missionbay.co.nz/
4.ワンツリーヒル
出所:https://www.aucklandnz.com/visit/other/cornwall-park-information-centre-one-tree-hill
オークランドらしい風景はどこかという問いの答えはずばりワンツリーヒルという場所になります。元々は火山だったこの山ですが今では死火山となって火山活動はしておらず、オークランド屈指の風景スポットになっています。また、都会のど真ん中だというのに羊が放牧されており、そんな羊たちと記念撮影をすることもできます!
なお、元々は頂上に1本の松の大木が立っていたことからワンツリーヒルという名前の由来になったのですがその松の木は外来種であったこと、また、先住民から見れば白人支配の象徴と映ったので切り倒されました。今では次世代のワンツリーということで在来種が頂上で伸びています。
アクセス:グリーンレーン駅より徒歩15分
公式サイト:http://www.cornwallpark.co.nz/
5.スカイラインクイーンズタウン
出所:https://www.skyline.co.nz/en/queenstown/
オタゴ地方にクイーンズタウンという都市があり、中でもクイーンズタウンの代表的な名所として君臨しているのがスカイラインクイーンズタウンです。まずは市内からゴンドラを使ってボブズ・ピークの頂上まで登り、そこからクイーンズタウン一帯の景色を楽しむことができます。
頂上に着いたお楽しみは素晴らしい景色だけにとどまりません。他にスカイラインリュージュで下り坂を滑走するというスリル満点なアクティビティを楽しんだり、頂上のレストランで舌鼓を打つなど楽しみが豊富に詰まったところになります。
アクセス:ゴンドラの乗車場所は中心部より徒歩5分
営業時間:09:00~21:00(ゴンドラ)
10:00~20:00(スカイラインリュージュ)
入場料:44NZD(ゴンドラ)
公式サイト:https://www.skyline.co.nz/en/queenstown/
6.ホビット村
出所:https://www.newzealand.com/jp/feature/the-hobbit-trilogy-filming-locations/
ニュージーランドはロードオブザリングやホビットが撮影されただけではありません。監督自身もニュージーランド人です!それはさておき、ロケ地の中でも特に知名度が高いのが今回紹介するホビット村になります。厳密には北島のマタマタという町の郊外にあるアレキサンダー牧場の中にあり、今でも映画の世界観がそのままそっくり保存されています。
なお、牧場は私有地であるため、残念ながら個人で訪れることはできません。ただし、ツアーを利用すれば例外なのでホビットの映画の世界観を体感したい場合はあらかじめツアーを申し込むことにしましょう。
アクセス:オークランドより車で2時間
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/feature/the-hobbit-trilogy-filming-locations/
7.キウィ&バードライフパーク
出所:https://www.kiwibird.co.nz/
施設名にある「キウィ」はニュージーランド固有の鳥類の1種にして国鳥で、キウィ&バードライフパークではキウィを中心に在来の固有の鳥類(ミヤマオウム、ケレルという鳩など)を飼育、保護しています。また、鳥類にとどまらず、ムカシトカゲなどの爬虫類も飼育しています。
先ほどキウィはニュージーランドの国鳥であると述べましたが生息数が少ないことに加えて厳しく保護されているのでキウィに出会える機会は大変少ないと言っても過言ではありません。そのため、キウィ&バードライフパークはキウィに会うことのできる数少ない機会を提供している施設なのです。
アクセス:クイーンズタウン市内中心部より徒歩5分程度
営業時間:09:00~18:00
入場料:55~60NZD
公式サイト:https://www.kiwibird.co.nz/
8.テカポ湖
出所:https://www.newzealand.com/jp/lake-tekapo/
お待たせしました、これより絶景スポットを紹介していきます。まず始めはニュージーランドの絶景スポットで外すことができないテカポ湖です。テカポ湖は星空世界遺産とも呼ばれるほど極めて高い晴天率、澄んだ空気に恵まれた世界有数のスターゲイジングスポットのひとつになっており、さらに星空がきれいに見えるように近隣の村では灯りを極力抑えるという努力もされています。
また、テカポ湖の魅力は星空に留まらず、ミルキーブルーな湖面に湖岸に咲くルピナス、羊飼いの教会と星空以外でも十分に楽しめる場所です。なお、星空観賞についてはテカポ湖を見下ろすマウントジョン天文台から最も綺麗に見えますが夜間は原則立入ができないのでツアーをあらかじめ申し込む必要があります。
アクセス:クライストチャーチより車で3時間半
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/lake-tekapo/
9.ワイトモグローワーム洞窟
出所:https://www.waitomo.com/experiences/waitomo-glowworm-caves
1880年からすでにガイド付きのツアーが行われていた歴史ある観光名所にしてニュージーランドを代表する観光名所でもあります。この洞窟の特徴としては中に照明をつけたわけでもないのにある生物の営みによって光っているところです。そのある生物というのは洞窟に数千匹も棲むグローワーム、すなわちツチボタルという虫です。
この数千匹もいるツチボタルが発光することであたかも星空を見ているかのような体験をワイトモグローワーム洞窟で楽しむことができます。また、洞窟内ではツチボタルの光の他に鍾乳石にも注目です!
アクセス:オークランドより車で2時間半程度
営業時間:09:00~17:30
入場料:55NZD
公式サイト:https://www.waitomo.com/experiences/waitomo-glowworm-caves
10.フィヨルドランド国立公園
出所:https://www.newzealand.com/jp/feature/national-parks-fiordland/
ニュージーランドの絶景で欠かせないのは星空やツチボタルだけではありません、氷河の造ったフィヨルドもまたニュージーランドで欠かすことのできない絶景です。中でも南島の南西角にあるフィヨルドランド国立公園はニュージーランド最大の国立公園で、園内には鏡のようなミラー湖やフィヨルドそのものでいえばミルフォードサウンドやダウトフルサウンドなどのような名所が詰まっています。
また、フィヨルド内で崖から海に直接海に落ちる滝も多く、これもまた圧巻です。なお、園内でフィヨルドが占めているのは全体の1/3だけで、残りの2/3はブナなどの茂る原生林に覆われており、ハイキングルートも充実しています。
アクセス:最寄りの町はTe Anau
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/feature/national-parks-fiordland/
11.ウェストランド・タイ・ポウティニ国立公園
出所:https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/west-coast/places/westland-tai-poutini-national-park/
先ほど登場したフィヨルドランド国立公園は氷河によってできた地形でしたが今度登場するのはウェストランド・タイ・ポウティニ国立公園という、氷河そのものが有名な国立公園です。園内には主に2つの氷河があり、それぞれフランツ・ジョセフ氷河、フォックス氷河と呼ばれています。これらの2つの氷河は双子の氷河とも言われています。
また、氷河の移動速度も世界的に類を見ない速さで、なんと1日で最大4mも移動します。(参考までにタスマン氷河では1日6.5㎝の移動なので如何にこの氷河の移動が速いかお分かりかと思います)国立公園の魅力は氷河に留まらず、タスマン海に面する低地の森林や湿地帯は野鳥の宝庫になっており、バードウォッチングにももってこいな場所でもあります。
アクセス:クイーンズタウンとネルソンより長距離バスで10時間前後
公式サイト:https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/west-coast/places/westland-tai-poutini-national-park/
12.ワカティプ湖
出所:https://www.newzealand.com/jp/feature/lake-wakatipu/
淡水湖でありながら淡水湖らしからぬ現象がクイーンズタウンに面しているここワカティプ湖では起きます。それは本来なら海でおきる干満です。それも25分間隔で10㎝も移動しているのですがこれは今では地形に関係することが分かっています。
先住民伝説では湖底に巨人がいるのでこのような鼓動(干満)が起きると信じられた湖の両脇にはアーンスローン山など、高い山々が連なり、そんな絶景を旧式蒸気船TSSアーンスローン号でクルージングしながら楽しむことができます。また、グリーンストーン川とロッシー川が湖に流れ込むところは優良な釣りスポットになっているので釣り好きにも好評です。
アクセス:クイーンズタウン市内より出港
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/feature/lake-wakatipu/
13.アオラキ/マウントクック国立公園
出所:https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/canterbury/places/aoraki-mount-cook-national-park/
英名ではマウントクック、マオリ語ではアオラキと呼ばれる国立公園にはニュージーランド最高峰と最長の氷河があります。名前の由来ですが先住民の伝説では父なる空ㇻキヌイの息子が国立公園の名前にもなっているアオラキで、彼が海を渡ろうとしたところ、転覆し、そのカヌーに這い上がると冷たい風が石に変え、そのままサザンアルプスの山にしてしまったと伝わっています。
サザンアルプスの山々に加えて全長27㎞にも及ぶニュージーランド最長のタスマン氷河も見所で、他にもビギナー向けのトレッキングコースも充実しています。
アクセス:最寄りはマウントクック村、トワイゼル
公式サイト:https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/canterbury/places/aoraki-mount-cook-national-park/
14.アイランズ湾
出所:https://www.newzealand.com/jp/bay-of-islands/
これまで山が中心でしたがここからはしばらく海が主役になります。まず登場するのはアイランズ湾になります。湾内には100を超える島があり、年中穏やかな気候であることからリゾート地としての知名度が向上しています。
また、イルカに最も遭遇しやすい場所のひとつで、その確率はなんと90%という実績を持っています。これを利用してイルカウォッチングやドルフィンスイミングなども行われています。また、ここは歴史を知る上でも有意義な場所で、イギリスからの入植者と先住民との最初の衝突になった第1次マオリ戦争の戦場になった場所でもあるからです。
アクセス:オークランドより車で約3時間
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/bay-of-islands/
15.ケープレインガ
出所:https://www.newzealand.com/jp/cape-reinga/
ケープレインガはニュージーランドで立ち入ることのできる最北端の岬になります。実際の地理上の最北端はノースケープというところになるのですがそこは保護区になっているため、人が立ち入ることが原則として不可能です。名前に冠しているレインガとは先住民マオリの言語で「飛び立つ場所」という意味の言葉です。
マオリの人々は生涯を終えると斜面から映えているポフツカワの木に魂が降り立ち、その木の根を伝って先祖の故郷へと回帰すると信じられています。つまり、マオリの人々にとってここは最後の旅の起点になる聖地なのです。ここからはタスマン海と太平洋のぶつかる絶景も見ることができます。
アクセス:カイタイアから車で1時間半(ツアーバスも有り)
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/cape-reinga/
16.90マイルビーチ
出所:https://www.newzealand.com/jp/feature/ninety-mile-beach/
90マイルビーチはその名の通りとまではいきませんが64マイル(100㎞)にもわたる長さを誇る海岸で、アヒパラからケープレインガの方向へ向かって延々と続きます。このような長さの海岸はあたかも永遠に続くかのような眺めを味わえるのでニュージーランドのファーノース地域の観光名所になっています。
また、この海岸は公道も兼ねており、実際にバスやバンに乗って走るツアーが行われていますが普通のレンタカーではアクセスができないのでその点に注意しましょう。他に人気なアクティビティとして、海水浴、砂丘すべり、潮干狩りなどがあります。
アクセス:最寄りの町はアヒパラ、カイタイア
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/feature/ninety-mile-beach/
17.マウント・イーデン
出所:https://www.newzealand.com/jp/feature/coast-to-coast-walk/
今度は再びオークランド市内中心部に戻りましてマウント・イーデンになります。前半で登場したワンツリーヒルのようにオークランドの街並みを見渡すことのできるビュースポットになっており、ここもワンツリーヒルと同様にかつては火山でした。
今では死火山になっているこの山にあるすり鉢状のクレーターは中を散歩できるようになっており、その中腹にはイーデンガーデンがあります。また、ここにはかつてマオリのパと呼ばれる要塞もありました。
アクセス:ブリトマート駅よりマウントイーデンロードまでバスで移動し、そこから徒歩15分
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/feature/coast-to-coast-walk/
18.ワイオタプ・サーマル・ワンダーランド
出所:https://www.newzealand.com/jp/plan/business/wai-o-tapu-thermal-wonderland/
ニュージーランドの自然で欠かすことのできないものは山やフィヨルド、氷河、海だけではありません。ニュージーランドは温泉でも有名で、中でもとりわけワイオタプ・サーマル・ワンダーランドが有名です。
ここではシャンパン池や高温で煮え立っている泥、堆積物によって階段状にできたシンターテラスと呼ばれる地形、火山活動を感じさせる巨大噴火口、そして温泉成分によってできる色とりどりの池などと見所に詰まっています。
そして何よりも目玉になるのが高ければ20mも吹き上がるレディー・ノックス・ガイザーという間欠泉で、毎日午前10時に噴出することが多いです。
アクセス:ガイザーリンクシャトル、ワイオタプシャトルの利用が可能
営業時間:8:30~17:00(クリスマスに限り、11:00まで)
入場料:32.50NZD
公式サイト:https://www.waiotapu.co.nz/
19.タウポ湖
出所:https://www.newzealand.com/jp/taupo/
国内有数のレイクリゾート地にしてニュージーランド最大の湖でもあります。幅30㎞、長さは40㎞、表面積は625平方㎞とシンガポールの国土全体がほぼすっきり入るほどの規模です。この湖は火山活動によって形成されたことが分かっており、今では夏を中心に海水浴ならぬ湖水浴客でにぎわいます。
周辺には温泉も多く、特徴が日本では箱根が似ているので最寄の町タウポは箱根と姉妹都市協定を結んでいます。湖では湖水浴の他にカヤック、クルージング、パラセーリング、エビ釣りなどを楽しむことができ、後述するフカ滝も近いです。
アクセス:最寄りの町はタウポ
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/taupo/
20.フカ滝
出所:https://www.newzealand.com/jp/feature/huka-falls/
先ほど紹介したタウポ湖に近いところにあるのがフカ滝という絶景スポットになります。毎秒20万リットルもの水がながれる流量や流れ落ちるときの轟音がダイナミックなフカ滝ですがそれ以上に訪れた人々の目を釘付けにする特徴があります。それは流れ落ちている水の色がコバルトブルーであることです。
そのため、世界的に見ればとりわけ巨大というわけでもない滝であるフカ滝ですが世界的にこのような色をした滝はそう多くはないだけに多くの観光客が訪れる絶景スポットになっています。また、アクティビティでは滝まで接近できるジェットボート(フカジェット)が人気になっています。
アクセス:タウポより車で15分
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/feature/huka-falls/
21.トンガリロ国立公園
出所:https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/central-north-island/places/tongariro-national-park/
ニュージーランド最大の国立公園はフィヨルドランド国立公園でしたがニュージーランド最古の国立公園はというとここトンガリロ国立公園になります。この国立公園、実は世界自然遺産に加えて世界文化遺産にも指定されているのですが、なぜならここは先住民マオリにとって聖地だったからです。
国立公園内には名前の由来となったトンガリロ山を含め、3つの活火山があり、現在も活発に火山活動が営まれています。直近では2012年に噴火がありましたが噴火警報システムが充実しているので安心して火口湖を巡るトレッキングなどを楽しめるようになっています。
アクセス:ロトルアより車で2時間半
公式サイト:https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/central-north-island/places/tongariro-national-park/
22.タラナキ山
出所:https://www.newzealand.com/jp/taranaki/
英語名ではエッグモント山と呼ばれるタラナキ山はある山と形が似ているという特徴から日本人にはなじみやすい山です。その山とは富士山で、形状がとてもよく似ているので日本人の間ではニュージーランドの富士山とも呼ばれていますが標高は富士山より低く、3000mに達しません。
ニュージーランドで登山客が最も多い山としても知られている他、映画ラストサムライのロケ地としても知られています。各種トレッキングやハイキングコースも充実しており、ただ登頂するだけでなく、山を5日かけて一周するアラウンド・ザ・マウンテン・サーキットも人気です。
アクセス:最寄りの都市はニュープリマス
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/taranaki/
23.ワナカ湖
出所:https://www.newzealand.com/jp/lake-wanaka/
ニュージーランドで4番目に大きい湖にして南島の中で最も美しい湖として知られているのがワナカ湖になります。湖畔にあるワナカという町は風光明媚な景色などから湖水リゾート地としても知られ、ワナカを拠点にパドルや湖を見下ろす山々でのスキーなど、各種アクティビティを楽しむことができます。
また、ワナカ湖より流れるクルーサ川も風光明媚な風景スポットになっているのでそちらにも立ち寄りたいところです。クイーンズタウンからのアクセスも大変便利なのでクイーンズタウン観光の折にここまで足を伸ばすということも可能です。
アクセス:クイーンズタウンより車で1時間
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/lake-wanaka/
24.クライストチャーチ大聖堂
出所:https://www.cardboardcathedral.org.nz/
これまで自然を中心に紹介してきましたがここで一旦自然から離れ、キリスト教会を紹介します。英国から入ってきた入植民が築いたクライストチャーチ大聖堂は130年以上の歴史があり、完成までに大地震に見舞われながら40年かけてようやく完成したという波乱万丈な歴史をもっています。
しかし、2011年2月に再び大地震がクライストチャーチを直撃し、あえなく大破してしまう有様になってしまいました。あれから修復が決定したのが6年後の2017年で、その間にできた仮設聖堂を建築したのはなんと日本人でした!その仮設聖堂もまた本家の聖堂と共に今ではクライストチャーチ市内の観光名所のひとつとして定着するようになりました。
アクセス:バスインターチェンジより徒歩5分
公式サイト:https://www.cardboardcathedral.org.nz/
25.クライストチャーチゴンドラ
出所:https://www.christchurchattractions.nz/christchurch_gondola/
クライストチャーチ市内からリトルトンへ向かう途中にあるゴンドラ、クライストチャーチゴンドラはマウント・キャベンディッシュという標高400mの丘の頂上と山麓を結んでいます。山頂までは10分と短い旅になりますが頂上からの景色は素晴らしいと評判です。頂上からは360度のパノラマ景色を楽しめる他、カフェやレストランなどもあるので風景を楽しみながらの食事なども可能になっています。
また、ゴンドラに乗るだけでは物足りないというのであれば頂上の駅からハイキングコースも整備されているのでそれを利用することもできます。マウンテンバイクをゴンドラに持ち込む場合は追加料金が必要ですが山麓への帰路に山下りを楽しむこともできます。
アクセス:クライストチャーチ市内中心部より車で15分
営業時間:10:00~17:00
入場料:25NZD
公式サイト:https://www.christchurchattractions.nz/christchurch_gondola/
26.ハグレー公園
出所:https://ccc.govt.nz/parks-and-gardens/explore-parks/hagley-park-and-gardens/walking-tracks/hagley-park-walks/
クライストチャーチ市内にある公園、ハグレー公園は典型的な都会のオアシスのような公園のように思えますがこの公園は実は世界3番目の広さを誇る公立公園です。この公立公園ができたのは時間を遡って1855年、当時のカンタベリー州政府が整備したことで始まります。公園は庭園のようなつくりになっているので美しい遊歩道で癒しの時間を楽しむことができます。
園内にはジョギングや散歩をする地元住民が多く、地元気分を味わうにはおすすめな観光スポットです。また、ゴルフ場も園内に整備されており、それもなんと日本では考えられないような安い料金で楽しむことができるので観光の合間に気晴らしにゴルフをしたいという方にもおすすめなスポットです。
アクセス:クライストチャーチ大聖堂広場より徒歩15分
公式サイト:https://ccc.govt.nz/parks-and-gardens/explore-parks/hagley-park-and-gardens/walking-tracks/hagley-park-walks/
27.クライストチャーチ・アート・ギャラリー
出所:https://christchurchartgallery.org.nz/
クライストチャーチ市内にあるこの美術館はなんと南半球最大の美術館になります。ガラス張りのモダンなデザインが特徴の建物の美術館の中の1階には期間限定の企画展を、そして2階には常設展がそれぞれ展示されています。
現代アートはもちろん、初期入植民たちの貴重なコレクションを見ることもできるので歴史に興味がある人も楽しめる美術館になっています。また、無料でガイドをつけることもできます。美術館内には展示の他にもカフェなども充実しているので芸術鑑賞の後も引き続きゆっくりくつろぐことができるようになっています。
アクセス:バスインターチェンジより徒歩10分
営業時間:10:00~17:00
入場料:無料
公式サイト:https://christchurchartgallery.org.nz/
28.エイベル・タスマン国立公園
出所:https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/nelson-tasman/places/abel-tasman-national-park/
再び自然に戻りまして今度はニュージーランド最小の面積を持つ国立公園、エイベル・タスマン国立公園になります。しかし、ニュージーランド最小の国立公園とは言っても侮ることなかれ、夏季になると多くの観光客が訪れる観光名所です。この国立公園の特徴は美しい海、砂浜、そして森林を一度に楽しめるところです。
また、シーカヤックも人気なアクティビティで、日帰りだけでなく3~4泊のキャンプ及びトレッキングと組み合わせたものも人気です。名前の由来となったエイベル・タスマンという人物はヨーロッパ人で最初にニュージーランドを最初に発見したオランダ人の船長で、当時は発見したものの上陸はかないませんでした。
アクセス:ネルソンよりバスで1時間半
公式サイト:https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/nelson-tasman/places/abel-tasman-national-park/
29.クラウディベイワイナリー
出所:https://www.cloudybay.co.nz/
ニュージーランドは火山性の土地が多いことから優良なブドウが育つのに欠かせない水はけのいい土地に欠かすことはありません。そのため、今ではワインの名産地としての知名度も上がっており、そのニュージーランドのワイン産地の中にクラウディベイワイナリーというところがあります。
数あるニュージーランドのワイナリーの中で、最初にニュージーランドのワインを有名たらしめたのはクラウディベイワイナリーでした。このワイナリーではテイスティングやワイン畑のツアーなどのアクティビティも充実しており、ワイン好きにはおすすめな観光スポットです。
アクセス:ブレナムより車で10分
営業時間:10:00~16:00
公式サイト:https://www.cloudybay.co.nz/
30.マティウ・サムス島
出所:https://www.newzealand.com/jp/feature/matiusomes-island/
ニュージーランドの首都ウェリントンの目の前のウェリントン湾に浮かぶ小さな島、マティウ・サムス島は自然保護区であるのみならず先住民マオリ、初期のヨーロッパからの入植民、そして先住民と入植民の衝突までの全ての歴史が詰まったところでもあります。
マオリの時代はここは重要なパ(砦)が築かれ、以後は灯台が立ち、さらに検疫所になり、そして第2次大戦中には危険とみなされた外国人の収容所が立ったこの島では今でもその跡がはっきり残っているところをみて歴史を体感することができます。現在では森林の再生も進められ、ニュージーランド固有の生物も見ることができます。島内には40分で島を周れる遊歩道も整備されています。
アクセス:ウェリントン市内より出港
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/feature/matiusomes-island/
31.旧政府館
出所:https://www.newzealand.com/jp/feature/old-government-buildings/
ニュージーランド最大の木造建築物がここ旧政府館になります。大英帝国が最盛期の時代に自国の強大さと安定を内外に示すためにイタリアの石造宮殿を模して造られたかのようなこの建物はカウリというニュージーランド原産の木材の中で最高級の木をふんだんに使って建てられました。
1990年に老朽化によって政府館としての役目を終えると6年後の再オープンまでに使える限りの再利用できるカウリの木材を集めて修復されました。これは現在ではカウリが厳しく保護されているために新たに伐採して利用することができなくなっているためです。旧政府館は現在ではビクトリア大学の一部になっていますが建物の1階から2階にかけては自由に見学することができるようになっています。
アクセス:ウェリントン駅より徒歩5分
営業時間:9:00~16:30(平日)、10:00~15:00(土曜日)
入場料:無料
公式サイト:https://www.newzealand.com/jp/feature/old-government-buildings/
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回はニュージーランドの観光名所ということで31か所を厳選して紹介させていただきましたが素晴らしい自然の絶景スポットが盛りだくさんでした。しかし、ニュージーランドで凄いのは自然だけではないということも今回の紹介でお分かりいただけたのではないでしょうか?それではニュージーランドへ行かれる皆様につきましてはよい旅をお楽しみください!
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